ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

ILSA She Wolf Of The SS

2009-01-04 12:29:06 | 映画
実は昨年末、自分へのクリスマス・プレゼントとして『イルザ ナチ女収容所・悪魔の生体実験』のDVDを注文していた(笑)。

あまりの趣味の悪さにヨメはドン引きしていたが、DVDが届いたのが何と昨年の大晦日!

実はもう一つ別のソフトを輸入版で注文していたが(何を注文していたかはまた後日)、これも大晦日に届いたので嬉しくてパニックになった(笑)



僕のカルトDVDコレクションは更に充実、年明け早々からホンマにめでたい限りである。
しかし、年明けから実家巡り等で何かと多忙だったので、せっかくのソフトが観れないでいました。

が、昨日ウチに戻ってから深夜、ソフトを2本立てで観ると言う「ひとりグラインドハウス」を敢行した。

まず、『イルザ ナチ女収容所・悪魔の生体実験』から観る。

いや~本作の完成から30年以上の歳月が流れているが、本作の持つ衝撃とインパクトは全く色褪せていないのは凄い。

物語はいたってシンプル、タイトル通りナチの収容所の女所長イルザが、「実験」という名の元で鬼畜の如き拷問の限りを尽くす。



そのエグさと凄惨さと言ったら、とても30年以上も前の作品とは思えない生々しさだ。

更に、イルザは淫乱の色情狂であり、彼女を満足させる事が出来なかった男たちは、問答無用で金玉を切られて去勢されてしまう。
しかし、結果的にこのイルザの性癖が己の破滅を招く事になるが…詳細は観てのお楽しみ。



主演のイルザ役は、ブロンドで爆乳のダイアン・ソーン様。
生涯最大のハマり役を、全身全霊で鬼気迫る迫力で演じるダイアンには圧倒されてしまう。



とにかくエロ・グロ・アンモラルな描写が満載された低俗な作品であり、それ故に今も伝説のカルト映画の傑作として光り輝いているのだろう。

ラストに漂う、殺伐とした妙に乾いた空気は何とも言えない味を醸し出している。

とにかくエロ・グロ・アンモラル、そして低俗にして狂った悪趣味の極みの様な映画である。
しかし、コレが最高に面白いカルト映画の傑作である。

イルザ、時代を越えて生き続けるブロンドの鬼女である、劇中でも言われるが正にある意味「女神」だとも言える。

同時に届いた、日本の映画史に残る最凶のカルト映画の最高傑作については、また後日レビューしたいと思います。


「今は本物の男が欲しいのよ!」