けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

解放感

2008-07-31 04:50:08 | football
(湖に浸かるバレンシアニスタの記事を下に追加しました)


ソレールが、バレンシアというクラブ、フットボールから完全に手を引くと宣言し、それを受けてアルベルダは「心底、嬉しい」と発言。別れに際して誰かにそこまで言わせてしまうほどのことをしてきたソレールという人間が、どれほどのものかと改めて考えてしまいます。ビジャやシルバを初め多くのスペインを代表する選手を揃えたクラブを作ったと評価される部分もあるのかもしれませんが、どれほど多くの選手が嫌な思いをさせられ、多くの優秀なスタッフが職を追われ、クラブは借金を増やし、二転三転する権力争いでクラブの評判が傷ついたことか。バレンシアをしゃぶりつくしてもう旨味はないと判断したのか、それともこれもまた、二転三転するものなのか。まだ信用できないし、この先クラブがどういう方向に転がっていくのかもまだわからない。

このこととアルベルダのことについては、もう少し情報が集まってから、別の記事でまとめたいと思います。とりあえずスペイン代表組が合流して嬉しくてたまらないのか、タガがはずれたように記事&画像を更新しまくったバレンシア公式をご紹介しておきます。


29日夕方にビジャ、シルバ、マルチェナ、アルビオルがエルメロに到着。その日は4人だけでランニングを行い、今日の午前のトレーニングでは、さっそくボールを蹴っている様子が見られます。合流1日でミニゲームってすごいなーと思いますが、ボールを蹴っていれば皆ご機嫌なのかもしれない。上記4人はそれぞれ、特集ページを作ってもらってます。特権特権。
ビジャシルバマルチェナアルビオル

海遊びに続きエメリ監督の楽しい企画、夕方のトレーニングに代わるにイベントがありました。今度はみんなでカヌー遊び。(その他:アレクシス大活躍画像


たぶん落とし合いをしてるんだと思います。記事の中に「guerra=戦争」って書いてあったから。



負けるとこうなる。


カヌーはねー、沈しやすいんですね。


追加:levante-emvより
「みんなひとつになって漕いで!」 昨日のNulde湖でチームがカヌーに挑戦していたときに、ウナイ・エメリがかけた言葉だ。基本的に自由参加の活動であったが、チーム全員が参加した。チームが、昨年のように見える。生き返ってきた。良い雰囲気がみられている。そしてそれが広がっている。すでにPuigビーチへの遠足を敢行した監督だが、昨日の午後にはカヌーというサプライズがもたらされた。これは見ものだ。選手たちは2人組、または3人組になってカヌーに乗り、子供のように楽しんだ。テクニカル部門に言わせれば「休養の一環」である。
「これが最初で最後だよ」と水からあがってきたミゲルは断言した。一方でシルバは、その苦労について訴える。「ものすごく疲れるよ」。モレッティは時間前にカヌーは終わりにし、日光浴に時間を当てるほうを選んだ。
あらゆるジョークの中心にいたカヌーはホアキンとアレクシスだ。一度ならず、このペアはチームメイトたちに押されて落水した。みんなが彼らに接触を試みていた。シャツは脱いでそれぞれが楽な格好。モリエンテスとエドゥはカヌーをボートにつなぎ、湖の散歩を楽しんだ。しかしアルビオルとマヌエル・フェルナンデスは直接ボートに乗って楽しむ方を選んだ。最高の気晴らしだ。選手たちだけではなく、テクニカル部門もまたこの楽しい活動に参加した。「とても難しかったけど、うまくやったと思うよ」とアレクシスは言う。一方でホアキンは、ふざけたチームメイトたちから攻撃されていた。「みんな、僕たちにくっついてくるんだよ。でもうまく交わしてやったよ」。
エメリはチームがスイッチを切り、十分に楽しむことを狙っていた。今日の活動を楽しんでホテルに帰る選手たちは、次の「サプライズ」はいつなのか監督に尋ねていた。

気力が失せまして

2008-07-30 01:42:01 | football

あまりの事態に、本日は口数の少ない記事です。早々にコンコースに避難していたので、このシーンすら生では見られませんでした。スタジアムにいるのにワンセグで観戦って、空しすぎる。


で、心身ともに疲れたので、「皆がとっても心待ちにしていたらしいイケル」の画像を無言で貼って、この記事は終了といたします。





やれやれ。

合流

2008-07-29 06:49:58 | football

お帰り


月曜日、メツェルダー、セルヒオ・ラモス、イケル、デ・ラ・レーとEUROのファイナルに出ていた4人がイルドニングの合宿に合流。これでオリンピック代表に駆り出されているガゴ、マルセロ、ドレンテを除き、マドリーは全員が揃いました。
夕方からさっそくトレーニングを始めた4人。片端から選手たちとハグして回るセルヒオ・ラモスの姿(MARCA TV)は、なんかいかにも彼らしい。

そしてこの日の夕方のトレーニングから、カンナバーロとロビーニョも全体練習に合流できました。
左足首を痛めていたカンナバーロは、数日前からボールに触れるようになり、月曜夕方からはチーム全体と一緒にランニングを開始できるようになった。イルドニングに到着して以来、カンナバーロと同様にジムでのトレーニングが続いていたロビーニョも、全体練習に参加できた、とのこと。他の負傷気味の選手たち、ペペ、コディナ、ソルダードは、全体と一緒にランニングした後ジムで調整。


ちなみに
バレンシアのスペイン代表選手たちは、本日火曜日の夕方~夜にエルメロに到着予定。


本日19時20分より、北京五輪壮行試合(男子)

補足

2008-07-28 23:29:59 | football
下の記事の補足です。

ハイライト


マドリーのプレシーズンマッチのハイライトです。おなじみのMARCAからと、今季のマドリーのプレシーズンマッチを放送することになっているらしいla sextaから。セクスタの方は画質がかなり良い代わりに、変なところで切れます。そんな些細なことは気にしてはいけない。

バチスタとラウルのゴールへのロッベンのアシスト、2つとも柔らかく良い感じに力が抜けている感じがいいですね。グティは本領発揮のタルヘタアマリージャ、今シーズン1枚目をゲット。


昨日今日
27日の午前中にリカバリートレーニングを行った後、バレンシアの選手たちは午後~夜はフリータイムだったそうです。
チームバスでアムステルダムまで遠足に出かけたのは、マヌエル・フェルナンデス、アルベルダ、マタ、エルゲラ、ミゲル、エドゥ、アリスメンディ、ジギッチ、グアイタ、ロンバン、サルバ。
モレッティとスタッフの何人かは、エルメロよりもう少し賑やか感のあるらしい近くの街、Haderwijkへ。
ヒルデブラント、バラハ、デル・オルノ、ダビ・ナバーロ、パブロ・エルナンデス、モリエンテス、アレクシス、ビセンテ、ホアキン、アングロは引きこもって休息。
エメリ監督以下技術スタッフは、ボーフム戦のビデオの分析に時間を使っていたとのこと。

今日は朝からまたトレーニングを再開。前日、筋肉の違和感でトレーニングをコンプリートできなかったモリエンテスですが、今日の午前のトレーニングは通常通りの練習ができたそうです。


こともあろうにアングロさんに角を立てるホアキン


こともあろうにアングロさんのアゴ下をたぷたぷするビセンテ


バレンシアのサイドは無礼である。

変わらないこと

2008-07-28 06:40:48 | football

2008.7.27 トレーニングマッチ
Linz LASK 2-3 Real Madrid

マドリーの得点:バチスタ(20)、ラウル(44)、サビオラ(83)

ネットでディレイでやっていたのですが、寝過ごして後半からしか見られませんでした。バチスタとラウルのゴール見損ねた…。
守備の連携はまだ怪しいところがありますが、プレシーズン2週間で、しかもそのうち1週間は半分バカンスだったのに、攻撃でタッチの少ないおなじみのパス回しが見られるのはさすが。マドリーがここまで目立った補強をしていないことがよくメディアから選手に質問されたりしていますが、大きく変わらない顔ぶれと高い技術があるからこそ、フィジカルコンディションがまだ整ってなくてもここまでできるんだなあと思います。EUROに出ていて休みが少ないはずのオランダ組、ルートは怪我気味という話もあったと思いますが、コンディションに問題はなさそうです。ロッベン2アシスト。

ちなみに対戦相手にミヤトビッチという選手がいました。ポマードさんとはもちろん別人。


シーズン2番目
昨日試合だったバレンシアは、27日の午前に回復トレーニング。しかし

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筋肉に違和感があるダビド・ナバーロは、月曜日には全体練習に復帰することを望んではいるが、日曜午前のトレーニングではチームメイトと一緒にはなれなかった。また、モリエンテスはボーフムとの試合で軽い違和感があり、トレーニングをコンプリートできなかった。
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怪我、とまではいかないかもしれませんが……今シーズンも「molestias」とお付き合いしないといけないのか。


バックルを見せるようにTシャツを着こなすのがエルゲラ流。

プレシーズンの試合

2008-07-27 08:14:49 | football

2008.7.26 トレーニングマッチ
バレンシア 1-0 ボーフム

バレンシアのゴール:エドゥがゴラッソ(42)

前半
GK:ヒルデブラント
DF:ロンバン、モレッティ、アレクシス、エルゲラ
MF:アルベルダ、ホアキン、エドゥ、マタ
FW:アングロ、モリエンテス

後半
GK:グアイタ
DF:ミゲル、モレッティ、アレクシス、デル・オルノ
MF:パブロ、バラハ、Mフェルナンデス、ビセンテ
FW:アリスメンディ(79、ジギッチ)


さて、このラインナップを見て「あれ?」と思いませんでしたか。特に後半の方。
本来なら、 FW:アリスメンディ、ジギッチ  となるところが、  FW:アリスメンディ(79、ジギッチ)。 後半は10人なのです。その理由は、


カピタン様として先発したアングロさん、シーズン最初のタルヘタ・ロハ(30分過ぎ)


映像もないので、何したのかわかりませんけど。
試合は雨の中行われました。対戦相手のボーフム(ドイツ)は、バレンシアより数週間先にキャンプインしているはずですから、コンディションの差なども大きかったことと思われます。この時期に結果はどうでもいいとは思いますが、それでも新監督の下で最初の勝利を上げられたのは良かった。
スーペルは、サプライズのひとつとして、エメリに「クラブを出た方が良い」と言われたアルベルダが先発していた点を上げています。SDが誰になってどういうコンセプトの下でどう動くか、という例の上の問題が落ち着かない限り、アルベルダは動きようがない状態なのかもしれません。そんな中でも、少なくともアルベルダをエルメロでのトレーニングに参加させ、トレーニングからアルベルダを排除していないエメリは、素晴らしいと思う。アルベルダのためにも、チーム全体の雰囲気のためにも、現時点では最善の選択ではないかと思うのです。


Intertoto 2nd leg
Deportivo la Coruna 1-0 Bnei Sakhnin

デポルのゴール:ファン・カルロス・バレロン・サンターナ(40)

デポルがUEFA杯出場を決めました。3シーズンぶりの欧州の大会です。第1戦、敵地で既に2-1で勝っていたデポルは昨夜リアソールで第2戦を行い、見事勝利。しかもバレロンのゴールで!!


いい笑顔ですよ

暑いから

2008-07-26 19:45:21 | football
モリエンテスが言うところの「社会的な現状」は、この暑い夏にぴったり過ぎるくらい背筋がうそ寒くなるような状況になってきています。しばらく触れたくないのでこれについては全力で目をつぶることにして、トレーニング中のチームについて。というか、チームのニュースについて。昨シーズンに続き、スーペルがようやくプレシーズンブログをスタートさせてくれました。日々の映像(Youtube)を載せてくれるのも去年と一緒です。初回はモリエンテスのインタビュー映像。細身になってますけど。



最初の記事(7月24日付け)は、このプレシーズン合宿の裏話でスタート。
今シーズンのエルメロ合宿では、ギリシャのオリンピアコスが一緒になっているというのです。原因はクーマン。前年度に続きエルメロでの合宿を考えていたバレンシアですが、クーマンがこれを拒否し、オランダの別の場所で合宿をすることを計画。ホテルなどの予約をさっさと進めていたらしいのですが、例の顛末がございまして、クーマンが進めていた合宿の計画はナシになりました。ということでバレンシアの担当者が例年通りのエルメロへ話を戻したわけですが、そこは既にオリンピアコスが予約済みで……。
ジムはそれぞれが使えるものがあり選手やスタッフが宿泊する部屋も別館を使うことで問題ないらしいのですが、このエルメロの合宿はスポーツ施設の利用もパックになっているとのこと。バレンシア側のマネージャーの奮闘とオリンピアコスのご好意にお縋りして、トレーニンググランドをシェアしている(場所的になのか時間的になのかわかりませんが)のだそうです。それでホテルの庭みたいなところで縄跳びしてるわけですね……。

今夜は最初のトレーニングマッチ、対ボーフム戦です。


暑いよね
水曜だったか木曜の辺りからアルゼンチン五輪代表が来日しているはずなのですが、いくら探してみても画像・映像が見当たりません。報道管制が行き届いているのかな。もっとも日本のスポーツ紙とかは見てないので、もしかしたらそっちにあるのかも。
ともあれ、季節は冬で1桁台の気温が続くアルゼンチンから、ようこそあっつい日本へ。北京も相当暑いと思いますので、身体慣らしという意味ではこれ以上ないキャンプ地ですね。
画像、映像の類と同様、記事もあまりみかけません。オレとかラ・ナシオン辺りを見ても、フットボール関係の記事はクラブチームのニュースか、メッシがメッシがマラドーナ、で肝心の五輪代表の準備状況についてはさっぱり。アルゼンチンサッカー協会AFAから。

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金曜日夕方は、カシマ・アントラーズのスポーツ施設でトレーニング。ファン・ロマン・リケルメは参加せず、別メニュー。土曜日には午前からのトレーニングに戻る。

セルヒオ・バチスタ率いるオリンピック代表は、火曜日に予定されているU-23日本代表との親善試合を見据えて、ダブルセッションを行っている。ファン・ロマン・リケルメは、金曜日に行われた練習試合には参加しなかった。

金曜日午前、選手たちはホテルのジムでフィジカルトレーニングを実施。夕方にはカシマ・アントラーズのスポーツ施設で、30分×2セット、11人対11人の練習試合が行われた。チームは、ウスタリ;サバレタ、ファシオ、ガライ、モンソン;マスチェラーノ、ガゴ、ソサ、ディ・マリア;ラベシ、アグエロ。もう一方のチームは、リケルメを除く残りの選手にカシマ・アントラーズの選手が加わった。試合は2-2で終了。レギュラーチームはラベッシとディ・マリアがゴールを上げ、もう一方のチームは日本人選手が得点した。

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涼しげな画像を


決して海坊主とか言いたいわけではないのです。

シーズン最初の

2008-07-25 07:09:45 | football
やっとまわってきたモリエンテスのプレスカンファレンス。公式とMARCA、Superと、levante-emvと見比べて、一番詳しいところにしようと思ったのですが、どこも大差ない感じです。何をやってるのかもう知りませんが、ビジャロンガとソレールとソリアーノの権力争い&マネーゲームが注目されている現状では、選手のインタビューなんてどーでもいいことかもしれません。levante-emvから。


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バレンシアのFW、フェルナンド・モリエンテスは、チームが合宿を行っているエルメロでの最初のトレーニング終了後プレスカンファレンスに応じ、選手たち、スタッフ、監督のウナイ・エメリとの間に「良い雰囲気」があることを主張した。

「監督やスタッフは、もう家族のようだ。彼らは完全に馴染んでいて、選手たちと良い雰囲気ができているのが証拠だ。誰もが見て取ることができるもので、確実なことだと思う。できる限り最高の形でシーズンを始められるのが良い」

クラブの社会的な現状についてモリエンテスは、選手たちはオランダで「トレーニングしフィジカルコンディションを上げていっている。プレシーズンはそういうもの」と付け加えている。
さらにこの問題に関してモリエンテスは、この問題に関してチームが落ち着いていることを示している。「何かあれば彼らがすべて私たちに伝えてくれるだろうとわかっているから」、そしてチームのほかの選手たちはエルメロで「トレーニングし楽しんでいる」としている。
モリエンテスは「誰もがバレンシアにとって利益となることを求めている。私たちはこれが組織にとって良いものであり落ち着きをもたらすものであるよう願っている」と述べた。

モリエンテスはまた、アシエル・デル・オルノやマヌエル・フェルナンデスといった今シーズン必要とされている選手たちを、チームのほかの選手たちと同様に、その貢献や努力を賞賛している。「いつもと同じようで、負傷のことについて私に気を遣ってくれる」。

モリエンテスは昨シーズンの「悪い空気」について触れ、今は「多くの試合でプレイすること、そしてバレンシアを助けること」に集中していると話した。モリエンテスは、契約の最後の年となる今シーズンに、チームの助けになりたいという希望を強く主張している。

「私の意思は、ここに来た時から、私の契約を全うすることだった。オファーを受けることは重要だが、私の考えははっきりしている。私に対して良い扱いをしてくれるこのクラブにいて非常に嬉しいと感じている。この街も、チームメイトに対しても同じだ。だからここに残ると考えるのは当然のこと、多くのことを考える必要はなかった」。

またリーガ・エスパニョーラについて、優勝というものがなによりもモリエンテスをひきつけるものであることを述べている。「できる限りの貢献をする」。そして自身の「夢」として、バレンシアでプレイすることで、さらに次のシーズンまでバレンシアとの契約を更新できたら、「もっといいね」と述べている。
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読みづらかったー。モリエンテスがしゃべりベタなのか、ざっくり編集されて読みにくいのかわかりませんが。主語が「私」になってしまったのは、生きたインタビューに聞こえなかったからです。

シーズンが始まってからプレスカンファレンスに出てくるまでけっこう時間がかかりました。たいしたことではないかもしれませんが、オフィシャルサイトに画像が載らないとかプレスカンファレンスの機会がないとか、そういうことになると、「追い出されるのかなー」という気がしてくるのです。昨シーズン辺りの状況が生んだ、邪推というか疑心暗鬼というか。とりあえずプレスカンファレンスさせてもらって良かったね、と。

「クラブの社会的な状況」というのは、冒頭に書いたクラブの現状。つまりソレールとビジャロンガが主導権争いというかクラブの実権を巡って、金を巡って、権謀術数…かどうかしりませんがやりあってる状況について。おちついて新しいシーズンのことを考えたい時期、本来はそうできる時期なのに、お家騒動。クラブの実権を考えている人間にはクラブのイメージを最前線で作る選手たちの様相になんて、頭が回らないようです。

後半部分にバレンシアに残って契約を全うする、と言っている辺りは、トルコやアメリカからのオファーが報道されたことについて、です(ちなみに現在、マジョルカの話も上がっています)。クラブ、監督から「出て行きなさい」と言われない限りは、今シーズンはバレンシアでやるんでしょう。昨シーズン中の雰囲気では、そのまま引退しかねないところもありましたが、最後の最後で、もう少しやれそうな様子を見せている、ぽいのが、少し読んでいるこちらの気持ちも前向きにさせてくれました。

初心忘るべからず

2008-07-24 21:46:58 | football
もたもたしているうちにエインセ、ロッベン、スネイデルと立て続けにインタビューが出てきている公式ですが、結局訳してしまいました、グティのインタビュー。長かったのでかなり適当ですが。


アップ。

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Q:レアル・マドリーにクリスチアーノ・ロナウドは必要だと思いますか?
G:レアル・マドリーには優れた選手が必要で、現在僕たちには素晴らしいグループができている。僕は、クリスチアーノはどんなチームにとっても補強できる選手の中では最高の存在だと思うし、もちろん僕たちにとって嬉しいことだろう。

Q:この夏の間ずっと同じ話題ばかり話されている状況に飽き飽きしているのでは?
G:いつでも、こういった選手獲得は難しいものだ。それが本当に起きることでもそうでなくてもね。マスコミが優れた選手たちのことを話題にするのはノーマルなことで、彼についても同じだ。

Q:そしてあなたたちも話題にしている?
G:いや、僕たちは落ち着いている。僕たちにはすぐれたグループがある。昨シーズンと似ていて、他のチームでチャンスを与えられた若手が合流している。そしてもし来るのであれば新しい選手たちの到着に期待している。多くの戦力と共に新しいシーズンを始めるんだ。

Q:今日(水曜日)にバルセロナで出た新聞(El Mundo)では、シュスターがサムエル・エトオに興味を持っていると……彼が戻ってくるとしたらどう思いますか?
G:彼は本当に優れた選手だ。彼とは篤い友人関係がある。彼は優れた人物であり優れた選手だ。そしてもし彼がレアル・マドリーに来るとしたら、彼は多くの貢献ができると思っている。もし彼が来ないとしたら、彼が行く場所でまた素晴らしい仕事をするだろう。しかし彼は優れた選手で、レアル・マドリーは常に優れた選手たちを戦力として望むものだ。

Q:ファンの気持ちはどうでしょうか?
(3シーズンほど前バルサがリーガを取った際に、エトオは「糞ったれマドリー、チャンピオンに挨拶しろ」とか言っちゃったのです)
G:レアル・マドリーのファンは理解がある。最終的に、もしサムエルが来てゴールを決め始めれば、僕たち皆が幸せになるだろう。でもすべては推測に過ぎない。

Q:ビセンテ・デル・ボスケがいるので代表に入る可能性が高まったと思いますか?
G:可能性ゼロからいくらか可能性が出てきた、これは確かだろうね。でも今は難しい。なぜなら代表チームはEUROに優勝し、若くて団結しているからね。彼らに託していく時期が続くだろうと思っている。

Q:あなたが代表に行く可能性について監督に尋ねたとき、彼は扉は開かれていると話していましたが…
G:ビセンテはレアル・マドリーで監督をしていたし、このクラブのカンテラのこと、選手たちのことも良く知っている。僕も他のスペイン人選手たちも良い仕事をすること、そしてビセンテを知ること、そうすれば代表に入る可能性が出てくるだろうと思っている。

Q:ロナウジーニョやエトオといった選手たちの移籍は、スペインリーグを弱めるかもしれませんが?
G:そうは思わない。彼らがいなくなっても、すぐに他の良い選手たちがやってくるからね。バルセロナは良い補強を続けているし、さらに高いレベルの選手を入れようとしている。優れた選手たちが続けてやってくるのは、スペインリーグにいつももたらされるものだ。それが確実に価値と競争力を継続していくはずだ。

Q:イングランドとイタリアのリーグのほうが強いかもしれませんが?
G:おそらくイングランドがもっともパワフルなリーグだと思う。チャンピオンズリーグのセミファイナルがイングランドのチームで占められていたのを目にしたはずだ。しかしそのために、僕たちは僕たちで事態を変化させていこうとしている。

Q:マドリーでの14年目を前にして、グティはチャレンジの対象をどこにおきますか?
G:たくさんの時間試合に出ること、そして多くの面でチームに貢献すること。ここで僕は14年間のキャリアを送ってきて、その結果としてタイトルを手にしている。レアル・マドリーに所属する選手としての最大のチャレンジは、タイトルを手にできるようにすることだと思っている。

Q:ロビーニョのことをどう見ていますか? 彼は何か意思を示しているのでしょうか?
G:僕が見た彼は、良い感じだし幸せで楽しそうだよ。8時に笑顔で起きてきて、音楽のスイッチを入れて……問題があるとは思わない。何も言わないけれど、彼はここに残りたがっていると僕は思うよ。

Q:マドリーが選手を補強していない、こんな夏は珍しいのでは?
G:僕もずいぶん歳をとったな……珍しいよね(笑)

Q:「10個目(CLタイトルを指す)」は今シーズンの最大のチャレンジでは?
G:何よりも最大のチャレンジは、ヨーロッパでできる限り高いところまでいくことだ。10個目を勝ち取ることは大変なことで、僕たち皆が戦いを試みるだろう。少なくともヨーロッパのベスト3にはなれるように。そこから僕たちにはヨーロッパのカップを勝ち取る可能性が出てくるだろう。

Q:補強をしていないこのレアル・マドリーにはチャンピオンズ・リーグを獲る余地はあるでしょうか?
G:怪我の問題がなければ、そう信じている。昨シーズン、一番の山場で僕たちはひどく落ち込んだ状態になってしまっていた。多くの選手、重要な選手たちが離脱してしまっていた。アグレッシブさを高めるということでも、確かにチームにはもっと補強が必要だろう。でも僕たちは現有戦力に満足している。そしてレアル・マドリーがリーガだけでなくチャンピオンズを獲るために選手を獲りに行くのであれば、それも良いことだ。

Q:強化をするのであれば、どのポジションが足りないと思いますか?
G:選択肢はいろいろある。でも僕たちがいるこのクラブでは、素晴らしい攻撃的な選手がクラブの差をつける。そのほかのポジションでは一番コンパクトなチームだと見ている。

Q:ラウルが、もしクリスチアーノ・ロナウドが来ても、良い秩序は破られないだろうと話していました。あなたはどう思いますか?
G:そのとおり、破られないだろうと思う。彼を知っている人たちと話したけれど、皆、彼が良い人でチームプレイヤーだと言っている。そこから考えると、誰もが最大の力で勝利のために尽くすはずだ。

(1問割愛)

Q:同じ場所で14年間やってきて、新しいシーズンを始めるときにどうやってモチベーションを高めるのですか?
G:レアル・マドリーのユニフォームを着る、それだけでモチベーションが上がる。チャレンジは忍耐強く続けていくこと、これが選手にとって最大のチャレンジだと思う。レアル・マドリーのような重要なクラブではね。プレイ時間を得ること、重要な存在であること、これが僕が今シーズンに期待するささやかなことだ。

Q:シーズン通じてベルナベウにいられないような事態を想像したら嫌な気になりますか?
G:(笑って)想像できないよ。冗談でしょ……ここ何シーズンかは状況が変わってきて、ファンと共にあってとても楽しくやっているよ。

Q:では、このチームで力を示すことができずレギュラーになれないことをイメージしたら?
G:僕がイメージするのは、プレイすること、プレイ時間をもらうこと、チームを知ること、それが最大だ。僕たちの誰もがプレイしなければならず、それぞれがトレーニングを積んでプレイ時間を得るだろう。
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毎シーズンのギャラクティコ攻撃で掴んだと思ったポジションを追われ続け、アーセナル辺りへの移籍話も現実味があった頃に比べれば、ベテランとしてチームの中での地位も安定し選手としての評価も得ている現在。ですが、必ずしもポジションが保障されているという意味ではないのがこの世界の現実なんですね。「プレイ時間を得ること」を最大の目標に定めるグティの姿勢は、新シーズンを迎えるにあたって初心に立ち返っている、ということなのかもしれません。



バレンシア
グティのインタビューと抱き合わせにするのも変な気もしますが、エルメロで合宿を始めたバレンシアの皆さんの、1日のスケジュール。

8時30分:起床
8時45分:朝食
10時00分:トレーニング
13時30分:昼食
15時~17時:部屋で休息
17時:起床
17時15分:おやつ
18時30分:トレーニング
21時15分:夕食
24時:おやすみなさい

それから、部屋割り。
ビセンテ&アルベルダ、モリエンテス&ロンバン、モレッティ&ヒルデブラント、エドゥ&アングロ、アリスメンディ&ジギッチ、パブロ&ダビ・ナバーロ、デル・オルノ&バラハ、エルゲラ&マタ、ミゲル&Mフェルナンデス、アレクシス&ホアキン、サルバ&グアイタ

部屋割りに関して、特にコメントはございません。

2人の意見

2008-07-24 07:06:07 | football
イルドニングに移動したマドリーの最初のインタビューはラウルですが、オフィシャルがなかなか日本語にしてくれません。ガライのところで止まってる。
と思っていたら翌日にはグティ。これも自分で読むしかないかー。

どっちにしても、ガゴのインタビューのときはクリスチアーノ・ロナウドやファン・デル・ファールトなど移籍ネタ部分はさりげなーく割愛されていたのに、なぜかラウルとグティのインタビュー記事では、その辺の質疑応答もそのまま載ってます。



ラウル編
Q:ファーガソン監督が、ロナウドがレアル・マドリーに行くのは彼にとって最悪のことだと言っていますが?
R:その話は僕は聞いていないけれど、このクラブにいることはどんな選手にとっても最高のことだよ。フットボールの面でも、この街に住むという意味でもね。レアル・マドリーで体験することはすべてとても重要なものになる。僕は14年間ここにいて、チームを変えていないんだよ。

Q:カピタンとして、クリスチアーノがくることについての意見は?
R:彼は選手として非常に優れていると思う。世界でもまれに見る選手で、昨シーズンは多くのゴールを上げた。リーグ戦で、チャンピオンズで勝利を手にしたすばらしい選手だ。これはクラブのスポーツ部門の決定になるけれど、彼らがクリスチアーノが来ることが必要だと思っているなら、そうなるように働きかけるだろう。

Q:別のインタビューでスネイデルが、クリスチアーノがくるとしたら、チームの中には悪い雰囲気が生まれるのではと話していましたが?
R:良い仕事を続けるということで変わりはないよ。クリスチアーノが来るにしても来ないにしてもね。誰もが毎日毎日のことを考えなければならない。そして団結は何によっても失われない。



グティ編
Q:レアル・マドリーにクリスチアーノ・ロナウドは必要だと思う?
G:レアル・マドリーには優れた選手が必要で、現在僕たちには素晴らしいグループができている。僕は、クリスチアーノはどんなチームにでも加わる可能性がある選手の中で最高の存在だと思うし、あらゆる意味でそれは僕たちを楽しませるだろう。

Q:今日(水曜日)にバルセロナで出た新聞(El Mundo)では、シュスターがサムエル・エトオに興味を持っていると…彼が戻ってくるとしたらどう思いますか?
G:本当に彼は優れた選手だ。彼とは篤い友人関係があるし、彼は優れた人物であり優れた選手だ。もし彼がレアル・マドリーに来るとしたら、彼は多くの貢献ができると思っている。もし彼が来ないとしたら、彼が行く場所でまた素晴らしい仕事をするだろう。しかし彼は優れた選手で、レアル・マドリーは常に優れた選手たちを戦力として望むものだ。


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むかーし、たとえばベッカムが来るとなったときのグティの反応は「必要ないだろ」的なところもあったと思うのですが、今回の、もしくはここ最近の「いいんじゃないの?」という反応は、グティが大人になったからなのか厳密にポジションがかぶらないからいいと思ったのか。もっともベッカムとはポジションがかぶるわけではなく、ベッカムの移籍が決まったのがシーズン中(終了間際)だったから、というのもあるかもしれませんが。

時間があれば全部読みたいです。


バレンシアは
エルメロに出発

海だから

2008-07-22 20:27:43 | football
画像を大きいものに取り替えたついでに、もう少し詳しい記事も下のほうに追加しました。


皆でつかる

肩までどっぷりなので、皆で温泉にでも入ってるかのようです。

Las Provinciasより。
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バレンシアの監督ウナイ・エメリは、今日の午前のトレーニングでは選手たちをルーティンワークから解放することを決定。選手たちを連れてビーチに出かけた。
おしりに違和感のあるミゲル・アンヘル・アングロさんを除き、プレシーズンに入っている全選手が砂の上でランニングを行い、ボールを蹴った。
必要なトレーニングの大部分を終えると、監督は選手を2グループに分け、一方はGK付きのミニゲーム、もう一方はフットバレーを行わせ、最後は全員が海に入った。
チームは、今夜のトレーニングから元のスケジュールに戻り、明日午前に再びトレーニングをした後、恒例のキャンプ地であるオランダのエルメロに向かう。
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ちゃんとフィジカルトレーニングも。



levante-emvから追加
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ウナイ・エメリには驚かされっぱなし。彼は型破りだ。昨日、エメリ監督はチームをPuigの海岸への遠足に連れ出して彼らをまごつかせた。なぜなら、トレーニングプランを継続していたにしても、異なるやり方でだったからだ。選手たちは、まるで学校の課外活動をしているかのようで、子供のようにこの練習メニューを楽しんでいた。時間は1時間半を少し上回り、一連のトレーニングの他に、ビーチサッカーとフットバレーがあった。このトレーニングの最後は、短い海水浴で締めくくられた。エメリは、この企画で、プレシーズンの定型のトレーニングを自由にし、チームをまとめようとしていた。月曜日には、驚いたことに監督自らがかけたRihannaの「Don't stop the music」で、器具を使った室内トレーニングが始まったほどだ。

エメリ監督は8時30分にパテルナにチームを集合させた。暑さのため、30分前の申し出によって、試合は回避された。この正当化する理由は受け入れられた。選手たちは時間に間に合うようにウェアを着替えた後、トレーニンググラウンドに向かおうとした。しかし監督はそれを阻止し、「遠足」に行く、と伝えて彼らを驚かせた。そのまま-携帯電話も持たないで-選手たちはシウダ・デポルティーバの横に待機していたバスに乗りこんだ。パテルナからルートA-7を経て、バスは選手たちをPuigの海岸へと運んだ。選手たちの登場は、たまたまそこにいた海水浴をする人々、ビーチで休んだり歩いたりしている人々を驚かせた。ものめずらしそうにして、海岸にいた休暇を楽しむ人々は一連のトレーニングを尊重し、選手たちがバスに戻る際に近づいてきただけだった。
「ビーチの砂の上でトレーニングするのは初めての経験だったよ。とってもいいものだったね」とアシエル・デル・オルノは評価した。「僕たちはちょっといい時間を過ごせたね。こういうのはいつでもいいものだ」「僕たちは1週間にわたって朝も晩もシウダ・デポルティーバでトレーニングを続けてきた。こういった遠足は楽しい驚きになったよ。定型化していることに休憩をいれるのは良いことだ」
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ロビーニョ

2008-07-21 23:26:57 | football
マドリーの公式に「ロビーニョはオーストリアに行く」と書いてあったので、何を寝言を言っているのかと思ったのですが、

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レアル・マドリーの選手、ロブソン・ダ・ソウザ“ロビーニョ”は、本日オーストリアに発ち、他のチームメイトと共にベルント・シュスターの監督下につく予定である。メディカルテストを実施した結果、ロビーニョは今朝、鼠径部の負傷との診断を受けた。この結果、レアル・マドリーはCBF(ブラジルサッカー協会)に、同選手をオリンピック代表から離脱させるように求めた。

ロビーニョは今朝、シウダ・レアル・マドリーに現れ、診断を受けた後、バルデベバスの施設内で軽度のトレーニングを実施。ここでレアル・マドリーの医師は、ロビーニョの負傷を鼠径部のものと診断した。クラブは、メディカルチームの要求に鑑み、ロビーニョにとって最も良いのは、その負傷に応じた完全なリハビリプログラムを実施でき、クラブのドクターから常にアドバイスを受けられる場所である、マドリーのチームと共にプレシーズンを過ごすことであると理解した。

レアル・マドリーはFAXでロビーニョの負傷についてCBFに説明を行い、オリンピックへの召集をしないように求めた。ロビーニョはマドリーの遠征に加わり、同日午後にイルドニングに出発する予定。オーストリアでは、11日間の予定でトレーニングを実施する。

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鼠径部の負傷により、オリンピック欠場になる見込み、だそうです。マドリー公式の記事の書き方からいくとロビーニョは既にヨーロッパにいるということになりますね、いつの間にか。

MARCAには簡単なコメントも。
「僕は長い期間、レアル・マドリーと共にやっていきたいと思っている。それで満足だし、そうしたい。
残念なことに、僕はブラジル代表としてオリンピックに行くことはできない。でもこれはレアル・マドリーの決断であり、僕はそれに敬意を払う」


まずロビーニョが、負傷によってオリンピック出場が不可能になってしまったことが、素直に残念です。かなり本気でメダルを取りに来ていたであろうブラジル代表でのロビーニョの活躍、が楽しみでもあったのですが。

次に負傷の件。鼠径部の負傷、って要するに恥骨結合炎と言われたりすることも多いかと思いますが、私の理解だと、股関節周辺の骨の痛み、内転筋といった筋肉等の炎症を総合しているようだ、と。フットボール選手ではよく耳にする負傷で、痛みが酷かったり慢性化していると、手術に踏み切る場合もあります。ASモナコの、非常に大切にしたいジェレミ・メネズは、昨シーズンの2月頃から鼠径部の痛みが表面化してきて試合出場を阻み、ずっとリハビリを続けた後、5月末のエスポワールの試合に出場したものの悪化。遂に手術を受ける羽目になりました。メネズの場合、回復には術後2ヶ月が必要と言われています。
今回のロビーニョが、軽く痛みがある程度なのかシリアスなものなのか、その辺はまだまだわかりません。重くなければいいと思いますが、イルドニング合宿に帯同ということはそれほど重度ではない、ということでしょうか。でも慢性化することも多いようなので、いつかどこかで治療に長く時間を割かなければいけなくなるかもしれない。

それから、たとえばバルサがメッシのアルゼンチン五輪代表への召集を快く思っていないような現状がある中で、こんな形でマドリーが五輪代表へのドナドナを1人減らしたことで、他のクラブに何か影響があるかも…しれないし、ないかもしれないということ。もしオリンピック真っ最中に、ロビーニョがマドリーで普通に試合に出たりしたら、各方面からの風当たりが強くなりそうな気もします。

そして今回の件が移籍問題に及ぼす影響。これについて考えたいと思います…のは、無理です。もう何が正しくて何がデマなのか、正確な判断は現時点では難しい。少なくともロビーニョ本人はマドリーで続けてくれるつもりでいるようだ、と理解しているのですが。


イルドニングにいます

書けないこと

2008-07-21 18:45:34 | football

昨シーズン途中、ディ・ステファノの功績をたたえる銅像のお披露目式にてスウェットを着用し、皆様の失笑と会長のお怒りを買ったらしいガゴですが、わりときちんとしたスーツ姿にてASにインタビューが載っていました。マドリー公式にも「ほぼ同じ内容」のものがありますが、とりあえずASから。長いのでぼちぼち進んでいきます。(でも最近仕事の速い公式に追いつかれる前に、できれば。)

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Q:バカンスは終わりましたが、どうでしたか?
A:とても良かったよ。とても落ち着いて過ごしていた。太陽を浴びて、家族と一緒に過ごして、彼女と一緒に旅行にも行ったよ。

Q:どこに行ったのですか?
A:カリブに行って、非常に素晴らしい時間を過ごした。じっくり休んで、シーズン中に頭の中を埋め尽くしていた集中しなければならないことから、できるだけ離れるようにしていたよ。

Q:いつレアル・マドリーに戻りますか?
A:うまくいけば、オリンピックが終わるまで。つまり、アルゼンチンが8月23日のファイナルに到達できれば、ということだよ。本当のことを言うと、僕たちには良い代表、素晴らしいチームができていると思っている。メッシやアグエロ、リケルメ、と素晴らしい選手たちがいる。多くの人が、僕たちは本命だと言ってくれる。でも毎試合それを証明していく必要があるね。最初の目標はグループステージを首位で抜けること。その先どうなるかはすぐわかるよ。

Q:バカンス中にもトレーニングはしていましたか?
A:何をする時間もあったけれど、でも僕はトレーニングはしていない。(フットボールから)離れることが良いと思っていたから。そうやって10日か12日間くらい休んで、すぐにトレーニングに戻ったよ。今は代表に集中して、最大限のトレーニングをこなしている。もう僕たちのコンディションは出来上がり始めているよ。いずれにしても、一人で遣るより皆でトレーニングする方がはるかにいい。今はブエノスアイレスのエセイサにあるトレーニングセンターでチームと一緒に過ごしている。

Q:マドリーの新シーズンをどう見ていますか?
A:2シーズン続けてリーガタイトルを獲得したことが、非常に良い効果を持っている。おかげでチームには安定性と自信が生まれたからね。最初のタイトル(06/07シーズン)では頂点に立つまで信じられないようなテンションで戦い続けた。2回目(07/08シーズン)は、僕たちは非常に素晴らしい試合を戦っていたと思う。個人的にも、素晴らしい試合に参加し戦えたことがとても幸せだ。

Q:ファンももうあなたがマドリーにとって軽い存在の選手だとは考えませんね。
A:初めてマドリーに来たときから、自分が馴染むのに時間が必要だと思っていた。家族や僕が育った街から遠く離れて、フットボールのスタイルも違っていたからね。でも新しい環境に触れたときに、そのフットボールのプランにとても嬉しく満足した気持ちを感じたんだ。

Q:そういった時期を通して何を学びましたか?
A:選手というものは毎日学んでいくものだし、多くのことをチームメイトや監督にフィードバックしていく必要がある、そういった信頼が皆をひとつにしていくものだと考えている。僕にとって、毎週が多くのことを学習するものだった。概念的なこと、フィジカル面、チームメイトに関する多くのこともね。

Q:同じ監督の下で続けていくことがいいことなんですね。
A:もちろん、その通り。シュスターと一緒にやっていく2年目で、選手たちにとって彼をキープできているのはとても素晴らしいことだよ。シュスターはチームにとって素晴らしい仕事をしてきている。タイトルを取った上に、僕たちは素晴らしい試合をしている。これはマドリーのようなチームに必要とされるものだ。

Q:なぜマドリーは非常に素晴らしい試合をしたと繰り返し言われるのでしょうか?
A:多くの人々が、それを忘れるからだよ。僕たちは素晴らしいことを成し遂げ、2位に大差をつけた。さらに、このチームのキャラクターや成熟度は、リーガの中の重要なビッグゲームを経る中で研ぎ澄まされていった。

Q:将来のチームメイト、ファン・デル・ファールトについて何か言うことは?
A:本当のことを言うと、彼についてはほとんど知らないんだ。でも興味深い選手だし、十分な品質を持った選手だと思う。もしレアル・マドリーが彼を望むなら、それなりの理由があるんだろう。考えなければいけないのは、このチームが今あり、非常に良くまとまっているということ。そして次のシーズンは非常に競争が激しくなるだろう。なぜなら僕たちはあらゆるタイトルを獲りに行くからね。彼がサインするかどうかは僕たちの決めることではない。でも最終的に彼がマドリーに来ることがあれば、快く迎えられるだろう。

Q:ではクリスチアーノ・ロナウドについては?
A:彼は非常に素晴らしい選手だから、レアル・マドリーのようなチームが彼を望むのは当然のことだと思う。あらゆるビッグクラブが彼に興味を持っているからね。彼が来るかどうかはわからないけれど、でも僕たちは彼にもドアを開くだろう。

Q:彼は世界一の選手だということでしょうか…
A:僕の意見ではNoだ。僕は世界一はメッシだと思っている。彼のプレイスタイル、どうやってボールを扱うか、どうやって戦況を変えていくか…。メッシは信じられないようなクオリティを持っているし、僕は彼がフットボールを息づかせるのに魅せられている。

Q:チームメイトの何人かは、クリスチアーノ・ロナウドがチームにやってくることは、彼の高額な給料という点からマドリーのロッカールームのバランスを崩すのではと考えているようです。
A:もしクリスチアーノがレアル・マドリーで多額の給料を得るとしたら、彼にはそれだけの価値があり彼にとっては嬉しいことだろう。でもピッチの中ではかれは一人の選手であり、カンテラーノと同様に振舞うことが求められるだろう。ここでは皆が同様だ。ひとつのチームであり、誰もが自分のベストを尽くすことで、共通の目的が達成される。

Q:チャンピオンズは1年以上にわたってチームの目標となっていますが…。
A:マドリーはあらゆるものを目指して進まねばならない。すべてのタイトルを手にすることは非常に難しいことは明らかだろう。でも今シーズン、負傷に関して僕たちに運があれば、明確な目標はチャンピオンということになる。世界中のすべての選手がこのタイトルを得ることを望んでいるし、僕たちのチームはずっとそれを望んでいる。少しずつ進んでいくことが必要だけれど、これがファンの夢であることも僕たちは理解している。できるなら、今シーズンこそ10個目のタイトルを手にしたい。勝利のために死ぬ気で戦うつもりだ。

Q:ロビーニョが移籍する可能性があるようですが…。
A:それは僕が話すには難しすぎる問題だ。距離もあるし、何が起きているのか僕にはわからない。でも僕たちは、ロビーニョが非常に素晴らしい選手であることを知っているし、どの選手も自身にとってベストな事態を求めるものだろう。

Q:バルセロナは非常に良い強化を進めているようですが…
A:バルセロナはつねにレアル・マドリーのライバルであることは確かだ。でも強化のすべては、プレゼンテーション(お披露目)で見るものではなく、ピッチの中でわかるものだ。僕は落ち着いているよ。僕たちのチームの基盤はできているからね。移籍が安定感を作り出すわけではない。同じ仲間たちと共にあることが良いプレイを作っていく。既にお互いのことがわかっているし、戦い方の記憶があるからね。(ちょっとこの辺り微妙)

Q:今シーズンのマドリーで爆発するのは誰でしょうか?(いい意味で、だと信じたい)
A:わからないよ。でもラウルやグティ、ファン・ニステルローイ、ラモスやイケルといった選手たちがいて、彼らは非常に重要なレベルを保っている。確実に今シーズンも、こういったすばらしい選手たちが力を示すだろう。

Q:スペイン代表をどう見ていましたか?
A:EUROのファイナルを見たよ。セルヒオやイケルのことを考えて、とても嬉しかった。スペインは非常に素晴らしくこの大会を戦っていたし、優勝に値すると思う。遅かれ早かれ、スペインのようにクオリティを持った代表チームは、ヨーロッパやW杯のタイトルを手にしたことだろう。

Q:今シーズン、個人レベルで注力したい目標は?
A:選手として成長を続けること、それから多くの試合に出場すること。このチームは多くのものを得ていくはずだと信じているし、面白いシーズンになるだろうという感じがするんだ…。
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ということでインタビュー終了。ちなみに○をつけた箇所は、マドリー公式には掲載されなかったQ&Aです。ファン・デル・ファールトにクリスチアーノ・ロナウド、ロビーニョのこと……当然といえば当然か。
もしクリスチアーノ・ロナウドが来たらロッカールームが…と聞かれて「カンテラの選手と同じように云々」と答えている箇所がありますが、厳密に訳していくと「カンテラの選手と同等に要求に応じる」とか「求めに服従する」みたいな意味にならなくもないようで……おお怖い。ガゴが自分の経験から語っているのでしょうか……おお怖い。


いいかげんにしろMARCA
昨日は「ロビーニョがミヤトビッチとの会談でマドリーを出て行きたいと直訴」とトップにでかでか乗せていたMARCAは、きょうは一転「ロビーニョはマドリーと5年間契約を延長する」との記事。ずっと「クリスチアーノロナウドクリスチアーノロナウド」と旗を振ってきたMARCAは、どうにかしてそれを実現させたいようですが、いい加減にしろと。シーズン中のMARCAはわりとマトモだと思うこともありますが、移籍関連に関しては実に酷い。


あっちとこっちと
kiwamiさんのa piacimentoを拝見していて、ちょっとびっくらしたので、スペイン語の記事を探しました。上で文句たれてますけど、MARCAから。

インディシート(小さなインディアン)・サンチアゴ・ソラリ。インテルとの契約を満了して現在フリーのソラリには、ローマと共にアトレチコがオファーを出しているらしい。ソラリ側は届いたオファーを吟味中で、元いたロサリオ・セントラルのコンタクトも待っている。

アトレチコですか……まさかね。99/00シーズン、かなり豪華なメンバーを揃えていた(バレロンとかバラハもいた)アトレチコはこのシーズンに降格してしまったわけですが、その1シーズンに在籍していたソラリ。しかもその後、隣のレアル・マドリーに移籍して5シーズンを過ごしたソラリ。それが再びアトレチコに帰るというのは……うーん、どうなんだろう。なんでもありのマーケットとはいえ、いろいろ禍根がありそうななさそうな。MARCAのコメンタリオでは「悪い冗談だろ」とか「賛成かも…」とか「今のフットボールではカラーはもう問題じゃない、金だよ」と達観した意見もあり。

きょうの料理

2008-07-18 23:20:52 | football
シーズンインということで週の前半に喜び過ぎたせいか、疲れました。てか暑い。今日はゆるめのネタ拾いです。

きょうのお兄さん

テレフォニカその他のスポンサー協力を得て行われている、2008年バレンシアの夏の学校第3弾の子供たちとモリエンテスの記念撮影です。昨日はマタとホアキンが子供たちとのふれ合いに参加していました。マタが子供たちの中に埋もれていたような気がしても、あえて言わない。ちなみに明日は、このサマースクールの閉会セレモニーにヒルデブラントが出席するそうです。

追加。モリエンテスだと、きょうのお兄さんではなくきょうのおじさんかも。


きょうの制服

マドリー公式では、2008/2009シーズンの公式スーツのフィッティングの様子が出ていました。映像もあります。やっぱり皆、着映えがしますね。
HUGO BOSSが2年連続で、スーツやシューズ、小物類を提供いたします。ダークグレイスーツにホワイトシャツ、グレー基調のタイ。フィッティングの映像の中にガゴがいたり、写真にイケルが写ったりしていますので、昨シーズン中に衣装合わせをしていたんですね。来週月曜日、イルドニング合宿に出発するときに揃って着用、お披露目になるようです。

ペペだけなんか違う。


きょうの料理(非サッカー)

間もなく27歳の誕生日を迎えるフェルナンド・アロンソさんがお料理の腕を披露。料理が成功したかどうかわかりませんが(ま、何かをしたといってもハムを切るとかその程度だったのでは)、el mundoに載っていたQ&Aをいくつか訳してみました。(当ブログは、一応、football方面ブログです)。

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Q:最高の思い出になっている誕生日は?
A:2年前の、チームと一緒にいたホッケンハイム(ドイツ。今週末もホッケンハイムです)。

Qこれまでで一番の誕生日プレゼントは?
A:子供の頃におばあちゃんがくれた、ラジコンカー。

Q:「僕は良い子です。なぜかというと・・・?」
A:そう、良い子だよ。皆のことを尊敬する、良い子だ。

Q:夢のGPは…
A:オビエドで開催すること。あそこで走ってみたいよ。

Q:犬か猫かだと?
A:犬。

Q:ビールかワインか?
A:ジュースだね。酒を飲むのは好きじゃないんだ。

Q:サーフィンかスキーか?
A:スキー。

Q:映画はアクションものかホラーか?
A:アクション。

Q:絶対食べないだろうと思うものは?
A:スシ。

Q:忘れられない時は?
A:初めてワールドチャンピオンになったとき。

Q:朝起きるのにどれくらい時間がかかる?
A:ほんの2分。とても早いよ。

Q:一番幸せだと思う場所は?
A:ポディウム。

Q:座右の銘は?
A:いまをいきる。
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スシくらいチャレンジしていただきたい。
MARCAには映像がありました。フレンチとイタリアンどちらが好きか?と聞かれて「イタリアン」て答えてるのは、ルノー→フェラーリという意味を示唆している、らしい(el mundo参照)。


きょうの、ではありませんが

17日に正式に発表されたビセンテ・デル・ボスケのスペイン代表監督就任。2人がマドリーを去ってから、5年。

2008/2009シーズン カレンダリオ

2008-07-16 21:33:13 | football
08/09シーズンのスケジュールが発表されました。まず第1節(8月30日/31日)は、

ラシン vs セビージャ
ビルバオ vs アルメリア
エスパニョール vs バジャドリ
ヌマンシア vs バルセロナ
アトレチコ vs マラガ
バレンシア vs マジョルカ
デポル vs マドリー
オサスナ vs ビジャレアル
スポルティング vs ヘタフェ
ベティス vs レクレ


マドリーはいきなり苦手のリアソールからですかー(1991年から勝ってない)。デポルの方がだいぶ先にシーズンインしているだけに、初手から苦労しそうな気がします。

例によってLFPのサイトは凍り付いてしまっているし、全日程・全組み合わせが各ニュースサイトに出てくるのにはもう少し時間がかかりそうです。とりあえずel mundoから、その他細かいスケジュールを。

2008/2009シーズンのプリメーラリーガは8月30日に開幕し、5月31日に閉幕する。セグンダは6月21日まで。冬休みは12月21日から1月4日まで。

W杯、EUROがない年のプリメーラリーガは6月中旬までなだれ込むものだと思っていましたが、今シーズンは5月中に終了。というのは、6月14日~28日まで、コンフェデレーションズカップで南アフリカに行かなければならないからです。EUROで優勝したからね。
ということで少々スケジュールがタイトになります。水曜日開催が9月24日と4月22日、2回を予定。もっとも例年2回くらいは水曜開催はあるものだと思うので、これは仕方がないか。

コパ・デル・レイのファイナルは、5月13日の予定。

バレンシアとマドリーのスペイン・スーペルコパの日程も決まりました。8月17日がメスタージャで、24日がベルナベウで。

ビセンテ・デル・ボスケの監督就任が決まったスペイン代表、代表戦の日程もほぼ決定しているようです。まずは8月20日のデンマークとの親善試合で新生スペイン代表がスタート。その後間もなく、W杯の予選が始まります。9月16日にムルシアでボスニア戦、10日にアルバセテでアルメニア戦、10月11日はアウェイのエストニア戦、15日もアウェイのベルギー戦、2009年に入って、3月28日にカーサでトルコ戦(場所未定)、続いて裏返し、4月1日にはアウェイのトルコ戦。
他に4試合の親善試合を予定しているようです。11月19日と2月11日、コンフェデの前の6月6日と10日。対戦相手は未定。


追加
2008/2009シーズン バレンシアの皆さんのご予定


マジョルカ(C)→アルメリア(F)→オサスナ(C)→マラガ(F)→デポル(C)→バジャドリ(F)→ヌマンシア(C)→レクレアティーボ・ウエルバ(F)→ラシン・サンタンデール(C)→ヘタフェ(F)→スポルティング・ヒホン(C)→セビージャ(F)→ベティス(C)→バルセロナ(F)→エスパニョール(C)→マドリー(F)→アトレチコ(C)→ビジャレアル(F)→ビルバオ(C)

とりあえず前半戦分。後半戦は1月25日からで、再びマジョルカからカーサとフエラの裏返しで上記の対戦を繰り返します。
で。セビージャからの一連の流れがすさまじいですね…。フエラとカーサが互い違いになってますが、セビージャ2つ、バルセロナ2つ、マドリード2つ、と同じ街のチームを並べてあるのが、何か面白い。


2008/2009シーズン マドリーの皆さんのご予定

デポル(F)→ヌマンシア(C)→ラシン・サンタンデール(F)→スポルティング・ヒホン(C)→ベティス(F)→エスパニョール(C)→アトレチコ(F)→ビルバオ(C)→アルメリア(F)→マラガ(C)→バジャドリ(F)→レクレアティーボ・ウエルバ(C)→ヘタフェ(F)→セビージャ(C)→バルセロナ(F)→バレンシア(C)→ビジャレアル(C)→マジョルカ(F)→オサスナ(C)

こちらも前半戦の分です。セビージャ、バルサ、バレンシア、ビジャレアル、の連戦て……。しかもバレンシアとビジャレアルがカーサで並んでいるということは、後半戦に2回続けてバレンシア遠征をしなければならないわけですか。しかもクラシコの後に。しかもその前にセビージャ遠征。うわー…。後半戦のクラシコがカーサなのが救いかも。


チームによってそれぞれイレギュラーになる部分もありますが、基本的にセビージャ→バルサ→マドリー→ビジャレアルの連戦、というスケジュールになっているチームが多いようです。強豪との連戦で疲弊してきたチームと当たれる分、ビジャレアルは優位かもしれない。

全スケジュールをMARCAから。


おまけ

おでこの広いモリエンテス