尾車氏と次に向かったのはアウディのお店。最近登場したプレミアムコンパクト「A1」を見るためである。
試乗車(FF/7Sトロニック:税込車両本体価格289万円)があったので、試乗させてもらうことに。
このクルマの大きな売りは「アイドリング・ストップ」である。それにより10・15モード燃費は、19.4km/Lと、なかなか優秀。それは再始動もスムーズで、まったく違和感は無かった。
ドライブフィールは、正直言って、プラットフォームを共有するVWポロとそんなに大きくは違わないという印象。正確で剛性感あるステアリングと、電光石火のシフトワークをこなすSトロニック。ロードノイズ等は結構耳につくが、全体にがっしりとした安心感に溢れたクルマだ。ま、私がポロに乗ったのは1年以上前なので、実際乗り比べたら、実は結構違うのかもしれないが・・・
プレミアム感を演出したインテリアはゲルマン的というよりは、色遣いやデザインがラテン的だ。質実剛健な内装のポロとは、ここは大きく異なるポイントかもしれない。
ボティ形状から想像した通り、後席は狭い。乗車定員も4名だ。日常的に後ろに人を乗せる方は、チェックしておいた方がいいと思われる。
やはりA1は、ポロのスペシャリティーカー的な存在だ。おそらくは、ミニかDS3あたりが実質的な対抗馬だろう。このクルマ、ボディーカラーやインテリアトリムの組み合わせが、多彩で愉しい。女性が乗っていたらカッコいいと思う。
・・・ちなみに私だったら、お得な価格で、大人4名がしっかり乗れる、ポロを選びます。御免。
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