石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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2016年男女共同参画のつどい開催される!~~~平成28年6月25日(土)

2016-06-27 13:35:06 | 日記
石川県女性センター 13:00~16;00において男女共同参画のつどいが開催されました。

今年度のテーマは「女性の活躍推進~それって「女性」のためだけのもの?~」


開会あいさつ  石川県各種女性団体連絡協議会 会長 常光利惠
 
 会場が心を一つにするために、「男女共同参画の歌」を歌ってはじまる!



あいさつ    石川県知事 谷本正憲



祝辞      石川県議会副議長 谷内律夫



来賓紹介  臨席された県議会議員、市議会議員の紹介



講演会「みんなの男女共同参画~変える・変わる・変えていく~」
講師  八重澤美知子氏(金沢大学国際基幹教育員特任教授・金沢大学名誉教授)





社会状況
  働く人口は1995年ピークに減少している
  少子化対策や労働力の確保が課題にもかかわらず
    結婚・子育てへの希望を阻害
    女性・高齢者などの多様な人材を活かしていない
  男性中心型労働慣行が存続(長時間労働、単身赴任、過労死、高拘束、従わないと居場所がないなど)
     1970年代は、既婚女性はパート労働
     1990年代は、正社員になれなくて、妻子を養う収入が得られない

  意識を変えていかなければ多様な働き方ができない!

問題
  1.育児をめぐる世代間ギャップ:産休や育休へのためらい
  2.上司との関係・部下との関係:男性上司と女性労働者
  3.婚活での年収記入は男性だけ
  4.介護問題:介護離職

問題解決のために
  女性が育つ条件   家庭・・・家事・育児・介護負担の軽減
            職場・・・従来の男性型労働観光の見直し
            社会・・・社会サービス8介護・保育施設など)、制度の改正

  男性が育つ条件   経済基盤の多角化・・・「男性=仕事、女性=家庭」の重圧・束縛からの解放→1人より二人で豊かな生活へ
            産業構造の変化での経済的な不安:非正規労働者の増加→制度の改正

変えいくための提言
 1)不完全でも、一歩踏み出す
 2)仲間をつくる、仲間とともにやる
 3)あるべき姿を実現することをあきらめない!・・・ミッション(使命)とパッション(情熱) 
 
  
     

特別対談「私の歩みと、あなたへの道しるべ」


対談者 浅野邦子氏(株式会社箔一 代表取締役会長)
    黒川正枝氏(株式会社小林製作所 副社長 開発室長兼営業部長)



進行  常光利惠(石川県各種女性団体連絡協議会 会長

どのように歩んできたか
浅野氏・・・「子どもに褒めてほしかった」始めは自分のために、歩むうちに「職人を助けるために!」力が湧いてきた
      『野心が志になった』『苦しい時に、疑問が降ってくる』

黒川氏・・・小さなころから、男の子と女の子に対する扱い方に違いがあったことへの反発
      自分を認めてもらうために挑戦・努力を惜しまなかった・・・しかし、その思いが強く誰もついてきてくれなくなった
      「男に負けたくない。女にも負けたくない」

立場が人を育てるというが、リーダーになるために
黒川氏・・・仕事に男女の差はない!誰かのために、みんな頑張っている姿に気づき、「感謝」の気持ちがわいてきた
      「社員を幸せにするために何ができるか」と考えるようになり、協力者が増えていった

浅野氏・・・女性のおかげでここまでこれた。女性の感性は素晴らしい!
      「自分で考え結論を出すこと」経営理念、役割をしっかりもつこと。『人がいてこそ会社がある』『一丸となる』
      男と女よりそってこそ、やる気がある人が上にいける!
      

どんなしくみを作っていくのか
浅野氏・・・働きたくても働けない女性を支援・・・保育園や介護の問題解決、ハンデをもっていることがプラスになるような社会
      住みやすい町だから、都会の若い人に呼び掛けたい。そして定住してもらえるように促したい!
      柔軟な働き方・・・5人でできることを8人でやる(時間をシェアしながら)

黒川氏・・・『保育園に預けて、働くことは悪くない!』と声をかけよう!
      育児は時間じゃなくて密度だ!
      違いを認め合い尊重しあう社会に!!


若い世代への道しるべ!


常光・・・ 「やってみます!」若者の背中を押す言葉を増やす

浅野氏・・・「夢は逃げない 逃げるのは自分」トンネルを越えれば、そこの景色が変わる=ステップアップできる

黒川氏・・・「未来は変えられる」どんな大変なときも、必ず道はある!




閉会あいさつ  石川県各種女性団体連絡協議会 副会長 菅村美知子


 『意識をカイカク、男女でサンカク、社会をヘンカク』(28年度男女共同参画週間キャッチフレーズ)を全員で唱和!



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会場を出るときはすがすがしい気分になった!
素敵な言葉のお土産がもらえた。

対談の3名の方は、知事さんから「前進しか知らない人たち」との言葉があったように
常に、問題意識を持ち、解決策を考え、一歩踏み出す力をもっているようだ!

今までの困難な状況は、女性なら多くの方が共感できるようなものだった。
意識を変えていかないと、働くことが難しい時代!!

まずは、自分から!!

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