東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工で座布団(円座)を作る(5/5)

2024年04月04日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今回作った二作目の円座は猫を意識して直径を45cmにしてみました。さらに、巻くわらの太さをやや太めにしました。直径が大きいのでわらがたくさん必要になりました。何度か納屋に行って、この秋に刈り取ったわらを取り出して円座用に使いました。

         今回作った円座に乗って、毛づくろいする猫さん


 これまでいくつか円座を作りましたが、直径が大きくなるほど巻くわら束を太くする必要があります。あるいは紐でわらをよりきつく縛る必要がありました。そうしないと、形が崩れやすくなります。さらに猫の爪とぎ専用になりやすくなります。

   終端はわら束をだんだん細く       やっと完成した円座
 

 円座を何十個も作ったわけではありませんが、円座を綺麗に作るためには、
  ①初めから終端まで同じ太さのわらを継ぐ
  ②わらの継ぎ目が分からないように綺麗に継ぐ
  ③紐で縛る位置をシンメトリックに正確に
  ④紐に色を付けると綺麗
  ⑤良いわらを選び、よく叩いて柔らかくしておく などでしょうか。

 なお、細い紐を使っていたら指を切ってしまいました。力を入れる側の手には軍手をはめると良いでしょう。友達にこの円座を貸しました。すぐに猫がやってきて乗ったそうです。そして、毛づくろいを始めたそうです。

            円座の上に乗ってくつろぐ猫さん

コメント
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