けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

何がしたい、レアル・マドリー?

2004-12-30 23:35:27 | football
レモンちゃんがこの年の瀬にクビになるそうです。新しい監督はサッキ、ではなくてバンデレイ・ルシェンブルゴ。おかしいなあ。昨日くらいまでサッキは「ガルシア・レモンを信頼している」とか言ってた気がするんですが?

オフィシャルにも出ました。こちら

ルシェンブルゴ、ロナウドがクルゼイロにいたときの監督で、98-00まではブラジル代表監督(W杯予選の成績不振により途中解任)。現在サントスの監督で、つまりロビーニョを指導してるってことになります。今回のマドリーでの監督が、ヨーロッパでの初めての監督経験になるんだそうで。


イタリア人のゼネラル・マネージャー、ブラジル人の監督、プレーヤーはブラジル&イングランド志向。スペイン人は、今まで以上にないがしろな感じになるんでしょうか?この冬にクラブを出て行くのは、モリエンテスに限らないかもしれませんね。
まったくペレス会長、どこまでクラブをごちゃごちゃにしたら気がすむんでしょうか。それともこの混乱の中から、何かが生まれてくるわけですか?
AS1, AS2, MARCA1, MARCA2


そんな中のモリエンテスの状況ですが、「リバプールがモリエンテスを欲しがっているのは確かだが、移籍合意の事実はまだない」と代理人氏の発言。まだですかー。
しかしこうなると、負け惜しみでもなんでもなく、この混乱を極めるマドリーから出られるのは、ラッキーなのかもしれません。

もう少しじっくりニュースを読みたいのですが、風邪を引いたみたいなのでお休みなさい。寄生虫、じゃなく帰省中なので、少し養生します。

ラウルとモリエンテスがカタール行き?

2004-12-28 22:35:33 | football
驚きましたよ。LIBRE DIRECTOからのニュース。

「ラウルとモリエンテスは、カタールでグアルディオラとプレイすることを真剣に計画している」

ここのところ受け続けている批判に飽き飽きした2人は、マドリーを離れることを考えている。現在カタール(一昔前のJリーグみたいなもんです)のアル・アインでプレイしているペップ・グアルディオラ(もとバルサ&スペイン代表。ラウルやモリエンテスとは仲が良く、イエロの親友)は、ラウルとモリエンテスに、カタールに来て一緒に楽しくやらないかと誘いをかけた……


確かにモリエンテスは移籍先を探しています。ラウルの立場もそれほど確かなものではなくて、昨日のMARCAには、ヒネス・カルバハル氏(ラウルとモリエンテスの代理人)の「実はラウルを欲しいと言ってきたビッグクラブの会長がいるんだけどね…」と揺さぶりをかけるような発言も載っていました。

だとしてもさすがにカタールはちょっとまだ早かろう……と慌てていたのですが。


ふと思い出したこと。確か年末のこの時期に、スペインのエイプリル・フールに当たる日があったはず……。
調べてみたらまさに今日、12月28日が幼子殉教の日で、スペインでは嘘をついても良い日なのでした。

だまされたか…。そういえば毎年この手のニュースに踊らされたり、どれが本当でどれが嘘か疑ってみたりで大変でしたっけ。しかしこのニュース、本当だったらどうしよう(笑…えませんよ)。10年後にしてください。



さて、こちらは本当のニュース。現在モリエンテスに誘いをかけくれているクラブは6個あるのだそうです。
○リバプール:ペレス会長が高い移籍金をふっかけたことと、ジェラードの優先交渉権など持ち出したお陰で、リバプールは少し及び腰な感じです。
○ニューカッスル:現在最有力。なぜあのクラブがお金持ちなのかわかりませんが、リバポよりも提示金額はずっと上でした。
○バーミンガム・シティ
○アストン・ヴィラ
○マルセイユ:トルシエ監督に叱咤されつつプレイするモリエンテスを想像…したくない…
○モナコ:望み薄ながら…

あえて平等な意見は言わないことにします。個人的希望を言えば、ベストはモナコです。モナコったらモナコ。
あと欲しいと言っていただけるのでしたら、リバポにも、ぜひ。

モナコの情報はこちらへ。ASM JAPON

今年最後の目標

2004-12-27 15:55:13 | 研究
先週は,研究所でのお仕事が一気に忙しくなりました。10月からこっち,実験ができるように装置を調整したり実験刺激の濃度を決めたり結果の記入用紙や調査用紙を作成したりしていたのですが,ようやく本実験に突入したためです.
そんなこんなでゴタゴタしていたのですが,論文25thエディションがKKC先生チェックを終えて私の手元に返却されてきました.

うふふ.

いつになく好感触でした.赤ペンの箇所が一気に減りました.「前よりずいぶんとわかりやすくなったよ」とも言われました.それどころか「英文校閲に出してみたら?」とまで言われました.

英文校閲!私の幼稚な英文をネイティブ風味に,とまでは言いませんが研究者が読むに耐える程度にまで校正してくれる英文翻訳・校正会社というものがあるのです.さっそくネットや人に聞いたりして幾つか調べてみました.

T社:仕上がりまで7日間,1ページ(200語)あたり2,300円.
Z社:仕上がりまで7日間,1ページ(200語)あたり3,850円(オプションあり).

私の論文の単語数を数えてみました.およそ3,800語(これでもかなり短い方).

(3,800÷200)×2,300=43,700

安くても4万3千700円.オプションつけたら10万近くいきます.そんなお金どこにある……と思ってそ~っとKKC先生にお伺いしてみたところ,

「こちらで出しますよ」

やった~!ありがとう先生.研究室が潤ってるっていいなあ(ここのところ我が研究室はちょっとリッチなのでした).

ということで今年中に英文校閲に論文を送るのが目標です.…ちょっと無理かもだけど.

フェリス ナビダ

2004-12-25 23:41:58 | football
マドリーの皆さんは絶賛冬休み中ですが、もちろん冬のマーケットに向けた動きは着々と進んでいるでしょうし、何よりもモリエンテスはどうなるのか気になります。ということで、いつものとおり各新聞サイトめぐりをしたところ…MARCA、AS、Libredirecto、ともかくどこも昨日から記事が一切更新されていないのでした。そう、クリスマスのこの日だけは新聞の皆さんもお休みです。

ということで本日は少し遠征して、PlanetFootballから。
ベニテス、オプションは他にもある
マドリーはリバポの提示額の倍を要求しているようで、ベニテス曰く「1人のストライカーに多くの金額を払うつもりはない、モリエンテスだけがマーケットに出ているFWじゃない、他にもFWのオプションはある」
そんなに簡単にあきらめないで下さい、ベニテスさん…。ちなみに他のオプションてのは、例えばアネルカ先生だったりします。あら、マドリーつながり…

マドリー、どうせモリエンテスに価値があるなんて思ってないんでしょうから、移籍金、おもいっきりディスカウントしてやってさい。売れ残ったらまた残りシーズン、ベンチで干物にするつもりなんだろうし。

しかしさすがですね、イングランド。冬休みなしに、どころか、この時期に集中的に試合をこなしまくるだけあって、きちんとニュースが更新されてるなんて。
最後にマドリーのベッカムさんからもクリスマスのご挨拶です。マドリーTVのインタビューで、最後にインタビュアーに促されてちゃんとスペイン語でご挨拶をしたそうです。
¡Feliz Navidad y Prospero Año Nuevo a todo el mundo y, especialmente, a todos los madridistas! (メリークリスマス&ハッピーニューイヤー、皆さん、特にマドリティスタの皆さん!)
ちゃんと発音できたのでしょうか。0-0情報によると、先日ベッカムが挑戦した初の全編スペイン語インタビューでは、ベッカムの受け答えすべてにスペイン語の字幕がついたそうですから、推して知るべしかも……。ちゃんとスペイン語教室には通っているらしいんですけどね。

こんな2004年にアディオス

2004-12-23 22:41:24 | football
12月22日、ミッドウィークではありますが、今年最後のリーガの試合が行われました。マドリーのお相手はセビージャ。

セビージャは1905年創立のアンダルシア州のクラブです。昨シーズン途中でレジェスをアーセナルに売り渡したおかげで、借金は清算され身の丈にあった補強をし…結局昨シーズンは6位でフィニッシュ、創立100周年を迎える今シーズンもここまで5位と好位置につけています。

前節はベティスとのセビージャダービー(セビージャホーム)を、スペインらしい混乱の中で制しました。何があったかというと、ベティスの選手が着て出てきた緑&白の縦じまの1stユニをレフェリーが拒否。白赤のセビージャと被るからなのか、意地悪なのか。やむを得ずスタッフが代わりのユニを取りに戻って(ダービーだから取りに戻れたんですね…)試合開始が45分遅れるという、もう何がなんだか……。

ええと、そんなセビージャですがベルナベウではここ20年間勝てないでいたそうです(某W局情報)。確かに昨シーズンも、サンチェス・ピスファンではボコボコにされました(4-1)が、ベルナベウではボコボコにやり返してやった(5-1)記憶があります。よーし、今回も……

Liga Espanola 1a Jornada17
Real Madrid CF 0-1 Sevilla FC SAD

セビージャの得点:ジュリオ・バチスタ(18)

GK:イケル
DF:サルガド、エルゲラ、サムエル、Rブラボ
MF:フィーゴ、ベッカム(ロナウド、46)、グティ、ジダン
FW:ラウル、オーウェン(ソラリ、59)


試合の中身について語るのはもういいや。オーウェンとグティはがんばってました。イケルは相変わらずサイコーでした。それでも酷いものは酷い。
そして暫定ながらトップのバルサとは13ポイント差になりました。日本語記事はこちら。Sports navilivedoor MARCA

オフィシャルの見出しは「敗北の2004年にアディオス」。2004年は確かにひどい年でした。コパ・デル・レイのファイナルでサラゴサに敗れ、CLではモナコに敗北し、リーガでは失速。
何が悪いかは歴然なんですがね。固定されていて競争のない先発メンバー、守備専・汗かき役の不在、動かない選手、高齢化…。
サッキ、仕事がたくさんできて良かったですね。これだけボロボロなら何でもできるでしょう。もっともペレス会長が横槍を入れなければ、ですが。


ところで最悪のセビージャ戦を、今になって見れば休めて良かったね、というモリエンテスですが
ニューカッスルからオファーが来たり
ジェラードが「来て来てモリエンテス」って言ってくれてたり
・モナコもあきらめていないようだったり。

マドリーがジェラードとの優先交渉権を交換条件に持ち出したことで、リバプールは態度を硬化させる可能性もあり。またマドリーは足元を見てか、モリエンテスの値段を吊り上げてます。まったく、どこまで邪魔するつもりなんでしょうか。年内には決まるといいなと思います。

サッキのこと、よく知らないんですが。

2004-12-21 21:25:08 | football
アリゴ・サッキがやってきた
アリゴ・サッキが「次の監督はアンチェロッティがいいな」とか言い出したり
ケイロスやカマーチョが他人事でなくなってきたレモンちゃんが「私がモリエンテスだったらもうチームを離れているだろう」と、同情なのか使わないから早く出て行きなさいなのかわかりかねる発言をしていたり
モリエンテスとリバプールが相思相愛かと思いきや
「ジェラードくれるんならモリエンテス売ってやってもいいんだけど?」とかマドリーが意地悪言ってたり
うまくいけば水曜のセビージャ戦が最後のベルナベウになるかもしれなかったモリエンテスが、怪我で練習を途中で切り上げてたり。あ、召集もされてない
こうやって最後までどこか抜けているのがモリエンテスのモリエンテスたるところですね……
さて、そんな今日この頃、各地ではクリスマス会が行われています。

マドリーのサッカー&バスケの選手スタッフのみクリスマス会(&恒例の病院・施設訪問)。


子連れ祭りになっていたモナコのクリスマス会(↓MFのファーネルードとご子息)。

そんな季節です。



おまけ:さよならチョロ
ディエゴ・パブロ・”チョロ”・シメオネは、アトレチコ・マドリーを退団することを決意。15年間に渡るヨーロッパでのプレイ(ピサ→セビージャ→アトレチコ→インテル→ラツィオ→アトレチコ)を終え、故郷アルゼンチンのラシンクラブでプレイする。19日にビセンテ・カルデロンで行われたデポルティボ戦で、彼のえげつないほどにハードなプレイを愛したアレティたちとのお別れをした。
ASMarca




今日は画像が多めです。

ラシン・サンタンデール戦

2004-12-19 21:01:13 | football
Liga Espanola 1a DIVISION Jornada 16
Real Racing Club SAD 2-3 Real Madrid CF

ラシンの得点:ベナユン(23)、ハビ・ゲレーロ(50)
マドリーの得点:オーウェン(34)、ラウル(60)、ジダン(92)

試合、日曜だと思っていたのでちょっと慌てました。
お相手はカンタブリア州サンタンデールのラシン。ラシンはつまるところレーシングで、自転車のクラブがある(あった?)ことに起因する名前です。
一時ピテルマンという、自分で監督やりたいとかベンチ入りたくてデルガド(用具係)に化けたりとか、よくわからない豪快会長のおかげで混乱をきたしたチームですが、昨シーズンより元レクレアティーボ・ウエルバのルーカス・アルカラスが監督に。現在15位、緑色のピチユニ(ディアドラ)が目印のクラブです。

フィジカルが万全でないとして、ベッカムとロベカルがスタメン落ち。ロナウドは木曜の練習で内転筋を痛め、チームにも帯同せず。トップはオーウェン&ラウル、左SBにはラウル・ブラボ、グティと17歳のハビ・ガルシアがピボーテのコンビを組みました。
ラシンのカーサだったこともあって最初はラシンが優勢。大げさでも何でもなく、開始21分までオーウェンがただの1回もボールに触れなかったので、いったい今日はどうなることやら…と思いました。が、ラウルとオーウェンのコンビがだんだんフィットしてくる。互いによく動いてスペースを作りあっていたのがいいのでしょうか。いつも組んでいる某ロニーとの時よりも、ラウルが「報われている」気がしました。…ロナウド、動かないからなあ…

その結果、オーウェンもラウルもゴール。引き分けかと思ったロスタイムには、フィーゴのCKを89分の男モリエンテスがヘディングし、それがジダンへのラストパスに。フエラで貴重な勝ち点3を上げました。17歳のハビ・ガルシアも頑張ってました(第2のラウルになれるかな)。
2失点もしたとか、それでも好調とはいいがたい状態とか、まだいろいろありますがなかなかいい試合でした。…少なくともここ数試合の間では。

しかしオフィシャル…ジダンのゴールに関する記述が「フィーゴのCKがジダンに」って書いてますが…アシストはモリエンテスですよ?間違えないように(わざとですか)。

1週間ほど前のレモン・インタビューで「モリエンテスを使わないのは結果を出していないから(大意)」ってのがありましたが。
モリエンテスが出場チャンスをもらえるのは、いつも後半残り時間少なくなってからです。残り3分とか5分とか。既にその時間は先発の選手たちは疲労していますし、試合の大勢が決まった後ですので点を取りに行こうというモチベーションも下がっている状態です。そんな中で先発でバリバリ出してもらってる選手以上の結果を出せって言われても…(それでも結果出してるオーウェンはホントすごいんですが。もっとも彼も、後半15分とか早い時間から出られるからまだマシだと思われます)
ラウルとオーウェがフィットするのもわかったことですし、理不尽な扱いして難癖つけるんでしたらさっさと放り出して頂きたく思います。どうぞよろしく。



そしてモナコは…モナコはまた…
Ligue 1 / 19eme journee
AS MONACO 1-1 FC Girondins de Bordeaux

モナコの得点:カロン(42)
ボルドーの得点:ダルシュビル(9)

首位リヨンとは勝ち点差9、4位で前半戦が終了しました。これでリーグ1は冬休みですが…モナコは21日のカップ戦(対ギャンガン)が残っていました。もう少し頑張れ。
ただし怪我のため、ベルナルディ、ジベ、ファーネルード辺りは一足先に休暇かもしれませんが。

モナコの情報はこちらへ

どうぞよろしくユベントス

2004-12-17 22:28:27 | football
UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦
レアル・マドリー
FCポルト
バルセロナ
ヴェルダー・ブレーメン
リバプール
PSVアイントホーフェン
マンチェスター・ユナイテッド
バイエルン・ミュンヘン
-
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-
-
-
-
-
ユベントス
インテル・ミラノ
チェルシー
オリンピック・リヨン
バイヤー04・レバークーゼン
ASモナコFC
ACミラン
アーセナル

我々はユーベを恐れない

イケル、レモン監督、ブトラゲーニョ、サルガド…皆さん、本当に残念でした。
みーんな「モナコとやりたい、モナコとやりたい」って言ってくれてたんですけどね。「イタリアのチームとは当たりたくない」って言ってたんですけどね。
残念ながらこれぞイタリアなチームに当たってしまいました。そう、2年前CLからマドリーが敗退したときは、こちらの貴婦人=ユーベにハイヒールの踵で踏みつけられるがごとく(?)やられたのでした……。

ということでユーベ愛のRNさん、グティは強気なことを言っていますが、どうぞお手柔らかにお願いします~


一方のモナコは、マドリーやバルセロナなど各地からの熱烈なラブコールにお応えすることが、ひじょ~に残念ながらできませんで、オランダのPSVアイントホーフェンと対戦することになりました。PSVとは昨シーズンのグループリーグで対戦済み。
第1節には向こうさんのホーム、モリエンテス&シセのゴールで2-1で勝ちました。ちなみに昨シーズンのCLの試合で、相手ホームで勝てた試合はこれだけ。内弁慶。
第5節にはルイ・ドゥで1-1、モリエンテスのゴール。この試合でCLグループリーグ突破を決めたのでした。

もっとも個人的には、PSVというととにかくラフなプレイが多いチーム、という印象。昨年のルイ・ドゥでは、ジコスとジュリが退場になっていますね。怪我の危険性なんかを考えると大歓迎なドロー結果ではないのですが…

マドリーだのバルサだのなんて嫌だし、ポルトなんて顔も見たくないし、ドイツ勢とやったらどうなるのか未知数だし、ManUなんてブルブルだし……悪くなかったのかも。そう思おう。

しかし他のどのドローを見ても、ハードな対戦ばかりですね……

卒論提出:24

2004-12-15 19:22:34 | 研究
○12月15日19時過ぎ
卒論生Tさんは本文をほぼ書き上げる。私とINUさんでエラーチェック。表記間違いや文法的におかしいところ、論旨が通らないところなどを検出する。
卒論生Fさんは序文を書いているところ。YG先輩が考えをまとめるのに付き合っている。
まもなく夕食。当然のごとく学生御用達のカツ類弁当屋に決定。NKJさんが6人分の弁当を受け取りに出かけたところ。
卒論提出まであと21時間弱。

○12月15日まもなく21時
お弁当は食べ終わりました。部屋の中には日替わりメニューのとんかつチーズ焼き臭がする。みんなでこんな時間に一緒にご飯を食べる、いかにも卒論提出前夜という雰囲気がちょっとおかしい。
Tさんのエラーチェックは終了。彼女はたぶん大丈夫。引き続きFさんの考察チェック。彼女はもう少しかかりそう。
卒論提出まであと19時間

○12月15日23時30分近く
Fさんの考察をチェックして、訂正して、直すように伝えたところ。用語がややこしいし、2つの質問項目について因子分析したら、因子が3個と4個出てきて、因子に名前が付いて、それぞれの因子同士の相関があって…もータイヘン。
私は現在待機モード。がんばれFさん。
卒論提出まであと16時間30分。

○12月16日もうすぐ1時
だんだん眠くなってきました。今から「結果」の原稿をチェックします。
卒論提出まであと15時間ちょっと。

○12月16日4時
Fさんの序論を考えるミーティングを3時くらいから開催。Fさんは「睡眠不足でアタマがまわらない…」とかなり辛そう。YGさん中心にしばらく議論した結果、どうにか納得の序論の流れにたどり着きました。これから文章を整えるところ。
YG先輩はINUさんと買出しに出ていきました。
卒論提出まであと12時間。

○12月16日11時過ぎ
おはようございます。5時30分ごろ帰宅して、3時間くらい寝て、お風呂入って、再び登校。
もう少し、がんばりますよ。
卒論提出まであと5時間…きゃー

○12月16日15時
Fさんの謝辞が書きあがるのを待っています。それができたら終わり。
ファイルして事務まで走っていけばOKです。もうちょっと。
卒論提出まであと1時間

○12月16日15時40分卒論提出まであと20分。
事務に卒論を提出したFさんが戻ってきました。Tさんは既にお昼くらいに提出済み。
ということで2人とも無事に卒論提出できました。おめでとうおめでとう。よくがんばったね。

…ま、これから明日提出の論文要旨を作らなければいけないから、もう一晩がんばらないといけないんですけどね。

ともかく卒論おわり。 ふ~。


○12月16日15時55分
コピーして残しておいた論文を見直しているうちに、論文の最初に付ける要約文2ページのうち、1ページが欠けている可能性が発覚。Fさんは差換えのため、プリントアウトし直した要約文を持って再度事務までダッシュ中です。やっぱりあるんです、こういうハプニング…

貧困とテロリズムへの対抗

2004-12-15 01:22:05 | football
土日は内容が濃くて面白い試合(e.g. トヨタカップ、アーセナルvチェルシー)や言及したい試合(e.g. ダバディ解説つきマルセイユvオセール、映像なしだけどバスティアvモナコ)が多かったので、昨夜辺りいろいろ書こうと思っていたのですが、月曜の朝のショック=ベルナベウ爆破騒ぎと、goo blogの不調で一時期記事が行方不明になったりで、ゴタゴタしているうちに書き損ねてしまいました。

とりあえず爆破未遂事件の続報。

詳細は、意外なことに某有料放送局Wのリーガサイトが一番わかりやすかったです。時間的推移や警察の対応も興味深い。記事はこちらです。

爆弾はみつからなかったようでいたずらの可能性も考えられますが、ETAの犯行でなければETAが否定するのでは。3.11(2004年のマドリー列車同時爆破テロ)のとき、当時の首相だったアスナールがETAの犯行だろうと言ったあと、確かETA側から否定のコメントが出ていたように思います。

とにかく素晴らしかったのは、パニックになったり押し合ったりする観客がいなかったこと。なんとなく状況を察したような硬い表情で粛々と避難していました。

ウェブ上の映像や画像で見ましたが、選手も本当に着の身着のままスタジアムの外へと出されたようでした。グティやベッカムは下はユニパンツのまま、上にジャージや大きなタオルをかけた姿で電話をしたり関係者と話し込んだり。ロナウドも緊張した表情で携帯を握り締めてました。
エルゲラの厳しいコメントやコバチェビッチの恐怖を伝えるコメントからも、選手たちの怒りや緊張感が伝わってきます。特にエルゲラはバスクに近いサンタンデール(カンタブリア州)出身ですから、特に思うところがあったかもしれません。しかも新婚さんだしね。

後半42分20秒ほどで中断してしまった試合。残りわずかですからこのまま引き分けにしてしまうのかと思いましたら、残り時間だけ再試合になるようです。つまり年明けの1月5日、残り時間+ロスタイム4分の、賞味6~7分だけ。しかし12日の試合で交替した選手(例えばフィーゴ)は出場できず、交代枠も残りのまま。不思議なレギュレーションです。
02/03にベティスホームで停電により試合が中止になったときは、前半残り時間+後半で試合をしました。が、再試合の時はなぜか選手はかなり入れ替わってた気がします。モリエンテスがいなくなった代わりにロナウドがいる、とかね。ま、いいか。

12日のブログで書いた「貧困撲滅のための試合  amigos de Ronaldo contra los de Zidane」は、はからずもテロリズムに対抗する試合にもなりそうです。試合は当初の予定通りベルナベウにて開催。チケットは無料ですが、チャリティを求めるもの。
各国、各クラブから選手たちも集まりました。
ロナウドフレンズvジダンフレンズ、というのは、実は大雑把に言うと「ナイキvアディダス」になります。その辺を考慮した予想チーム分けは、マルカの一面に出ていました。

アミーゴス・デ・ロナウド
カシージャス
ケイシー・ケラー
アドリアーノ
マスチェラーノ
ベルダスコ(テニス)
ミチェル
ナダル
セルジ
ソリン
マウロ・シウバ
ダービッツ
ビエリ
カルロス・サインツ(ラリー)
ヨーク
セサル
ルケ
サムエル
ロベルト・カルロス
ガスコイン
エルゲラ
フェルナンド・トーレス

フェリッポン
パヘイラ
ザガロ
アミーゴス・デ・ジダン
モリーナ
マルチェナ
カバジェロ
モリエンテス
ベッカム
グティ
ラウル
パチョン
デ・ペドロ
アイウトン
ユセフ
ホアキン
ルッチン
レドンド
シュケル
ミヤトビッチ
ブトラゲーニョ
シューマッハ(F1)
カニサレス
トリスタン

リッピ
デシャン
ルイ・フェルナンデス




やっぱり豪華。そして放送は…ないか。

左からシュケル、ラウル、ミヤテ、レドンド

ベルナベウに爆破予告で試合中止

2004-12-13 06:18:08 | football
半分くらい寝ながらマドリーの試合放送を見つつ、ハーフタイムになったので何気なくチャンネルをTVE(スペイン国営放送)にまわしました。止め時を忘れて、つい惰性で契約しつづけているんですが。
そうしたらちょうどスポーツニュースだったんですが……

ベルナベウのピッチに人がたくさん……

最初はよっぽど酷いジャッジでもあって、観客がなだれ込んだのかと思いました。が、数が半端じゃない。おまけにみんなピッチから出口に向かって移動しているんです。まさか……

試合終了まで数分というところでサンチアゴ・ベルナベウに対する爆破予告がわかり、すぐさま試合は中止、選手・観客ともに避難、ということだそうです。関係しているのはもちろん、といいますか…ETA。「Gara」という新聞にETAから爆破予告の連絡が行った、のだそうです。(ちなみに今日の対戦相手は、バスク州サンセバスチャンに本拠地があるレアル・ソシエダ。乱暴な言い方をすると。バスクのクラブのリベラルな方です。偶然、ではないと思いますが…)

選手は素早く避難してましたし、観客もわりと落ち着いてはいました。ここのところ、爆破予告が続いていたこともあるようです。

しかしなんてことに…

AS紙の記事 1    

イエロとレドンドがベルナベウに帰ってくる

2004-12-12 01:46:39 | football
この記事です。

何のことかというと、熱狂的さんにも載っていましたが、ロナウドとジダンが国連開発計画の親善大使である関係で、14日の火曜にベルナベウで行われる「貧困撲滅のための試合:ロナウドフレンズ vs ジダンフレンズ」。この試合に出場する選手の中に、元マドリーのイエロやレドンドが含まれているのだそうです。
各国の有名選手が集まるこういった試合では、ぎりぎりまで誰が来れるか決まりませんし、キャンセルも多いのですが、AS紙が今のところあげているメンバーは……かなりすごいですよ。

特に元マドリーの選手は、イエロとレドンドの他にも、シュケルやミヤトビッチ、イバン・カンポ、パヌッチ。
元バルサのセルジやクライフェルト。そしてマスチェラーノ、アドリアーノ、ロシツキ、ビエリ、シアラーに、ガスコインまで。

個人的には、もちろんイエロとレドンドのカムバックも嬉しいのですが……カンポですよ。何と言ってもカンポです。カンポちゃんです。
もとマドリーのDFでしたが、何度かあった守備での決定的なミスに観客が酷いブーイングを繰り返した時期がありました。それが積み重なった結果、一時期心のバランスを崩して療養したこともあり、最終的にマドリーを退団しました。
その後プレミアリーグのボルトン・ワンダラーズでみごとに復活。やはり時々「うわーっ」てなプレイをすることもありますが、もうボルトンには欠かせない、中心選手です。最近スペイン人選手が、イングランドでプレイしようとしているのも、カンポのおかげかも。特にイエロがボルトンにいくことを決めたのも、彼の存在が大きかったからでしょう。そんなカンポもベルナベウに帰ってくる…かも?


さて、今夜バスティア戦を戦うモナコ。さすがにこういう大きな親善試合にモナコの選手がお呼ばれするのは、まだまだみんな成長してからだよな~なんて思いながら、AS紙がつらつらと上げている選手名を追いかけていましたら…

いました。ディディエ・デシャンですよ。デシャン、ジダンと仲良しですからね。ただしフェリッポンやパヘイラ、ザガロ、リッピ、ルイ・フェルナンデスとともに監督として、ですが。プレイしてるのは見られないようです。残念。

いや、デシャンがプレイしているところが見られるかどうかどころの話ではありませんでした。この試合、いったいどこが放送してくれるんでしょうか。
スカパー様ですか?Jスポーツがんばってみませんか?NHKはどうでしょう?
あ、ベルナベウでマドリーがやる試合ですから、いつもいかにもライブでやっているかのように楽しくリーガ・エスパニョーラを放送してくださっている、某有料放送局Wがきっと放送してくれるんですよね?
どこでもいいですから、録画でもいいですから、どこか放送してくださいませんか?

というか放送に関する情報をお持ちの方、どうぞ教えてください……

今年は平和な卒論?

2004-12-11 20:14:16 | 研究
さて、我が研究室では卒論提出まであと数日となりました。本日は土曜日で学校は休みですが、研究室には今年度の卒論生2人がおりまして、しきりに文書を書いたりグラフや表を整えたりしております。

卒論生の片方は、研究員のYG先輩が、実験計画から実験、分析、考察そして論文作成に至るまで、全般的に面倒を見ています。卒論生の研究内容がYG先輩の研究内容と関連するところがあるからでしょう。
YG先輩はこの研究室にたぶん8年くらいいます。現在一番長いです。論理的に物事を考えることができますし、論文作成のいろいろな約束事にも厳しい方なので、任せておけば大丈夫です。(だいぶYG先輩を褒めました。なにか奢ってもらえるといいな~)

もうひとりの卒論生はなかなかやっかいです。まず研究テーマは諸事情により、他の研究分野との共同研究的テーマを取り扱いました。そのため、実験ではなく質問紙調査になりました。実は質問紙調査のプロフェッショナルは、KKC先生を含めてこの研究室にはいません。この点に関しては、他の研究分野の先生や院生さんからご指導いただいたので、質問紙作成も分析も無事に済んでいるのですが…それでも質問紙調査の分析結果、例えば因子分析の結果はどうやって書くのが正しいのか、なんてことは我々院生には判別が付きかねて、いまいち踏み込んで指導しきれないでいます。幸いなことに卒論生本人は理解も早く、こなれた文章を書いていたので、大丈夫かと思うのですが。

…というのは楽観的な見方。一抹の不安を残しています。何年か卒論生を指導したり論文を作成する状況を見たりしてきますと、卒論提出というのはなかなかドラマチックなものです。
それまでしっかりした見解を持っていた学生が、提出前夜に「考察が書けません」と凍りついていたり。もうほとんど書けているのに「もうだめ…」と泣き出す学生がいたり。提出するばっかりの状態まで作成していたのに翌日寝過ごして、研究室に慌ててやってきたときは締切30分前だったり。提出しに行った学生から携帯で連絡が入り「ミスがみつかりました」。訂正したものを提出しに再び研究室を出たときには、締切まで残り5分を切っていました。
もうドキドキハラハラ、スリルがありすぎる展開です。

なんとなくですが、大変な年と平和な年が交互に訪れているような気がします。ちなみに去年は、指導する院生が寝不足で朦朧とするような状況でした。徹夜してさらに提出日を乗り切った日の夜に食べた温かい鍋焼きうどんの味を思い出すと、今でも涙が出てくるほどです(少し大げさです)。今年はどうぞ平和に過ぎますように。そう祈らずにはいられません。

とりあえず、がんばれ卒論生。

やればできるんです。

2004-12-10 09:16:55 | football
Ligue des Champions / 1ere phase Groupe A - Match 6 Retour
Deportivo la Corgne 0-5 AS MONACO

モナコの得点:チェバントン(22),ジベ(37),サビオラ(38),マイコン(55),アデバイヨル(67)

勝ちました!モナコ、勝てばよかったんだけど勝ちました!
アウェイ苦手なのに、リアソールで!なんでか大爆発してしまって、5点も!
正直、良くて引き分けだと思ってナーバスになってました。やればできるんだ!

…デポルの皆さんには申し訳ない。でも去年は8-3、今年は5-0。相性いいんでしょうか?……いいんだろうな。

開始直後こそかなり攻められて「大丈夫かー!?」って感じでしたが、チャンスにくらいつく率直な姿勢が良かったんだろうと思います。特にチェバントン。5点中4点に絡んでました。「アニマル」言われるだけのことはあります。凄みがありました。サビオラとのコンビネーション、どんどん良くなっているように思います。今後に期待。
というか、本当にみんな良かった!


も、嬉しいのでデザイン崩れてもいいので、大きな画像を掲載しておきます。


ところで、マドリーも無事に抜けました。
Liga de Campeones Jornada6
AS ROMA 0-3 Real MADRID CF

マドリーの得点:ロナウド(9),フィーゴ(60,81)

試合はよく見ていないのでなんとも言えません。何にしても,こちらも抜けてよかったです。

ところで。イケルがこんなことを発言しています。
「決勝トーナメントで、イタリアと当たるのはイヤだなー。あ、イングランドかフランスがいい。っていうかモナコとやるのがベスト。ほら、去年やられたし。僕たちみんなそう思っているよ」

…嫌です。イケル、勝手なことを言わないように。
ちなみに勝ち抜けた全16チームはこちら。

グループA:1-モナコ(フランス) 2-リバプール(イングランド)
グループB:1-レバークーゼン(ドイツ) 2-Rマドリー(スペイン)
グループC:1-ユベントス(イタリア) 2-Bミュンヘン(ドイツ)
グループD:1-リヨン(フランス) 2-Mユナイテッド(イングランド)
グループE:1-アーセナル(イングランド) 2-PSV(オランダ)
グループF:1-ミラン(イタリア) 2-バルセロナ(スペイン)
グループG:1-インテル(イタリア) 2-ブレーメン(ドイツ)
グループH:1-チェルシー(イングランド) 2-ポルト(ポルトガル)

モナコはリバプール以外のすべての2位通過のクラブと対戦する可能性があります。
マドリーは、レバークーゼン以外のすべての1位通過のクラブと対戦する可能性があります。
抽選は12月17日金曜日。

ま、しばしCLは休息ですね。