東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

夕方涼しくなってから、ソバ(蕎麦)の種まき

2013年08月12日 | 麦,穀類,雑穀

 そろそろソバの種まき時期です。また秋ジャガイモの植え付け時期です。今回は、ソバの種まきをしました。東京にいる頃は、信州大ソバを作っていたことがありますが、ソバは地域性があります。このため、この山口県で作られていると思われるソバの種子を柳井市で購入しました。種を見ると、信州大ソバと比べて種子が小さいこと、種があまり選別されていないことでした。角があまり尖っておらず。
 私はこれまで色々なソバを栽培してきました。一番多く栽培されている普通の秋ソバ春ソバ、ダッタンソバ、そして宿根ソバ(しゃくちりソバ)などです。今回種をまいたソバは、実が痩せていてダッタンソバに似ていました。ちなみに、宿根ソバの種は角がとても尖った三角形をしています。踏むと痛いです。ダッタンソバは、製粉して食べてみましたが苦くて食べることができません。一番野生に近いソバなのでしょう。

   耕耘後、種まき幅を決める紐を張る        購入した、やや痩せたソバの種子
 

 種をまく前に、耕耘機でざっと畑を耕耘しました。次に、ソバの種をまく幅を決める紐を引っ張りました。紐には30cmごとに赤い糸が結んであります。この紐は、一昨年前まで田んぼで使っていた田植え紐です。こうして畑でも使うことができます。一つの結び目ごとに、4粒程度のソバの種をまきました。

                   紐の結び目に沿って30cm幅でソバの種をまく


 種をまき終わると平クワを使って土を被せました。次に、まだ草が生えている畝間を耕耘機を使って耕しました。これでソバの種まきは終わりました。この山口県でソバを作っている人はいるのでしょうか。種を売っているので、どこかに作っている方がいるとは思いますが、自給用ではないかと思われます。11月末頃の初霜前に無事にソバを収穫できるでしょうか。

      平クワを使って土を被覆              畝間を耕耘機を使って除草
 

 今、一番心配なのは全国的な猛暑で一滴も雨が降らないことです。夕立でも良いので、雨が降ってくれたらと思います。ところで春に種芋を植え付けたジャガイモを全て掘り上げていません。そろそろ残りのジャガイモの収穫を終わらせて、すぐにでも秋ジャガイモを植えつけなければなりません。

              ソバの種をまいた畑の隣も、綺麗に耕耘機で耕す

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