けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

モリエンテス、引退をアナウンス

2010-08-31 19:15:46 | football
モリエンテス、引退をアナウンスする
オファーはあったが、彼は家族を中心にすることを望んでいる

フェルナンド・モリエンテスは、月曜日、Copeの番組「 El Partido de las 12」内で、引退することを告げ、ピッチから離れた、しかし彼が愛するスポーツからそう遠くはない場所での最初の一歩に希望を抱いていること、つまりコメンテーターとして続けていくだろうということを話した。
ソンセカで育ったモリエンテスは、フットボールの外での新しいステージを始めることを決めた。世界中のいたるところから寄せられていた多くのオファー(メキシコ、カタール、ドバイ、また最近ではスポルティング・リスボンからの魅力的なオファーもあった)を拒否し、ホテルやコンセントレーションから離れた新しい冒険を始める。

「17年間、フットボールのエリートの世界にいた後で、少しずつ同化されていくような難しい時期に来ていて、僕は自分の将来を繰り返し考えるのに3ヶ月を費やした。でも今は、僕は家族に集中するよ。」

モリエンテスは謙虚なフットボール選手であり、フットボール界のすべての人たちに感謝を送っているが、しかし彼のマドリーには、ペップのバルサに立ち向かえるようにと望んでいる。
「バルサが一歩進んでいてマドリーは構築中のチームだとしても、マドリーには、永遠のライバルと競うだけのスター選手たちがいる。プロジェクトは、始まりの段階ではなく、結果が出たときに判断されるものだよ。」

モウリーニョへの信頼
モウがマドリーのベンチにやってきたことは、元ブランコの選手にとって希望を抱かせるものであり、モリエンテスは、ポルトガル人監督の最高のものを期待している。
「モウリーニョはこれまで、安定感をもたらすことができるということを、証明してきた。これは、しばしばここのベンチ(マドリー)に欠けていたものだ。彼ははっきりしたアイディアを持つ人物で、そうしたアイディアはクラブの一部と共に実行されるはずだ。彼が言うことは行われるだろう。」 と、既にex futbolistaとなったモリエンテスは説明した。

モリエンテスは、リーガが2チーム間だけの争いにならないよう望み、より多くのチームが、マドリーやバルサと戦うであろうことを疑わない。
「2チームだけのリーグでは単調だよ。リーガをやっかいなものにできるように、他のチームが優勝争いの戦いに参戦してくると素晴らしいだろうね。」

友人であるラウルとグティに対しては、彼らの新しいステージであるドイツとトルコでの最善を祈り、彼らがそれぞれの新しいチームで勝利を得られるだろうということを確信している。
「プロジェクトを始めるのにいちばん必要なことは、希望。彼らがいま持っているものだよ。」
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以上、MARCAより。リンク先には、懐かしの映像まで作ってくれてあります。


古いの多め(バレンシア以降は入ってない)ですが、これいいです。


以下、心情。
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やっぱり長いこと、その一挙手一投足を追いかけてきた選手ですからいろいろ思うところはあるし、これからじわじわ寂しくなるかな…とも思いますが、でもそんなにショックが大きいのでもなく、むしろ納得といいますか、そうなんだな、という感じで受け止めてます。いくつもインタビューを読んできて感じたのは、現役に執着するようなことはないだろう、でも、これまで積み上げてきた評価に誇りをもって選択をするだろうということ。満足のいく選択がなければ選択しない、止めるときがきたら止める。で、それはもう遠いことではない、と思うようになっていました。だから覚悟ができていた、という感じ。
この辺は歯がゆく感じることもありましたけど、でもそこがまさにモリエンテスがモリエンテスであるところ。アタッカーらしくガツガツと行くのではなくて。やっぱり優しい選手だったな。
力強くて激しいゴールも、エレガントに切り返して決めるゴールも、ボールの軌跡を予測して飛び込んでいくゴールも、その前のディフェンスを交わしていくのも。もちろん17年間のゴール全部なんて見れてませんが、素敵なストライカーです。でした。

コメンテーターの契約をしたとかいうニュースがいくつか上がった後で、こうして本人の口から「引退するよ」というコメントが(記事上でも)聞けたのは良かったです。「家族を中心に」というのも、モリエンテスらしくて。あのペタペタした声でコメンテーターかあ、うーん…と思わないでもありませんが、聞く機会があったら今度聞いてみようと思います。

あとは、どこかインタビューしてくれないかな。最後に。


34歳

2010-08-31 05:20:24 | football
出張から戻ってばたばたして、まだ試合も見れてないのですが、ニュースだけはいろいろ出ているので、新旧取り混ぜながら拾ってみました。ほぼ見出しのみな感じで。

負傷者続出
ここまで負傷者が出ていると、フィジカルトレーニングとか、何か問題があるんじゃないかと思ってしまう。アクシデント的な接触による負傷もあるから、言い掛かりっぽいのは確かなんですが…。

クリスチアーノ・ロナウド
マジョルカ戦で右足首を負傷したクリスティアーノ・ロナウドは、月曜日に検査を行い、右足内くるぶしの骨と外脛骨の挫傷と同損傷が原因による浮腫が判明(後半部分は日本語公式から)。全治2~3週間で、この中断期間のポルトガル代表の試合はもちろん、第2節オサスナ戦、CL初戦も微妙な状況に。

ラス
同じくマジョルカ戦で右脚ハムストリングの肉離れ(日本語公式)を負ったラスについては、マドリー公式でのその後のメディカルレポートはなし。ASが報じるところによれば、「クラブのメディコによると、ラスは右脚のハムストリングに強い拘縮」だそうで、この中断期間の代表戦は欠席。ブランの初公式戦、行きたかっただろうに……。

ベンゼマ
こちらもフランス代表に呼ばれていたベンゼマは、その代表でのトレーニング中に右足首を強打。とはいえ、特に深刻な問題はない様子。


あと2日
フラド
アトレチコのフラドには、シャルケから1400万ユーロで獲得のオファーが届いている模様。クラブ、選手自身も乗り気のようだが、キケ・フローレスは手放したくないらしい。リーガ初戦、スポルティング戦に先発(しかも先制点を決めた)。

ファン・デル・ファールト
ロッベンが長期離脱となったバイエルン、フラドが移籍を決めた場合に備えアトレチコが問い合わせをしてきている模様。

ドレンテ
最新の情報としては、ドレンテはモナコからのオファーを蹴ったらしい。
他に、リーガ内ではエルクレス、イタリアのジェノアからオファーが届いており、マドリー側は、エルクレスの話に好感を持っている模様。マドリーはドレンテがリーガに慣れ、成長して戻ってくることを希望…とあるので、この場合はレンタルか。

ディアラ
リバプールへの移籍の可能性があったが、リバプールがマスチェラーノの後釜にラウル・メイレレスを獲得したため、この話も立ち消えになっている模様。


コメンテーター
テレシンコ(Tele 5)は、UEFA-European Leagueおよび、EURO2012予選を戦うスペイン代表の試合の放送におけるテクニカルコメンテーターとして、フェルナンド・モリエンテスと契約。初仕事は今週金曜日らしい。

・・・ベシクタシュの試合とか・・・?


年齢は同じなんだけどなあ
ルート・ファン・ニステルローイ、オランダ代表に復帰。


ちょっと後に追加:フラド、シャルケ移籍
MARCAによると、決まったようです。1300万ユーロ。

帰ってきた解説

2010-08-29 09:40:05 | football
レバンテvsセビージャ
終わらない持ち帰り仕事をしながら、レバンテvsセビージャをTV観戦しまして、10/11シーズン開幕気分を味わいました。
さっそく岡田さんが解説に登場。おかえりなさーい。積もる話と言いたいことが山ほどあるようで、柄沢アナと2人の実況は、8割方試合内容に関係ない話。エジル楽しみだねえとか、暗に協会のスケジューリング&ベストメンバー批判してたりとか、レフェリーのミスジャッジに「盛り上げてくれてますね」とか(間接FKは相手の顔めがけて蹴れ、と指示するらしい)、パトリック・アンデションとか(何年かぶりに聞いた名前だ)、緊急速報ズラ移籍とか……。私がセビージャファンだったら真面目にやれと怒ってたかもしれませんが、第1節からこのグダグダ感が、ああリーガが戻ってきたなあと。

レバンテ、けっこう面白そうな選手揃えして、リズムよくスタートしたと思いますが、終わってみたら1-4で…。個人的には、ファンフランがまだまだ元気なのがかなり嬉しかったです。
セビージャは、改めてCL落ちたのが惜しいなあ…。確かにぎこちない変な感じもあるけど、ナバス&ペロッティの両サイド切り裂きっぷりとか…ああもったいない。

冒頭に黙祷があって、レバンテのSDのお父さんが亡くなったためだと言っていましたが、最初はプエルタのためかと思いました。28日は、ちょうど3年目の命日だったから
(レバンテは、16分にプエルタの映像をボードに掲示。観客からは拍手が送られ、敬意を表してくれたそうです)。


立て直せるのか
シャルケ 1-2 ハノーファー

シャルケがどうやって攻撃してるのか、見ててもわからない……って、要するに攻撃の形がない、攻撃を操る人がいないということか。ラフィやフラド(いまオファー出してるらしい)をほしがる理由もわかる気がする。けど、それで解決する問題なのかどうか……。
ラウルでもこんなに苦労するものなんだと、変な感慨もあったり。




本日が開幕
マドリーは既にマジョルカ入りしました。ラファ・ナダルはどっちを応援するのかなー。
土曜日のプレスカンファレンスで、モウリーニョは、トップ下でカナレスが先発するだろうということ、他にイグアイン、クリスチアーノ・ロナウド、シャビ・アロンソも先発であることを話しています。どうなるのか、楽しみ。

今シーズンも、遠征時のサイン会は継続のようで、今回はシャビ・アロンソとベンゼマが担当。いつものようにテーブル挟んで対面式のサイン会ではなく、何だかものすごくフリーダムな感じですが……。


よりによって、なんでこの写真を掲載に選んだのか知りたい。絶妙。


追加:暫定措置
ASによると、今夜のリーガの試合で、ガライがトップチームの登録から外ることになるらしい。登録は25人だが、現在トップチームが抱えている選手は26人。土曜日のプレスカンファレンスでモウリーニョはこの点について、「ガライを外すことになる。負傷で3ヶ月離脱するからだ。しかしこれは、8月31日までの暫定的なリスト。私たちは彼と話し、彼はこの点について受け入れた。クラブにとってスマートなやり方だと思う。」と述べている。
こうしたことからガライの処遇はどうなるのかという疑問が出るが、クラブの情報筋によると、次の火曜0時、マーケットが閉まる際の最終的な登録リストに、ガライが入ることになると確実にしている。
現在の放出リスト(ディアラ、ファン・デル・ファールト、ドレンテ)から誰かを移籍させることになれば、ガライが再び登録される。誰も出て行かないのであれば、その際には、上記3人の誰を登録せずに外すかを決めなければならないだろう。また今夜の試合では、ガライの19番をエジルがつけることになる。

意図するところ

2010-08-28 19:31:27 | football
マジョルカ戦、召集リスト
GK:イケル、デュデク、アダン
DF:カルバーリョ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルベロア、マテオス
MF:ケディラ、ラス、グラネロ、シャビ・アロンソ、カナレス、ペドロ・レオン、ディ・マリア、ファン・デル・ファールト、エジル
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン
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もしかしたら外されるかも、と思ってたラフィが入りました。でもこのリスト、20人います。ベンチからはGKが1人と、あとフィールドプレイヤーから誰か1人が落ちることに。
モウリーニョがラフィを召集したのは、戦力にカウントしている、という意図の表れなんではないかと…思いたい。


おめでとうアトレチコ!




昨シーズンから続いて、レジェス調子良いですね。代表復帰とかあるだろうか。デヘアの、PK止めたのもすごい!


EL

セビージャ大変そう。アトレチコ、ヘタフェ、ビジャレアルはなんとかやるでしょう。グティさんのベシクタシュも、ポルトは大変そうだけど、あとは何とか…がんばってください、グティさん。


そっけない
シャビ・アロンソがついったーを始めたようですが、「Checking twitter」と書いたきり、その後何の音沙汰もなく……。

欧州の大会

2010-08-27 07:06:53 | football
ドロー結果

となりました。Pod 3の抽選で、アヤックスとシャルケが最後まで残っていて、埋まってないグループがBとGだったので、「本当にシャルケきちゃうのかああああ」とドキドキしてましたが、幸か不幸か当たらず。当たるなら、上の方で……。
(あとマドリーとシャルケの放送日がかぶらなくて良かった)

マドリーのスケジュール
15/09/2010 REAL MADRID - AJAX
28/09/2010 AUXERRE - REAL MADRID
19/10/2010 REAL MADRID- MILAN
03/11/2010 MILAN - REAL MADRID
23/11/2010 AJAX - REAL MADRID
08/12/2010 REAL MADRID - AUXERRE

2年連続ミランさん。両手でブロックのスアレスのいるアヤックス。アヤックス、CLに出てくるの久しぶりの気がする。VDVは古巣対決になるんだから…残ってお願い。オセールは…ギィ爺ちゃんがベッドの中で選手を待っているCMくらいしか連想できないくらい、情報がアップデートされてない……。
移動距離は少なくて済むし、遠征時の環境も良さそうだし、ととりあえず単純に思いつくメリットはそんなところかな。アヤックスもミランもCLでは名前を残してきたチームで、Pod1からPod4まで、それほど大きな差がないんじゃないだろうかと思います。昨年は、ミラン相手にかなり苦戦したので、その辺りはモウリーニョよろしく。初戦の頃は、まだ怪我人が多く残ってそうだしチーム力も上がってないだろうし、戦力揃えたりするのが大変そう。


シャルケのスケジュール
14. 9 2010 Olympique Lyon – FC Schalke 04
29. 9 2010 FC Schalke 04 – Benfica Lissabon
20. 10 2010 FC Schalke 04 – Hapoel Tel Aviv
2. 11 2010 Hapoel Tel Aviv – FC Schalke 04
24. 11 2010 FC Schalke 04 – Olympique Lyon
7. 12 2010 Benfica Lissabon – FC Schalke 04

こちらもPod1からPod4まで、そんなに力の差がないんじゃないかと思っています。率直に言って、テル・アビブ行きがあるのが嫌だ……。
リヨンは、一時の強さはさすがに落ち着いているように思いますが、でもこの間グルキュフ補強したみたいだし、ここ何年もCLで安定して結果出してるのも確かだし。ベンフィカもタレント揃ってそうだし(マドリーからの選手もけっこういるし)…ここ、厳しいグループなんじゃないだろうか。


UEFA-EL プレイオフ
プレイオフ第2戦の残りが一気に行われ、本戦出場37チームが決定。これに、CL予備予選で敗退した10チームと、昨シーズン優勝のアトレチコを加えた48チームが、抽選で4チーム×12グループに分けられて、H&Aの試合を行っていく……。

リーガから参加中のビジャレアル、ヘタフェ共にプレイオフ勝ち抜けを決めています。ヘタフェは…延長で点入れて勝ったんだ。危なかったなあ。おめでとう。
それからグティのいるベシクタシュは……

HJK 0 - 4 Beşiktaş
Quaresma 15' Guti 67' Necip Uysal 77' Hološko 90+3'

グティさん、ゴールしてました! 





抽選は本日。

ex futbolista

2010-08-26 23:22:19 | football
いくつかのスペイン紙によると、Cadena COPEというWEBテレビは、新しいスポーツニュース番組のコメンテーターに「元フットボール選手(ex futbolista)」のフェルナンド・モリエンテスを起用するとアナウンスしたらしい。
記事1記事2、など)。

ということで、どうやら引退したっぽいです、モリエンテス。さすがにもう覚悟していたのでそんなに驚きませんけど、実感がわかないな……。

こういう時は「公式での発表を待ちたいと思います」とか言うのがセオリーなんだろうけど、もう公式の所属なんてないし。引退を宣言する場所がないって、珍しいことではないかもしれないけど、改めて寂しいことだな…。
1ヶ月前、マドリーを出るグティもラウルも、いつか、遠くない将来に、マドリーに帰るという意思を示していて、それはそうなるだろうと思う。でもモリエンテスが帰れるクラブって、ないですね。アルバセテはデビューしたチームだから思い入れがあるかもしれないけど…サラゴサも、良い思い出はあるだろうけど、在籍自体はそんなに長くなかった。モナコもリバプールもバレンシアも、帰る場所というのではない。マドリーが一番在籍期間が長くて、ファンも今でも優しいし、オフィシャルの歴代名選手名簿にも入れてもらっているけど。でも、今のマドリーには帰る場所ないよな…。

ブンデスリーガ専門コメンテーターかな。

ドローの日

2010-08-26 19:55:04 | football
ラウルにこんなポーズとらせたカメラマンすごいな。


昨夜CLの予備予選がすべて終わり、32チームが出揃いました。本日モナコにて、グループリーグのドローが行われます(現地18時、日本時間25時より)。
その後は、明日は、UEFAスーパーカップ、インテルvsアトレチコ。アトレチコがんばれー。


シャルケとマドリーが当たったらどうなるんだろう…というのも気になりますが、シャルケがカンプノウに行くことになったりするのも、なんか変な感じだし。そっちの方が「どうなんだろう…」だなあ。


今回は21人
9月3日(金曜日20時45分)のリヒテンシュタイン戦(EURO2012ポーランド&ウクライナの予選)、7日の親善試合アルゼンチン戦に召集されたスペイン代表発表

PORTEROS: Casillas, Valdes, Reina
DEFENSAS: Arbeloa, Sergio Ramos, Puyol, Pique, Marchena, Capdevila
CENTROCAMPISTAS: Xabi Alonso, Busquets, Xavi, Cazorla, Cesc, Iniesta
DELANTEROS: Pedro, Jesus Navas, Villa, Silva, Llorente, Fernando Torres

W杯メンバーからは、負傷によりアルビオル、U-21代表(オリンピック出場を狙って)に専念するためハビ・マルティネス、そしてマタ…はなんでだろう、の3人が外れ、カソルラが生き残り。選手たちは火曜日に集合、木曜日にファドゥーツへ向かい、金曜に試合。その後、そのままファドゥーツでトレーニングして、チューリッヒからブエノスアイレスに向かうそうです。

付け足し:U-21代表
マタもU-21に呼ばれていたのでした。まだU-21だったのか、ってそこにびっくり。落ち着いてるもんね、マタ。



Porteros: De Gea, Mejias, Marino
Defensas: San Jose, Dominguez, Víctor Ruiz, Azpilicueta, Botia, Canella
Centrocampistas: Javi Martinez, Thiago, Ruben Perez, Parejo, Canales, Capel, Mata, Ander Herrera
Delanteros: Jeffren, Bojan, Adrian, Nsue

マドリーからは、トマス・メヒアスとカナレス。

まもなく開幕

2010-08-26 07:21:00 | football
プレシーズン総括
el mundoから、プレシーズン総括の記事。だいぶ雑な訳ですけど……。
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おそらく、ジョゼ・モウリーニョは、公式戦を4日後に控えた彼のチームの全体的な状況に、ほどほどに満足しているだろう。目標が、3つのコンペティションのうちのいくつかのタイトルを獲得することなら、満足はしばらくの間、感じるだけだろうが。レアル・マドリーは、この夏のフレンドリーマッチ5試合を負け知らずで過ごし、はっきりと向上しているという感覚を持って、マジョルカに向かう。しかしモウは、多くの仕事が残され、多くの解決すべき問題があることをわかっている。

「11人」を固める
モウリーニョは、プレシーズンの間、チームのすべての選手を使った。チームに加わったばかりの監督としては、論理的なことだろう。各国の代表選手や新加入の選手から、何人かの選手がモウリーニョのチームのベースになっていることが明らかとなった。カシージャス、シャビ・アロンソ、ケディラ、エジル、クリスチアーノ・ロナウドといった選手だ。
ディフェンス陣の離脱は、マジョルカ戦での選手起用をどうするか、モウリーニョに考えさせることになるだろう。しかしおそらく、セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバーリョ、マルセロが、モウリーニョのディフェンスラインの基本4人というのは、確かなはずだ。
中盤の構成に対する選手のバラエティさは、モウリーニョの決断を難しくさせるものだ。モウリーニョは、これまでのキャリアを通じて、状況に応じてシステムを変えさせるフレキシビリティで特徴付けられる。ペドロ・レオンとディ・マリアは、サイドで貢献する。カナレスあるいはファン・デル・ファールトは中央だ。

イグアインとベンゼマで十分か?
もしこの質問にモウリーニョが答えるなら、それは「ノー」だ。もう1人のFWがいれば、モウリーニョは満足だろう。しかしこれ以上の補填はなく、このシーズンはイグアインとベンゼマだけでスタートすることになるだろう。「9番」の不足は、おそらく、2人のうちの一方だけがレギュラーだということを確実にするものだろう。
スター選手の獲得に大枚をはたく可能性はないだろうし、移籍マーケットにリーズナブルな選択肢も存在しない。モウは、移籍マーケットがどういうものか、ゼネラル・マネージャーと同じように知っており、クラブの状況を理解している。「選手加入のドアは閉められている」と、モウリーニョはペニャロール戦後に語っている。

クリスチアーノ・ロナウド
ジョゼ・モウリーニョは、クリスチアーノ・ロナウドを完全に理解しており、その絶大なクオリティが、チームが目標に到達するための基本となることを知っている。このため、モウリーニョは彼を甘やかし、彼がピッチ内で快適でいられるように望んでいる。監督が交代したことで、彼はレアル・マドリーのビッグスターとなっているが、しかしいくつかの部分がまだ欠け落ちている。
周囲の選手たちのクオリティにも関わらず、新しい「7」は、他のチームメイトたちを引っ張るように強制されているように感じている。おそらくその感覚は、昨シーズンよりは小さいだろうが。モウリーニョは、他が機能しない場合には「ボールをクリスチアーノへ」とさせたがり、彼は、チームメイトたちが、彼がすべてをやるべきだとか、彼がボールに触るときは彼が唯一決定的な選手だとか、感じないように動く。
(最後の一文はかなり適当かも)

放出
現時点で、1人の選手がチームを去ることになるだろう。25人しか登録できないが、現在26人いるのだ。ドレンテとママドゥ・ディアラは、2つのことをわかっている。彼らが戦力にカウントされていないこと、この状況で最大の経済的な収益を出すよう動くべきだということだ。
ファン・デル・ファールトの場合は、極めてシンプルだ。彼は欠くことのできない存在ではない、しかしモウリーニョにとっては戦力だ。良いオファーが届けば、彼がチームを去ることは評価できるだろう。しかし彼が去るのは難しい。彼も家族も、完璧にマドリーに馴染んでいる。彼は、チャンスをくれと声を上げるようなこともなく忍耐をも
って待つことだろうし、献身とプロフェッショナリズムのお手本として見られている、ファンが愛する選手の1人なのだ。

仕事
6人の選手がやってきた。ディ・マリア、ペドロ・レオン、ケディラ、カルバーリョ、エジルは、監督側のリクエストによるもので、彼を落胆させなかった(ほんとかよ)。一方で、カナレスは、数ヶ月前に獲得が決まっていたが、トレーニングで監督を納得させている。
新加入選手が合流してのチームの楽しい雰囲気は、モウリーニョが好むものだ。モウリーニョは、カシージャスを筆頭とする「ワールドチャンピオンの一団」に魅了されている。「彼は落ち着いたカピタンで、彼の力は、騒音を引き起こすことなく、ロッカールームに影響している。」
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XXXII Trofeo Santiago Bernabeu
REAL MADRID 2-0 C.A. PENAROL

マドリーのゴール:ディ・マリア(69)、ファン・デル・ファールト(93=PK)

GK:イケル
DF:ラス(46、アルベロア)セルヒオ・ラモス、カルバーリョ(77、マテオス)、マルセロ(73、フアンフラン)
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ(46、ガゴ(56、ディ・マリア))、エジル(46、ペドロ・レオン)、カナレス(60、グラネロ)、クリスチアーノ・ロナウド(85、ファン・デル・ファールト)、イグアイン(46、ベンゼマ)

これでプレシーズンマッチ負けなしでリーガがスタートしますが、まだまだ不安、というか、まだ安定しないなあ、と思いました。選手個人、良いプレイをすることもあるけど、出場時間中それが続かない。選手同士がうまく連携している場面が少ない。新しく加入した選手について特にそう思うので、チームとしての連携には時間がもう少しかかる、と思ってないといけないのかな。
個々の選手のことを書き始めると長くなりそうなのですが、気になる1人がクリスチアーノ・ロナウド。個人で力があるから、自分で持っていってシュート打ったり見せる場面があるのはさすがなんですが、やっぱり雑な印象がする。周りと合わないからイライラしてるのか、イラついてるから周りと合わないのか……何か心配。
あとは中盤から前は、良かったり悪かったり。エジルはまだまだ時間がかかりそう。カナレスは、1人で持っていけたり見た目以上の強さもあると思うのですが、もうちょっとパスをチャレンジしても良いかなあ…。ちょっと詰まると後ろに下げるのが気になった。短い時間しか出られなかったラフィが、それでもチャレンジなスルーパスを何本か出していたので、つい比べてしまうと。もちろん、周囲の選手や相手のプレッシャーのかけ方が、前半と後半終了間際で違うとか、そういう問題はあると思いますが。ディ・マリアはゴールという結果が出てますし、ドリブルで切り込む良いプレイがいくつかありましたが、まだ継続性に欠ける印象が残った。ペドロ・レオンは、いいな。
他に良いなと思ったのが、マルセロ。とにかくプレシーズンとおして、好調だったと思います。現時点で、攻撃のワクワク感を一番出してくれる選手だと思う。グラネロ、下がり目の方がいいんだな、と思った。あと、この試合で出場したカンテラーノス、ファンフランとマテオス、この2人も積極的でかつ落ち着いていて、良い印象でした。プレシーズンマッチとはいえ、ベルナベウの観衆の前で試合ができて本当に良かったな。

しかし、また怪我人を出してしまった……。




試合の画像を探していたら拾った。何をしているところなのだとか、なんでそんな顔をしているのだとか、なぜこの画像を載せようと思ったのかとか、そういう疑問は受け付けません。

また1人

2010-08-25 07:48:23 | football
ガゴ負傷
トロフェオベルナベウ、ペニャロール戦の後半から出場したガゴは、8分後、左膝を痛めて交代。試合後のプレスカンファレンスでモウリーニョは、ガゴの負傷は深刻なものになる可能性がある、とコメントした模様。正確な状況は、今後の診断による。

内左膝側側副靭帯の捻挫、らしいです…

現時点で、全治5週間の見込み(AS情報)。


現地25日の昼過ぎ:ガゴの負傷の診断確定
昨夜の試合で負った負傷について、サニタス・ラ・モラレハ病院にてMRI検査を行った結果、ガゴは、左膝内側側副靭帯のグレード2の捻挫との診断を受けた。周辺・近接部位への影響はない。およそ4~5週間の離脱と推定される。

方針

2010-08-25 01:56:16 | football
1日タイムラグがありますが、23日のモウリーニョのプレスカンファレンス。当然公式にも載ってますが、自分でも読んでしまったので。Q&A形式のASから。

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Q:クラブは、これ以上の補強はもうないだろうと言っていました。その意見に賛成しますか?
M:いつでも。彼らは重大な経済的努力を尽くしてくれた。6人の選手を補強し、チームにはクオリティが備わっている。いまは、我々にはアタッカーに運が必要だ。なぜなら、もし今の我々のディフェンス陣と同じようなことがアタッカーにも起きたら、それは問題となるだろう。ディフェンス陣は、現時点で、ペペ、ガライ、アルビオルがプレイできないでいる。我々にはまだカルバーリョとラモスがいて、さらにはアルベロアもセントラルでプレイできるだろう。もし中盤に怪我人が出ても、解決方法はある。しかしベンゼマかイグアインか負傷したら、これは問題となる。現在我々には26人の選手たちがいて、誰かがチームを離れることになるだろう。しかしこれ以上の加入はない。

Q:カンテラは前線の解決にはなりませんか?
M:カンテラには価値がある。しかし、カンテラーノを、準備もなしに仕事に当たらせることはできない。また、成長させるものがある。たとえばマテオス、私は彼を好んでいるし、彼はマジョルカ戦に出場する可能性もある。しかし、先発にはならないだろう。そうなるには、認められる時間がもっと必要だろう(ここは自信ない)。

Q:クリスチアーノをセンターFWにする考えはどうですか?
M:それはない。もし彼がそのポジションでプレイするなら、彼の長所の多くが失われる。現在、もし問題があるとすれば、そのポジションでプレイするだろうが。同じように、もし我々が試合中にGKを2人とも失ったら、そういうことは以前にも2度あったのだが、ラモスかケディラがそのポジションに行くはずだ......。

Q:誰がクラブを離れるか、あなたはもう決めましたか?
M:私は、契約下にある選手たちには、その契約を尊重すると約束している。出て行く選手は、プレイできるかどうかの自覚を持って決めなければならないだろう。ほとんどチャンスがなく、それなのに、このユニフォーム、このクラブ、この街、ここの気候が好きだから残りたいというのは、私にはわからない。選手たちはおろかではないのだし、マジョルカ戦(29日)の後には、誰が第一線に並び、誰が難しい状況にあるかわかることだろう。近日中に、他のクラブを探すという解決方法をとるようにしてもらいたい。

Q:ここまでの仕事をどう評価していますか?
M:我々には、全員と一緒にトレーニングする十分な時間がなかった。しかし私は落ち着いている。トレーニングしてきた時間が、今後のクオリティとなるだろう。ペニャロールやマジョルカに止められるようなマドリーは望んでいない。

Q:マドリーの内側を知った現在、このクラブ組織から受けるあなたの見解は?
M:負けた後にどうなるかはわからない。プレシーズンだけでは、落ち着いていて、熱くなることも、実際のコンペティションでのプレッシャーもない。そしてそれが、私が自然といられる場所だ。しかし、楽しんでいけるだろうと信じている。

Q:ベンゼマとイグアインは、あなたのセンターFW理想像に一致しますか?
M:完璧なアタッカーは、イグアインとベンゼマをひとつにしたものだ。彼らは成長すべきなのだが、しかし彼らの年齢で、あのポテンシャルを備えた選手たちを見出すのは難しいものだろう。

Q:バルセロナと比較してどうでしょうか?
M:バルサは完結した製品だ。目を閉じて彼らはプレイする。マドリーには新しい監督、新しい哲学、6人の新加入選手がいる。我々には時間が必要だ。
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だいぶかぶりますが、El Paisから、モウリーニョの発言部分を抜き出して。
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私はクラブに同意している。クラブは重大な経済的努力をしてくれた。このことに私は感謝する。6人も選手を獲得したのだ。このチームにはクオリティが備わった。しかし、我々には少し運が必要となるだろう。なぜなら、運がなければ、我々は多くの問題を抱えるからだ。少しの運というのは、我々のセントラルたちに起こっているようなことが、アタッカーたちには起こらないようにということだ。現在、ペペとガライ、アルビオルが負傷している。我々にはセルヒオとカルバーリョがいるし、アルベロアをセントラルとする可能性もある。もし同じことがメディオセントロの選手たちに起こっても、我々には解決方法があるだろう。でもイグアインとベンゼマに同じことがあれば、我々には問題となるはずだ。

アルベロアはセントラルではない。しかし、もし必要とあれば、セントラルでプレイできる。エルクレス戦では、ガゴもセントラルでプレイした...。クリスチアーノも同じこと、センターFWではない。もし彼がそのポジションに置かれたら、彼の特徴は失われてしまう。しかし、他に手段がなければ、彼もこの問題を解決できるだろう。たとえば、もし1試合の中でGKが2人ともいなくなるようなことがあれば、ゴールマウスはセルヒオ・ラモスかケディラに任されることになるだろう。こうしたことを、私は過去に2度経験したことがある。GKが2人とも負傷して、私はフィールドプレイヤーをGKにしなければならなかった。今は、ラモスかケディラが、その場合に備えて、毎週少しずつトレーニングしなければいけない。

私にとって完璧なストライカーとは、イグアインとベンゼマを足して1つの選手にしたものだ。それは不可能だろうから、ベンゼマとイグアインは、どちらも成長しなければいけない。彼らは22歳で、まだ10年もこの先にキャリアがある。彼らはもっと多くを学び、トレーニングしなければならない。彼らは素晴らしい選手だ。ヨーロッパで、彼ら以上のポテンシャルを持つ選手たちを探すのは、本当に難しいことだろう。しかし、彼らは成長しなければならないのだ。つまり、私は彼らがいてとても嬉しいということだ。私が他の選手について話すのは、私がイグアインやベンゼマを嫌いだからではない。戦力のマネジメントからいくと、3人のセンターFWが必要だからだ。

バルサは完成された製品だ。ひとつの方法で何年にも渡ってプレイしてきて、あらゆることを目を閉じても行うことができる。選手たちがバカンスから戻ってきて、3日一緒にトレーニングをして、それで1つのチームとして試合する準備ができる。マドリーはそうではない。監督のトレーニング、6人の新しい選手たち、考え方、異なる哲学、別の戦い方に慣れていかなければならないのだ。マドリーには時間が必要だ。マジョルカ戦で、フルに力を見せるというわけにはいかないだろう。

今は26人の選手たちがいるが、我々は25人しか保有できない。1人が出て行かなければならない。私の考えでは、選手の放出は、その選手自身がプレイできるかどうかを自覚して、行われなければならないと考える。チャンスがないのに残りたい、というのは、私は理解できない。クラブが、ユニフォームが、天気が、この街が好きだから、ではないのだ。選手というのはプレイするためのものであり、トレーニングのために留まるものではない。だから知性のある人たちには、事態を見れば、リーグが始まったときに何が起こるかを見れば、状況を分析するには十分だろう。選手たちは愚かなわけではない。誰が第一線にいて、誰がより難しい状況にあるかがわかるだろう。その意味では、出て行くこと、他のクラブを探す選手たちにとって興味深い試合となるはずだ。
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やっぱり気になるのは、クラブが好きだ何だと言って残りたがる余剰選手は理解できない、行き先を探すべき、とはっきり言っている部分。誰かのことを指しているのか……。
それから、カンテラの選手を戦力にしていくということは、現時点では、あまり考えていなさそうな感じを受けました。トップの選手たちを把握してすぐに答えを出すのに手一杯なんだろうとは思いますが。でも、緊急事態の補填とはいえ、マテオスにチャンスが巡ってくる可能性があったりするのは嬉しいし、何人ものカンテラーノスが、少しずつでもトップチームとトレーニングができたのは良かった。

ラモスとケディラは、GKトレーニング、始めたかな?


召集リストの発表の様子。前もこんなことしてた?




ひたすらのぼれ
がんばれ、ラウル……。

最後のテストへ

2010-08-24 06:21:09 | football
トロフェオ・ベルナベウ:ペニャロール戦、召集選手
GK:イケル、デュデク、アダン
DF:カルバーリョ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルベロア、ドレンテ、マテオス
MF:ケディラ、ラス、グラネロ、シャビ・アロンソ、カナレス、ガゴ、ペドロ・レオン、ファン・デル・ファールト、ディ・マリア、エジル、ファンフラン
FW:ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン

これで23人。土日の休暇をもらっていた4人(イケル、ラモス、アロンソ、クリスチアーノ)も復帰。カンテラーノスは、マテオスとファンフランが再び召集されました。月曜のトレーニングも、この23人で行われたようです。
今週末の開幕を控えての、最後のプレシーズンマッチ。そして、あっちこっち旅をしながら試合を繰り返して、ようやくベルナベウでの新シーズンのお披露目です。
試合は本日22時15分(日本時間5時15分。出勤がぎりぎりになるよ)から。何かセレモニーなどあれば、時間が押す可能性もあるかも……。


ガゴ、腹。デュデク、顔。


私がモウリーニョだ
モウリーニョの人となりに迫ろうとしたながーいインタビューがEl Paisにありました。ざっと読みするのもげんなりするくらい長いので(モウリーニョがよく喋っている)、とりあえず引用符で囲まれたフレーズを拾いました。

「私は過ちを犯すだろう。しかし私は、私の選手たちに対し、最大限誠実であるつもりだ。」
「現代の監督は、エゴをどのようにして管理するかを知っていなければならない。」
「グアルディオラは、バルサにとって完璧な存在。彼はすべてを理解し、すべてを手にしている。」
「私は、世界で最も重要な3つのリーグを優勝する唯一の存在になりたい。」
「私の考えは、大学とフットボールの融合から生まれ実を結んだものだ。」
「私の人物像は簡単なものだ。私は社交的な生活は好まない。嘘も嫌いだ。」
「フットボールでは常にリスクを犯す。しかし個人としては、ゼロリスクだ。」






シャルケも
シャルケも今夜テストマッチだそうです。1 FCケルン戦。シーズン始まってるのにテストマッチってあるんだな。でもあの状態なら、確かに必要かもしれない…。こちらは18時から。

起きてます

2010-08-23 07:21:44 | football
Amistosos pretemporada  
HERCULES 1-3 REAL MADRID

マドリーのゴール:ベンゼマ×2、ディ・マリア

GK:アダン
DF:ラス、アルベロア、ファナン、マルセロ
MF:ガゴ、ケディラ、ディ・マリア、エジル、カナレス
FW:イグアイン

セントラルにアルベロアは、さすがにこれまで見たことなかったと思う。でも以前どこかで、セントラル専門の選手がラテラルに急に回されても難しいけど、ラテラル専門はセントラルならそこそここなせる、とかいう話を聞いたことがあるので、大丈夫なんだろう。そして、そこそこ大丈夫だったと思う。1対1の対応だけで言えば、アルベロアもファナンも、落ち着いていたように見えるので。
でも、エルクレスには、かなりサイドを縦に持って行かれていた。ルフェテ、こんなところで、こんな元気な姿を見るとは。失点の場面は、直接FKがバウンドしたのを(誰かに当たってコースが変わった?)アダンが取りそこない…。
マドリーの攻撃の方は、何もなし。ガゴとケディラのドブレの前に、左にディ・マリア、右にエジル、トップ下にカナレス、最前線にイグアインという感じだったと思いますが、ボールがまわらない。個々の動き出しも乏しく、仕掛けも少ない。エジルもあまり目立たなかったなあ。1,2回、交わすのがうまいとか、はっとするパスもあったような気がしますが……。ディ・マリアは、ドリブルはしても、ボールを放すタイミングが良くない。

後半。

GK:デュデク
DF:ラス、ガゴ(ホセル)、カルバーリョ、ドレンテ
MF:ケディラ(マテオス)、ディ・マリア(ファンフラン)、エジル(ファン・デル・ファールト)、ペドロ・レオン、グラネロ
FW:ベンゼマ

マテオスが入ってくるまでの15分間ほどは、ガゴがセントラルに、グラネロがピボーテに。そんな意外なポジションもありましたが、後半の方がぐっと良くなったと思う。まずはベンゼマのゴールで同点に。起点はケディラ。ケディラも、もう何試合か出ていて、だいぶ動きが大胆になってきたというか、主張が出るようになってきたように思う。良いんじゃないでしょうか。
後半から入った中では、特にペドロ・レオンが活動的で良かった。2点目、ディ・マリアのゴールをアシストしたのも彼、だと思う。後でロハ食らってしまう場面もあり(83分、ボールを競って相手選手と足が絡んで倒されたのが気に食わなかったのか、相手選手のおけつを蹴っ飛ばす)、どうもキレやすそうという印象も残したわけですが。
これまでのプレシーズンマッチ、正直あまり調子が良いと思えなかったグラネロ、この試合ではよく動いてボールに絡んでたのが嬉しかった。3点目になったベンゼマのゴールをアシスト。ラフィのタコナッソからグラネロ抜け出てシュート!が決まってたらもっと良かったな。ラフィも、苦しい時期だろうけど、安定して力を見せているのはさすがだと思う。


カピタンマーク推移
前半:マルセロ→後半:ガゴ→ガゴ交代後:・・・誰? デュデクかな?


後から追加
最後にカピタンマーク付けたのは、やはりデュデクでした。トロフィーもらってたんだ。

連鎖

2010-08-22 21:30:42 | football
否定
昨日だったか、ファン・デル・ファールトが、「マンチェスター・ユナイテッドなら移籍しても良い」的なことをいったという記事がありました。MARCAの記事が日本語になっているのを参照しますと、英紙『デイリー・エクスプレス』とのインタビュー、ともうこの時点でとっても怪しいわけですが、この報道に対してのラフィの反応を、ASからざっと。
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ファン・デル・ファールトは、そのことだけを考えている。つまり、マドリーにいるということ。マンチェスターでもなければバイエルンでもない。
「僕は、どのイギリスの新聞にも話をしていない。彼らのでっちあげだ。」
ファン・デル・ファールトはそう親しい友人たちに断言している。でっち上げられたという発言(ユナイテッドにはノーと言うのは難しいだろう)が、注目を浴びた。モウリーニョのチームには26人選手がいて、余剰は3人。マドリーは、ファン・デル・ファールトには唯一売り上げが見込めると考えている。彼には名声があるからだ。しかし選手本人はこう強調する。「僕はいつものとおり戦いたい。」
昨シーズンも、同じようかもっと悪かった。プレイできなければ、ワールドカップにはいけなかったのだ。ファン・デル・ファールトは、タオルを投げず(=諦めず)、そのチャンスに執着した。彼の妻は癌を克服していた。(わからない一文削除) 12月になって、カカが負傷し、ファン・デル・ファールトは彼の真のレベルを示した。
ファン・デル・ファールトは、3シーズン目に入っている。家族はマドリーでの生活を楽しみ、小さなダミアンはもうスペイン語を話している。ファン・デル・ファールトは、動くことを望んでいない。彼は、カカ、エジル、カナレスがいることを知っている。しかし、ファンが彼と共にあることも感じている。彼は覚えているのだ。サラゴサ戦で2点決めた後の、愛情のこもった、ベルナベウの喝采を。現在27歳、彼は多くの障害を克服するという意思を持ち続けている。ワールドカップでは準優勝、自国ではスターだ。しかし、そんな特典にもかかわらず、新しいシーズンをゼロからスタートする。彼はそうしたことを気にしない。モウリーニョは、彼に反することを言ってはいないし、彼は、今日アリカンテでまたゴールを決めるだろうという確信を持っている……。
(後略)
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ポルティ
あのポルティージョももう28歳か…。昨シーズン途中にオサスナからエルクレスに移り、プリメーラに再び戻ってきたポルティが、今夜、久しぶりに古巣との対戦。ASに載っていたインタビューから、いくつか抜書き。
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Q:以前所属したチーム、レアル・マドリーとの対戦を間近に控えてどうですか?
P:素晴らしい試合になるだろうね。僕にとっては、エルクレスと共にレアル・マドリーと対戦するのは特別なものだ。僕たちは楽しみたいと思っているけれど、でも真剣に向き合うつもりだ。もうすぐシーズンが始まるんだからね。

Q:今シーズン、マドリーはバルセロナの高いレベルまで到達できると思いますか?
P:今現在、バルサは非常に高いレベルを持っている。ゲームスタイルを確立している。一方で、マドリーは構築中だ。モウリーニョは実際にチームを作り上げるだろうと僕は思う。たくさんの個人技というのではなくて。スターがやってきたのではなく、ビッグプレイヤーがいるということだ。例えば僕がいた頃は、ギャラクティコスというものが僕たちの障害になった。あれは過ちだった。試合に勝つためには、チームになる必要がある。

Q:マドリーには、あなたが一緒にプレイした選手たちがほとんどいなくなりました。なによりも、この夏にはラウルとグティがチームを離れた…。
P:マドリーは、彼らがいないことに気づかされるだろうね。ラウルは、僕たちが自分たちを見るとき、すべてのカンテラーノの鏡だ。この国にいる中でも最高のアタッカーだ。そして僕にとって、グティは、僕が一緒にプレイした中でも最高の選手に属する。僕がいつも言うのは、ジダンが歴史上最高だろうということだけど、グティのパスも、ジダンのパスにまさに並び立つものだったよ。

Q:マドリーに対して、あなたを十分に評価しなかったことで苦い思いを感じたのでは?
P:マドリーを離れる決断をしたのは僕だ。プリメーラの選手でありたかったし、このカテゴリーを楽しみたかった。マドリーでは、常に誰にとってもポジションがあるわけではないし、僕にしてみれば、クラブは毎年有名なアタッカーを補強していた。ロナウド、オーウェン……でもそういったことがあっても、マドリーに対して苦い思いをしたことはないよ。ベルナベウはいつでも僕の家だ。そこで、フットボール選手として、人間としての僕が育ったんだから。

Q:マドリーでカンテラが上手く機能していないことは辛くないですか?
P:その意味では、そうだね。バルサがマドリーのはるか先を言っていることは事実だ。それでも、僕はモウリーニョがこの点を変えてくれるだろうと考えている。ペドリートやブスケツは、1日でできあがったわけじゃない。グアルディオラが彼らにチャンスを与えたからだ。今は、マドリーでも、違った風になっていくだろうと思っている。
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負け連鎖
Hamburg 2-1 Schalke
Tore: 1:0 van Nistelrooy (46.), 1:1 Farfan (80.), 2:1 van Nistelrooy (83.)

GK: Neuer
DF: Matip (59. Uchida), Höwedes, Metzelder, Hao
MF: Jones, Papadopoulos (49. Schmitz), Farfan, Rakitic
FW: Raul (63. Moritz), Edu

酷かったな、先発両サイドバック。スカスカ交わされる右、ドリブルで無駄に突っかけては簡単にボールを取られて相手の攻撃チャンスを作り出す左。内田は(比較的)良かったと思う。クロスの上げ方が丁寧なのは良いですね(そんな余裕が常に持てるかどうかはマタ別として)。
ラウル、チャンス少なかったな。なかなかボールに触れなくて、ラウルは中盤に下がりたいだろう、と思った。
ルートはさすが。でも、あんなにシュート外す人だったっけ。簡単そうなチャンスに外し、難しいところで豪快に決める、まるでクライフェルトのような……。
あと、もうひとつ酷かったのは、実況。高い金取ってる有料チャンネルのくせに。

ベシクタシュも敗戦。グティが先発じゃなかったので、チラ見しつつ、HTにえらい笑顔で映っているのを見ているうちに、そのまま力尽きて…。
前半の真ん中に給水休憩があって、珍しいなーと思いました。トップリーグの試合で給水休憩って、あんまり見ない気がするので。それだけ暑いってことか…。

静岡ダービー。コメントなし。
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……やな週末だ。

こんな時だけ

2010-08-21 21:39:02 | football
エルクレス戦、召集選手
GK:デュデク、アダン
DF:カルバーリョ、マルセロ、アルベロア、ドレンテ、マテオス、ファナン
MF:エジル、ケディラ、ラス、グラネロ、カナレス、ガゴ、ペドロ・レオン、ファン・デル・ファールト、ディ・マリア、ファンフラン
FW:ベンゼマ、イグアイン、ホセル

モウリーニョは、イケル、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソ、それからクリスチアーノ・ロナウドの4人を休養させました。ASが言っていた「スター選手揃えて来い」条項はどうなるのか…でもほら、エジルいるしケディラいるし。ベンゼマは足首の打撲から復帰。
この数日、トップチームでトレーニングしていたマテオス、ファナン、ホセル、そしてファナンも召集リスト入りしました。特にセントラルの2人には、かならずチャンス&テストの場が与えられるはずです。

試合は明日22日(日)22時から(日本時間23日午前5時)、エスタディオ・ホセ・リコ・ペレス。


「9番」なら、カンテラに
3人目のFWを切望しているモウリーニョは、再三クラブに補強を求めていたそうですが、どうもクラブ側からは「ノー」が伝えられていた様子。エジル、ケディラ、ディ・マリア、カルバーリョ、カナレス、ペドロ・レオンとこのシーズンオフのお買い物は7400万ユーロに上り(昨年に比べたら実につつましやかなものですが)、このエコノミック・クライシスな時代にあってはもう十分でありましょう、というのがクラブ側の見解。
モウリーニョは、現時点で純粋なアタッカーはイグアインとベンゼマ(無理に入れればクリスチアーノ)のみで、どちらかが負傷でもしたら困る、と補強を求めていたわけです。
しかしクラブは、こうした緊急事態にあってはカンテラに目を向けるべき、モラタ(U-19代表)、ファンル(U-21代表)がカスティージャにはいる、不測の事態にはカンテラの選手の起用を考えるように、とモウリーニョに求めている様子。
モウリーニョもこの事態を受け入れ、現在はホセルをトレーニングに召集している。日本から帰って来次第モラタも、トップチームに加わるのではないだろうか……。

というASの記事でした。少なくとも冬まで、外部からのFWの獲得はないということです。カンテラーノにチャンスが巡ってくるのは良いことだけど、緊急のときだけカンテラーノ、って、こんな時だけ都合よく…という気がする。2003年頃の、前線は豪華に補強して、守備にはカンテラーノを当てる、とかやっていた、ちょっとその頃を思い出してしまいました。


松葉杖

公式にもありましたが、20日のチームの昼食会の様子を映した動画には、松葉杖をついたアルビオル、カカの姿が。映像には映ってませんが、たぶんガライも松葉杖なんじゃないかと思う。公式戦始まってもいないのに、こんなにも負傷者だらけなんて…と、改めて思わされることに。


アルゼンチン
9月7日にブエノスアイレス行われる、スペイン代表との親善試合に向けたアルゼンチン代表が発表されました。マドリーからは、ガゴ、ディ・マリア、イグアイン。目新しい点は、インテルのサネッティ&カンビアッソの復帰。


ブンデスリーガ開幕
本日、ラウルのリーグ戦が始まります。ハンブルガーSV対シャルケ04は、18時30分(日本時間25時30分)から。
開幕を前にラウルのニュースがスペインでもドイツでもいくつか上がっていて、目移りしつつまったく読めていないのですが、とりあえずMARCAに出ていたマガトのコメントによると、

「ラウルは完全に回復しているし、私は良い印象を受けている。私は彼を明日の戦力とする。」

だそうです。回復、って別に負傷していたわけではありませんが、月曜のカップ戦を疲労、コンディションが整っていないという理由で回避していたため、こういうコメントになっているのではないかと。ラウル、先発でリーグ戦デビューを飾る可能性が高いようです。
そしてルートとの再再会。



ベシクタシュ、第2戦
ベシクタシュは、今夜21時から第2戦、Belediyespor戦。6時間プラスして、午前3時か。ラウルの試合と少しかぶる…がんばってみよう。

サバイバル

2010-08-21 00:57:22 | football
9番がほしい
ケディラも取ってもらえた、カルバーリョも取ってもらえた、エジルも取ってもらえた、とかなり良い感じに補強の要求が通っているモウリーニョ。今度は、「9番」つまりストライカーの補強を求めているようです。エジルの契約が済んだ時点で、GMのバルダーノは、この夏の加入選手はこれで打ち止め、と宣言してはいるのですが。
ただ、モウリーニョの要求も妥当かな、と思います。ラウルが抜け、現在純粋なFWは、イグアインとベンゼマのみ。先日のリエージュ戦の後半は、イグアインもベンゼマもいなくて、クリスチアーノとディマリアで最前線担当だったと思いますが、正直、良いところがあったとは言えないような……要するに、やはりFWの専門職、できたら他の2人にはないポストタイプの選手が補強できたら、モウリーニョ的には満足なんでしょう。
根拠抜きで、現在MARCAなどが挙げている名前は、ビルバオのジョレンテ、ドログバ、ルカク、マリオ・ゴメス、といったところ。カンテラーノのモラタも候補の1人、であってほしいと思うのですが…(ちなみにモラタは、現在SBS杯のために日本滞在中)。


生き残りに必死
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スペインで出てきた噂に続いて、ガゴはOle紙に対し、クラブを出ることは決してないと話した。「僕は監督とバルダーノと話をした。」

ガゴを売る? もうレアル・マドリーは彼を必要としない? 売られるのか? こうした情報がスペインメディアの間で流れ、いつものように、我々の国にも届いてきた。しかしながら、「アルゼンチンの5番」のマネージャーであるマルセロ・ロンビージャは、Ole紙に対し、「結局のところ、そういう噂が出て、私はホルヘ・バルダーノとコンタクトを取ったが、彼は私に、何もないと言ってきた。この情報には驚かされたが、しかし、何かが本当にあるのかどうか私は知りたかったのだ。なぜならモウリーニョが監督に就任して以来、フェエルナンドはチームの基本の一部をなしているからだ。」 またしばらく後には、まさにガゴ本人からOleに話があった。「僕は、今シーズンマドリーにいるだろう。僕はもうバルダーノとモウリーニョと話をしたが、クラブが僕を売りたがっているという話を聞いたことはない。僕はとても快適で落ち着いている。誰かがチームを離れなければいけないだろう、でも僕は残る。出てきた噂に僕は驚いた。それで彼(ロンビージャ?)が監督、バルダーノと話をしたんだ。」 マドリーが選手を出そうとしていることも、同選手(ガゴ)が出て行かないだろうということも、同様に確かなことのようだ。
ロンビージャはまた、「少し前に、エル・レアルはマンチェスター・シティのミリオネアなオファーも拒否したのだ。クラブがそうしたのは、監督が彼(ガゴ)に関心を持っているからだ。」という話を認めた。ガゴはアイルランドとの試合で代表に復帰、既に、9月7日(17時)にリーベルで行われるスペインとの試合を待ち望んでいることについて、話している。ガゴは確実にエル・レアルで続けるだろう。根拠には事欠かない。まさにこの日のトレーニングで、モウリーニョは彼を先発として扱ったのだ。
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欠けることのないように
この週末、代表戦で移動が多かったり出場時間が多い選手にはミニバカンスが与えられるだろう、という記事を紹介しました。が、この目論見が阻止されそうです、という話。日曜日に対戦するエルクレスのフロントからマドリーのフロントに、負傷してない場合にはすべてのスター選手を連れてくるという条項をよもやお忘れではありますまいな、という連絡があったようです。
今回のエルクレスとのプレシーズンマッチは、トロフェオ・シウダ・デ・アリカンテという名前が付いていますが、マドリーとのマッチメイクをするにあたって、マドリーに約100万ユーロが支払われる契約になっていて、その代わり契約条項の中に、スター選手はきっちり揃えること、というのが含まれていた模様。エルクレス側の責任者によれば、「契約は書面になってますし、マドリーさんは、何も問題はないだろうと確約してくれましたよ。」とのこと。
ということで、モウリーニョはミニバカンス案を強行できなくなりました。「プランB」として、クリスチアーノとイグアインはチームに帯同し、明らかに他の選手より休養が少ないイケル、ラモス、シャビ・アロンソは予定通りミニバカンスをもらえる可能性もある、かもしれない様子。とりあえずは明日(土曜?)発表の召集リスト待ちということになります。


最初の食事会
本日(20日金曜日)、午前に行われたトレーニング終了後、Casa Juan(レストラン)にて、新シーズン最初の食事会が行われたそうです。