獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

アコード・ハイブリッド試乗記

2013年06月25日 | CARS&F1


 我々取材班3名が次に向かったのは、ホンダのお店。
 アコードが、フルモデルチェンジし、ハイブリッド専用車として、日本国内デビューを果たしたとのことだったからである。
 ライバルであるトヨタ・カムリと、ほぼ同じ戦略と言える。ホンダがトヨタの後追いをするなんて・・・と、やや釈然としない思いを胸に秘めつつ、試乗させていただいた。


 試乗させていただいたグレードは「LX」。税込車両本体価格は、なんと365万円!
 いやあ、アコードも、高くなったものだ。牛丼は、安くなっているのに・・・
 全長×全幅×全高のスリーサイズは、4915mm×1850mm×1465mm。昔のレジェンドよりも、デカい。
 まあ、アコードのみならず、トヨタのカムリも、マツダのアテンザも、このクラスの日本車は、みんなデカくなってしまった。
 メインマーケットが海外だから致し方ないのかもしれないが、もう少し国内市場に配慮してほしいと、気弱に、思う。


 トランクルームは、必要十分な広さではあるが、車体の大きさの割には小さい。リチウムイオンバッテリーが、スペースを喰っているからなのだろう。
 そのせいもあってか、今回のアコードから、ついにワゴンボディが消滅してしまった。
 歴代のアコードワゴンの中には、カッコいいものもあったので、物淋しい限りである。これも、時代の流れなのか・・・


 品質感のあるインテリア。まあ、この価格ならば、当然かもしれない。
 ただし、デザイン的にややビジーで、内装色が黒しか選べないのは、残念なポイント。
 タコメーターが装着されていないのは、近年のハイブリッド車に良く見受けられる手法である。
 で、驚いたのが、その走りの質感の高さだ。ものすごく滑らかな、モーター&エンジンのフィール。まさにシームレスで、スルスルと爽快に加速する。
 同社のインサイトとは異なり、かなり「電気自動車」に近いハイブリッド車と言えましょう。
 また、路面を舐めるかのような、しっとりとフラットな脚周りも、極めて上質!「いいモノ感」に満ち溢れたクルマである。
 この堂々たる体躯のクルマのカタログ燃費が、リッター30kmとは!


 ハイブリッドカムリも、クリーンディーゼルアテンザも、このセダン不況の時代にあって、なかなか堅調なセールスを記録している。このアコードも、その一角に食い込むことであろうと、私は気弱に予想する。

 もうちょっと小さければなぁ。いや、あと100万円安ければなぁ。私にも買えるかもしれないのに・・・

コメント
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