けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

眠れない夜がある

2012-05-31 22:23:11 | football



公式ページ
2012/2013シーズンのユニフォームが、公式に発表されました。上の動画はADIDASのものですが、クリスチアーノも、セルヒオ・ラモスも、マルセロも出てくる(この3人のスパイクはNIKE)。ま、スパイクがどこであれ、ADIDASがチームスポンサーであることには変わりないんですが。ところで、セルヒオ・ラモスとベンゼマの間は、エンツォ君ぽく見えたんですが…違うかな?



シャビ・アロンソ
もはや常連扱いな気がするシャビ・アロンソ@GQのインタビュー。スポーツ関連の話ばかり、とはいきませんが、ちょっと面白い部分もあったので読んでみました。少し飛ばしたりもしています。
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Q:あなたとヒューゴ・ボスのコラボレーションから話を始めましょう。彼らがあなたを選んだのは、あなたが自分の専門の世界で仕事をこなすやり方、強い意志、生き生きした力強さ、信頼によるものだと言っています。こうしたことがあなたを特徴付けるものでしょうか?
A:自分の専門の仕事について話をしているのなら、そうだね、そういう価値が僕自身を定義するものだと思う。なぜなら、僕は自分自身を信頼しているし、力強くあろうとしてきたからね。専門の世界でこうやって過ごしているのは、進化していく上でとても重要なことだと思う。そうでなければ、これだけ多くの場面でこれだけの信頼を持てることはないだろう。

Q:今現在、個人としてもプロフェッショナルとしても、充足した状態だと感じていますか?
A:成熟と経験を積んだ段階に到達していると思う。フィジカル面でもまだいい感触があり、試合をどう読むか、チームのためにどうプレイをするかは、大いに成長してきている。5年前を振り返ると、そうだね、選手としてはもっとやれていると思うし、成長の余地も小さくなっていると感じるよ。

Q:今も試合後は眠れないのですか?
A:そう、本当にすごく苦労している。緊張感やアドレナリンを解放するまで、いつも明け方の5時まで眠れない。

Q:そういった眠れない夜は何をしていますか?
A:あらゆることをね。読書をして、シリーズもののドラマを見て、インターネットをして……。友人達と夕食をとりに外に出たり何かするのでなければ、自宅で平和にそういうことをしている。コンセントレーションの時も、読書をしたりドラマを見たり、そういうことをするのに使っているよ。

Q:あなたは読書をするのが好きという、普通とは少し違う選手ですが…
A:そうだな、そういうことには俗説が多いよね。皆、思われているよりもたくさん読書をしているよ。人はいろいろとラベルをつけるものだ。でも、すべてのものがある。それに、そうだね、僕は新聞や雑誌、小説、伝記、推理小説…なんでも読むのは好きだ。

Q:あなたはCultureta(文化的な?)とか、洗練された文化趣味を持っているようですが、どうでしょうか?
A:(笑って)Culturetaがなんなのか知らないけど、僕はそこに入るんだね。でも僕が思うのは、自分は好奇心が旺盛だということ。映画、音楽、経済、デザイン、建築…雑誌を取り上げて、そこに何があるのか、読んだり聞いたりじっくり見たりするのが好きなんだよ。

Q:でも、あなたのTwitterを見ると、キューブリックやラース・フォン・トリア、レナード・コーエンといったタイプの人をフォローしていますが…彼らは皆、ある種の変わった人物として知られている。
A:そう。でも彼らは天才でもある。そういった人たちは、すごく強い個性を持っていて、それを表現している。変わった人たち、そういった特別な感じのある人たちはすきだよ。レオナルド・コーエンとその歌詞、ラース・フォン・トリアとその映画…優れていて、変わっていて、カリスマ性と才能を持つ人をフォローするのが好きなんだ。

Q:そういうキャラクターで、あなたが特徴付けられたり、あなたのフットボールに影響したりということはあり得ますか?
A:それを目標として求めることはないだろうけど、むしろフットボールを理解する方法につながる。いつでも自分自身に正直で、敬意を持たれるように、チームを助けるようにしようと努めている。僕は、大衆向けのサッカーとか、一般向けのものとか、お楽しみだけのサッカーとかはしたくないんだ。

Q:一般向けのサッカーというのが特定の選手を表しているのでは、なんて聞くつもりはないですが…
A:(笑って)そんなことは言ってない。

Q:でも、それはどう思いますか?
A:(再び笑って)ないない。それを言ったのは君だ。歌手とか政治家、ジャーナリストについても、大衆向けかと同じことが言えるだろう。僕自身は、安っぽい大衆主義はまったく好きじゃないということ、それで誰かがそうだとわかったら、大きくポイントを下げることになる。

Q:デクスターの大ファンでもありますね。時には、意に沿わない試合の後で、ただ比喩的な意味ですが、「こいつをデクスターの手術台に乗せたら…」と考えたりは?
A:そうだね、僕たち皆がそういうことを考えると思うよ。デクスターはとても魅力的なパーソナリティがあって、人間味とつながった気持ちに欠けているんだけど、最後はそれを手にすることになる。それに、時々こうも考えたりするだろう。たぶん、僕はそうあるべきよりもひどく興奮している…時には、ダーク・パッセンジャーが割り込んでくるんだ。

Q:マッドメンのシリーズもお好きですね。別の時代から来たフットボール選手なんだと感じることがあるのでは?
A:いいね、ある面ではそうだよ。例えばスパイク。いろいろと眩しい色のは好きじゃない。いつもアディダスの人には、ずっと変わらない黒のスパイクを送ってくれるように頼んでいるよ。そういう意味では、他の人より昔ながらのものを持っているというだけなんだけど、そうだね、僕はマッドメンのクラッシクでエレガントな世界が好きだよ。あの雰囲気は素晴らしい。

(いくつか略)

Q:フットボールの話題に戻りましょう。まもなくEUROが始まります。偉業を成し遂げる機会、ということになりますね?
A:そうだね、でもそれはとても難しいものになるだろう。勝ち続けることは難しさを増している。僕たちには素晴らしいチームがあり、経験もある。でも他のチームも、多くのものを求めて、十分に準備をしてきている。(前の)EUROやワールドカップよりも難しいものになるだろう。タイトルを獲るためには、ほぼパーフェクトなことをしていく必要がある。

Q:今シーズンは、シーズンの終盤にバルサvsマドリーがスケジューリングされていました。これはスペイン代表には良くないことなのでは?
A:それは別個のものだと思っている。何もないだろうし、僕たちはいつもそういうことを切り分けている。この問題についてはたくさんのことが過剰に言われていて、最後には疲れてしまった。そういう質問を受けて何か答えると、別のことが書かれている。最後にはこう考えてしまう。質問しなくても、書けばいい、もうあることをって。お互いに無関係なことだ。僕たちが代表に一緒にいて、シーズンが終わったら、僕たちが戦うべきもののために戦っていることは、シーズンがどんな形で終わったとしても同じことだ。もし誰かが何かを勝ち取ったら、それを祝う。もし君が何かを勝ち取ったら、君が祝われる。でも皆はもう、別の何かのために戦っているんだ。

Q:皆、友人同士の関係でい続けられると?
A:そう、そのとおり。本当に素晴らしい雰囲気だ。

Q:誰かが、フットボールは生き死にの問題ではない、それ以上に重要なものだ、と言っていましたが…
A:ビル・シャンクリーだね。それは時々よくわかることだ、例えば10人で戦うのが11人よりも良かったりするように。その名言は素晴らしいと思うけど、でも真実かは僕にはわからない。

Q:それでも、これだけ長くマドリーにいたのですから、マドリディスタだと感じるのでは?
A:そうだね、そういう感覚は問題なく受け入れられる。僕は、生涯マドリディスタでいるだろう。
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試合後は眠れない派のアロンソ、というのはちょっと意外でした。でもインタビュアーが「今も」と聞いているということは、前から知られてたことだったのかな。そういえばペペも以前い、試合が終わった夜はなかなか眠れないというようなことを言っていたことがありました(なので、ブラジル人、ポルトガル人ネットワークでゲームをすると)。プレッシャーがかかった中で、むちゃくちゃ集中してるんだろうなあ…。
クラシックなものが好きで…という流れから、色の派手なスパイクは嫌だというあたり。蛍光オレンジピンクなスパイクを履いていたNIKE組(クリスチアーノ、マルセロ、エジルetc.)の顔を思い浮かべながら読ませていただきました。安っぽい大衆向けなものは嫌いとか、さすがに言うことははっきり言う。将来、どんな監督になるんだろうか…(ある意味、一番モウリーニョに近い監督になりそうな気がする)。


紹介

2012-05-31 07:18:53 | football

23人
El mundo紙の23人の紹介。ちょっと紹介文が簡略過ぎかな…たまに突っ込みたくなるところも。キャップ数は、2012年5月27日現在です。
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1:カシージャス(レアル・マドリー)
世界最高のGKであり、代表のカピタンは、歴史を作ることを目標にしたチームのリーダーとなるだろう。W杯では一番のヒーローであり、彼への信頼は揺るがない。
シーズン59試合、5129分出場、国際試合129キャップ

12:バルデス(バルセロナ)
イケル・カシージャスの控え。今シーズンは5度目のサモラを獲得。2010年のワールドカップ以来、常に代表に招集されている。
シーズン54試合、4770分出場、国際試合7キャップ

23:レイナ(リバプール)
代表の一番のムードメーカー。彼の今シーズンは最高ではなかったが、選手達の間の良い雰囲気を維持していくのに、彼の役割は重大だ。
シーズン48試合、4253分出場、国際試合24キャップ

5:ファンフラン(アトレチコ・マドリー)
今シーズンの大きな発見。マンサーノは、アトレチコで彼をラテラルとして起用、そのパフォーマンスは目覚しいものだった。
シーズン42試合、2995分出場、1ゴール、国際試合1キャップ

17:アルベロア(レアル・マドリー)
どちらのサイドでも機能し、レアル・マドリーではほとんどの時間出場した。守備に特化した選手であり、攻撃面では幾分限られたものがある。
シーズン44試合、3630分出場、0ゴール、国際試合34キャップ

3:ピケ(バルセロナ)
彼にとってバルサでの最悪のシーズンが続いた。集中に欠け、多くの試合で控えに回った。それでも、チームの枠組みの中では欠くことができない。
シーズン42試合、3052分出場、2ゴール、国際試合38キャップ

15:セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)
申し分のないシーズンだった。このポジションは、彼が世界一でいられるもの。プジョルがいない今、彼はスペインの将来にとってきわめて重要な存在になるだろう。
シーズン56試合、4871分出場、4ゴール、国際試合84キャップ

4:ハビ・マルティネス(アスレチック・ビルバオ)
通常のポジションは中盤だが、マルセロ・ビエルサは今シーズン、彼をディフェンスの中央で起用した。ボールを奪う彼のクオリティは否定のしようがない。
シーズン56試合、4793分出場、4ゴール、国際試合7キャップ

2:アルビオル(レアル・マドリー)
十分な出場時間を楽しめなかったシーズン後であり、最後まで消臭が疑われていた。このポジションにはほとんど選択肢がなく、そこで選出に至った。
シーズン20試合、1242分出場、0ゴール、国際試合23キャップ

18:ジョルディ・アルバ(バレンシア)
デル・ボスケが召集した唯一の左ラテラル(ほんとだ…)。バレンシアでの今シーズンはそこそこではあったが、このポジションの選手不足もあって、選出された。
シーズン52試合、4149分出場、3ゴール、国際試合4キャップ

16:セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)
代表の動力。特権を持った選手。ボールカット、守る、動く、タメを作る、それらすべてをうまくこなす。彼について、他の選択はないようだ。
シーズン58試合、4490分出場、2ゴール、国際試合38キャップ

14:シャビ・アロンソ(レアル・マドリー)
議論の余地はない。ブスケツと組むペアは並ぶものがない。彼の今シーズンはファンタスティックなものだったが、少し疲労して終わることになった。それでも力を取り戻しているはずだ。
シーズン58試合、4879分出場、3ゴール、国際試合94キャップ

8:チャビ(バルセロナ)
代表を結びつける頭脳。チャビがフィジカル面で状態が良いときは、コパのファイナルでそうであったように、彼のチームはとどまることを知らず進む。
シーズン56試合、3970分出場、14ゴール、国際試合108キャップ

20:カソルラ(マラガ)
このアストゥリアーノは、マラガがチャンピオンズ圏内に至るための、最も大きな防護手段の1つであった。W杯行きを逃したことが、今回のEUROに向けたモチベーションをいっぱいに高めている。
シーズン48試合、3689分出場、9ゴール、国際試合40キャップ

6:イニエスタ(バルセロナ)
ワールドカップのヒーロー。コパのファイナルで見せた極上のパフォーマンスは、ビッグニュースだ。完璧なコンディションで、チャビやシルバとコンビを組むのは、恐ろしいものだろう。
シーズン52試合、3546分出場、10ゴール、国際試合64キャップ

10:セスク(バルセロナ):期待されたような、チームを引っ張る役割は見せられなかった。代表では先発の選手ではないが、しかしデル・ボスケは、常に彼を使おうとする。
シーズン52試合、3525分出場、17ゴール、国際試合63キャップ

13:マタ(チェルシー)
今シーズン、このチェルシーの選手に足りなかったものはほとんどないだろう。FA杯とチャンピオンズを手にした。プレミアリーグに、何の苦労もなく馴染んだ。
シーズン57試合、4162分出場、12ゴール、国際試合16キャップ

7:ペドロ(バルセロナ)
彼のシーズンの最後は、苦労しただけのものがあった。グアルディオラは、シーズン後半には彼を根気強く起用し、彼はゴールで応えた。コパのファイナルでは、ドブレーテを決めた。
シーズン50試合、2897分出場、13ゴール、国際試合15キャップ

21:ダビド・シルバ(マンチェスター・シティ)
シティのフットボール選手の中でも国際的に認められる存在になっている。ボールを扱うことに長け、崩れずに連携を保つ能力に優れる。
シーズン49試合、3857分出場、9ゴール、国際試合55キャップ

22:ヘスス・ナバス(セビージャ)
アウトサイドにいて、均衡を崩すことに貢献する。そのスピードと爆発力はいつでも、膠着した試合展開に、使えるものだ。
シーズン43試合、3870分出場、5ゴール、国際試合15キャップ

19:ジョレンテ(アスレチック・ビルバオ)
ビジャがいない今、攻撃の旗艦であることが当然のものと考えられている。素晴らしいシーズンを終えたが、終盤の試合では、多少の負傷があった。
シーズン56試合、4063分出場、29ゴール、国際試合20キャップ

9:フェルナンド・トーレス(チェルシー)
チャンピオンズを手にしたが、しかし彼のシーズンは落胆させらえっるもの。チェルシーで49試合に出場して11ゴールと、お粗末な結果だった。それでも、彼の貢献は申し分がないものだ。(って記事が言ってる)。
シーズン54試合、3413分出場、11ゴール、国際試合91キャップ

11:ネグレド(セビージャ)
デル・ボスケが非常に気に入っている選手。監督は、ソルダードよりネグレドを選んだ。今シーズンは、良いレベルのゴール数で終えることができた。
シーズン37試合、2785分出場、14ゴール、国際試合8キャップ


Partido amistoso
ESPANA 4-1 COREA DEL SUR


前半が終わるところで目が覚めました。とりあえず後半は見ました。

感想
・シャビ・アロンソ、本日カピタン。下がった後はシルバが担当。
・相手もそんなにきつくこなかった感じですが、誰も怪我がなかったようで良かったです。
・バルサとビルバオの選手がまだ合流してないから仕方ないんですが、選考漏れの選手たちも引き続き出場。
・ソルダードのアシストでネグレドのゴールとか、なんとも複雑なんですが。
・ソルダードのTwitter見ると、この試合でコンセントレーションを離れてバカンス入りする模様。
・ちょっと前にMARCAに記事がありましたが、ビジャが欠場するため、代表のPKキッカーはアロンソが担当するようです。
・ベニャとシルバが良かった。ベニャ、いいなあ。





これからを楽しみに

2012-05-30 07:22:17 | football
カスティージャ
セグンダBのチャンピオンシップ、ミランデスとの試合がまだ残っています。
第1戦:6月1日(金)20時~(アルフレド・ディ・ステファノ)
第2戦:来週末あたり


2012/2013リーガ・エスパニョーラ
新シーズンの大まかなスケジュールが発表になりました。
開幕:2012年8月18-19日
閉幕:2013年6月1日
第37節:2013年5月25-26日、スペインのチームがCLファイナル進出なら、5月29日(水)(26日も)
コパ・ファイナル:5月8日

他にも細かいスケジュールや、この場合には…的なものがあるんですが、また後で見直したい。ちなみに選手協会は、開幕日が早すぎる、1週間遅らせるように、と求めているそうです。


イグアイン:「マドリーでこれから起こることにわくわくしている。」
日曜日に出ていたASのイグアインインタビュー。公式にも記事がありましたが、全部が載っていたわけではないので、こちらで量が多い版を。
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6月2日にはエクアドル戦を戦う。この日(27日)は、ベルナベウが「ピピータ、残って!」と合唱した日(最終戦)から2週間だ。イグアインはエセイサでのアルゼンチン代表の合宿中だが、ASのインタビューに答え、彼の将来についての質問には特定の答えを返したがらなかった。なぜなら、「出るつもりだ」とは決して言ったことがないから……。

Q:厳しかった今シーズンで、あなたの心に一番残っている瞬間はなんでしょうか?
A:最終戦がすごく心に残った。スタジアム中が残るようにと求めてくれて、僕のチームメイトたちもだし、その前のセルヒオ(ラモス)の言葉から始まって…マドリーに在籍したこの5年間で、特別な瞬間のひとつ、それどころかこのクラブにいた中でも最高の瞬間だった。そういう瞬間というのは、永遠に残るものだよね。

Q:あなたはファンの愛情を受けていたのでしょうか? ベルナベウの喝采に感動しましたか?
A:ファンからの愛情にも感動したし、同じように愛情を示してくれた仲間達にも。僕が受け取ったそういうものは…。僕はレアル・マドリーでタイトルを取れた、それは、トレーニングをしその成果を手にできたということ…。

Q;リーガのタイトルを手にした後の、仲間たちからのサイン入りのユニフォームの意味は?
A:言うようなことは何もないよ。

Q:お別れのように見えました。
A:皆にサインしてもらったのは、前にリーガのタイトルを獲ったとき2回と同じように、ということだよ。チームの愛情に感謝している。それを感じたよ。

Q:マドリーのロッカールームにいて愛されていると感じますか?
A:もちろん。ロッカールームでは、皆と本当にうまくやっている。「フィデオ(ディ・マリア)」とはいちばんウマが合うかな(笑)。僕たちは、リーベル対ロサリオ・セントラルの試合を一緒に見たりする(それぞれの出身クラブ)。マドリーは、安心できる健全なチームだよ。

Q:チームのカピタンたちに入って、何が変わりましたか?
A:レアル・マドリーのカピタンになって試合に出る、という夢をかなえることができた。カピタンとして何かすることはなかったけど、ブラサレッテをつけるというのは夢がかなったということだし、名誉でもあるね。カピタンは1人だけ、彼は本当に素晴らしいよ。

Q:レアル・マドリーでのシーズンが終わって、リラックスできましたか?
A:4、5日休養をとって、他のものを切り離していたよ。今は良い感じだ。僕の名づけ子のレナトや、甥のサンティーノと姪のモラ、祖母や友人達と会って…そういうことで僕は助けられるんだ。できるだけシンプルに過ごそうとしている。たぶん、僕は少し内向気味で、家にいて、いろいろなことを考え始める…僕は、あまりグルグル考えても仕方のないことを、すごくあれこれと考えるほうなんだ。でもそれが僕だから。僕はできる限り物事を透明にしておきたい。レアル・マドリーのロッカールームの中では、僕は冗談を言ったり人を笑わせたり、人を楽しませるんだ。でも時には熱くなることもある。誰もがそうなるようにね。

Q:マドリーでのシーズンを終えて、あれだけのプレッシャーと共に過ごしたことで、肉体的あるいは心理的にオーバーロードの状態では?
A:どちらもあるよね。肉体的にはずっとプレイしていたこと、頭の方だと大変だったこと。チャンピオンズについては辛いシーズンだったけれど、でも僕たちはリーガを獲った。ストレスの多い時間もあったけど、でも最後にはリーガをモノにできて満足している。それに、マドリーで、アルゼンチンでこれから起こることに、僕はわくわくしているんだ。

Q:これから新しいシーズンに向かいます。あなたのキャリアの中ではどんなステージにいるのでしょうか?
A:僕は素晴らしいステージにいるよ。レアル・マドリーでリーガを勝ち取って、それでまた代表に戻ってきた。こういうことを楽しみたいんだ。すべてがあっという間に起こっている。ぼくは、ここにいるために一生懸命トレーニングしてきたし、それに対処していきたい。ここに戻ってくるために必死でやるよ。

Q:マドリーで先発のポジションが安泰ではない中で、シーズン中に決めたゴール数は嬉しいのでは?
A:本当のところ、今シーズン決められたゴール数はすごく嬉しいよ。もっと決められたかもしれないけど…。

Q:短い休みを楽しんだようですが、でもアルゼンチン代表にいても嬉しいようですね。
A:代表に来るといつも言っていることなんだけれど、ここにいられるということは、喜びでもあり特別な恩恵でもあるんだ。監督が選んだこのグループに合流すること、再び選ばれるということは、本当に大きな幸せだよ。トレーニングをしっかりして、またそうできるようにしたい。

Q:レアル・マドリーでクリスチアーノと共にプレイし、アルゼンチン代表でメッシと共にプレイするということは、特別なものだと感じますか?
A:すごいことだし、だから毎日起こるわけじゃないそういう日々をうまく生かしていきたいんだ。彼らと近くにいて楽しむことができる時には、僕はそうしている。彼らは2人とも本当に素晴らしい選手だ。そしてそれ以上に、僕は幼い頃から、やりたいことややろうとしたことは何でもできている。僕は夢をかなえて進んでいる、前へ進むためにいつでも一生懸命やってね。

Q:今もラウルと連絡を取っていますか?
A:カタールへ行くということを知ったよ。ラウルは僕に、僕がこのクラブに残るだろう、このクラブにとって重要な選手なんだから、って言ってくれた。感謝しているよ。彼と同じクラブで出会えた。彼から学んだ。彼は僕に本当によくしてくれたんだ。彼と会話を交わして、ロッカールームを共にして、ラウルのキャリアを共有できたのは、名誉だよ。今は連絡をしていないけれど、でもそうできる時があったらいつでも、僕たちは話をするよ。だって、僕たちは本当に呼吸があっていたからね。

Q:わずか24歳で、すべてをうまくこなしていくということは大変な面もあるのでは?
A:大変だよ。身近な人たちと話をしたり自分について考えたりするといつも、自分の身に起きている事がクレージーに思えてくる、そういうものでしょ? 僕みたいな、こんな若い年齢で、そういうのは、すばらしいことだしとんでもないことでもある。僕の情熱だよ。

Q:マドリーでモウリーニョがあなたに求めることと、アルゼンチン代表でサベージャがあなたに求めること、共通点は?
A:代表監督が僕に求めるのは、正に僕がマドリーでやっていることだ。ダイアゴナルに動いて、マークをはずす。周りは同じ選手ではないけど、僕に求められるのは基本的に、レアル・マドリー出やっているのと同じことだ。

Q:ディ・ステファノには心酔しているのでは? ドン・アルフレドは、あなたを誰よりも愛情を注ぐ選手の1人だとしていますが…
A:彼には魅了されるし、崇拝している。ドン・アルフレドは、マドリーで最高のものと過ごしてきたんだ。そしてそれを伝えている。本当に素晴らしい人だ。彼の話を聞くのが好きだよ。その言葉から学ぶんだ。

Q:レアル・マドリーvsバルセロナか、リーベルvsボカか?
A:どっちもビッグマッチだよ。リーベルvsボカの方が、より情熱的で、混乱した、雑多な感じ。マドリーvsバルセロナの方がもっと秩序だっているけれど、でもほとんど想像もつかない世界のことを見せているんだとわかってくれるかな。どちらも本当にすごいクラシコだ。こういったすごく重要な試合でマドリーのユニフォームを着られるのは名誉なことだ。それに、試合自体も楽しもうとしているよ。

Q:世界最高のアタッカーたちと一緒に戦うのはどんな気持ちですか? クン、メッシ、ディ・マリア、あなたの間でポジション争いが…
A:それはすごくいいことだよね。僕たちは最高のものを尽くそうとするだろう。その後は、誰がより良いと思えるか、決めるのは監督だ。それでも僕たち皆がチームを助けるためにここにいるんだ。

Q:クレスポやバティストゥータのように、あなたも一時代を築くようになるでしょうか?
A:僕はたった今始まったばかりだよ。僕には、ワールドカップやコパ・アメリカ、W杯予選を戦うという幸運があって…僕もそうなれたらと願うし、本当にすごいことだろうね。でもすごく大変なことでもある。僕は、アルゼンチンで9番を背負うことが誇らしいよ。

Q:アルゼンチン代表は1試合だけ、エクアドルとW杯予選を戦います。勝たなければいけませんね。
A:そうだね。他のチームはすべて、6ポイント加えられる可能性があるのに、僕たちは3ポイントのために戦うだけなんだ(このインターナショナルウィークに、他国は2試合、アルゼンチンは1試合しか組まれていないため)。この試合に勝つために、最大限のものを生かしていかなければいけないね。
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Capote

2012-05-29 06:56:49 | football
ラウル「歴史を作るスペイン代表を見たい」
ASに載っていたラウルの記事。この間、カタールへの移籍を決断したのは…という記事がありましたが、それと同じ雑誌なのかな。今回はもう少しいろいろと書かれていました。発言部分を中心に、ざっくりと。
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EUROについて、スペイン代表について
「スペイン代表にとっては難しいものになるだろう。EURO、W杯、EUROと続けて制覇した国はまだどこにもないんだから。」
「歴史を作るスペイン代表を見たいね。でも、彼らが大きなチャレンジに立ち向かわなければならないことを、彼らはわかっている。特に、ドイツ代表やオランダ代表、フランス代表のようにね。」
「僕が代表に復帰するということは考えていない。僕にとって、それは6年前に終わったことなんだ。今は、違うことを考えている。」

レアル・マドリー、バルセロナについて
(マドリー、バルサが突出していること)「問題はリーグにあるのではない。マンチェスター・ユナイテッドは、イングランドの偉大なチームだ。でも今はバルセロナとレアル・マドリーが世界で最高の2チーム。」
「レアル・マドリーとバルセロナがイングランドで戦ったら、同じように2チームのレースになるだろう。」
「この先の何年かで、その差は縮まるかもしれない。」

グアルディオラについて
「バルセロナとレアル・マドリーには、いつもワールドクラスの選手たちがいる。傑出したグループのいるクラブだというのはその通りだけれど、ペップがチームを強くした仕事は無視できない。ペップは、彼自身の哲学にしっかり基づいてやっている。運だけではないよ。」

比較
「レアル・マドリーとバルセロナは比較できるものじゃない。比較する余地なんてないよ。これがフットボールだ。いくつかの試合では、緊張もあり、神経質になるものもあるかもしれない。でもそれでいいんだ。試合が終わったら、すべてがノーマルに戻る。」
(世界最高の選手は)「2人のどちらが優れているかを言うのは難しい。2人の優れた選手、しかし異なるスタイルとキャラクターを持っている。」
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アルバロ・モラタ、昇格決定後のインタビュー
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Q:再び、カスティージャは対戦相手を凌駕しましたね。単純なことだったように見えました。
A:そんなことないよ。カディスはいいチームだ、簡単なことではなかった。どうしてこうなったかといえば、僕たちが勝つことに飢えていて、チームとして成長し続けていきたいと強く願っていたから。僕たちはファミリーで、僕たち全員がこうなるだけの価値があるんだ。プレーオフの2試合は、チームの姿勢を示すものだった。監督は、ハーフタイムに、まだ成し遂げてはいないと言ったんだ。

Q:レアル・マドリーに加入して以来、一番幸せなのでは?
A:本当にすごいよ。僕たちがレアル・マドリーと契約した時、皆がこういう瞬間を味わいたいと思っていて、それに到達した。レアル・マドリーの第2チームをそれに値するだけの位置まで連れて行くということ、これは何よりも素晴らしいよ。

Q:ディ・ステファノスタジアムの雰囲気はどうでしたか?
A:ファンの皆には感謝している。この昇格は彼らのためのものだ。

Q:ピッチでカポーテを振っていましたね。
A:そうだね、実は闘牛はちょっと苦手なんだけど、でもあれは約束したもので、それを達成したんだよ。
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闘牛士のマントでお祝いするのは、トップチームだとラウル→セルヒオ・ラモスと受け継がれていて、カスティージャではモラタ。誰との約束だったのかな。




フェルナンド・イエロ、マラガのGMを辞職
給与支払いが遅れたり、移籍金の支払いが滞って法律問題になりそうだったり…というルーズさがあったマラガ。「快適ではなかった。」とイエロ。

カスティージャ、セグンダ昇格

2012-05-28 07:57:37 | football





プレーオフ第2戦
レアル・マドリー・カスティージャ 5-1 カディス


ヘセのゴールを皮切りに、モスケラがゴラッソ2つ(遠めの距離からの直接FK、GKがゴールをガラ空きにしてるのを見ての遠くからのシュート)を決めたり、ホセルとモラタも決めて、セグンダ昇格! 最近の兄貴分たちのセレブレーションを見慣れてる(参加している選手たちも)せいか、トリル監督を胴上げしたりお祝いもにぎやかな感じになりました。
カスティージャのセグンダ昇格は2005/2006シーズン以来のことだそうです。MARCAによると、当時、セグンダBからセグンダへの昇格を果たしたチームには、アルベロア、ソルダード、フラド、ディエゴ・ロペス、ボルハ・バレーロ、ハビ・ガルシア、ロベルト・トラシオーラス、ルベン・デラレなどがいて……現在トップチームに残るのはアルベロアのみ(しかもデポル→リバプールと外へ出てから2009年に帰還)。カンテラをトップチームに積極的にあげていく政策があるかないかでも違うと思いますが、今回セグンダにチームを上げた中でも、この夏にまた新たなステップを踏まないといけない選手たちも出てくると思います。トップチームに上がれる選手はいるだろうか…。


ハイライト+セレブレーション


試合前には、選手、スタッフ全員が一列に並んで、先日亡くなったフロレンティーノ・ペレスの奥様「ピティーナ」に1分間の黙とう。ペレスは、そこはさすがというか、きちんと試合観戦に来ていましたが、ゴールが決まっても昇格が決まっても笑顔もなく、まるで抜け殻のような……切ない。亡くなった奥様と一緒の最後の観戦が、カディスでのカスティージャの試合だったそうなので、余計になんかこう……。

スペイン代表23人

2012-05-27 19:55:00 | football
GK:カシージャス、バルデス、レイナ
DF:アルベロア、フアンフラン、セルヒオ・ラモス、ピケ、アルビオル、ハビ・マルティネス、ジョルディ・アルバ
MF:ブスケツ、シャビ・アロンソ、チャビ、イニエスタ、カソルラ、シルバ、マタ、セスク、ペドロ、ナバス
FW:ジョレンテ、トーレス、ネグレド

まあそんなところですかね…という。アルビオルとフアンフランが残ったのは嬉しい。

テストマッチ

2012-05-27 11:25:00 | football
先行して
ASがトップページ右側で、「日曜版にてイグアインの本紙独占インタビュー」と読者を釣っているわけですが、現地はすでに日曜日、その一面画像を拾ってきました。曰く、

イグアインはASに対し、レアル・マドリーに残ることを確認
「皆がサインしたユニフォームは、以前の2回リーガを獲った時も、皆にやってもらったことなんだ」
「ストレスの多いシーズンだったけれど、優勝できて満足しているよ」
「ベルナベウで受けた喝采は、生きてきた中でも最高に素晴らしいもの」
「僕は、レアル・マドリーで起こることを楽しんでいる」

夕方くらいにはWEB版にも記事が出るでしょうか。これだけ読むと、かなり残留濃厚な雰囲気の発言で、皆の不安を増幅させた優勝パレードのユニフォーム(チームメイトたちのサイン入り)についても説明があって……。このまま新シーズンが始まるまで、(少なくともイグアインについては)ファンが心穏やかでいられるような、安心できるインタビューだといいな、と思います。

追加:インタビュー記事、出てました。また後ほど(でもやっぱりはっきりしたこと言ってない感じ…出て行くことも匂わせてない感じ…)


Madridistas

セルビアとの親善試合当日の朝のお散歩中の写真。「何年もたって…また一緒だ!@R9Soldado @Juanfrantorres @javigarcia06 y Alvarito!
と、アルベロア。ちなみにアルベロアが1983年生まれで、ファンフラン、ソルダード、ネグレドが1985年、ハビガルシアが1987年。今のところ、スペイン代表候補に入っているマドリーのカンテラ出身選手は、他にマタとイケルさん。

親善試合
スペイン 2-0 セルビア

スペインの得点:アドリアン、カソルラ(PK)


GK: Casillas
DF: Juanfran, Ramos (Dominguez, min.46), Albiol, Jordi Alba (Monreal, min.66)
MF: Navas, Bruno (Javi Garcia, min.69), Xabi Alonso (Benat, min.46), Cazorla
FW: Soldado (Silva, min.46) y Negredo (Adrián, min.46).

スタンドからはチェルシーの2人が見守り、ビルバオ&バルサの選手もいない中の、最初の親善試合。ビジャがいないFWに誰を残すか、新戦力の見極め…。
ファンフランが右ラテラルでフル出場。上がって攻撃サポートもするし、右サイドはナバスも含めて活発で、良かったんじゃないかと思います。右ラテラルのライバルになるであろうビルバオのイラオラが、恥骨に問題があって代表招集は難しいのではというニュースもあり。ファンフラン残れるといいな。あと、ひいき目であることは承知の上で…アルビオルも良かったと思う。ドミもいいけど、アルビオル残してほしいなあ。
FWはネグレドとソルダードがともに先発で、スペイン代表には珍しい2トップ。だったんですが、正直なところ、前半はちょっと眠いというか……どっちも1トップで試したらどうだったのかな…その分出場時間は短くなるだろうけど。後半からは、ソルダードもネグレドも下がって、シルバが入り、アドリアン1トップ…で、結果を出したのは、そのアドリアン。やっぱり後半の方が良かった、全体に。



El Corazon Classic Match 2012 に出る人
マンチェスター・ユナイテッドOBの皆様をお迎えするコラソン・クラシックマッチ2012。出場予定選手が発表されていました。

Real Madrid:
Buyo, Contreras, Illgner,
Chendo, Rojas, Velasco, Hierro, Sabido, Sanchis, Fernando Sanz, Ramis, Karanka, Garcia Cortes
Redondo, Helguera, Zidane, Martin Vazquez, Figo
Butragueno, Amavisca, Alfonso, Ivan Perez, Santillana y Morientes.

Manchester United: (どこで切ったらいいのかわからない)
Andy Cole, Bryan Robson, Clayton Blackmore, Denis Irwin, Dion Dublin, Dwight Yorke, Edwin Van der Sar, Jaap Stam, Jesper Blomqvist, Lee Martin, Lee Sharpe, Quinton Fortune, Raymond Van der Gouw, Ronny Johnsen, Roy Keane y Teddy Sheringham.

6月3日19時30分キックオフだそうです。楽しみ。


本日12時
日本時間だと19時から、カスティージャのセグンダ昇格プレーオフ、カディス戦の第2戦。

カタールの理由

2012-05-25 07:03:13 | football
ラウル「グアルディオラとイエロが、カタールは良いと僕に話してくれた。」
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ラウルは『ドーハ・スタジアム誌』に対してこのように話し、バルセロナの監督や元ロッカールームの仲間からのアドバイスを求めたことを認めた。「彼らの言葉は僕の決断に影響を与えた。」と彼は言っている。

ラウル・ゴンサレスが、初めてカタールの新聞のインタビューに応じた。ここで彼は、グアルディオラとフェルナンド・イエロが、自身がアジアの国へ、アル・サッドへ移籍するという決断をしたことに、影響を与えたのだと認めている。バルサの監督は、昨年日本で開催されたクラブワールドカップの準決勝で同チームと対戦し、また2003年から2005年にかけてアル・アリで自身がプレイしてもいる。ちょうどフェルナンド・イエロも同じ頃にアラブの国に渡り、アル・ラーヤンでプレイした。
「アル・サッドが偉大なクラブであり、バルサとクラブワールドカップの準決勝で対戦したことを知っていた。オファーを受けた時、グアルディオラやイエロと、細かいことまで話し合った。彼らは、カタールでの生活についての情報をくれたし、ペップは僕に、この国のフットボールは日々成長していると教えてくれた。2人の言葉が僕の決断に影響を与えた。」
最終的にアル・サッドに決めたのは次のような理由だ。「僕の代理人は、アラブのクラブすべての代理人のグループと交渉した。でもアル・サッドを選んだのは、この国で最も成功しているクラブだからだ。」
ラウルのミッションは、フットボールを楽しむことに加えて、2022年のワールドカップに向けて同国のリーグと共同して働くこと、そして世界の舞台に向けてカタール代表のレベルを向上させることにある。「カタールではワールドカップに向けてすべてが組織化されている。プライオリティは、今後10年の間にビッグプレイヤーを移籍させて、ここの代表を強化し、アジアでもトップクラスの1つにすること。そのために、カタールリーグを成長させていくんだ。」
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最後のパラグラフ、記事書いた人の見方も入ってるだろうけど…大人の事情ですね。今後のラウル自身のキャリア形成のためというのはもちろん、欧州の他の選手や指導者が中東へ向かう道をさらに広げて就職先を作ることとか、中東につながりのある人間がスペインの協会に入るのも意味があるだろうし、2022年のスペイン代表のためにもなることだろうし。
……大人の事情かあ。いいんだけど、なんかさみしいなあ…。

大使
そんなラウルは、国連食糧農業機関の大使として、チャドを訪問中。切迫した食糧危機に見舞われているサヘル地域への支援を訴えています。(写真


ベンゼマ、ケディラ

2012-05-24 07:03:06 | football
ベンゼマ
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火曜日、モウリーニョの契約延長を知ったカリム・ベンゼマは、モウリーニョについて「世界で最高の監督だ」と語り、その契約延長を喜んだ。
「彼は世界で最高の監督だ。彼が僕たちのために貢献してくれたことは、これまで僕たちになかったものだ。彼が続けてくれるのが嬉しいよ。彼のおかげで僕たちは成長し、リーガのタイトルを勝ち取った。」と、パリで広告活動に参加していたベンゼマはこのように話している。

現在24歳のベンゼマは、チームメイトのゴンサロ・イグアインがチームを出るのでは、パリ・サンジェルマンから呼ばれているようだ、という噂についても語った。
「彼は今もマドリーの選手で、素晴らしいプレイをする。僕は、彼が僕たちと共に続けてくれるよう願っているよ。」

またベンゼマは、ジネディーヌ・ジダンについて、彼のことを「兄」のようだと言い、「歴史上最高のフランス人選手のアドバイスを受けられることは、自身にとって幸運だ」ということも強調した。

一方で、レアル・マドリーの最大のライバルであるバルセロナについて評価することは望まなかった。
「バルセロナはいつでも偉大なチームだ。でも僕たちは彼らのことを考えない。自分たちのことに集中する。彼らがサイクルの終わりを迎えているかどうかは、僕にはわからない。僕たちは成長し続けなければいけない。」

来るEUROについてはベンゼマはそのタイトルを勝ち取ることを夢見ているが、それは難しいことだろうと話した。スペイン代表については、「見たくなる試合をするチームだ」とし、また他にもドイツやイングランド、イタリアといったビッグチームがあることも指摘した。
ベンゼマは、2004年の欧州U-17選手権でチャンピオンとなった世代を代表する選手である。その世代のうちの何名かは、現在、フランスフル代表に入ってきている。
「彼らとまたプレイできるのが嬉しいよ。でも代表は、世代以上のものだ。誰もが非常に優れた存在でいなければいけない。EUROを良い大会にするために、一体になって戦わなければいけない。」 と、今シーズンのレアル・マドリーで、31ゴール14アシストの最高のシーズンを送ったストライカーは語る。
ベンゼマは、観衆が多くのものを彼に期待していること、少しずつ代表での地位をつかんでいっているという感触を得ていることを認め、しかし「ピッチで答えを出す」方を好んでいると言う。
フランス代表がEUROを手にする可能性について、ベンゼマは「誰もが勝利を望むもの」と答え、しかし「今のところ、僕たちは初戦に勝つことが必要だ」と述べた。

「それから、僕はバロン・ドールを獲得することも夢見ている。誰もが心に目標を持っている。僕はしばしばそのことを考え、それを達成するためにトレーニングするんだ。」
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もうひとつ、La Sextaのインタビューに答えたという記事から、ロッカールームでのチームメイトの生態を暴露している部分を抜粋。
クリスチアーノ・ロナウド「準備の時に、最も鏡を乱用する選手だよ。」
セルヒオ・ラモス「クレージーだよ、いつもフラメンコだ。」
シャビ・アロンソとグラネロ「ロッカールームの中でまで本を読んでる。」
(仲良しだが、言葉の問題がある)エジル「お互いにちょっとずつの英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語で話してる。でも友達だよ。」
(この夏でクラブを離れる可能性が噂される)ラス「彼はいつも怒ってるわけじゃないよ。彼はいいやつだ、来シーズンも残ってくれたらいいんだけど。」


ケディラ
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サミ・ケディラは、Bildのインタビューに答え、レアル・マドリーでの2シーズンを振り返っている。「この2年間は、有益で、上出来だ。毎日、最高のものを出さなければいけない。土曜日に素晴らしいプレイができても、火曜日にうまくできなければ、批判されるだろう。一貫して、モチベーションを保っていなければいけない。」
2010年、モウリーニョとの初めての会話についても説明した。「彼は僕に、ドライに質問してきた。『君の大志は何だ?』って。それで僕は答えた。『可能な限りすべてを勝ち取ること』。彼は立ち上がって話した。『君は、私がほしい選手だ』。それまで経験した中でも、一番記憶に残る場面の一つだ。僕たちの会話は4つで済んだんだよ。」
また、チェルシーやバイエルンから自身が興味を持たれていることについても話している(そうなん?)。「どこのクラブも、僕や僕の代理人に連絡してきてはいない。僕はマドリーでフットボールを続けていきたい。レアル・マドリーを離れる理由なんて何もないよ。モウリーニョは、ものすごくチームを向上させている。昨シーズンは国王杯を獲り、今シーズンはリーガを獲れたんだ。」
最後に、ケディラはEUROについても話した。「スペイン代表は、断固としてタイトルを維持しようとしている。セルヒオ・ラモスは、ふくらはぎにワールドカップのタトゥを入れているんだ。彼はよく、冗談でその話をしてそれを僕に見せてくるんだよ(やなやつだなー、ラモス・笑)。ドイツはやり返すよ、だからといって、僕がタトゥを入れるかはわからないけど! もちろん、バカンスが終わったらレアル・マドリーに戻るのが待ち遠しいし、これまでのあれこれのことを聞く必要はなくなるね。この2年間は、エジルにも僕にも大変なものだった。でも今回は、僕たちが語るべき歴史を作る側になるだろう。」
最後に、「目標は、EUROを勝ち取ること。大きな目標を置いておきたい。僕にしてみれば、スペインとドイツのファイナルの可能性について話されることが多すぎると思う。僕たちは、1位になるという課題を遂行しないといけない。僕たちは難しいグループを勝ち上がらないといけないんだ。オランダは、ポルトガルよりも大きなライバルだ。それから、デンマークも、秩序と組織のある非常に素晴らしいチームだ。
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説得

2012-05-23 07:08:40 | football
イグアイン父、モウリーニョと会う
火曜日、イグアインの父親はサンチアゴ・ベルナベウで、モウリーニョ、GMのホセ・アンヘル・サンチェスと会ったとのこと。スタジアムに車で入るところを、La Sextaが撮影。
ASの記事によると、この会談で、モウリーニョはホルヘ・イグアインに、彼の息子はチームにとって重要な選手なのだということを納得させ、イグアインにマドリーで続けさせるよう説得した。そしてイグアインは、マドリーで続けていることを決断した、と少々先走り気味。

とにかく、再三モウリーニョやカランカが言っているように、現時点でのクラブのスタンスはイグアインを出て行かせないようにすることで間違いないようです。イグアイン側には、現在の給料(年俸380万ユーロ)が実績に見合っていない、という不満もあるようですが(ベンゼマはもっともらってるし)、このあたりの改善も含めて、すっきり解決方向にもっていければ。あとはもちろん出場機会だけれど、こればっかりはベンゼマとうまくやっていって、としか…。


フロレンティーノ・ペレスの夫人、「ピティーナ」が亡くなる
62歳って、まだ若いよなあ…。ASの記事をざっくりと要約。
41年前にフロレンティーノ・ペレスと出会ったマリア・デ・ロス・アンヘレス・サンドバル、「ピティーナ」は、当時はエル・コルテ・イングレの医療部門の秘書。2人は6か月お付き合いした後に結婚。子供は3人。彼女自身フットボールが大好きで、ベルナベウのパルコの常連だった。「どの試合にも行っているわ。私の場所は彼の後ろで、遠征にも全部ついていってますよ。」と、彼女は過去のEl Paisのインタビューで話している。ピティーナは3年前、深刻な病(癌だったそう)を克服していた。
MARCAは、心臓発作が死因だったのではと書いています。D.E.P.
MARCAより、御写真

最後の観戦は、先日のカスティージャのプレーオフ、カディスとのアウェイ試合だったそうです。


スペイン代表
・ビジャはEUROに間に合わないことを、RFEFが正式に発表。
・月曜に集合したスペイン代表は、EUROに向けた準備をするキャンプ地のオーストリアへ。CLファイナルを戦ったチェルシーの2人(トーレス&マタ)、コパファイナルが残っているバルセロナ、ビルバオの代表選手抜きで。

モウリーニョ、2016年まで

2012-05-22 21:03:10 | football
公式発表
レアル・マドリーとジョゼ・モウリーニョは、クラブと監督としての契約を、2016年6月30日まで延長することで合意した。


いやー、驚いた。噂も出てなかったんじゃないかな。あと2年だったのが、あと4年に増えました。
追加:モウリーニョのインタビューを公式日本語から。


バラン、マドリーでの最初のシーズンを振り返る
ラファエル・バランは、フランスのテレビTF1のインタビューで、レアル・マドリーでの最初のシーズンを振り返った。この若いセントラルは、昨年の夏にマドリーと契約した際、リスキーな決断をしたのだということを完璧にわかっていた。この19歳の選手はそれを認めた。「契約にサインできること、そしてレアル・マドリーへ行くということは、自殺行為のように見えたかもしれない。でも僕は、自分がどこへ、どんなところへ行くのかわかっていた。決して疑わなかったよ。」
バランは、レアル・マドリーと同様に、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・ユナイテッドにも興味をもたれていたが、マドリーのベンチにジョゼ・モウリーニョがいたことが、レアル・マドリーに加入すると決めたキーの1つだったと明かした。「違いを決めたのは、あのポルトガル人の監督が、僕と一緒に働いていきたいという強い希望を見せてくれたこと。このことと、こんな重要なクラブで僕が成長していけるという保証、それが僕の決断の基盤になっていた。」
バランにとって、マドリーへの移籍の中で最も重要な人物と言えば、ジネディーヌ・ジダンだ。「マドリーで、僕に最初に連絡をしてきてくれたのがジズーだった。その時点で、僕は大学の入学試験が迫って迷っていたところだったんだ。」

バランのニックネーム
シーズンの初めの頃にMARCAが彼につけたニックネームは「Don Limpio(英名Mr. Cleanという洗剤のキャラクターらしい)」だったが、彼はそれを気に入っていると言う。「僕はピッチでほとんどミスをしないから、だからそのニックネームは気に入っているよ。」 バランは今シーズン、リーガ、コパ、チャンピオンズ・リーグで15試合に出場し、犯したファウル数は14。出場試合数よりも少なく、警告は受けていない。リーガでも9試合に出場しているが、ファウルの数は8だ。チャンピオンズでは4試合、コパでは2試合に出場し、ファウル数はそれぞれ4と2。
フランスU-21代表に招集されたバランは、来年の欧州選手権の予選として、ラトビア、カザフスタンと対戦する。フランス代表の将来を嘱望される選手の1人だ。このため、EUROに向けたフランス代表に招集されなかったことにも落胆はしていない。「僕にとっては、がっかりすることではなかったよ。フル代表は、僕の長期目標だ。短期的なのではなくてね。今は、僕の代表が、来年の欧州選手権に出場できるよう集中している。僕の価値を示すのにはもっと時間が必要だ。まずはマドリーで、それから代表でね。」
バランは、レアル・マドリーでの最初のシーズンを、満足して終わった。既にスペインのフットボールに、マドリーに、その街に順応している。運転免許も取ったので、これからはもう、しばしば彼のもとを訪れる保護者や家族の誰かに、トレーニングに連れてきてもらう必要もなくなるだろう。


シャヒン
ヌリ・シャヒンは、ガラタサライへの移籍に興味がある、といううわさを否定した。
「トルコに戻るつもりはないよ、僕の夢はまだマドリーで続けることだ。」
シャヒンのこうしたコメントは、土曜日にアルティントップと共に、同クラブの役員であるSukru Hanedarと夕食を共にしたことで生じた噂を鎮めるためのものだ、シャヒン自身が、Senturk(フェネルバフチェ)やSanli(ヴォルフスブルク)とテーブルを共にしたその夕食の様子を撮った写真を上げている。
ガラタサライの関係者とシャヒンが一緒にいる様子が見られたのは初めてではない。去る5月6日にも、ガラタサライvsベシクタシュのイスタンブールのダービーを観戦している写真が撮られていたのだが……。
昨日、シャヒンはトルコ代表の合宿に合流し、レアル・マドリーに加入した最初のシーズンの甘く苦い思いについてコメントした。
「僕は、11/12シーズンの期待を裏切った選手のリストに入ったし、マドリーのファンが僕にもっと多くのものを求めていることも分かっている。怪我がなければ、もっとうまくできただろうに。」
シャヒンは、今シーズンの自身の役割が2番手だったことに気づいている。モウリーニョは彼を642分間しか起用しなかった。しかしシャヒンはあきらめていない。「僕はいつでも、このチームにとってより良い選手となれるように、戦っていくつもりだ。」
自己批判をするシャヒンは、彼自身に忠実だ。「僕は自分の能力を信頼しているし、僕は世界で最高のクラブにいる。僕の夢は、レアル・マドリーで続けていくことだ。」
シャヒンは明日、アルティントップや他のトルコ代表の選手と共に、ザルツブルク(オーストリア)に移動する。トルコはここで親善試合3試合を戦う。木曜日にはグルジアと、土曜日にはフィンランドと、来週29日にはブルガリアとだ。

また、シャヒンとアルティントップは、6月2日に、マドリーのポルトガル代表の仲間たちと顔を合わせることになるだろう。今回はリスボンでだ。シャヒンは、すでにクリスチアーノとこの試合について話をしたことを明らかにした。
「クリスチアーノと話をして、彼は僕に冗談で、ポルトガル代表にいるマドリーの仲間3人(クリスチアーノとぺぺ、コエントラン)にはハードに来るなよ、って言ってきた。でも僕は、僕たちはハードに戦わないといけないんだ、僕たちはオランダ代表(EUROのグループリーグでポルトガルと同組)のようなスタイルだからね、と彼にはっきり言ったんだ。クリスチアーノは笑っていたよ。」


カスティージャの選手たち
ASから、カスティージャの選手たちのコメントをざっくりまとめた記事。

先日のカスティージャのセグンダ昇格プレーオフ第1戦、2ゴールを挙げたホセル
「チームは素晴らしいやり方で戦った。僕たちは勝ちに行って、0-2にした時点で、カディスがすべてを尽くしてくると僕たちはわかっていた。でも、僕たちはどうやって戦えばいいかをわかっていた。僕たちはとても成熟していたよ。僕は、チーム全体に10点をつけたい。」
「夢みたいな試合だった。僕は2ゴールを挙げて、チームにとって重要なパスを出した(3点目のモラタのゴールのアシストはホセル)。」

そのホセルのパスから3点目を決めたモラタ
「僕のゴールは、皆の素晴らしいプレイから生まれたものだ。ホセルがパスをくれたこと、2ゴールを決めてくれたことに感謝しないとね。いつでもゴールを決めれば、それはチームを助けるということだ。

カピタン、ナチョ
「この結果は余裕を生むものだけれど、信じ込んではいけない。カディスは歴史あるチームで、本当に素晴らしい選手たちがいる。でも、ディ・ステファノスタジアムでは、僕たちは強くならないといけない。」

まだ終えなければいけない仕事がある。

大きく一歩

2012-05-21 07:06:12 | football
久しぶりにカスティージャの試合が見れました。セグンダ昇格を賭けたプレーオフ。勝敗の結果によって条件はいろいろあるのですが、とりあえず単純には、勝てば昇格決定(H&A方式)。相手はカディスで、昨夜は第1戦が敵地ラモン・デ・カランサで行われました。

'Playoff' de ascenso, Partido de ida
Cadiz 0-3 Real Madrid Castilla

カスティージャのゴール:ホセル×2、モラタ

時々雨も風も強い荒れ模様の中でしたが、フエラで0-3は十分な結果。というか、昇格がかなり近づいてきた…と言ってもいいんじゃないかと思います。ホセルのゴールは、1点目はうまく相手最終ラインから抜け出てのゴール、2点目はヒールで入れたゴラッソ。これで前半2点リードで折り返し。モラタのは後半の遅めの時間でしたが、パスがどんどんつながって、これもナイスゴール。
この試合は、フロレンティーノ・ペレスが現地で観戦。バカンス入りしているグラネロも、カディスまで行って後輩たちを応援していたそうです。映像では確認できませんでしたが。

第2戦は、来週、マドリーのディ・ステファノスタジアムで行われます。


イケル31歳

2012-05-20 11:13:50 | football

イケル・カシージャス、本日31歳

おめでとうございます。



バカンスは少数派
水曜のクウェート戦で、今シーズンすべての試合を終了し、各地に散って行ったマドリーの選手たちですが、大部分が各国の代表に招集されているため、当分の間は、完全にバカンスというわけにはいかなさそうです。

EURO関係
スペイン代表候補:カシージャス、アルビオル、アルベロア、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソ
ポルトガル代表:ぺぺ、コエントラン、クリスチアーノ・ロナウド
ドイツ代表:エジル、ケディラ
フランス代表:ベンゼマ

以上の4か国の代表選手は、6月8日から開催されるEUROに出場予定。ファイナルまで到達すれば、7月1日までの長丁場です。既に事前のキャンプに入っているところも。

その他
フランスU-21代表:バラン(U-21欧州選手権予選)
ブラジル代表:マルセロ(親善試合)
トルコ代表:アルティントップ、シャヒン(親善試合)

W杯南米予選
アルゼンチン代表:ディ・マリア、イグアイン(6月2日にエクアドル戦)


コーチ陣だけで

既に選手たちは各自の故郷なりバカンス先なりに行ってしまいましたが、来シーズンのプランなど、まだ仕事が終わらないコーチ陣は、改めて、今シーズンの慰労会(夕食会)を開催したそうです。参加者は、モウリーニョ、カランカ、ルイ・ファリア、シルビーノ・ロウロ、ジョゼ・モライス、カルロス・ラリン(リハビリ担当コーチ)と、攻撃的発言で有名なモウのスポークスマン、エラディオ・パラメス。
ちなみに夕食代は、カランカが支払うと申し出たそうですが、ゼネラル・ディレクター(モウリーニョの上司になる)のホセ・アンヘル・サンチェスが、レストランに連絡して支払い済みだった、とのこと。


アルベロアに2年延長の申し出
レアル・マドリーとアルベロアは、契約を2年延長する交渉に入っている。アルベロアは2009年の夏にリバプールから加入、5年の契約を結んだ(2014年まで)。そして新しい契約は、マドリーとの関係を2016年まで延長するというもの。その際、アルベロアは33歳になっている。
話し合いはすでに進んでおり、来週には彼の代理人であるマヌエル・ガルシア・キロンが、ホセ・アンヘル・サンチェスと会い、順調に進んでいる交渉をまとめるだろう。アルベロアは、加入以来、最もよく起用されている選手の1人となっている。09/10シーズンは3,330分、10/11シーズンは3,473分、今シーズンは3,179分出場している。
この会談では、キロンが代理人を務める別の選手、アルビオルの状況についても話し合われるだろう。アルビオルはすでに木曜日に、故郷ビジャマルチャンテで行われたセレモニーで、「マドリーに残る」だけだと話している。


おめでとうマタ、おめでとうトーレス



アルビオル、イグアイン

2012-05-18 22:46:57 | football
ラウル・アルビオル
マドリーのセントラル、ラウル・アルビオルは、ワールドカップの大使として生まれ故郷のビジャマルチャンテを訪れ、自身の将来について語った。
「もっとプレイしたいと思っているよ、今期はほとんどできなかったから。でも僕は、来シーズンもマドリーで続けていくよ。僕には契約があるし(2014年6月)、離れるつもりもないからね。」
さらにアルビオルは、ドイツ方面やバレンシアからのオファーについて何も知らないと答えた。
またアルビオルは、セルヒオ・ラモスとペペの示したレベルのため、モウによってほとんど起用されなかったにもかかわらず、ラ・ロハの一次リストに召集したビセンテ・デル・ボスケに感謝を示した。
「最終のリストに入りたいよ。プジョルの負傷は残念なことだけれど、それが可能性を上げることになり、僕はより楽観的でいられる。デル・ボスケが僕のことを考えてくれ、信頼を寄せてくれたことに感謝しているし、それに答えたいと思っているんだ。」


イグアイン
バカンスでアルゼンチンに戻ったイグアインを、空港でMARCAの記者が待ち構えていたという……到着時のインタビューです。
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Q:バカンスがスタートしていかがですか?
A:すごくうれしいね。すごく強力なライバルを相手に、僕たちはリーガを勝ち取った。疲れているけど、当然だね。旅に次ぐ旅だったから。でもここにいられて、国に戻ってこられて、そしてみんなと楽しめるのが嬉しいよ。満足してる。

Q:たくさんのゴールを決めて、それがリーガを確実なものにしましたね。
A:そうなの? 大変なシーズンだったよ。本当に、僕にはたくさんプレイするチャンスがあったわけじゃなかったから。でもいいんだ、最終戦ではプレイできたし、そんな重要な試合でゴールを演出できたからね。満足しているよ。リーガが獲れてうれしい。今は、甥っ子や友達と楽しむ時だ。

Q:1人のゴレアドールにとっては、レギュラー先発でないというのはつらいことでしょうか?
A:そうだよ、その通りなんだ。プレイできない時は辛いものだよ。でも辛い時の後に、デザートのフルーツがやって来た。チャンピオンになったんだよ。

Q:あなたは、ファンや監督から正当な評価を受けている…
A:そう、最終戦のお別れの時(シーズンのね。シーズンの。)、ファンのみんなの愛情は素晴らしいものだった。チームメイトたちのもね。それで僕はすごくうれしく思っているよ。誇らしく思うし、それは、僕が正しいことをしていた、という意味になるんだ。

Q:ベルナベウがスタンディングオベーションをしたのには感動したでしょう?
A:そうなんだよ、8万人もの人たちが、僕に残って、って言ってくれていたんだ。素晴らしいものだよ。本当に心を動かされた。

Q:なぜ皆は、あなたに残ってと言うのでしょうか? 出て行くのですか?
A:皆がそう言ってくれる理由は…それは、そう、彼らが僕にそう言ったからだよ。ここ(ブエノスアイレス)には、休養を取って、オフのために来たんだ。本当に大変なシーズンだったからね。

Q:MARCAとASの表紙を見ましたか?ユーヴェに行くんですか?
A:見てないよ。何も知らない。それに、いつも新聞はほとんど読まないんだ。いつも嘘ばかりだし、今はもっとマドリーでのリーガを楽しんでいたいし、オフにしておきたいんだよ。

Q:ビエルサとシメオネ、2人のアルゼンチン人の監督がスペインで歴史を作っています。どう思いますか?
A:2人のアルゼンチン人監督がELのファイナルにいたことは、僕たちアルゼンチンの人間にとって誇らしいことだ。アルゼンチンでは非常に良い話がされているよ。チョロ(シメオネのこと)はアトレチコに就任したてでチャンピオンになったし、もう少しでチャンピオンズ出場枠に届くところだった。ビエルサもコパのファイナルに進出している。ELのファイナルでは、選手を切り詰めて消耗したチームで敗れてしまった。それでも彼は、選手たちのことをすごく褒めたんだ。

Q:グアルディオラがアディオスをすることで、クラシコの妙味が失われるでしょうか?
A:正直なところ、バルサが成し遂げたことには感服するよ。取れるタイトル18のうち13はスペクタクルだ。でも間違いなく、僕たちにも世界で最高の監督の1人がいて、ここ数年で、そうであるということを示し続けている。あとは僕たちのことを考えるだけだよ。

Q:戻ってくる前にモウから何か言われましたか?
A:ないよ、全部うまくいってるし…誰とも何の問題もないからね。僕はマドリーで落ち着いているし、これから何が起こるかを見ていくことになるだろう。
(よくある言い回しですね)

Q:代表のことは考えていますか?
A:自分の国で代表として戦うのは、いつでも本当に素敵な経験だよ。嬉しいね。

(最後、2つほど割愛…あとで足すかも)
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クウェート戦

2012-05-17 06:50:23 | football
とりあえず画像を1枚。クリスチアーノ・ロナウド、カピタンとして先発。

だいぶ後から追加:クウェート遠征の画像
試合フルタイムもたなかったので、何か書けるようなことがございません…すみません。一応ネットで見始めたんですけど、とにかく画質が悪いし、相手も何かプレスゆるくて・・・ゆるくて・・・落ちました。でもベンゼマが早い時間(30分くらい?)で交代したのは覚えている…その程度です、すみません。

てことで、ハイライトと、かわいそうなイグアイン…。