東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

春を待つ木々の花芽

2018年02月17日 | 樹木,果樹

 まだまだ寒い日が続いています。しかし、あと1ヶ月後には咲く花があります。その花を探してみました。まず初めに、3月中旬頃に白い花を咲かせる梅です。もう花芽が丸く膨らんでいました。これだけ寒い日々が続いているのに、春が来るのがどうして分かるのでしょうか。1年タイマーのようなものがあって花芽を準備しているのでしょうか。

            花芽が丸く膨らんできた梅


 次にボケの木を覗いてみました。すると、梅の花芽よりも膨らんでおり、ピンク色がはっきりしていました。続いて、桃園に行ってみました。桃は梅やボケより花期が遅いので、まだまだ花芽は小さいままでした。梅、ボケ、桃、そして桜などは、葉が出るよりも先に花が咲きます。そのため、花芽が大きいのです。しかし、グミや柿のように葉が先に出る木々は、葉の先っぽが膨らんできました。

    うっすらとピンク色のボケ        まだ花芽が小さい桃
 

 一方で、花が散り始めた木があります。蝋梅です。薄い黄色の花びらが縮れ始めています。中には地面に落ちてしまった花びらもあります。寒い寒い今の時期、知らない所でひっそりと春への交代が進んでいます。

            縮れ始め落下し始めた蝋梅の花びら


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