東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

平生町 大星山ウォーキングのための事前調査

2013年08月03日 | 歴史探訪他ウォーキング

  10月予定の、大星山ウォーキングの調査を始めました。当初は、柳井市の伊保庄から福井畑を登って,大星山頂上に登り,神護寺を経由してから,平生町に下りる予定でした。しかし、歩く距離も10Kmを越えることが確実です。皆さんの体力を考えて、大星山から平生町に下るウォーキングにしようと考えています。今回そのルートを決めるため、バイクで事前調査してみました。

        大星山の発電用風車       箕山学習の森付近の神護寺への下り口
                                 道全体が草で覆われている!
 

 大星山から平生方面に下る山道はだいたい分かっているため、ポイントポイントを調査しました。すると困ったことに、箕山学習の森付近から神護寺へ下る道がすっかり草で覆われていました。最近、このルートを歩く人が少ないようです。このところ健康のためのウォーキングブームですが、川筋や平野部などの平坦な道だけを歩く人が多いからでしょう。山道をウォーキングする人はあまり多くないようです。

              箕山学習の森で休憩、以前と比べて展望がない


 続いて、もう一つの大星山から平生町に下る道を調査しました。昔、牧場があった場所です。そこは平生町の山口県棚田100選がある日向平に下りるルートです。しかし、ここも雑草が生い茂っていました。30m位藪こぎしながら通ってみましたが、草を刈らないと通れません。神護寺ルートを通るか、日向平ルートを通るかさらに検討しようと思います。

      日向平への下り口、雑草だらけ            曽根の板碑入口
 

 両コースのどちらが良いか、いったん反対側に行ってみることにしました。佐賀の夫婦松付近から防地峠を越え、曽根畑を通って日向平方面への道を進みました。途中、室町時代の史跡である曽根の板碑を見学しました。その後しばらく進んで、曽根の畑を過ぎ、木村のお地蔵様にも寄りました。一昨年までお祭りをしていたそうですが、継ぐ家が数軒になり去年からお祭りをしていないそうです。やむをえないこととは分かっていても、伝統的な催しが消えるのは残念なことです。

     静かな木村(こむら)のお地蔵様               神護寺への登り口
 

 次に神護寺に行ってみました。お寺までは車が通ることができる舗装道です。しかし、神護寺から大星山までの山道は、こんもりと木が茂っているためか思ったよりも草は生えていないようです。以前は車が通っていたようです。けっこう幅が広い落葉いっぱいの山道です。

              バイクから下りて休憩した、山口県棚田100選の田んぼ


 神護寺からすぐ近くに日向平があります。そこから上に続く道をどんどん登りました。歩いて登ればけっこう疲れが出そうな上り坂です。終点まで行くと、道が雑草で覆われており、それ以上はバイクで行けませんでした。歩いても藪こぎしないと登れません。すぐ上に昔は牧場があったようですが、竹に覆われて分かりません。真上に風車が見えるため、尾根道路はすぐ近くです。数十メートル進めば、尾根道へ出られます。しかし、この竹や雑草を刈り取らないとウォーキングはやや困難のようです。

  根道手前で、道が雑草で覆われる    棚田から平生,田布施川を振り返って
 

 日向平に戻って長谷手前で中村方面に下りました。途中、下り道に沿って大きな一枚岩が垂直にそびえていました。見ごたえのある大岩です。中村から素直に下りると、そこは大野コミニティーセンターがありました。その前には、大野小学校碑が立っていました。

   中村に下りる途中の垂直の大岩       大野コミニティーセンター前の
                                  
大野小学校碑
 

 今回、大星山ウォーキングのための事前調査をしました。下図のうち、Aを通るコースにするか、Bを通るルートにするかもう少し調査しようと思います。今回はバイクで大雑把に調査しましたので、次回はAとBの両方を歩いてどちらが歩きやすいか実踏しようと思います。個人的には棚田があるBルートが魅力的なのですが、道を刈り払いしないと通れないようです。

                今回調査したルート  ※赤は実際に通ったルート

コメント
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