ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

IN FLAMES/A SENSE OF PURPOSE

2008-03-30 17:43:24 | 音楽
注文していた、IN FLAMESの最新作『A Sense Of Purpose』がやっと届いた。

先に結論から言ってしまうが、コレは素晴らしい! 文句なしの傑作!!

前作の『Come Clarity』もバンドにとっての最高傑作かと思ったが、最新作はまた別の意味で「傑作」だと言える。

こういう言い方には語弊があるかもしれないが、この『A Sense Of~』でバンドが提示したサウンドは、もはや「メロ・デス」そして「デス・メタル」の範疇にあるモノではない。

コレはIN FLAMESらしい攻撃性やモダンさ、エクストリームさを残しながらも、よりメロディックな正統派HMだと言える。
もっとハッキリ言えば、今までで最も「ポップ」かつ「キャッチー」なサウンドである。

前作が自らが築き上げた「メロ・デス」とジャンルにあり、バンドにとっての最高傑作であった。
この最新作はそれを踏まえて、より幅広いリスナーとファンの獲得を狙った、未来を生きる「現在進行形」のメタル・バンドとして「傑作」だと言える。

中でも特筆すべきは、アンダース・フリーデンのVOの飛躍的な向上だろう。

前作リリース時、インタビューにおいて「叫んだり喚いたりするのは得意だし、何の問題も感じない。ただメロディーをしっかりと唄う事は、俺にはプレッシャーであり課題も多い」と語っていた。
先の「METALLION」のインタビューにおいて、アンダースは「最近のメタル・バンドにありがちな、スクリームしながら、コーラスだけクリーン・ヴォイスで唄うスタイルにはウンザリだ!」と吐き捨てた。
しかし、デス・メタル/メロ・デスのシーンにあって、デス・グロウとクリーン・ヴォイスの唄い分けスタイルを作り上げた張本人はアンダース自身でもある(笑)。

最新作を聴けば判るが、彼はスクリームやグロウというスタイルではなく、基本はシャウトしながらメロディアスに唄い上げる新たなスタイルを披露している(とは言え随所で「ヴォ~っ」や「ギャァーっ!」とスクリームは入れている:笑)。

アンダースのシンガーとしての圧倒的な向上が、バンドの楽曲作りの幅の広がりにもつながっているだろう。

イェスパーとビョーンのギター・コンビも素晴らしい!
本作も前作と同じく「捨て曲」が無く、叙情的に絡み合い、鋭く斬りつけるギター・ワークも良い。
あと個人的には、実にキーボードが重要かつ効果的に使われていると思った。

今まで北欧のエクストリーム系メタルを敬遠したファンには、正に「入り口」となるであろう素晴らしいアルバムだと思う。

ただ、前作を彷彿とさせる日本盤ボーナス・トラック(3曲も!)には、IN FLAMESのファンには賛否両論が別れそうな気がする(笑)。

メロ・デス云々ではなく、多くのメタル・ファンに聴いて欲しい素晴らしい傑作だと思う。


このまま倒れてしまうのが怖い
そして「もう手遅れだ」と
後になって思い知らされるのはもっと怖い
また眠れない
また眠れなくなる
俺の頭を冷静にさせるんだ
余計な考えは消してしまえ!


PS:アルバムは傑作でも、やっぱりジャケットは「微妙」やね(苦笑)。

『The Mirror's Truth』のPV、やはり“微妙”かな?!



HATE ETERNAL/FURY & FLAMES

2008-03-29 14:47:09 | 音楽
精神的に下降気味の時こそ、よりブルータルなサウンドを求めるボク。

今、気に入っているのはHATE ETERNALの最新作『Fury & Flames』だ。

HATE ETERNALと言えば、USデス・メタル界の“必殺仕事人”エリック・ルータン率いるデス・メタル・バンド。

本作を語る時に、触れないといけないのが故ジャレッド・アンダーソンの存在である。

エリックとジャレッドはかつてMORBID ANGELに在籍した頃からの盟友であり、HATE ETERNAL結成当初からのメンバーであり、エリックにとっては正に「親友」とも言うべき存在だった。

HATE ETERNAL脱退後も2人の友情には変わりなく、HATE ETERNALへの復帰も話合いが行われていたそうだ…。

だが、それが'06年に31歳の若さにして急逝した。

そのあまりにも若く突然過ぎる死は、エリックに与えたショックはあまりに大きかった。

本作はジャレッドへの追悼の為に捧げられている。

そのせいもあるだろうが、この『Fury~』は凄まじく鬼気迫る内容を誇っている。
親友を失った「悲しみ」により“泣き”的要素に走るのではなく、それを振り切るような激しい「怒り」へと変換したかの様に今までなくブルータルかつ凄まじいサウンドが炸裂する。

エリックの超重低音な魔獣ヴォイス、テクニカルにして叙情的なギターが素晴らしい。

そして何よりも特筆すべきは、本作より加入したジェイド・シモネットのドラム!
その若さが信じられない、凄まじく圧倒的なテクニックとブラスト・ビートが炸裂する。

それにプラスして、テクニシャンとして名高いCANNIBAL CORPSE(レコーディングのみの参加)のアレックス・ウェブスターの超技巧ベースと相俟って、他に類をみない超強力なリズム・セクションになっている。

あまりにブルータルで過激かつ邪悪なサウンドに仕上がっている。
それでいてクリアで聴き易い音作りがされているが、プロデューサーとしてエンジニアとしても確かな才能を持つエリックの素晴らしいポイントでもある。

ファストな楽曲ばかりで、スロー&ミディアムな楽曲が無い為、少々一本調子な雰囲気も否めないが、ここまで過激かつ同時にエモーショナルなデス・メタルは他には存在しない。

過激で邪悪ながら、何故かラストになるとグッとくる不思議なアルバムです。


この不公平な地球から
お前は逝ってしまった
あまりに残酷で軽薄な世界
オレは絶対にお前の事を忘れない
いつまでも記憶の中に残り続ける…。

我が兄弟に幸あれ!


PS:『Bringer Of Storm』のPV、カッコ良いですね。


偏頭痛と鮭とキノコのクリーム・パスタ

2008-03-28 23:55:26 | 料理
今日は1日「偏頭痛」に苦しめられる。

手の怪我の時にも言ったが、「痛み」に滅法弱いボクはすぐに鎮痛剤を飲む。

痛みはマシになるも、次は頭がボ~っとして重くなる。

こんな状態では気分が乗ってくる訳もなく、陰々滅々とした1日を過ごしてウンザリである。

そんな今宵、作ったのは「鮭とキノコのクリーム・パスタ」。

作り方は簡単!
鮭は鮭フレーク、キノコを適量用意、後は普段作るクリーム・パスタを手順は全く同じ。

今日はオリーブオイルが切れていたのが痛かったが、普通のサラダ油でも充分に代用が効きました。
あと鮭フレークは結構塩味が強いので、全体的に味付けは控え目で充分でした。

見た目は濃いそうですが、実はアッサリしており美味しかったです。

ヨメがますますキッチンから遠のいて行く気がします(笑)。

ここ最近週末ロクに休めていなかった、この週末は心身共に心穏やかな休日を過ごしたいです。


今回の「METALLION」

2008-03-27 23:18:02 | 本・雑誌
超多忙なスケジュールがピークを過ぎた。

あまりに毎日色んな事があり過ぎて、自分でも訳の判らない状態になっていた。

特に、ここ数日は酷かった。

それもやっと過ぎて、ようやく「一山越えたかな?」と思えた。
とは言え、厳しい現状には変わりなく。
全く油断は許されない、正に「一寸先は闇」である(苦笑)。

そんな中、買ったのは良いがボチボチしか読めなかった『METALLION』。

発行部数自体が少ないのかもしれないが、現在「売り切れ」の状態と言う事実に驚く。

今世界中の何処よりも「メタルが熱い」ヨーロッパ、オマケに絶大な影響を持つ北欧エクストリーム・メタル(敢えてデスとは言わない:笑)の大特集である本号。

売れるのも納得出来る、実に充実した内容に満足したメタル・ファンは多いのでは?!

今回、表紙&巻頭大特集を飾ったのはIN FLAMES。

ヨーロッパや日本での絶大な人気、アメリカにおける圧倒的な影響と支持を思えば、来月号での本家・Burrn!の表紙&巻頭大特集を飾っても何も不思議ではない。

だが、どうせ来月号の懐古主義B!誌の表紙を飾るのは新作リリースを控えた白蛇かデフ・レパード辺りなのが予想出来て悲しい。

今回のIN FLAMESに関しては、あの「取材NG」で有名なリーダーであるイェスパー・ストロムブラードを含めたバンド全員のインタビューが掲載されている。

僕は新作を注文しがらもまだ手元にアルバムが届いていないのが厳しいが、ファンにとっては非常に貴重かつ興味深い記事が満載されているかと思う。

新作を聴けば更に興味深い内容になるかと思うが、現時点では何も言えないのが本音…(苦笑)。

次に先にBurrn!において大特集されたC.O.Bに関して、先月号に重複する部分が多いのでコメントしまい(笑)。

特にARCH ENEMYに関しては、インタビューの再録である。
今の若いメタル・ファンにとって、当時まだスウェーデンのローカル・バンドでしかなかったARCH ENEMYの変貌ぶりがが判る。

何はともあれ、北欧のメタル・シーンは奥深い。

IN FLAMES、C.O.Bに関しては、その最新作は「傑作」揃いとしか言えない。

今後、メタル・シーンに絶大な影響を与えそうな気がする。

最後に、HEAD PHONE PRESIDENTのANZAちゃん(ファンです)とIN THIS MOMENTのマリア・ブリンクの対談、更に美女メタル野獣系シンガーの特集。

編集部・前田氏の暴走企画かもしれないが、古き良きBurrn!の「バカ企画」を彷彿とさせる(笑)。

とりあえず、今のBurrn!に足りないモノが全てある。

コレくらい極端な内容の方が、ある意味Burrn!らしいと思うのはボクだけたろうか!?


PS:個人的には、このPVが大好きです(笑)



ハリウッド実写版『ドラゴンボール』、公開延期の“その後”

2008-03-24 23:55:44 | 映画
FOX社の勇気ある“英断”の結果、その公開が来年・春まで延期となった『ドラゴンボール』。

コレで今までのプレッシャーから解放されたと言わんばかりに、撮影・製作が順調に進行中な様で、皮肉にも次々と作品に関わる様々な情報が流れるようになった(笑)。

まずは公開延期により、栄えある「ワールド・プレミア」の地が母国・日本に決定した。

現時点での日本公開予定は来年3月。

今年の夏に宮崎アニメの某「金魚」大作とのバッティングで“全世界同時公開”に渋っていた、日本国内での配給元である東宝にとっては何よりもラッキーとしか言えない結果になっただろう(笑)。
しかし、コレが作品の成功につながるかは、更に微妙になったとしか言えないと思う。

先の『クローバーフィールド』ではないが、今やアッと言う間に世界にその情報が配信される。

『ドラゴンボール』の母国である日本で、その作品の出来映えに対しての「ワールド・プレミア」となれば、ファンから“駄作”と評価されれば、後の欧米での興行に大きく影響するのは間違いない。

コレは別の意味で「勝負作」である。

「賭け」とも言える。

今になってようやく音楽担当者(ファン・サイトに「オレはアニメの大ファン、あの雰囲気を強調する!」と書き込んだ強者:笑)が正式決定し、新たな特殊メイク担当者が発表になったりと慌ただしい。

コレだけ情報公開が一気に始まると、今までどれだけ製作現場が停滞し混沌としていたか予想出来る。

オマケに先日、やっと公式の「画像」が公開された。

それも主人公や主要キャラ絡みの写真ではなく、映画版における悟空の友人達ってのが笑える。

あっさりと人気キャラを公開した、あの『G.I.JOE』とはエラい違いとも言える。

何でも「月食」に関する授業らしく、この「月食」がピッコロ大魔王の復活、ドラゴンボール、更に悟空の秘密に大きく関わる…らしい。

大体、どんな展開になるか予想が出来るのが厳しい。

気が早いが来年公開の色んな意味での本命に本作を挙げていたが、正直今は『G.I.JOE』へとその興味・関心が移りつつあるのも本音。

そろそろ“観る側”の好奇心をそそる、決定的な一撃となる「ヴィジュアル」の公開が重要となるかと思えて仕方ない。



おててザックリ!

2008-03-23 21:41:43 | 健康
悲劇は朝、起きました。

昨晩の洗い物を片付けている時、洗っていた大皿がパリンっと割れて、左手をザックリと切ってしまいました(血)。

勢い良く血が飛び出し、柄にもなく悲鳴を上げてしまいました。

普段からホラー/スプラッター映画が大好きだったり、ブラック/メタルが好きだからと言って、痛みに強かったり血が平気って事は全くありません(笑)。

昔からよく言われたのですが、ホラー映画が好きだから、血や傷は全く平気だろうと言われます。

それは酷い誤解です!

僕は血も傷も大嫌いであり、滅茶苦茶苦手であります。

ホラーやスプラッターは大好きであり、残酷でグロな描写が好きでも、アレはあくまでも「フィクション」だから“面白い”のです。

生で血や傷を見ると気絶しそうになります(苦笑)。

今回、自分の手をザックリ切った後、ヨメが手当をしてくれたましたが、その時大量の血と生々しい傷を見ると、気持ち悪くなり卒倒しそうになった…。

真っ青になり今にも倒れそうな僕を見て、ヨメは「情けない」や「ヘタレ」と散々罵倒されちゃいました(苦笑)。

アカンのです、ホンマに痛みと血には弱いのです。


今日は自分のヘタレさを、身を持って「痛感」した一日でした…。



映画版『G.I.JOE』への期待

2008-03-22 23:55:47 | 映画
毎日忙しい日々を送っています。

今日も仕事で「海遊館」に行きました。
今まで「海遊館」には数回行ってますが、全部仕事絡みであって、プライベートで遊びに行った事がないのが厳しいです(苦笑)。

そんな中、映画版『G.I.JOE』の新たなニュースが入りました。

公開されたのは、作品の中でも屈指の人気キャラクター“スネーク・アイ”の写真でした。

その“スネーク・アイ”を演じるのは、他ならぬレイ・パークです!!

でもレイ・パークって、ある意味気の毒な俳優かと思えて仕方ないのも本音。

レイ・パークの名を世界的に知らしめたのは、今更ながら『スター・ウォーズ:EP-1 ファントム・メナス』でのダース・モール。

それ以降、『スリーピー・ホロウ』の“首無し騎士”、『X-MEN』のカエル男etc…その超人的な身体能力とは不釣り合いながら、決して「素顔」が表に出ないキャラクターばかり演じている(笑)。

オマケに今回の『G.I.JOE』で演じるのも“スネーク・アイ”、コレまた素顔を鋼鉄の仮面に隠して寡黙な男…レイの役者人生は厳しい(苦笑)。

一部のご婦人方には、そのスネーク・アイのライバルである、敵の忍者ストーム・シャドウを演じるのがイ・ビョンホンと言う話題が先行しています(笑)。

主役の隊長グラントを演じるのが、一時期ジョージ・クルーニーと言う噂が流れた。

個人的には正にピッタリ!と思ったものの、結果的にはデニス・クエイドが起用されたので少々ガッカリしたのも本音。

しかし、本作の監督に起用されたのがスティーヴン・ソマーズ。

VFXをド派手に使い、超大作アクション映画を作る事には確かな才能を持つ逸材。

エメリッヒ某と同じく、中身の無い「超大作野郎」と思われがちなソマーズ監督。
エメリッヒ某がスピルバーグの熱烈なフォロアーであるのに対し、ソマーズ監督は根が「B級映画マニア」であります。

かつて日本での「地上最強のエキスパート・チーム G.I.ジョー』というアニメ版を知る者なら判るだろうが、このどう考えても「アメリカ万歳!」の超右翼アクションを、ソマーズ監督がどう演出するんでしょうか?!

今回の映画版も、世界征服を企む国際的テロ組織“コブラ”と、それに対抗すべく世界各国から集められたエリート・チーム“G.I.JOE”との壮絶な戦いを描くようだ。

何かこうして聞くとカルト映画の傑作『メガ・フォース』、さらにソレのリメイクでもある『チーム・アメリカ』を彷彿とさせる。
ソマーズ監督、一体どう作品にするかが非常に興味深い。


ただ、『トランスフォーマー』の世界的な大ヒットを受け、玩具メイカーのハズプロ社が調子に乗って映画化を決定した本作。

ハズプロ社からの“縛り”がどの程度のモノか、作品の正否を左右しそうな不安材料でもある。

さて、一体映画版『G.I.JOE』はどうなるやら?!

「コ~ブラ~っ!!」


PS:コレ…非常に「懐かしい!」と思いました。


何処かで誰かが…。

2008-03-21 22:16:40 | 本・雑誌
仕事帰りに『映画秘宝』の最新号を買う。

先日急逝した故・市川監督への追悼を込めて、監督が生んだ「ヒーロー」の一人である“木枯らし紋次郎”が表紙であるのが、いかにも秘宝らしい邦画に対する敬意と愛を感じる。

今月号も、変わらぬハイパーでブルータルな内容にニンマリしてしまう。

一応今月号の特集は、あの『クローバーフィールド HAKAISHA』である。
だが、同時に取り上げられているスティーブン・キングの原作小説『霧』(短編)を映画化した『ミスト』を掲載した事により、「判る者には判る」範囲で派手にネタバレしている構成の巧みさに唸る。

『クローバーフィールド~』と違い、ほぼ同時期に公開された『ミスト』は予想を覆す興行的な大コケに終わってしまった(苦笑)。

とは言え、両作は間違いなく「怪獣映画」の範疇で語られるべき作品である。

そんな作品を、ここ日本でも同時期に観れるのは、色んな意味で興味深いのではないだろうか?!

邦画ではすっかりと絶滅危惧ジャンルと化した「怪獣映画」、それがハリウッドから『クローバーフィールド』や『ミスト』、更に『超人ハルク』と言った作品でその醍醐味を味わえるのは嬉しいが、日本の「怪獣映画」ファンとしては寂しい限りだ。

あと「封印映画」ネタとして、かの傑作『ウルトラ6兄弟対怪獣軍団』が取り上げられているのも興味深い。

個人的には何としても手に入れたい作品の一つだが、これまでの経緯は把握しているとは言え、まだまだ国内盤の再ソフト化への道は険しく厳しそうだ(と言って画像・音質共に劣悪な外盤を買おうとは思えない:苦笑)。

還暦を迎えても現役アクション・スター宣言をしたスタローンのインタビュー、『ハレンチ学園』シリーズを特集するあたりに、この雑誌のエクストリームな存在意義を感じる。

毎月本誌発売日前後には、洋画・邦画系の映画雑誌がドッとリリースされるが、どれも表紙や内容が似たり寄ったりだが、未だに『映画秘宝』だけは孤高の存在であるのは嬉しい。

ここ最近少々毒気が抜けて、垢抜けたメジャー誌になるかと思わせたが、今月号の突き抜け方も原点回帰で面白い。



休日とiPodとパスタ

2008-03-20 22:25:15 | 料理
休日の今日、ウチに引きこもっていました(笑)。

先日ヨメから「昇進祝い」として、“iPod shuffle”を頂きました。

今日は早速お気に入りのCDをMacに落としまくり、iPod shuffleの使い方の習得、編集に1日費やしてしまいました。

思えば今や少数派となったCDウォークマン愛好家だった僕、iPodやMP-3等と言った最先端な携帯端末とは全く縁遠い存在でした。

音楽を聴こうと思ったら、わざわざ一旦PCに落として聴くと手間が、面倒臭がりな僕には煩わしく思えて仕方なかったのです。

一方、iPod愛好家であるヨメは、片っ端からお気に入りのアルバムをMacに入れ、iPodに入れまくり音楽を堪能しておりました。

そんな僕にiPod shuffle、猿に機械…と言うか、説明書を読みながら「ウキ~っ」となったのは言うまでもありません(苦笑)。

ところが、一度手順を覚えるとコレが実に簡単!
次から次ぎに「アレも入れたい、コレも入れたい」とMacにアルバムを読み込ませていました(笑)。

しかし、自分の入れたアーティスト/アルバムの大半が、輝かしくも「METAL」とジャンル分けされ、今回iPodに入れたアルバムの全てがブラック/デス・メタルであったのには笑えました。

ヨメもリストを見ながら、僕との音楽的趣向の違いに笑ってました。

ちなみにヨメから頂いたiPod shuffleの色は“赤”、ヨメは「シャア専用」と言っていましたが、Macの登録名は“Angela”にしました。
勿論、大好きなARCH ENEMYのアンジェラ様からの名前を引用しました(笑)。

そんな事をしていたら夜になり、晩ご飯もしっかりと作りました。

胃もすっかり良くなったので、久々に「牛肉とキノコのトマト・パスタ」を作りました。

先日、スーパーで買い物をした際に、前から欲しかったアンチョビ・ソースを買いました。
今回は“隠し味”として、ちょっとだけ入れてみました。
ほんのちょっと入れただけで味がしまり、今までとは一味違うパスタになりました。

また明日から仕事です、心身共にちょっと持ち直したので、またバリバリと仕事をしたいかと思います。

でも、こないだ病院に行ったらDrから「働き過ぎです」と言われたんだっけ…(自嘲)。


GRINDHOUSE

2008-03-19 18:38:38 | 映画
春の雨…でしょうか?!

今日は仕事が休み、明日も休日で思わぬ連休となり、心身の調子を戻す絶好チャンスとなった…有り難い。

そんな中、届きましたよ! 『GRINDHOUSE』DVD-BOXセットが!!(歓喜)

全米での興行的大コケ、ファンから物議を呼んだ日本でのバラ売り公開…この『GRINDHOUSE』には様々な意味で“伝説”が付いてしまった。

何はともあれ、昨年日本でも無事に公開され、バラ売りされても両作(カット・シーンを加えた“完全版”)とも観れたファンとしては、それだけでもラッキーだったのかもしれない。
ただ、「期間限定」で一部の都市でしか公開されなかった、作品の本来あるべき姿である「US公開版」として観たかったのは本音ではある。

ある意味、別の意味で「目玉」でもあった「フェイク予告篇」が、日本では『マチューテ』以外は“お蔵入り”した事実にはガッカリした。

そこに来てDVD化に際して、封印されていた「US公開版」をDVD-BOXのみ収録すると聞いた時は、「畜生! ファンの足元を見やがって!!」と憤怒するも、結局は早々に予約したのだから、まんまとソフト会社の策略にハマったと言えなくもない(自嘲)。

さて、沸き上がる期待を持って『US公開版』を観た感想だが…。

やはり、コレは「劇場」で観るべき“企画”の作品だと痛感した。

B級ゲテモノ/バカ映画をこよなく愛する者にとって、正に「至福の3時間」とも言える傑作でした。

作品単体として観た場合、ぶっちゃけ『プラネット・テラー』に関しては、「完全版」との違いが今一つ判らなかった(苦笑)。

ただ、タランティーノの『デス・プルーフ』に関しては、タランティーノのフェチズムや、70年代のカー・アクション映画に対するリスペクトも含めて、圧倒的に「完全版」の方が面白かったのは事実。

あと「フェイク予告篇」も素晴らしい!

個人的には、是非ロブ・ゾンビくんには『ナチ親衛隊の狼女』を、一本の映画として成立させて欲しい(笑)。

あとメーカー側の作品に対する「愛のない」ソフト化も多いが、このDVD-BOXは非常に凝りに凝った作りになっており、メーカー側の映画ファンに対する“誠意”すら感じる。

ファンなら是非、手に入れて大切にしたいアイテムかと思います。