東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

管理機の修理(2/3) プラグ,フィルター清掃 

2011年07月21日 | 農機具,工具

 前回、管理機のキャブレターを分解して洗浄しました。これで、ガソリンのオーバーフローは直りました。しかし、プラグが真っ黒なススで汚れていました。このススを綺麗に除去してはじめてエンジンがかかるはずです。
 プラグの汚れを取るには、ヤスリで磨いたりワイヤブラシで磨く方法があります。しかし、この方法ではプラグの先端を傷めてしまいます。私は、ガスバーナーでプラグを赤熱させてススを焼くようにして汚れを落とします。

         ススで真っ黒に汚れたプラグ先端を、ガスバーナーで赤熱


 ガスバーナーで綺麗に真っ黒なスス汚れを取ったプラグをエンジンにセットして、ガソリンを引き込んで始動ロープを引きました。すると、元気にエンジンがかかりました。キャブレターからガソリンは漏れてきません。少なくとも、故障の一つはこれで直すことができました。

               エンジンがかかった管理機を見つめているMさん


 次に、黒いゴミが溜まったフィルターを掃除することにしました。長年の管理機使用によってガソリン内のゴミが溜まったようです。フィルターをちゃんと掃除しておかないと微小なゴミが取りきれず、ニードルバルブに詰まってガソリンオーバーフローを起こすかも知れません。

  キャブクリーナーでフィルターを掃除          汚れが取れたフィルター
 

 修理道具と一緒にいつも持ち歩いているキャブクリーナーを使ってフィルターを掃除しました。キャブクリーナーの泡をフィルターに吹き付けて、フィルターの底に溜まっていた黒いゴミを指でゴミを擦り出しました。これでしばらくは、キャブレターを含めたガソリン吸入関連の故障は無くなりそうです。

                綺麗に掃除したフィルターを管理機に取り付ける

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする