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草月いけばな展「花創」@日本橋高島屋

2017-10-29 | お茶ときどきお花

出品した方からご招待状をいただいたので、雨の中、行ってきました。

 

写真は毎回、高島屋正面玄関に展示される大作(デパートのお客様はどなたでもご覧になれます)。

いつものことながら、巨大すぎて全体像がフレームに収まりきれない規模でした。

 

毎回、押し合いへし合いの大混雑で、同行者から「土曜日だから?」と聞かれましたが、実は平日もほぼ同じ。

二日間ずつ3期に分けて展示されるため、展示入れ替えがあるたびに見に来る人もいらっしゃるそうで。

すごいなぁ~、それって気力・体力・お金・時間のすべてが揃わないと、なかなかそんな気にならない……。

 

でも最近、気のせいか、生け花やお茶のイベントが非常に多く、そのどれもがいつも大盛況。

これって、とても素敵なことではないでしょうか。

 

花展の前に、銀座三越内で他流派のお点前つきの呈茶があるという情報を得て、告知されていた茶券配布開始の1時間半前、

同行者にひと足先に並んでもらおうと目論んだのですが、その時点ですでに定員に達したとメールが来て、ビックリ!

結局、三越では叶わず。

 

その日はお茶の稽古だったのですが、先生に「最近、お茶もお花も人気みたいですよ」と話したら反応、悪かったですねぇ。

というのも、先生だけでなく、私の社中の人は公民館や老人施設等でボランティアでも教えているため、文化祭で

一般市民に触れる機会が多いそうですが、それをきっかけに習いたい、と行動に移す人はいないのだそうです。

「皆無です」とキッパリ言い切る先生。

 

確かに私の周囲でも、「お花習うと部屋に飾れていいよね」「お茶やってると自分で着物を着られて憧れる」といわれますが、

習いたいと実践する人は本当だ! これまで、皆無だわ。

「習いに行ったら?」と水を向けても、「いやぁ~、それは……」と言葉を濁されますね。

 

実際に携わっている私たちが、「習いたい」と思ってもらえる魅力ある茶人やフローリストになるよう修行しろ

ってことだと肝に銘じた雨の一日。 

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