けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

最小の情報

2011-11-30 22:15:07 | football
負傷者増える
今日のトレーニングについて、詳細は公式には出ていないのですが、新しく「Parte medico」が。腰の負傷から回復しつつあったカルバーリョですが、右膝内側靭帯の捻挫を負った、とのこと。

またクリスチアーノ・ロナウドは、今日のトレーニングでも全体と一緒の練習はできなかったそうです。ま、捻挫で昨日トレーニングできなかったのが、今日いきなり回復ってこともないでしょうから、仕方ないとは思いますが……。

遂にその日が?

2011-11-29 21:26:13 | football
グティ、引退を宣言?
昨夜、マドリーで行われたDani Martinのライブ後、Europapressに対しグティが答えたというのが、
「これ以上プレイすることはないだろう。」「引退するつもりだ。」
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グティのことなので、もうしばらく静観したいと思いますが・・・。

追加:Twitterにてグティ曰く、
:「はっきりさせたいのは、俺がスペインでもヨーロッパでもプレイすることはないだろうということ。唯一俺がプレイし続けるチャンスがあるのは、アジアのどこかの国。それを望んでいる。」
:「アジアに行って住んで、新しい文化を知ることはすごいだろうな。」
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アジア、西から極東まで広いですけど…そういえば昔、タイだったか住んでみたいとか言ってた気がする。



クリスチアーノ、負傷
マドリー公式にてParte medicoが出まして「左足首のグレード1の捻挫および打撲。医学的処置および理学療法」とのことです。ヒホン戦は休養でも良いかもしれない。




クリスチアーノ以外は全員元気
2日間の休養を経て、本日10時30分よりトレーニング再開。負傷で別メ、欠場が何試合か続いたカカとアルベロアですが、それぞれ全体練習に合流し、他の選手と同じリズムでトレーニングをこなすことができたそうです。これはとてもグッドニュース。


ケディラ、ショートインタビュー
「今の僕たちは、ピッチの上で見せているよりも、さらにチームとなっている」

Q:モウリーニョは、彼の2シーズン目はより良くなると言っています。
A:モウだけの話じゃないよ。チームが新しいメソッドを持つ新しい監督を迎え入れると、それが吸収されていくのに時間がかかるものなんだ。

Q:チームは昨シーズンから成長していますね。
A:僕たちは、より協調し、より一体となっている。要するに、僕たちはピッチの上でそう見えているよりも、さらにチームとなっているんだ。目標の設定もはっきりしている。昨シーズンよりも多くのタイトルを獲りたい、ということだ。

Q:シャヒンは、ブンデスリーガから加入し、負傷を克服しました。ポジション争いが心配になりませんか?
A:マドリーでは、常にポジション争いがあるものだし、どのポジションでプレイするかは問題じゃない。これは当たり前のことだ。守備的中盤のポジションには、ワールドクラスの選手が4人いるんだ。

Q:ポジション争いの問題を、監督はどう扱っていますか?
A:この問題について、彼は素晴らしい話をしてくれている。誰もが、チームのどのポジションについても、競い合いがあるということを理解している。

Q:スペインでは、あなたのプレイに多くの批判がなされています。
A:マスコミは、書きたいと思ったことを書く。もし僕が毎週90分間プレイしているなら、それは、僕がそれほど多くのミスを犯していないということだろう。

Q:シャヒンに何かアドバイスをしましたか?
A:何も特別なことは言っていないよ。でも彼とはよく話をするんだ。


賑やかな街

2011-11-28 07:10:15 | football
こんなこともあるんだ
26日土曜日、マドリーでは1日で3つのリーガ・プリメーラの試合が行われていました。18時ラージョvsバレンシア→20時マドリーvsアトレチコ→22時ヘタフェvsバルサ。さすがに全部ハシゴした人はいないだろうけど(できなくはない)。クラシコでもないのにマドリーとバルサが同じ街にいるってかなり珍しいんじゃないでしょうか。ご丁寧なMARCAの地図によれば、コンセントレーションのホテルもけっこう近かったようです(実際の距離はあったんでしょうけど)。


まるまる1日遅れですが、
11/12 Liga Espanola 1a divicion Jornada 14
Real Madrid C.F. 4-1 Atletco de Madrid

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(25=PK、86=PK)、ディ・マリア(52)、イグアイン(69)

召集リストに入っただけでもびっくりだった、驚異的な回復力のディマリアが、先発し、試合を決定付ける一要因になり、ゴールもし…と良くも悪くも目立った試合。
試合の冒頭は、結果的にアトレチコが先制したように、アトレチコがうまくマドリーに対応していたように思います。これで13連勝だそうですが、ここのところのバレンシア戦やアトレチコ戦、力のあるチームとは苦戦するのが気になります。きちんと対策を立てられていては(たとえばアロンソを押さえる役目の選手がきちんと仕事を遂行する)、苦戦するのが当たり前かもしれませんが、守備でもライン崩されたり、サイドが対応し切れなかったり…(ねえマルセロ)。
とりあえずこの試合、苦労したのは冒頭の15分ほど。ペナルティエリア内に進入したベンゼマ、後は流し込むだけというところへアトレチコのクルトワがベンゼマの脚に食らいつき、ロハに。アトレチコは10人になり、クリスチアーノがペナルティを決めて、ここからはマドリーが試合を落ち着いて支配できるようになりました。
アトレチコ、ここでジエゴ下げてしまったんですよね。ジエゴがいたら、10人でもアトレチコもっと怖かったと思うんですが…なんで下げてしまったのか。カード1枚もらってるっていっても、それは優先すべきリスクだったのかな。ジエゴは、マドリーのパスの出所であるアロンソを嫌がらせする役目も持っていたはずですが、いなくなってしまったことで、アロンソがより自由にパスを出し、動き回れるようになっていた。というのも、マドリーにとって大きなメリットになっていたかと思います。

アトレチコのマドリー対策の中には、相手に激しくいくこと、という項目があったに違いない。というのはその後の試合の中で実感したこと。数的不利であちこちで無理しなければいけなかったのかもしれないけど、激しく……マドリーの選手、削られまくりでした。ディ・マリアは、確かにこけ方がわざとらしすぎるんですけど、削られていたのは確かだし、クリスチアーノも、エジルも、ベンゼマも…。その中でも一番酷かったのはたぶんクリスチアーノ。主としてペレアにやられてました。ASによれば、クリスチアーノは左脚を引きずりながらベルナベウを後にしたそうで、一応今のところ問題になるようなものではないそうですが、2シーズン前には足首やられて2ヶ月くらい離脱していただけに、クラシコがどうしても目の前にちらついてくるこの時期、本当にひやひやする。

良かったこと、はもう特筆できなくなってますけど、ベンゼマもイグアインも、どっちもいい。ベンゼマの身のこなし、ポジショニングとか体の使い方とかビックリさせられることがあるし、イグアインのあのゴールもいい。このまま好調を続けていってください。
あとアロンソは、自然な5枚目ゲットおめでとうございます。次のヒホン戦、アロンソ抜きでもグタついたりしませんように。








カスティージャも
実はカスティージャもデルビー・マドリー。こちらはフエラでアトレチコBと対戦しまして、0-1で勝利しました。カスティージャの方は、相手にPKを与えてしまい(でもヘススが止めた)、後半には1人退場と数的不利になり…とお兄さんほど余裕は持てませんでしたが、ホセルが決めて無事に勝利。前節からの首位の座を守っています。


シャビ・アロンソ30歳

2011-11-26 09:53:53 | football
シャビ・アロンソ30歳
MARCA特集には、アルテタと並んだ幼い頃の写真が。




MARCAの記事から、数ヶ月前にFIFA.comに対してモウリーニョが語ったもの。
「シャビは、チャビ・エルナンデスのスタイルを持つ選手。彼が引退した後、もし彼がその道を望めば、素晴らしい監督になるだろうと確信している。私にグアルディオラを思い出させる。ペップは、ピッチの中で既に監督だった。」

昨日のプレスカンファレンスでアロンソについて聞かれて
「彼は非常に重要な選手だ。ただ、代えの効かない選手だと言うつもりはない。彼は非常に経験を積んでいて、バランスが取れていて、フットボールを十分に知っている。スペインでもインターナショナルでも。彼は強い。30歳でも、フィジカル面で非常に良い状態と感じていて、それだからこそ実際に、常にプレイできている。彼は少年ではない、男であり、優れた選手だ。私はこれから30年監督をしていくつもりだから(冗談らしい)、彼と対戦することになるだろう。」




アトレチコ戦前のコンセントレーション中の皆でお祝いの様子。アロンソの前に置いてあるのはケーキか(食べてもいいのかは不明)

アトレチコ戦前

2011-11-25 23:19:06 | football
アトレチコ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、トマス・メヒアス
DF:セルヒオ・ラモス、バラン、ペペ、マルセロ、アルビオル、コエントラン
MF:エジル、ディ・マリア、シャヒン、シャビ・アロンソ、アルティントップ、カジェホン、ラス、グラネロ、ケディラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマ

負傷欠場:カルバーリョ、カカ、アルベロア

脅威の回復力のディ・マリアがさらっとメンバー復帰を果たす一方で、アルベロアが明確な情報のないまま離脱期間が延びていっているのがとても気になります。本人はいたって元気そうなんですけどね。GQのガラの様子とか見ていると。
選手、全部で21人呼ばれていますので、最終的にGK1名を含め3名が外れることになると思います。

アトレチコとのデルビー・マドリー@サンチアゴ・ベルナベウは、土曜20時キックオフ。


ラス「モウと僕は、カードをテーブルに出し、そして理解された」
ラスは移籍の可能性にドアを閉め、モウに感謝した

ラサナ・ディアラは、イタリアのポータルCalcioNewe24による収録に対して、真摯であった。ラスは、現時点でレアル・マドリーを離れたくはないとおもっていることをはっきりさせ、またジョゼ・モウリーニョとの関係についてはアップダウンがあるものの、理解を示してくれていること、チームに戻るチャンスを与えてくれたことに感謝している。

ジョゼ・モウリーニョは何度となく、ラスが自身の構想において特別な選手であると主張してきた。モウリーニョは、ラスを中盤やラテラルのどちらでも起用し、「いつでも良いプレイをしている」と、最近のプレスカンファレンスでも強調していた。それだからこそ、不安定な夏が過ぎて後、ラスは最終的にマドリーに残ると決め、そして今では何があったかを話もする。
「ジョゼ・モウリーニョとの間には、僕の最高のものも最低のものもある。男の一対一の会話をして、僕はカードをテーブルに出した。そして彼は僕を理解した。」とディアラは言う。
ラスはモウリーニョを、人の話を聞き人を喜ばせることを知っている、真のプロフェッショナルと見ている。それで、彼にとっての勇気づけられる言葉を得ている。「僕は、個人でのプレシーズンを過ごしてきた。そして今、僕はもう少しプレイ時間を増やせているし、監督に感謝している。」
この数週間、ラツィオやローマといったいくつかのイタリアのチームが彼にオファーを出しているが、しかしラスは確かにチームを離れるつもりはないようだ。それで、ラスは自身の将来について議論することを拒否し、こう言った。「重要なことは、今はレアル・マドリーにいること」。そして、すべての舟を漕ぐものは同じ方向を向いている。
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もっと時間を

2011-11-24 22:27:55 | football

トレーニング再開!


水曜はまる1日休養となったマドリーの選手たちは、木曜11時からトレーニング再開。選手たちは、火曜のディナモ戦で先発または長い時間プレイした選手たち、出場しなかったかプレイ時間が短い選手たち、GK、の3グループに分かれてトレーニングを実施しました。カスティージャからは、GKのメヒアスと、フィールドプレイヤーでヘセ、モラタ、カルバハル、アレックス、カサド、ナチョが加わって、いつもより人数が多いにぎやかな感じ。ディナモ戦で先発フル出場したのに、トレーニング負荷の高いグループに入ったバラン、元気だな。
良いニュースは、ディナモ戦を欠場したマルセロが全体練習に合流、アトレチコ戦で戦力となる可能性が高くなったこと。ピッチに出てこられなかった負傷者は、カカとアルベロア。アルベロア、時間かかるのかな…てことは、右ラテラルはまたラスが…?



またカジェホン
今日のASに載っていたインタビューですが、これもディナモ戦の試合直後のかな。一生懸命練習して笑顔でいることだよ、って、なんともすがすがしすぎる発言。モウリーニョを背負い込んだ感想も…。
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「一生懸命練習して笑顔でいたら、試合でプレイできるよ」

Q:試合後、どれくらいたくさんの人たちから電話をもらったんでしょう?
A:わからないな…電話もメッセージもたくさんもらったよ。

Q:何か特別なことはありましたか?
A:兄弟と少し話したんだ(双子なのでどっちが兄か弟かよくわからんのです)。僕より喜んでいたよ。僕たちはとても仲が良いんだ。彼はいつも、僕に最高のことがあるよう願ってくれている。僕らはすべてを話し合っているよ。

Q:彼からどんなアドバイスをもらうのですか?
A:彼が言うのは、忍耐するということ。それで僕はうまくやっていて、だからこそ最高のものの中にいるんだということ。そして、もしチャンスがきたら、それは僕がそれに値するものだからだ、ということ。彼も悪くないよ、エルクレスにいてセグンダの首位だ。

Q:3点目を逃してしまいましたね。あのバセリーナは残念だった!
A:うまく当たったよね。入ると思った。でもGKがすごく高くて、大きな手ではじき出してしまった。試合についてはすごく嬉しい。結果も、チームメイトについても。皆が教えてくれたんだ。スペイン人選手で、チャンピオンズの試合でドブレーテ(1試合2ゴール)をしたのは4人しかいないって。ラウル、グティ、モリエンテス、そして僕だ。(意外なような…そうなの?)

Q:監督に圧し掛かられながらゴールを祝って、頭の中で何か考えてましたか?(バレンシア戦)
A:(笑って)そう、冗談だと思って…でも、そのままでいるよりは良いよね。あのことについては、もう多すぎるくらいのジョークを皆に言われたよ。

Q:乗りかかってきたのが監督だと気づいたのはいつですか?
A:2、3秒たってから。

Q:それで?
A:あのとおりだよ、チャンピオンのように立って、祝福をして…

Q:たくさん冗談を言われたのでは?
A:ロッカールームでよくあるとおりにね。

Q:ベルナベウでの初ゴールはどうでしたか?
A:すごく嬉しいよ。僕にとっては、夢がかなったんだ。僕がカンテラにやって来た、小さな頃からの夢だったんだ。ここは世界でも最高の場所、そしてプレイするのがとても難しい場所でもある。でも一生懸命トレーニングして、チャンスに望みをかけて、チャンスを生かすことができる。

Q:エスパニョールへと移籍した時、なぜ夢を諦めたのですか?
A:僕は道を探さなければいけなかった。それに、それが正しい決断だったと思っている。僕は、いつも自分がいた、自分の家に、希望を持って戻って来たんだ。

Q:カンテラにはどうやって到達したのですか?
A:パコ・デ・ガルシアが、僕の兄弟と僕のところにやって来た。僕は14歳だった。僕たちはモトリルのチームとグラナダの代表に入っていたんだ。

Q:その頃はどのポジションでやっていましたか?
A:僕はいつでもセンターFWだった。僕がエスパニョールに加入した時、ポチェッティーノが僕を左右のサイドにして、それが僕にはすごくフィットした。

Q:どうしてでしょう?
A:あらゆるポジションでどうプレイすればいいか知っていると、監督にとってより使い勝手が良かったからね。

Q:それでゴール数は減ってしまった?
A:ピッチには、ゴールにあまり到達しないポジションもある。だから、チャンスで失敗しないように集中していなければいけない。ディナモ戦で僕がそうしたように。

Q:レギュラーになれそうですか?
A:そうできればと思うし、たくさんの試合に出たいよ。チャンスというものは、そうとはわからないうちに少しずつ近づいてくる。だから決して諦めてはいけない。

Q:モウリーニョは、一生懸命トレーニングしていればプレイさせてくれるタイプの監督ですか?
A:どんな監督でも、もし毎日良いトレーニングを一生懸命して、それを笑顔でこなしていれば、最後にはプレイするチャンスをくれるものだよ。

9分で3点

2011-11-23 10:22:00 | football
11/12 UEFA Champions League Group stage (Group D)
Real Madrid C.F. 6-2 GNK Dinamo Zagreb

マドリーのゴール:ベンゼマ(22、60)、カジェホン(7、49)、イグアイン(9)、エジル(20)
ザグレブのゴール:Beqiraj(81)、Tomecak(90)

今日のMVPにしたい、ホセ・カジェホン
「とても満足しているよ。数字的にも順位が決まり、よくボールの回る試合で、たくさんの人たちを楽しくさせて、楽しめる夜だった。僕はとても満足しているし、こういう戦い方を僕たちは続けていかなければいけない。」
(試合中脚に違和感を感じたことについて)「時間(配分?)のミスだよ。」
「僕たちは中心的な存在になっていくだろうし、監督が望むならもっと戦う。僕はチャンスが得られることを望んでいて、もちろん、全体の動きを変えていくのは難しいけれど、でも僕は自分自身にとても満足してるよ。」
「確かなことは、僕たちが非常に素晴らしいステップを踏んでいること、チャンピオンズリーグの戦いの中でそれを楽しんでいること、そしてこうしたことを続けていかなければいけない、ということだ。」



ジョゼ・モウリーニョ
レアル・マドリーの監督、ジョゼ・モウリーニョは、彼のチームがサンチアゴ・ベルナベウで、ディナモ・ザグレブに対し6-2で勝利したことに満足を示したが、プレスカンファレンスの冒頭は、耳下腺の手術をしたバルセロナのセカンドコーチ、ティト・ビラノバに捧げるものとなった。スーペルコパのセカンドレグで、問題となった相手である。
「昨シーズン、我々はアビダルのために一体であることを示した。当然、我々はティト・ビラノバに対しても同じ気持ちでいる。彼の家族、チームのためにも早く回復しますように。そして、この場所で、12月10日、完全に健康な状態でベンチにいられますように。我々皆が、喜んで彼を迎えることだろう。」

ディナモ戦については、選手たちの態度に焦点を当てた。
「我々はハングリーに、限界までやっていた。素晴らしい、スピードのある試合をして…いつも試合に出ていない選手たちが期待に応えるのを見ただろうが、それは私には驚きではない。毎日のトレーニングを見ているからだ。もしトレーニングが悪ければ、プレイするチャンスが与えられた時にうまくいかないものだ。もし彼らが素晴らしい試合をしたのなら、それはトレーニングを非常に良くやっていたということだ。今日、彼らは試合を楽しんでいたし、それはベンチにいた選手たちまでもが同じことだ。ペペ、クリスチアーノ、カシージャス…彼らはチームメイトたちの試合を見て楽しんでいたよ。」
「我々はディナモ・ザグレブに、試合に入る選択肢も時間も与えなかった。最初から彼らを急襲したことで、彼らには選択肢がなくなってしまった。しかし彼らはクロアチアリーグで優勝するだろうし、より経験を積んで帰ってくることだろう。来シーズンになれば、彼らは違うチームになっているはずだ。」

モウリーニョは、常に要求が高いが、今回はチームが試合終盤に2失点したことには重きを置かなかった。
「重要なことは、我々が唯一勝点15ポイントを上げているチームであるということ、そしてそうなる以前に、4つの勝利をハードワークで手にしてきた。6-0の状況でいくつかのミスを犯すことは普通なことだ。第一に、選手たちは出場経験が少なく、その分疲れやすかった。シャヒンやカジェホンや…。私は通常なら、6-2よりも4-0の方が好きだが、今回は、人々が6-2という試合を見て楽しく過ごしただろうと思う。」

会見ではもちろんシャヒンの名前も挙げられた。シャヒンは90分間プレイし、チームの流動性の中に入っていった。
「彼はプレシーズンの状態だ。他の選手たちが7月にしていたことを、彼は11月にやっているところだ。この段階で、彼は確信もリズムも乏しくプレイしているが、それは当然のことだ…。彼はまだ、ブンデスリーガのベストプレイヤーだったシャヒンではないが、このまま注視し続けるし、信頼を置いている。今日は、もっと少ないプレイ時間の予定だったが、この試合での守備的な要求は少ないものとなった。それで私は、フルタイム出場するようにさせ、またグラネロとアルティントップを入れて、より守られていると感じられるようにした(後半トリボーテだったのかな)。これで彼は90分間プレイでき、ほぼ12kmを走破した。これは今現在、彼にとって重要なことだ。」

モウリーニョはまた、今日の試合で先発した2つのペア、中盤中央でのシャヒンとシャビ、前線のベンゼマとイグアインを評価した。
「シャヒンとシャビはピッチの中央にいたが、ラテラルでプレイしていたラスがいて、ケディラは休養、グラネロとアルティントップも…誰が試合に出てくるかという問題については、選択肢がある。ベンゼマとイグアインにしても、彼らは素晴らしいものだ。我々には2人のファンタスティックなストライカーがいる。ベンゼマは、「10番」やサイドでもプレイでき、常に彼ら2人を起用もできる。ある日は誰か1人、別の日は逆の1人、2人で出場する時も…2人ともファンタスティックだ。」

出場しなかったクリスチアーノ・ロナウドについては、モウリーニョははっきりと自身の決断であり、クリスチアーノ自身も良い態度でそれを受け入れたと述べた。
「彼は、ポルトガル代表での生死をかけた2試合から戻ってきた後で、さらにバレンシアのピッチは非常に重いものだった。私は彼に、ハーフタイムに試合が厳しいものだと思うような状況でない限り、プレイしないだろうと告げて、彼もそれを完璧に理解していた。3ゴール目の時点で、彼はプレイしないなとわかった。

最後に、現在のレアル・マドリーが、これまで率いてきた中で最高であるかどうか質問されたが、モウリーニョはその話題に関わるのを望まなかった。
「それを言うことはできない。なぜなら、私が以前に率いてきて、これまでに18のタイトルをもたらしてくれた以前のチームに不公平でありたくはないし、まだ1つしかタイトルを得ていないこのチームに共感しすぎにもなりたくないからだ。もっとタイトルを取って、それからわかることだろう。」
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また長くなってしまった感想
MVPはたぶんベンゼマ、でもカジェホンも外しがたい、イグアインのシュートの柔らかさ、6点目のベンゼマへのアシストもよかったし、エジルも久しぶりに良さがよく出ていた感じで……攻撃陣、それぞれの特徴が出ていて良かったです。FWの2人はどっちも良い感じに自信をつけていて、それが落ち着きにつながっているし、単にゴールを狙うだけじゃなくプレイエリアを広げて、攻撃のバリエーションにつながってるのかなあ、なんて思いました。個人的MVPなら、上に試合後コメントを載せたカジェホン。よく走りよくチャレンジし、シュート場面でも落ち着いて脚の振りが早くて確実。これからもっと出場機会が増えればいいなと思います。
シャヒンが初めてフル出場でしたが、まだまだなところと、後半は少し良くなってきたかな、という感じでした。前半は、アロンソが保護者のようというか、アロンソが中盤で指揮を執りつつシャヒンにボールを触らせるている印象。アロンソが下がった後半は、アルティントップとグラネロが入ってきて前寄りの仕事をしていたので、その分シャヒンはカバーするエリアも広がり、ボールタッチも増えたように思います。ただ、後半の早い時間で5-0になってしまったので、試合が単調になっていってシャヒンに能力見せてみろ、というほどの流れではなくなってしまったかも。
普段出場機会の少ない選手が多くて、お互い合わないところがあったり、あと一歩の気が効かなかったり…まあこの辺りは仕方ないですかね。歯がゆいところもありましたが、グラネロが5-0、6-0でなおも攻撃のパスを狙ってるのとか、アルティントップが精力的に動こうとしているのとか、それぞれがんばってたんじゃないかと。でも、レギュラーで出ている選手たちの仕事、危ない時はアロンソが最終ラインに入ってるのとか、ラモス、ペペのカバー力とか、やっぱりその辺りは重要なんだなと再認識。アダンは失点悔しいでしょうけど、あまり責任ないと思うので、気にせずに…。
あとは、ラスにも一言。以前、ラテラル好きじゃないとか言っているた気がするんですが、それでも攻守ともにきちんと仕事するんですよね。時々驚かされるような攻撃の能力も。不思議な選手。
最後に。イグアインが後半からカピタンマークをつけてましたが、これ、本人けっこう責任感とか誇らしさとか感じてたんじゃないでしょうか。守備のサポートに最終ラインまでいってみたり、試合終了後には最後まで残って審判と握手してみたり。成長したなあ、なんて勝手に感慨深い気持ちになってしましました。

アレッサンドロ・デル・ピエロ

2011-11-22 22:57:08 | football
El Paisに載っていた、アレッサンドロ・デル・ピエロのインタビュー。年季の入ったユヴェンティーナの友人のために。


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トリノの美しく晴れた日。木曜日。各国の代表選手たちは、皆それぞれの代表チームに行っている。アレッサンドロ・デル・ピエロは違う。彼は、サヴォナとのトレーニングマッチをスタートしていた。以前ほどドリブルはしないが、彼がボールに対応するのを見るのは素晴らしいものだ。対戦相手は、前半終了を待って、彼と写真を撮った。デル・ピエロは37歳になったところ、ユーヴェに在籍して18年。今シーズンが、トリノにおける彼のラストシーズンとなるだろう。では、小さな彼が彼よりも大きなボールと一緒に写っている写真に目を留めよう。

Q:この写真がどこで撮られたか覚えていますか?
A:もちろん、自宅の裏だよ。まだ1歳にもなってなかっただろう。彼が何をしたいかがわかるだろう…この写真は、すごく暖かい気持ちで思い出すよ。それに、僕たちは技術の時代にいるから、こうした写真は持てないんだ。

Q:このボールやその頃のものを持っていますか?
A:ボールはないな。でも、部屋に飾っていたポスターは今もあるよ。それと、夏のペタンク・トーナメントで勝った優勝カップが3つ。僕の最初の優勝カップは、サッカーじゃなくてペタンクだったんだ。

Q:ペタンクが好きだったのですか?
A:そうだね、僕はビーチに1人でいて、ものすごくシャイだったから。今もそうだけど、そのころは、他の子供たちと一緒にいるのは苦手だったんだ。

Q:ポスターは何でしたか?
A:ユーヴェのもの、プラティニのもの、それから、同じ部屋にいた兄と一緒に聞いていた歌手のもの。僕たちは、マイケル・ジャクソンやジェネシス、U2、ダイアー・ストレイツを聞いてた…。それから伝説的な自転車(バイク)も。従兄弟、兄、そして僕に渡された、50年物だ。母の家にあったんだよ。驚異的なもので、コントロールペダルがついてた。

Q:何が変わったのでしょうか?
A:僕はもっと自信をつけて、シャイなところを少しだけ克服することを学んだ。でも僕は今でもこの土地(ヴェネト)の息子だ。とても内気で、静かで、実際的だ。

Q:ステッカーアルバム(リーグの選手シール集とかそういうのだと思う)を持ったことは?
A:ないんだ、あれは高すぎたから。家には、そんなにたくさんお金はなかった。ただ、母が2袋買ってくれた。自転車に貼ったよ。

Q:あなたのお父さんは電気技術工で、お母さんはクリーニング屋でしたね。フットボールをしていなかったら、あなたは何になっていたでしょうか?
A:まったく見当がつかないな。ある日の学校の授業で、職業を3つ選ばないといけなくなった。僕が選んだのは、電気技術工、父と同じように。トラック運転手、旅行が好きだからね。あとはコック、食べるのが好きだから。僕の夢はフットボール選手になることだったけど、絶対にそうは書かなかったよ。

Q:あなたが情熱を傾けるのは?
A:子供たち(3人)が成長するのを見ること以外だったら、スポーツを見るのと映画が少し。

Q:一番最近で、感動したスポーツは?
A:ラグビーW杯を追いかけていたんだ。トレーニングがあって、ファイナルは見られなかったけど。でも国歌や試合に臨む準備を見ていて、鳥肌がたったよ。

Q:テレビでスポーツを見るのですか?
A:もちろん、ぼくがそうできるなら、いつでもね……「ドーラと一緒に大冒険」か「テレタビーズ」の合間だから…。

Q:子供たちにはテレビを見せすぎないつもりでいますね?
A:危険なことはないよ、でもテレビは30分!

Q:子供の頃あなたは、どれくらいの時間ストリートでサッカーをしていたのでしょうか?
A:決まった課題をできるだけ早くこなして、日が出てる間なら、許される限りずっと。イタリア北部の冬は長くて、午後4時半過ぎには日が沈んでしまう。明かりがないと、どこへも行きようがない。だから僕はほとんど1人で、自宅のある田舎の通りの脇でサッカーをしていた。夜になると、父が車をガレージから出して、僕にスペースを作ってくれた。夏には僕は解き放たれていたね。ただ夕食までに戻ればいいんだ。

Q:お母さんから一番言われたことは?
A:「気をつけて、汗をかかないで、走らないで」…だから言ったんだ、「でもマンマ、走れないなら、どうやって外へ行くの?」って。13歳からは、パドヴァでプレイし始めて、電車を2つ乗り継いで行かなければいけなくなった。それからは、人に迷惑をかけるんじゃない、と。

Q:最初のスパイクは?
A:アディダスのリトバルスキーモデルで、誕生日にもらったんだ。

Q:サインをねだったのは誰にですか?
A:そんなことができるなんて思わないよ、僕はすごくシャイだったんだから! 本当に、サインをもらうなんて思いもしなかった。僕にとっては、僕のアイドルたちを見るのを楽しんでいたけで。でも生活というのはサン・ヴェンデミアーノ(故郷、人口1万人)で過ぎていくもので、ユーヴェやプラティニ、ボーノ、U2とは違うものだった。

Q:あなたのキャリアで妨げになった監督は?
A:いないよ。素晴らしいマエストロたちがいた。初めて褒められたのを昨日のことのように思い出すよ。僕は、ターコイズブルーの、素敵なトレーニング用パンツを持っていた。僕はそれをいつも履いてた。ある日自分の街のチームと一緒に試合に行ったら、監督が僕を、技術トレーニングに送り出した。ボールを持ってアップダウンしたり、スピードを上げたり、右、左に何度もタッチしたりフェイントしたり。僕はうまくやったんだろう。監督がこう言ったからね。「よし、坊主たち、ターコイズのパンツの子と同じようにやるんだぞ」って。心に刻み込まれているよ。彼は僕の初めての監督で、小さい子供たちには、喜びを得たりチームスピリットを作り上げることを学ぶのが重要だとわかっている人だったんだ。

Q:マッツォーラがいつも言っているのは、イタリアではドリブル突破は悪いものと見て取られるということですが。
A:僕は素晴らしいドリブルを見るのは好きだよ。でも、選手の才能はドリブルをすることや、守備をしたり得点をしたりすることではなくて、正しい選択をどうやってするかを知ることなんだ。大変なのは、チームが何を必要としているのかを考えることだよ。

Q:今日あなたが、ボールを取り返そうと、ピッチに身体を投げ出していくのを見ていましたが…37歳でどうしてそんなに楽しくできるのでしょうか?
A:それは僕が37歳のオヤジだと感じてないからだよ。僕はまだ、ボールにある情熱に動かされているんだ。どうやってなんでもやるか、ボールを取り返すためにピッチに身体を投げ出したり、走り続けたりしなければいけない時もある。それはすごいことだし、こうしたことすべてができているのがすごく嬉しい。僕が死ぬときは、もうなにもしないよ。

Q:フットボールがあなたに与えたものは?
A:毎晩僕が眠りにつくとき、僕を熱狂させるようなものすべて、それが僕の夢を満たしてきた。

Q:ベンチから試合を見るのは?
A:嫌だよ。ベンチっていうのはだいたいが凍り付いているもの、地面と同じくらいに。ええと、中にいる方がいい、間違いなくね。

Q:あなたにとって重荷になるものですか?
A:プレイする準備をして、プレイしたいと望んでいる。それができないなら、幸せじゃないよ。でも僕は、チームのマネージメントというものが何かも正確に理解している。

Q:フットボールでの友人は?
A:ディ・リービオ。

Q:一番叫んだゴールは?
A:2006年ワールドカップのドイツvsイタリア戦で決めたのと、1996年に東京で決めたの(トヨタカップですね)。



Q:ワールドカップを勝ち取るのは一番感動したことでは?
A:そうだね。僕は32歳で、中心となった14人だった(ファイナルに出た11+3人の1人だったということ?)。プレイし始めるときの神経質なものを感じずに、成果を手にすること、それが余計に満足だった。

Q:あなたにとって苦労させられるディフェンダーは?
A:カンナバーロ、ネスタ、テュラム。彼らの予測力に対峙してプレイするのは、うんざりするものだったよ。

Q:最も印象的なスタジアムは?
A:僕の心にある一番感動的なものとして、僕のキャリアに現れるのは、ベルナベウだ。観客が僕に送ってくれた喝采(2007年11月、2ゴールを決めたとき……ありましたね、そんなことも……)は、優勝杯を手にするのにも匹敵するほどだった。それからオールド・トラフォードも。何年にも渡ってフットボールの象徴だ。グラスゴーやアンフィールドの雰囲気にも何も言葉がないほどだ。考えただけでゾクゾクしてしまうよ。

Q:最後にあなたが泣いたのは?
A:僕は泣けないんだ、父が亡くなった時でもね。おばかなままでいたんだよ。父がここにいてくれたら、気づかないうちに教えてもらったことに感謝するのに。

Q:1993年の6月、ユヴェントスと契約しました。どんな場所でしたか?
A:最高に美しい。ピアッツァ・クリメアは、トリノの小さな広場だけれど、1800のマンションの間にあって、城みたいに見えるんだ。外の街からやってきた僕にとっては、すべてがとても新しくて大きく見えたよ…。

Q:最も辛く難しかったことは?
A:パドヴァでの最初のシーズン。僕はまだ若くて、両親から遠く離れてしまった。馴染むのは僕にとってもの凄く大変なこと。僕は、ベッドしかない家にいたんだ。

Q:リッピ、カペッロ、トラパットーニ、アンチェロッティの中で一番は誰ですか?
A:たぶんリッピだね。彼は誰よりも多くトレーニングをしたし、僕は彼と一緒のときに一番タイトルを取ったから。彼とは360度トレーニングできたよ。

Q:あなたがユーヴェに加入した時、既にヴィアリ、ラヴァネッリ、バッジョがいましたが…彼らがあなたにくれたアドバイスとは?
A:僕は端にいたんだ。すべては若僧の目を通してすぎていった。僕がしてたのはそっと見るだけ。もし僕が大いに学んだとしたら、それは、僕が見てることで人生を過ごしてきたからだよ。

Q:インザーギ、ヴィエリ、トレゼゲは?
A:インザーギは、彼が欲しいと思ってなくても、ゴールしてたよ。彼がターンすると、ボールが彼のところに届いてる。ヴィエリはパワフル。トレゼゲは、シュートが素晴らしかった。とても高かったよ。彼を見てると、連携が取れるなんてそうは見えない。でも実際は、素晴らしいシュートを打つんだ。

Q:イブラヒモビッチはグアルディオラをもう少しで殴るところだと言っていました。ここではどうでしたか?
A:ここでももう少しでやりそうだったよ。

Q:あなたと?
A:ノオオオオオ! 僕じゃやられちゃうよ。ズラタンは毎日落ち着いていたけど、でもとても要求が高くて、彼自身にも他の人間にも最高であることを求めるんだ。

Q:あなたはバッジョの10番を受け継いできました。一緒にプレイしてきた中では彼が一番でしょうか?
A:そうだね、ジダンと。あとユーゴヴィッチと。でもジズーとバッジョは、技術的に楽しかった。

Q:どこであなたのキャリアを終わろうと思っているのでしょうか?
A:それは僕が答えたいと思うことではないな。僕は自分のキャリアを、精神的に明るい状態で締めくくりたい。わずらわしいものを負うのは嫌だよ。僕がいるのは…その時にそうなるよ。

Q:どのくらい長くプレイするつもりでいますか?
A:40歳までね。

Q:フィジカルの状態はどのくらい大きく変化してきたでしょうか?
R:変化したのは1998年11月8日のこと。僕は12ヶ月の間離脱し、4ヶ月は松葉杖だった。それが僕のキャリアを変え、僕をより良い選手にさせた。それ以前、僕はフィジカルが強く、スピードがあり、テクニックに優れた子で、本能に従ってるだけだった。それから僕は落ち着きすぎるほどになり、今はバランスが取れている。

Q:ドーピング問題で裁判所に出廷したときどう感じましたか?
A:僕は怒っていたし、信じられなかった。存在する理由などないのに作られた裁判だった。そしてそれが示された。僕にとって、フットボールというものは、緑色のピッチの上で、11に忍耐11人で戦う試合のことだ。

Q:後悔している事はありますか?
A:ないよ。でも、今も記憶に残っているいくつかの試合でまたプレイしたいな。僕の身に起こってきたことについては、僕は幸せだよ。



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唐突すぎるデルピエロインタビューでしたが、友人のためというのもあり、また、私が海外サッカーにはまるきっかけになったいくつかの要因のひとつでもあり(他にはアヤックスとかドルトムントとかラウルさんとか…)、熱くない程度に思い入れのある選手です。あとは、やっぱりバンディエラであること。そういう意味では、記事の中には名前が出てきませんが、ラウルがマドリーを出た時、デルピエロが今期限りでユーヴェを出されるとわかった時、バンディエラとはどんなものであるのか、少々暑苦しくもロマン溢れる思いを語ってくれたトッティもけっこう好き。

ディナモ・ザグレブ戦前

2011-11-21 20:24:20 | football
温存だと信じたい
CLディナモ・ザグレブ戦を前にした本日(21日)のトレーニングでは、アルベロア、カカ、マルセロがピッチに姿を現さなかったとのこと。アルベロアは筋肉の違和感を引きずっており、カカはひらめ筋の打撲から未だ回復せず…マルセロは? 週末のアトレチコ戦に向けての温存策だと信じたいです。ちょっとまた怪我人が増えてきてるよ…。
グッドニュースは、ディ・マリア。昨日のトレーニングでピッチに姿を現したと思ったら、なんと今日は全体練習に合流したそうです。驚異的過ぎる回復力。若いって素晴らしい。


シャビ・アロンソのジレンマ
こちらはCLに関係ない話ですが、MARCAの記事から。再び、やり繰りに苦心する季節がやってきました。
バレンシア戦でシャビ・アロンソが4枚目の黄紙をもらってしまったことで、3節先のクラシコを見据えて、5枚目のリスクを犯しに行くかどうか、という状況になってしまいました。次節、アトレチコ戦で黄紙をもらったら、その次のヒホン戦で有休消化。これなら貯金が一掃され、かつクラシコに出られるため一番良さそうな方法。でも、わざともらいにいったりしたら…以前のCLでの前科もあり、余分なお仕置きにつながりかねない。
アトレチコ戦で黄紙をもらわなかったらどうなるか。クラシコで確実に出場させることを目指すなら、ヒホン戦はアロンソをベンチへ。しかしこれだと、出場停止リーチ状態は変わりません。クラシコのその次は、サンチェス・ピスファンでのセビージャ戦が待ち構えている状況。
一番いいのはもちろんずーっとクリーンなままでいくことですが、次点ではおそらく、アトレチコ戦でカードをもらいに…いや、やっぱり難しい。前科があるし、ただでさえマドリー評判悪いし、事前にこんなに報道されてるわけですし。
しかもMARCA曰く、マドリーvsアトレチコのホイッスルを吹くのは、マテウ・ラオス主審なんだそうです。モウリーニョが気に入っている主審ですが、その理由がやたらとファウルを取らずに流し気味で試合の流れを止めないから、ということ。
とりあえずはアトレチコ戦が終わってからですね…。


ディナモ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、トマス・メヒアス
DF:セルヒオ・ラモス、バラン、ペペ、アルビオル、コエントラン
MF:エジル、シャヒン、シャビ・アロンソ、アルティントップ、カジェホン、ラス、グラネロ、ケディラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマ

負傷欠場:カルバーリョ、ディ・マリア、カカ、マルセロ、アルベロア

物議を醸し中のモウリーニョによる試合前日プレスカンファレンスの中では、同じプレスカンファレンスに出たシャヒンがスタメンになるのは妥当だろうということと、ラスもスタメンと言われていました。
「ラスは先発する。彼は何でもできる。サイドでも中盤でも攻撃的なボランチでも。」
ということで、ラスは先発。
アルベロアとマルセロが離脱で、左はコエントランでいいとして、ラスが右ラテラルをするのかセルヒオ・ラモスが久しぶりに戻るのか。バレンシア戦であまりうまくいった感じがしないトリボーテを、シャヒンも入れて再び試すのか。先発はぎりぎりまでわからなさそうです。

市民の義務

2011-11-20 22:45:17 | football

皆に拍手で迎えられる。

カジェホンの旅
昨夜の試合終了後、カジェホンだけ別行動でした、というニュース。カジェホンはバレンシア戦終了後、車で故郷のモトリルまで移動。午前6時に着いた後、8時から選挙管理委員会のお仕事が……。詳しい仕組みも何の投票かもよくわからないんですが、投票前の確認作業に一般市民として参加することになったとか、そういうことじゃないかと思われます。そういえば前もバレンシアかどこかで、選挙の立会人になったから日曜の試合に出られないとかなんとかそういうのがあったような……。
カジェホンは朝8時のお仕事だけで済んだようで、その後は直線距離で約50kmほど離れたグラナダへ移動、9時15分発マドリー行きの飛行機に何とか間に合い、この日11時開始のトレーニングには15分遅れるだけで済んだそうです。
休んじゃってもいいんじゃないかとも思うんですが。お疲れ様、カジェホン。


見ちゃった
昨夜の試合の録画したの見てて気づいた。コウモリの中のおっさん……。


トレーニングは朝から
昨夜22時キックオフで試合が終わったら午前0時、その後マドリーに着いたのは3時頃か4時頃か知りませんが、日曜は現地11時からトレーニング再開。
いつもどおり、先発、出場時間の長かった選手たちグループは軽いリカバリーメニュー、その他、アルティントップ、グラネロ、イグアイン、アルビオル、シャヒン、カジェホン、バラン、コエントラン、カルバーリョは、カランカの指導の下、負荷の高いメニューをこなしたようです。
ということで、バレンシア戦を欠場したコエントラン、離脱期間が長引いていたカルバーリョが、全体メニューに加わりました。ディマリアも、この日はピッチに入って個人メニューをこなし、ボールに触ったりもしていたとのこと。
昨夜の試合、フィジカルの問題を訴えて途中交代になったアルベロアは、カカと共に室内メニューのみだったようです。アルベロアの負傷箇所、程度については不明ですが、悲観的なMARCAによれば、ハムストリングの肉離れの可能性があり、そうするとクラシコが怪しくなってくると……。
火曜日にすぐにCLがありますが、もう勝ち上がりも決まっていますし、フィジカルが怪しい選手には無理させたりすることはないと思います。






黄色いスプレー
昨夜の試合前、イケルの足に黄色いスプレーを吹き付ける人が……。
イケルはユニフォームの黄色いストッキングの上から、足首の辺りに白いバンデージを巻いていたのですが、これを同色にしなければいけないことになってるらしいです、最近。以前のグラナダvsバルサの試合でも、同様なことがあったそうですが…バンデージの色が違うからって、だから何なんだと。こうるさい校則みたい。
とりあえず、次からはスプレー振り掛けられないように、黄色のテープ用意しておかないといけないのか。


特定
バレンシアvsレアル・マドリー戦で、6件の観客等による問題行為があり、その中で、レーザーポインターで選手を狙った人物が1人、警察によって特定されたそうです。メスタージャのメインスタンド、VIPエリアの近くに座っていた人物で、試合開始から10分で特定されたとのこと。
最近は、いろいろな試合でレーザーで観客が選手を攻撃するのを目にします。ベルナベウの観客もやってるし、マドリーの選手はフエラではだいたいやられてる。昨夜の試合も、ゴールしたあとのベンゼマにレーザー当てられてたし、クリスチアーノはしょっちゅうターゲットになっているし。
距離が遠いとはいえレーザー顔だの目だのに当てて良い訳がないし、もっと近い他の観客やスタッフの目に当たったら。どのスタジアムに限らず、びしびし取り締まってつまみ出してほしいと思います。


勝った・・・

2011-11-20 08:08:59 | football
疲れた・・・

11/12 Liga Espanola 1a divicion Jornadda 13
Valencia C.F. 2-3 Real Madrid C.F.



試合後の選手コメント
アルベロア
「かなりフィジカルに問題があった。前半はできるだけ堪えていたけれど、それ以上は無理になってしまった。日曜になれば、僕がどういう状態かわかるだろう。幸運なことに、前半はピッチにいられたんだ。」
「とても緊張感の高い試合だった。僕たちがここへ来るときは、バレンシアは、これが世紀の一戦であるように、命をかけて向かってくる。この勝利はとても重要なものだよ。」
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変な時間帯でのアルベロア交代に、なんでだろうかとか、カードもらったせいかとか思ってましたが、フィジカルに問題ありとのこと。普通にスタメンで出てきていたけど、代表戦後は別メニューだったのと関係あるのか。上の画像を見ると、左脚の膝か腿の下部の辺りにプロテクター?アイシング?つけてますね。後をひくものでなければいいんですが……。


ペペ
「僕たちはとても疲れた状態でやって来た。献身による勝利だ。勝ち続けるのはとても重要なこと。今は、休養してできるだけ早く回復することが必要だ。」
「僕たちは素晴らしい試合をした。チーム全員がすごくよく働いた。」
「僕たちは自分たちの仕事をしている。このクラブのために、最大のものを尽くしていかなければいけない。」
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荒れ気味の展開で、非常に冷静だったペペ。どこでスイッチが入れ違うんだろうなあ、この人。


セルヒオ・ラモス
「こういった試合は、チームを一体にするものだ。僕たちは大きなステップを踏み出した。最初に僕たちが点差をつけても、彼らは引き分けに肉薄してきた。」
「この勝利にも、ゴールを決められたことにもすごく喜んでいる。僕自身は、本当に素晴らしい時を過ごしている。個人としてもフットボール面でも、素晴らしい時期だよ。」


背負い込んだもの

バレンシア戦前

2011-11-19 09:45:56 | football
バレンシア戦、召集選手
GK:イケル、アダン、ヘスス
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、バラン、ペペ、アルビオル、マルセロ
MF:エジル、シャヒン、シャビ・アロンソ、アルティントップ、カジェホン、ラス、グラネロ、ケディラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマ

負傷欠場:カルバーリョ、ディマリア、カカ、コエントラン

話題になっていたクリスチアーノ・ロナウドとアルベロアは、共に召集リスト入り。特に問題もないようです。
一方で、今週全体練習ができていたのに、カカは召集漏れ。今回の試合前プレスカンファレンスは、またカランカが担当でしたが、「(カカは)まだ回復していない。筋肉の怪我があって、不確かな状態だ。治ったように見えても、そうでなかったりする。再発ということではなく、召集から外れたのは、回復の一環だ。」とのこと。


恵まれている
MARCAの記事から、インターナショナルウィーク、15日に行われたコロンビアvsパラグアイ戦から、スペインへ戻ってきたマドリーのイグアインとバルサのメッシ、その方法がぜんぜん違いましたよ、という記事。トップページには画像まで添えられていましたが、イグアインは試合のあったコロンビアのバランキージャから、マドリーが用意したチャーター機でコロンビアの首都ボゴタへ
。おかげでボゴタからマドリーへと飛ぶ飛行機に乗ることができ、水曜夕方からのトレーニングに間に合いました。しかしメッシは、バランキージャからアメリカのマイアミへ、そこからマドリーへ、さらに乗り換えてバルセロナへ。ということで、トレーニングへの合流も、イグアインより1日遅れた状況に。イグアインが帰ってくるのにかかったのは15時間、メッシはフライト18時間+待ち時間が4時間。
以前は、マドリーの選手とバルサの選手が同じプライベートジェットを共有して移動なんてこともありましたけど、基本的には我関せずなんでしょうか。記事の中では、「バルセロナに対する最大の疑問のひとつは、なぜマドリーがイグアインのために飛行機をチャーターできて、バルサは同じことがメッシのためにできなかったんだろうということだ」と、チクリと。

情報なし

2011-11-18 07:03:02 | football
負傷者の回復具合は……
木曜日のトレーニングは、水曜と同じように現地16時開始だったはずですが、公式に記事も写真も載らない完全非公開だったようです。ということで、気になるクリスチアーノ・ロナウドとアルベロアの回復具合もまったくわからず。今シーズンは非公開練習でも、練習レポートは掲載されていたのに……。回復状態が怪しいのか、バレンシア相手にギリギリまで情報統制を敷くつもりなのか。
ちなみにこの日、NIKEのイベントに参加したクリスチアーノ・ロナウドは、自身のコンディションについて尋ねられ、「いいよ。」と回答。バレンシア戦には?との質問には、「いけると思う。」とのこと。


お父さん
お父さんが写真で説明する、イケルのキャリア。

大移動

2011-11-17 06:56:24 | football


お帰りー
それぞれの国の事情次第でいろいろあったインターナショナルウィークがようやく終わりまして、マドリーの選手たちもだいたい揃いました。おかえりおかえり。
水曜のトレーニングは現地16時開始。コスタリカで試合をしていたスペイン代表がバラハス空港に着いたのが12時30分だったそうで、どうやらトレーニングには間に合ってますけど、あと遠かったのはイグアイン、こっちはちゃんと間に合ったのかな。

公式のトレーニングのニュースでは、ピッチで通常どおりのトレーニングを行ったのは、ラス、グラネロ、シャヒン、カジェホン、マルセロ、カカと、代表戦で出場がなかったらしいアルビオル、代表戦が月曜だったバランと、カスティージャからナチョ、カサド、カルバハル、マンディ、アレックス、ファンフラン、ホセル、オスカル・プラーノ。アダンとヘススはGK用トレーニング。代表戦で出場時間の多かったイケル、シャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモス、アルティントップ、ベンゼマ、ケディラ、エジルはストレッチやランニングなど、負荷を抑えたリカバリートレーニング。あとピッチに出ていたのは完全に別メのカルバーリョ。
残りは室内。ペペ、コエントラン、イグアインの3人が室内でのトレーニングだったそうですが、これは代表戦が本気試合だった人たちへの軽めメニュー、ってことかな。名前が挙がらなかった中で、クリスチアーノ・ロナウドとアルベロアは、それぞれ筋肉の過負荷、ということでトレーニングは休んだようです。

ということで「FIFAウィルス」で2人の負傷者を出してしまったわけですが、問題は週末のバレンシア戦に間に合うかどうかということ。クリスチアーノの名前が入ってますので、報道によっては「間に合わないかも」という悲観的な見出しもありましたが、MARCA辺りは「ま、大丈夫でしょう」という感じ。絶対に無理して間に合わせろとは思いませんけど、2人とも軽度のようですし、それぞれ大事にならずに復帰してくれればいいなと思います。