けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ここはリアソール

2011-02-27 14:00:42 | football




10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 25
Deportivo de la Coruna 0-0 Real Madrid C.F.


GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバーリョ、マルセロ(グラネロ)
MF:シャビ・アロンソ、ラス(ディ・マリア)、カカ(アデバヨール)、エジル、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ベンゼマ

リアソールでしたね…。苦手な場所だし、勝点を1つも落とさずにずっといけるわけもないだろうとは思ってたので、こういう試合も仕方ないかとは思うんですが。
もっさりした時間もあって(特に前半)、モウリーニョは選手の疲労やCLスケジュールとの兼ね合いで、リーガの試合日程を決定した誰かにぎっちり嫌味言ってましたけど、とりあえず選手たちはがんばってたとは思う。でも、1点くらいは入れてほしかったですけど。入ると思ってたんですけど。
軽くローテーションしているせいもあるかもしれませんが、1試合の中に、うまくいかない時間があるのがもったいない。ゴール入りそうで、でも入らないけどそのうち入るかな……そのまま入りませんでした、という流れももったいない。ポストに弾かれたりアランスビアに弾かれたりハンドとってくれなかったり、チャンスはよく作っていて運がなかった部分も確かにあるんだけど。
先発、久しぶりにカカが戻ってディマリアがベンチ休養。カカエジル併用で、要所要所でそれぞれ良いプレイはあると思う。カカも、最前線に飛び出したり他の選手にない質のパス出したり、目立たない緩い時間も相変わらずあるけど、復調してるんだとも思う。でも、何かエジルの存在が薄くなってるような気もする。攻撃の勢いが俄然増したのは、やっぱり2枚替えしてからだと感じました。右クリスチアーノ、左ディ・マリアで、ディ・マリアのドリブルがするする抜けてくのとか……見てる分には面白かったんだけどなあ。入れようよ、ゴール。特にベンゼマ。




本能が出掛かってしまったペペ



入れようよ、ゴール
という同じフレーズを、この試合の数時間前に、シャルケの某オランダ人FWに対して思ったことを思い出しました。

ラウルは本当に素晴らしかった。出場機会を求めてマドリーを離れて、シャルケでは毎試合ほぼフル出場を続けているという、希望がこれ以上ない形で(正直十分すぎるほどに)かなえられてしまったラウルですが、33歳で連戦フル出場というのをほとんど気にもしていないくらい、よく走る、よく動く。最終ラインの前まで下がって中盤の守備までこなしているのに、ちゃんとチャンスに絡むし、結果も出す。レアル・マドリーブランドここに極まれり、という存在感。

勝たせてやってくださいよ、ほんと…。



2017年まで

2011-02-26 09:01:29 | football
デポルティーボ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、デュデク
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、アルビオル、アルベロア、マルセロ、ガライ、カルバーリョ
MF:ガゴ、ラス、シャビ・アロンソ、カカ、グラネロ、エジル、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、アデバヨール

負傷による召集外:イグアイン、ケディラ、カナレス
監督判断による召集外:ペドロ・レオン

カナレスは金曜のトレーニング中に足首を捻挫したようです。試合に出ていないわりに、カナレス負傷多いですね。夏のバカンスが極端に短かったのとか、影響してるんだろうか……。

デポルでは、バレロンがフィジカルの問題で召集を外れたそうです。対戦相手のことながら、残念…。
(でもグアルダードが2ヶ月ぶりに復帰とか。このタイミングで……)


サイン会担当
セルヒオ・ラモスとデュデク、楽しそうな2人組(おまけ:ラモスがtwitter経由で載せた夕食中の画像)。



契約延長合意?
続けてセルヒオ・ラモスの話。el mundoでしか記事を見つけられなかったのですが、「セルヒオ・ラモスとレアル・マドリーは、2017年までの契約延長で事実上合意に至った。給料は年俸300万ユーロから450万ユーロに改定と推測される。」だそうです。practicamente=実質的にで、しかもMARCAやASは何にも言ってないのがちょっと気になりますが…でもel mundo一般紙だしなあ(ちょっとは信頼性が高いかな?と思う)。記事内には、「セルヒオ・ラモスの件が発表されたら、次はペペの番だ」とも。


Sky Sportsインタビュー
試合前日プレスカンファレンスは日本語公式に任せるとして(リーガの試合開催時間の批判は公式には載ってないようですが)、モウリーニョの別のインタビュー。なんかモウリーニョばっかりですが。記事自体はASからで24日付け、元はSky Sportsのスペインフットボール番組内でのものです(22日くらい?)。
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Q:グアルディオラは、あなたがリーグ戦のホームゲームで9年間に渡って敗れていないという記録は、破られないだろうと言っていました。
M:それは正しいと思う。この記録は、プレミアシップで3年間、セリエAで2年間、スペインのリーガの一部によって成し遂げられたものだ。欧州でも最高の3つのリーグ、そしてポルトガルでの2年間、およそ150試合。この記録は信じられないほどのものだが、この記録をキープすることに、私は何も特別なものは見出さない。私は常に勝利するためにいる、こういった数字をキープするためではない。

Q:あなたのチームは、既にあなたが望むほどに堅実になっていますか?
M:通常私のチームは堅実なものだ。そして、それは通常自分たちのスタジアムで感じることができる。スタンフォード・ブリッジで我々は強かった。サン・シーロでも同じだ。そしてベルナベウでも同じだ。チームは、ホームで堅実なものだ。

Q:チームが進化しているのは嬉しいですか?
M:そうだね。これは私の最初のシーズンだ。私がよく言っているのは、通常、2年目が監督にとって、また選手にとっても、最高のシーズンになるということだ。1年目にしては、我々は非常に良くやっているし、チームにもある種の規律があって、それが今変化していっているところだ。何人かの選手の創造性と、彼らの発想力に依存している。しかし守備面では、チームは堅実だ。これは満足のいくもので、守備陣が結果を得るためにピッチでどういうことをしているのかもわかっている。

Q:あなたがマドリーへ来た時、これは簡単な決断ではなかった。チームはクリスチアーノの周りでプレイしなければならないと。彼が自分中心で試合をすることを許したのですか?
M:我々は、クリスチアーノが最も快適に感じるポジションを探そうとしているし、その議論は常にある。彼はフォワードか? 私はそうは思わない。彼は相手との1対1ではるかに優れているからで、時々はストライカーとして働くが、その場合は、ディフェンダーを背後にして勝つためのプレイをしなければいけない。では彼はエストレーモ(ウインガー)か? そうとも思わない。彼はまた、ゴレアドールでもあるからだ。エストレーモの選手が、1シーズンにどれだけのゴールを決めるというんだ? 私は、クリスチアーノは2つの混成だと考えている。彼はいま26歳、素晴らしいフィジカルコンディションにあり、より成熟している。彼はすべてを手にしている。

Q:あなたとクリスチアーノの関係は、ベンゼマとの関係とは違っていますね。
M:クリスチアーノ・ロナウドはトップにいる。26歳で、フィットネスは完璧、そして成熟している。チャレンジすることは、この状態をできる限り長く維持することだ。26歳から32歳までキープできれば、彼にとってもマドリーにとってもファンタスティックなことだろう。ベンゼマは違う。誰もが彼のポテンシャルを知っている、実に目覚しいものだ。しかし我々皆がわかっていて、また彼自身も賢い子だからわかっていることは、試合の中のある側面では向上することが必要だということ。彼は、その部分を向上させるためにトレーニングをしている。彼は正しい方向に進んでいる。

Q:5-0でバルサに敗れた後で、チームは再生することができた...
M:誰もが意気消沈していた。私は後になって、その次の試合、ホームでのバレンシア戦のことを想い出す。私は、人々が恐れていたとか、恐怖がスタジアムを支配していたとは言わないだろう。チームは良く回復していた。ヨーロッパでは、我々は良くやっている。グループステージでは、最も勝ち点を稼いだのだ。そしてリーガではこの順位、バルセロナのがミスを犯すかどうかを見ている。我々はコパのファイナルにも到達した。レアル・マドリーが長い間手にしていないものだ。この1年目に、これだけ若いチーム、レアル・マドリーの歴史上でも最も若いチームを率いて、私たちはよくやっていると考えている。我々が何かを勝ち取らなければならないとしてもね。

Q:常に自治を維持するために戦ってきた...
M:私は、それぞれ異なる展望を持って働いている。チェルシーでは、ロマン(アブラモビッチ)とピーター・ケニヨンと一緒に働いていて、我々は私たち自身の間であらゆることを話すことができた。インテルに行った時も、同じことが起きた。レアル・マドリーは非常に異なっている。このクラブの構造は、私の見解では大きすぎるもので、私はここの仕事について異なる展望を持っている。なので、いくつかの細かい点を変更したのだ。私と会長との関係は非常に良いもの。それに彼は、現代の監督としての私の考え方や仕事の仕方に慣れたいと望んでいる。それで、我々は非常にうまく物事をすすめている。

Q:フロレンティーノとの関係はどうですか?
M:私がいつも言っているのは、(これまで所属した)クラブは私に多額の給料を支払い、オーナーや会長は多くを話さない。彼らにとってそれは、プライベートな生活での落ち着きを保つため、クラブのことを楽しむためであって、日々のことに不安になるためではない。もちろん彼らは、大きな決断には関わらなければならない。選手を買うとき、売る時...しかし日々の出来事は、監督やスタッフたちの問題。現時点で、我々のプロフェッショナルな関係は良好なものだ。

Q:クラブの中であなたが望んでいたパワーを手にしたのですか?
M:信念を持って進み続けるのは簡単なことではない。数ヶ月前、私は以前のマドリーの監督のインタビューを読んだのだが、彼はこう言っていた。「私は何かをするパワーを持っていなかった。」 それで私は考えた。なぜそれを今言うんだ?と。彼は、彼がここにいた時にそれを言うべきだった。今はもうここにいないのだ。そういうのは私の姿勢ではない。私には、決断をするパワーが必要だ。そしてもちろん、その責任は私のものだ。もし物事が正しい方向に進んでいないのなら、その責任は私にとっての問題にはならない。問題は、本当ならできるはずのことのすべてを、できる状況にない時のことだ。

Q:4年間レアル・マドリーにいるつもりですか?
M:わからない。私はチェルシーが大好きで、ロンドンにいた私は、決して来るべきではなかった人物が来るまでは(誰?)、一番幸せな人間だった。あそこに私の人生のすべてがあったと思われたが、数ヶ月の後に私は去った。だから決してわからないものだ。インテルでは、私は素晴らしいファミリーを見出した。素晴らしい選手たちと素晴らしい会長だ。しかし2年がたって、契約をまっとうすべきあと2年を残して、私は変化することと何か新しいものを探す必要を感じた。だから決してわからないものだ。しかし私が契約を結ぶときには、私はそれに経緯を払う意思を持ってするのであり、その期間は幸せであろうとする。だから、もしすべてが正しい方向に続いていくのなら、そうだ、私は残るだろう。

Q:今シーズン、バルセロナに勝つことができるでしょうか?
M:この時代にバルセロナにはプジョルとチャビが揃い、彼らがキャリアを終えるときには、彼らは同様の選手たちを生み出そうとすることだろう。しかしフットボールにおいてクローンというのは不可能だ。もしクローンを手に入れられたとしても、それは常に、オリジナルよりも悪いものとなるだろう。我々は、自分たちの道を進み、我々の安定さを見出していかなければいけない。だから私が言うのは、もし我々が今シーズンを2位で終わって、それが世界の終わりだと考えて、来シーズンはすべてを刷新するんだと決めるなら、再びゼロから始めることになるだろうということだ。もし我々が継続性を持つなら、我々は良い方向に進んでいるといえる。我々の手元にいる若い選手たちは成長しているのであれば、それが自然の流れだと考えるからだ。それで成功が訪れるはずだ。しかし気をつけてほしいのは、私は、我々が2位になるだろうと言うつもりはないということだ。我々はコパとチャンピオンズリーグを取れると言ったらどうか。我々には3冠を達成する可能性があり、何かのタイトルを獲る可能性もあり、あるいは何も獲らないかもしれない。

Q:グアルディオラとあなたは、お互いに何か似ているでしょうか?
M:彼は家にいる。私が「彼らの庭」と呼ぶ場所、彼の生まれた場所だ。誰もが完璧にすべてをわかっていて、地元のマスコミに十分に守られている。あそこでは、選手たちはクラブの中で生まれ、クラブの哲学を持っている。その状況は、他のどのクラブとも比較はできないだろう。
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珍しい光景

2011-02-25 07:24:06 | football
足首
水曜日は1日休みで、マドリーは木曜にトレーニング再開。でも非公開。
クリスチアーノ・ロナウドは、リヨン戦で左足首に強い打撲を負って違和感があったそうですが、1日休んだことで状態はよくなっていて、土曜のデポル戦にも間に合うだろう、とのことです。



バンザーイ…
MARCAから。普段は点を取ろうがなにがあろうが、表情ひとつ変えずにしれっとしてなければいけない会長が、ベンゼマのゴールに思わず立ち上がってバンザーイ。の、話。
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フロレンティーノ・ペレスの娘Cuchiは、ジェルランでのレアル・マドリーのゴールを彼の父親が祝福したことに対する驚きを引きずっていた。「驚いてしまいました。父はああいうことは決してしたことがなくて。家や、会長になる前はいつもああでしたが。」 と彼女は、COPEの番組の中で語った。
リヨンとの試合は、大きな緊張感に包まれていた。「昨日の試合でしていなければ、この先決してああいうことをすることはなかったでしょう。あれには多くの意味が含まれています。マドリーがリヨンで決めた初めてのゴールであること、その上ベンゼマのゴールであること。」
Cuchiは、SMSで父親とコミュニケーションを取っていた。「父が、手を頭に持っていったのがどういうことか私はわかります。自分がしたことに、しまった、と思ったんです。でも、周囲は好意的でした。ヨーロッパでは、よくパルコでゴールを祝いますから。私は父にメッセージを送ってお祝いを言いました。父は、お前の父親も人間なんだよ、と言っていました。」

フロレンティーノ・ペレスは、フットボールに情熱を燃やしている。「家では、私たちは皆と同じように喜んでいます。自分を見ている何百万もの人たちがいるわけではないから。例えば私が想い出すのは、代表がワールド杯を制覇したときに、父がどれほど喜んでいたかということです。」
Cuchiは、父親が続けてゴールを喜ぶ機会がもっとあるようにと期待している。「ある場合には、プロトコール(儀礼)をスキップするのも悪いことではありません。父は非常によく教育を受けた人物で、周囲の人を低く見たいなどと思うことは決してありません。ただこのことが、父を傷つけないようにと願っています。」
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フロレンティーノ・ペレスに親近感を感じてしまいかねない、うっかりバンザイの顛末でした。あまりにも珍しい光景だったため、けっこうあちこちでこのネタが取り上げられていて、中には最近ラシンの会長になったアリさん(セビージャ戦でデル・ニドの横で大ガッツポーズ)の名前が引き合いにだされてたり。


アリさん




先日の、MARCAのモリエンテスQ&A完成版
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Q:こんにちはモリエンテス。質問はいくつかあるけど、リーガはどこが取ると思いますか? 世界最高選手は? ありがとうクラック。
M:おはよう、みんな。質問を寄せてくれてありがとう。最新のリーガの試合を見て(22節? 23節?)、僕はマドリーが再び上昇できると願っているけど、バルセロナが非常に良いチームを作っているので難しいことでもあると思う。世界最高の選手は、個人的にはメッシだね。

Q:ハイ、フェルナンド! 最初に、あなたがそのゴールでマドリーのファンにもたらしてくれたすべての喜びにお礼を言います。私が知りたいのは、あなたがいたレアルマドリーは、あなたのキャリアで最も重要で最高のものだったか、それともバレンシア時代とかリバプールなどの時代の方が良かったか。あと好奇心で聞くのは、マドリーのロッカールームでの、あなたのベストフレンドは誰だったかということ。ありがとうフェルナンド。
M:(マドリー時代が)僕のキャリアで最も成功した最高の年月だったのは疑いないけど、アルバセテやサラゴサといった僕のキャリアの初期にもすごく愛しい記憶があるし、モナコやバレンシア、マルセイユ、リバプールにも同じだよ。

Q:ハイ、フェルナンド。将来はレアル・マドリーに行くと思いますか?
M:それは今は考えていないことだ。最近引退したばかりなんだから。でも、僕の夢の一つは、一番長い時間を過ごし、一番強くつながっていると感じるクラブに行き着くことだね。

Q:モリエンテス、あなたがサラゴサの選手だったら、プリメーラに残る可能性はあると思いますか?
M:そう願うよ。そうであってほしいと思ってるし、毎日曜日サラゴサは残留できると思ってる。でも問題はスポーツ上のことだけではなく、組織のこともある。そういった問題がすべて重なると、物事はうまく行かなくなるものだ。チームは辛い状況にあるけれど、降格を避けることこそが重要だ。

Q:こんにちはモリエンテス、アリカンテのイサベルです。あなたにとって、フットボールでの最高の想い出はなんですか? それからあなたが過ごした中で一番快適だったチームは?
M:最高の記憶は、たぶん、プリメーラでのデビュー戦、スペイン代表でのデビュー戦、獲得したタイトル......そういうすべてだね。たぶんプリメーラにデビューしたことが一番思い出に残ってるかな。2つ目の質問については、モナコにいたシーズンはすごく楽しかった。なぜなら、レアル・マドリーを離れて、あのプレッシャーから逃れて、モナコで過ごしたあのシーズンは、あらゆる面でとても落ち着いたものだったから。それにプロフェッショナルの面でもとても良かったからね。

Q:「7つ目」のユヴェントスとのファイナルの試合で、ミヤトビッチのゴールがオフサイドだと思いましたか?
M:いや、ディフェンダーが触っていたし、彼のポジションはレギュレーションからずれていたよ。でもそのことは、試合が終わって最後に知ったことだけどね。

Q:こんにちは、モロ。アデバヨールをまさにレアル・マドリーの FWとしてみてますか? それからあなたの元チームメイトでプレミアにいるシルバはどうですか? グラン・カナリアより。
M:アデバヨールは、フットボール選手として大きく成長してきたと思う。イングランドに行ったことがそれに大きく役立っているね。彼はすごくチームに貢献できると思う。クリスチアーノと同じように、僕は彼をストライカーだと見てはいないけど、彼のフットボールは、マドリーのフットボールに必要なものだ。シルバは慣れるのに苦労していたけれど、それも当然のことだと思う。でも、彼はうまくやって楽しんでいるんじゃないかな。プレミアリーグで重要な選手になるはずだよ。

Q:こんにちはフェルナンド、ラウルのそばであれだけ長い年月プレイしていて、どう感じていますか? あなたが彼から学んだこと、また彼があなたから学んだこととは? ありがとうクラック。
M:僕にとって、歴史上最高のスペイン人選手と一緒にプレイしていたことは誇りだよ。彼の隣でプレイしていたということだけではなく、友情を築けたことも。僕が彼に何か貢献したかはわからないけど、彼は僕に多くのものをもたらしてくれた。彼は勝利者であり、彼の周囲にいた人たち皆にそれを伝えてくれたんだ。

Q:こんにちは、モロ! あなたに質問を送れて嬉しい、答えてくれたらいいと思います。あなたがいた何年か前のマドリーは、今のチームに比べて、もっと完璧でもっとチームらしかったと思いませんか? ジダンやマケレレ、ミチェル(サルガド)、フィーゴ、イエロ、ソラーリ...素晴らしいチームだったと思いませんか?
M:素晴らしいチームだったね。でも、レアル・マドリーの歴史においては、どのチームもとても競争のあるチームなんだ。あのときのチームは、分解されるべき時よりも前から分解が始まった、まだ2、3年続くものだっただろうけど。あの時と今のチームを比べることは難しいよ。なぜなら、今のチームもまた素晴らしいチームだから。今起きていることは、バルセロナも直面したものだよ。

Q:こんにちはモロ! 何年もこの国で最高のストライカーの1人であるあなただけど、今のレアル・マドリーで、エジルやクリスチアーノ、ディ・マリア、シャビ・アロンソ等がいて、あなたはゴールを決められるんじゃないだろうか?(意味が取れない一文を削りました)。
M:このマドリーでは、ゴール本能を持ったフォワードなら誰でも、大量にゴールを決められるだろう。多くのチャンスが作られているからね。僕はいつも、サイド寄りの選手と一緒にプレイするのが好きで、たぶん今のマドリーはもっとセンター寄りだ。でもたくさんのゴールチャンスが作られて、それがゴールにつながるだろうね。

Q:グランデ、フェルナンド! 今は、自由な時間はどうしているの?
M:今は家族と一緒に過ごして、フットボールではできなかったことや、契約で禁じられてたことを楽しんでいるよ。例えばスキーとかね。何よりも、子供たちとのことを楽しんでいるんだ。それが、(引退して)最初の年にしたかったことなんだよ。これから、何かプロフェッショナルレベルのことを求め始めるだろう。でも今は、落ち着いていたい。

Q:モナコでプレイしていた時に、マドリー相手にゴールを決めた感じはどうだった? ベルナベウでの試合が4-2だったのが僕たちを殺したのを覚えている。あの日からあなたには反感を感じるんだけど、でも罪があったのはフロントで、あなたはプロフェッショナルだったんだ。
M:僕のキャリアの中でも、一番奇妙な2つのゴールだった。ゴールについてはすごく嬉しかったよ。そのうちの1つが、僕たちがセミファイナルに勝ちあがる助けになったんだから(ベルナベウで決めたゴールが、アウェイゴールとして最後に効いた)。でもその一方で、僕はまだマドリーの一部分だと感じてもいた。でも、僕はモナコのためにプレイしていて、自分の仕事の可能な限りのベストを尽くす必要があったんだよ。

Q:もしマドリーが、この6ヶ月のためにあなたを呼んでいたら...今も良いレベルでパフォーマンスを出し続けられた? あなたはカーサを、エル・マドリーを知っている...これは僕と僕の友人たちの一意見だよ。ありがとう。
M:残念だけど、それにはノーと言わないといけない。僕はフットボールを離れた、それは、もうエリートのレベルにはないとわかったからだ。16年間最高のレベルでやってきて、それを失う時は......。僕のハートのすべてのレベルが伴わないと言わなければならなかった。僕のフィジカルはもう、レアル・マドリーが要求するようなレベルにいることを許さないんだ。

Q:こんにちはフェルナンド! あなたが2006年のワールドカップドイツ大会のリストから漏れたとき何を考えましたか? 僕の見方では不公平だと思った。僕にとってあなたはクラックだ、あなたがあるべきようには十分評価されていないよ。チャンピオンズリーグのファイナルでのゴール(99/00シーズン)をいつも思い出すだろうし、モナコであなたがマドリー相手に決めたゴールはすごいものだったよ!
M:それは、僕がフットボールの世界にいる中でも、一番落胆する出来事だった。大きな希望を持っていて、ワールドカップに向けてたくさんのプランを立てていて、でも残念なことに行けなくなった。あの時過ごした数ヶ月は、本当に辛いものだった。

Q:こんにちはフェルナンド。あなたにとって、レアル・サラゴサで過ごした2シーズンはどんな意味がありますか? ありがとう。
M:すごく大きいよ、特別な想い出だ。アルバセテで過ごしたこともサラゴサで過ごしたことも、僕の飛躍のきっかけになったし、彼らは僕にマドリーでプレイする可能性を与えてくれた。僕が真剣にこのフットボールに未を捧げることができた時だと思う、本当に特別なシーズンだった。

Q:こんにちはモリエンテス、ラウルがスペインに帰ってくるのは、それがチャンピオンズでバレンシアと対戦するためだとしても、あなたは嬉しい?
M:うんうん、もちろん当然だよ。彼も楽しみにしていたのを僕は知ってるからね。昨日はホテルに会いに行ったし、今日は試合を見に行くつもりだよ。僕にとっては、彼が幸せだってことで十分なんだ。

Q:あなたが全フットボールキャリアを経た今、ヨーロッパの各リーグ間でのゲームシステムの特徴に違いは―思いだしてください、リーガの他のチームに対して、レアル・マドリーとFCバルセロナのように2強チームが優位を誇ったことは? あるいは、スペインリーグは近年力が低下しているんでしょうか? ありがとう。
M:いや、僕はここ最近の2シーズンが特殊なのだと思う。その前は、デポルティーボの全盛期、バレンシアやアトレチコの全盛期...今のような上位2チームの優位性は、僕がプレイしていた時代にはまるっきりなかったことだ。

Q:こんにちはモリエンテス、マドリーは今の5ポイント差を克服して、32個目のタイトルを獲得できるでしょうか?
M:個人的にはそうあってほしいと願っているけれど、今起きていることは、バルセロナが非常に優れたチームを作っていて、非常に難しいものになるだろう。数シーズン前にも、大きく不利な点はあった。重要なことは、タイトルのために戦うのがこの2チームだけになるだろうということ、それで最後まで情熱が続いていく。

Q:こんにちはモリエンテス! あなたのキャリアで最高の瞬間は? カナリア諸島から。
M:1つには決められないよ。前にも言ったけれど、プリメーラでデビューした時、マドリーでの最初の試合...。最初のチャンピオンズを取ったとき(97/98)は本当に特別だったね。ワールドカップも...。今日と明日では違うことを言いそうだよ。幸運なことに、そういう瞬間がたくさん持てたからね。

Q:こんにちはモロ! 何年も戦ってきて、スペイン代表がW杯を取って...ファイナルはどこで見ていたの?
M:僕は、メキシコのテレビ局でメキシコ代表とスペイン代表のコメンテーターをしていて、数週間ワールドカップに行ってたんだ。それで、セミファイナルとファイナルはバレンシアの自宅で、友人たちと楽しんで見ていたよ。仲間や友人たちを見て、フットボールが、フットボール選手たちにだけではなくすべてのファンも含むすべてのスペイン人に対して負っているものを見て、すごく特別な瞬間だった。

Q:ハイ、フェルナンド。ロナウドの決断をどう思いますか? あなたが既に決断したフットボールを離れるということは、まだ辛いものですか? 復帰するという考えが心をよぎることは?
M:僕は正しい決断なんだと信じているよ。なぜなら、そういう決断をするときには、良く考えなければいけないからだ。彼が、引退しなければいけないという結論に達したのなら、彼が引退しなければならない時ということだ。彼は、僕たちにスペクタクルな時を残してくれた。フットボールを離れるということは、僕にとって辛いものではなかった。なぜなら、良く考えた上での決断だったからだ。僕は、ピッチの中を這っていたいとは思わなかった。僕の頭は、僕にプレイすることを要求していたけど、僕の身体はもうだめだった。それで僕は引退を決断したんだけれど、今日の今まででも後悔はしていない。寂しくなるだろうとは思っていたよ。でも、今は以前できなかったことを楽しむことができているんだ。

Q:コパ、リーガ、チャンピオンズの最有力候補はどこだと思ってますか?
M:コパはレアル・マドリー、リーガはバルセロナ。この2チームの一方が両方ともタイトルを取ってしまったら、もう一方にとってはショックだろうからね。チャンピオンズは、僕はスペインのチームにとってほしいと思うけど、でもトーレスがチェルシーと契約したことで、チェルシーも候補だと思う。フェルナンドは、チェルシーに長くいて、大きな喜びを得ることだろう。

質問をありがとう。またね。
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サポートを

2011-02-24 06:57:09 | football
ケディラ、2~3週間離脱
火曜日の試合で途中後退したケディラは、水曜日にMRI検査を行い、左脚ハムストリング部位にグレード2の損傷との診断、全治2~3週間の見込みだそうです。少なくとも、リーガの3試合(デポル、マラガ、ラシン)は欠場となる可能性が。


スケジュール
そういえば次節はデポル戦でした。しかもリアソール。

第25節
2月26日(土)
 18時:アトレチコ vs セビージャ
 18時:エスパニョール vs レアル・ソシエダ
 18時:スポルティング vs サラゴサ
 20時:マジョルカ vs バルセロナ
 22時:デポルティーボ vs レアル・マドリー
2月27日(日)
 17時:エルクレス vs ヘタフェ
 17時:レバンテ vs オサスナ
 19時:ラシン vs ビジャレアル
 21時:アスレチック vs バレンシア
2月28日(月)
 21時:マラガ vs アルメリア

第26節
3月1日(火)
 22時:セビージャ vs スポルティング
3月2日(水)
 20時:サラゴサ vs アスレチック
 20時:ヘタフェ vs アトレチコ
 20時:ビジャレアル vs エルクレス
 20時:オサスナ vs デポルティーボ
 20時:レアル・ソシエダ vs レバンテ
 20時:エスパニョール vs マジョルカ
 22時:バレンシア vs バルセロナ
3月3日(木)
 20時:アルメリア vs ラシン
 22時:レアル・マドリー vs マラガ

第27節
3月5日(土)
 18時:マジョルカ vs バレンシア
 20時:バルセロナ vs サラゴサ
 22時:アトレチコ vs ビジャレアル
3月6日(日)
 17時:スポルティング vs ヘタフェ
 17時:エルクレス vs アルメリア
 17時:マラガ vs オサスナ
 17時:レバンテ vs エスパニョール
 19時:アスレチック vs セビージャ
 21時:ラシン vs レアル・マドリー
3月7日(月)
 21時:デポルティーボ vs レアル・ソシエダ

26日から3月7日まで、ミッドウィーク開催もあって、ほぼ連日どこかでリーガが開催されている状態に。


ベルナベウのサポートを
MARCAから
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レアル・マドリーの選手たちは、既にCL第2戦のことを考えており、ロッカールームからのメッセージは全員が一致したものだ。ペペが言う言葉以上のものはない。「僕たちのカーサで戦うこと、チームを死ぬまでサポートしてくれている僕たちのファンと共に、僕たちが夢見る試合を作り、チャンピオンズでさらに進み続けていくことができる。ただ、僕たちにはファンのサポートが、そして彼らがベルナベウを騒がしくしてくれることが必要だ。」
「リヨンはかつてないくらい難しい試合を仕掛けてきた。そう多くはないが非常に難しい試合だったのは確かだ。それも当然のこと。異なるコンペティションであって、彼らには非常に高いクオリティがあるのだから。僕たちには、予想したよりも大きな困難を抱えた。でも僕たちの後半の戦い方は良いものになった。僕たちは良くなっていったんだ。」
ケディラもペペと同じ調子で言う。「マドリーでの第2戦に向けて十分なトレーニングをしなければいけない。ジェルランでの後半のような働きができれば、ベルナベウでは問題を抱えることはないだろう。僕たちのファンすべてがサポートしてくれる場所だし、重要な時だからだ。僕たちは仕事を半分終えたなどとは誰も言うことができない。でも僕たちはより大きな可能性を持ってリヨンから帰る。」

モウリーニョもまた、カーサでリヨンを迎えるにあたって、ファンが手を貸してくれることを期待している。「私は、我々が真のチャンピオンズの試合を戦ったという感触を持っている。あらゆる困難があり、両者が非常に拮抗し、非常にハードで、守備的にも2チームが非常に良く集中していた。0-2以上にもなったが1-1という結果だった。しかしこれはポジティブな結果だ。我々は自分たちのカーサで戦う。そしてファンもまた違いを見せなければいけない。」
他の選手たちも、ミックスゾーンでそれぞれのメッセージを送った。カシージャスは「彼らは、僕たちのファンを前に、ベルナベウでリスクを犯さなければいけない。それは僕たちにとって確かなアドバンテージとなる。」 カルバーリョもまた、相手にとって問題となるピッチに賭けている。「僕たちは、カーサでより良くいられることを示さなければいけない。0-0で十分だということはわかっている。でも僕たちはリラックスすることはできない。」
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おまけ

女の子にはソフトタッチ。

ふー

2011-02-23 11:53:36 | football


10/11 UEFA Champions League Round of 16, First leg
Olympique Lyonnais 1-1 Real Madrid C.F.

リヨンのゴール:ゴミス(83)
マドリーのゴール:カリム・ベンゼマ(65)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバーリョ、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ(68、ラス)、ディ・マリア、エジル(75、マルセロ)、クリスチアーノ・ロナウド
FW:アデバヨール(64、ベンゼマ)

遂にジェルランで引き分けて帰ってこれた、しかも1点決めて、しかもゴールしたのが入って1分もしてないベンゼマで! と喜ぶべきか、勝ちきれなかったことを悔やむべきか……。今日のDF陣なら守りきれるかな、と期待してたんですが。やっぱりCLだし、リヨン、敵地。選手交代も、モウリーニョが思ったとおりにできなかった部分もあるんじゃないだろうか。
前半は特に前線が機能不全で、エジルもディ・マリアもリヨンのDFに張り付かれて思ったような仕事ができない。ディマリアは守備に走る印象の方が大きいくらい。覚えてるのは、クリスチアーノが無理に突破しようとするのと、アデバヨールがポスト役を果たそうと苦闘しているくらいで。
後半は、立ち上がりに少し良い動きがあって…ポスト直撃2発、あとから思えばもったいない。ベンゼマがアデバヨールに代わって入った直後、ベンゼマのおそらく最初のプレイでゴール。選手が変わってリヨンのディフェンスも少し緩んだのか、あそこでエジルがボールを持って前を向いて思うようにボールを運べて、パスを受けたクリスチアーノもシンプルにボールをベンゼマにはたくだけで、ベンゼマは自分で打ちたい場所までもって行ってシュート、ゴール。こういう連携ができてきてるんだなあ、と思いました。でもベンゼマのシュート、ロリスの股下のほんの少しのスペースを抜けていって…カップ戦に強い幸運の持ち主だ、と言っておこう。
その後もマドリーが優位に立てた時間もありましたが、攻撃し切れていないというか、無理に点取りにいかなくても…という雰囲気が感じられて。苦労してきた相手なので2点も3点も取れはしないのかもしれませんが、後々のことを考えると……。
試合全体で攻撃を作るのに苦労していたのは、リヨンの守備が固いのもありますが、マドリーもディフェンスの意識が高かったし堅く行かざるをえなかったから、だろうとも思います。両ラテラルはほとんど上がらなくて、これはリヨンのサイドに十分気をつけて守らないといけなかったから仕方ないんだろうと思う。
マルセロには申し訳ないけど、今日は左アルベロアで良かった。クリスチアーノは、マルセロだったらいたはずの空間にパスを落としたりしてましたが。ラテラルで苦労してたのは、ラモスの方だなあ…。危ない攻められ方、クロスの上げられ方が多かったのは、マドリー右サイド側。失点のところで、オフサイドライン崩してしまったのもラモスで…。シャビ・アロンソ、守備の仕事ばかりでしたが、よく効いていたと思います。中盤の守備だけじゃなく最終ラインの補填までも。
ケディラをラスに替えたのは、ケディラが大腿部の筋肉を痛めたからのようです。実際はどうしたかったのかはわかりようもないですが、ケディラを残したままラスを入れてトリボーテで守りきるようにするのかなと思ったりしたので……。最後の後退がエジル→マルセロだったのも、チャンスがあれば点を取りに行け、よりも、中盤を守備寄りにしたかったんじゃないかと。うまくいかなかったけど。

また長くなってしまった。アウェイゴールが取れただけの引き分けで、まだ何も喜べる要素はないかもしれませんが、まずはポジティブな一歩。と思いたいです。



読み物

2011-02-22 22:22:08 | football
心境
実は怯えてます。


アルベロアのインタビュー
ABC.esから。
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彼はステップアップするためにリバプールへ移籍した。2009年、彼は「ポジションがない」レアル・マドリーに戻ってきた。ライバルはセルヒオ・ラモスとマルセロ。ひるみはしなかった。右でも左でもポリバレントな存在、アルベロア(1983年1月17日、サラマンカ生)。ペジェグリーニにもモウリーニョにも重用されている。ディフェンスが得意なラテラル。デル・ボスケもまた、スペイン代表の先発として信頼を寄せた。今、彼は、まだ決着のつかない問題を追いかける。レアル・マドリーで先発を勝ち取ること。チャンピオンズ、今日行われる試合が最初のターゲットだ。

Q:モウリーニョ、デル・ボスケの下で先発。あなたはピッチでポジションを確実に得ていますね。
A:自分がプレイしてきたのが、ポジションを勝ち得たからだというのは否定できない。昨シーズン、ペジェグリーニはいつも僕を戦力に数えていた。右でも左でもね。そしてモウリーニョの下でも、僕はほとんどの試合でプレイしてきた。幸せだよ。とても難しい状況に見えた夏の初めの頃には、状況を変えることもできただろう。でも、トレーニングをすることで結果が付いてくるんだ。

Q:監督は、あなたは最高のディフェンスだと言っていますね。7以下は付かない、9に届くところだ、と採点していました。
A:たぶん、マルセロはもっと攻撃よりの選手で、僕はもっと守備よりなんだ。ミステルの言葉には感謝している。彼はいつも僕のことを良く言ってくれる。意味もなくお世辞を言ったりする人じゃないのに。彼が誰かのことを良く言う時には、その人がそれを勝ち取ったから。そういう人だ。

Q:モウリーニョは、フットボールの世界では、はっきり話しすぎでしょうか?
A:モウリーニョは、この世界に対して誠実すぎるんだ。誠実でいるには負担の大きい世界、人々が感じたことをあえてそのまま言ったりしないことが多い世界だ。誰かと衝突しているのは、彼が思ったことを言ったような時だ。

Q:そういう率直さは、彼を、さらにはレアル・マドリーに悪影響を与えていませんか?
A:彼に悪い影響が及んでいるかは僕はわからない。彼の人生は悪く進んではいない。僕はいつでも、自分がどこへ向かっているかわかっている人、正面向かってものが言える人が好きだ。それが良い方でも悪い方でも。僕はそういうのが好きだよ。

Q:クリスチアーノに対しては、何も許されないようです。彼が「エスパルディーニャ(何度かやった背中パス)」のようなプレイをしたら、鼻持ちならないやつだと言われた。他の人がすると称賛される。なぜでしょう?
A:人はそういうものだ。クリスチアーノには、彼なりのあり方がある。彼は、多くの憎しみと愛情を生み出す素晴らしい選手だ。彼には中間というものがない。これが真実だ。「エスパルディーニャ」はロナウジーニョが生み出したものだけど、彼にはなにもなかった。クリスチアーノがやると、反発を引き起こす。

Q:あなたたちは3つのコンペティションを戦っています。何も勝ち取れなかったら失敗でしょうか?
A:ここレアル・マドリーでは、何も勝ち取れなければ、そのとおり失敗だ。ここの歴史、タイトルへの要求がそうさせるんだ。もしできなかったら、マドリディスモを落胆させることになるだろう。僕たちにはビッグプレイヤーがいて、抜きん出た監督がいて...僕たちにはタイトルを獲得できるすべてがあるんだ。

Q:6シーズンに渡って、チャンピオンズリーグでベスト8に進めていません。そしてリヨンと対戦します。まだ勝ったことがない相手。不安かチャレンジか?
A:2つ続いたチャレンジだ。コパでファイナリストになった後ではね。それが、ベスト8に進めないことが普通ではないこと、という証拠だ。このクラブは、毎年セミファイナルを戦わなければいけないし、その後にファイナルが続く。失敗はできない。ベスト8への心理的な壁を乗り越えなければ。繰り返すことはできない状況だ。このラウンドを6シーズンも越えられないなんて、少なくとも僕には奇妙なことだ。僕たちは反撃して、リヨンを打ち破らなければいけない。チャンピオンズ・リーグで失敗は犯せない。

Q:ラ・リーガは本当にまだ可能でしょうか? スポルティングとアーセナルがバルセロナは無敵ではないということを示しました。
A:リーガはあmだ決まっていない。バルサがアスレチック相手にも苦しんだのを見た。チームは、バルサを打ち負かせることを信じ始めているよ。人は、ほとんどのチームがピッチに入ると、バルサにダメージを与えることは不可能だと思う、そういう感覚があっただろう。僕たちはいつも、僕たちが彼らに勝てると信じてきた。彼らは無敵ではない。

Q:コパのファイナルでバルセロナを破ることがターニングポイントになるでしょう。
A:自分たちのライバルと、試合で対戦して、タイトルを得る。とても重要なことだね。2倍の価値になるだろう。そして彼らからリーガも奪うことも...。

Q:3つのコンペティションすべてでバルサとタイトルを争うかもしれません。
A:うまくいけば、すべてのファイナルでバルセロナと対戦できるかもね。それはすごいことだろうな。

Q:何がモウリーニョにそれほどの確信を与えているのでしょうか?
A:モウリーニョは、レアル・マドリーのようなチームのロッカールームに入ってきて、すべての選手たちに最高のものを要求できるんだ。彼は選手たちの目を見て、どの選手に対しても、「君のすることは何の役にも立ってない」と言うことができる。誰に対してもだよ! こんなチームでは、簡単なことじゃない。彼は、試合に向けて戦術的な準備を入念にし、対戦相手を研究し、僕たちの試合を見るのに時間を費やす監督だ。毎日たくさんの仕事をして、多くの努力を尽くして、そして結果としてそれが報われているんだ。
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フロレンティーノ・ペレス
このタイミングでCadena Serのインタビューに応えたフロレンティーノ・ペレス。公式に日本語訳がありますが、ASの記事()を参照して、適当に読めそうなとこだけ拾って訳。パレホだけじゃなくてカジェホンも戻す可能性があるんだ。
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Q:幹部夕食会はどうでしたか?
P:オーラス会長と私は、長年の知り合いだ。ディナーではいろいろなことを話したよ。お腹いっぱいだ(笑)。

Q:契約の際に、ベンゼマの家を訪れたそうですが?
P:私は最初にオーラスと話して、それからベンゼマの自宅に行った。彼は労働者階級の地域に住んでいて、私に面白い話をしてくれた。何年も前に、オーラスは私に、よく知らないベンゼマという名前の子のために、ロナウドのサインの入ったユニフォームをほしがったんだ。それが彼の家にあったわけだ。

Q:引退のアナウンスの後、ロナウドと話しをしましたか?
P:会ってはいないが、彼にメッセージを送った。彼は感謝していたよ。彼はレアル・マドリーの歴史上でも、最も偉大な選手のうちの1人だ。

Q:ロナウドは、最も愛情を受ける選手でありながら、最も怒りを呼ぶ原因でもあった?
P:彼はトレーニングが嫌いな選手だった、でもプレイすることは楽しんでいた。ある日彼にそのことを尋ねたら、トレーニングは水曜と日曜にプレイすることでやるんだと答えた。

Q:モウリーニョはロナウドを矯正できたでしょうか?
P:モウリーニョは、選手のモチベーションを上げるギフトを持っている。彼はそうできただろうね。

Q:モウリーニョについては?
P:彼は世界最高の存在だ。それこそが、私たちが彼と契約した理由だ。このクラブは、優れているものに力を注ぐ。どの部分でも、世界最高でいなければいけないのだ。会長職も、GMも、ベンチもだ。

Q:モウリーニョとバルダーノの間の不和をどう調整したのですか?
P:モウリーニョがトップチームにより大きな自治を求めてきたことは事実で、それはバルダーノにも私にも良いことだと思えた。例えば今日、我々は一緒に移動してきた。なぜなら、モウリーニョが、バルダーノをチームと一緒に移動させないように求めたことなどないからだ。誰もが彼らの仕事に敬意を払っているし、2人とも必要な存在でうまくやっている。

Q:モウリーニョは自尊心が強すぎると思いませんか?
P:成功した人間は誰でも自尊心を持っているよ。

Q:ではあなたは?
P:私の場合、第1期の方が第2期よりも自尊心がより大きかった。しかしすべて学ぶものだ。

Q:彼に仕事をどうするべきか、技術上のアドバイスをしたことは?
P:いや、モウリーニョがすることはほぼすべて正しい。彼はマドリーの価値を認識している男だ。自己犠牲、強い意思、思慮のある努力。

Q:あなたは、さらなるFWの獲得を好んでいなかった、でもモウリーニョは必要だと確信していた...
P:不幸なことに、イグアインが負傷して、我々はジレンマに直面した。カンテラの選手を上げるか、移籍に動くか。モラタはまだ若く、我々が望む選手の獲得を決めた。アデバヨールについては、良い条件で交渉した。

P:クリスチアーノは、サラ・カルボネロの言葉を誤解していたが、その誤解は10秒しか続かなかった。エスパニョールとの試合の前には解決していたものだ。彼らは今では完璧に普通の関係だし、すべて普通であることを皆がわかるように、クリスマスイベントに一緒に行こうとしていたほどだ。
(クリスマスの病院訪問で2人は一緒でした)

Q:同じようなことがジダンとフィーゴの間にも起きた?
P:こういう問題はどこでも起こるもので、私は会長として、適切に処理しないといけない。ある時、ジダンが不満を言ったのは本当だ。個性を持った1人の選手だ。その問題が私のところまで伝わってきたので、私はフィーゴに話をした。彼もわかっていたし、私は今も素晴らしい友情関係を築いているよ。

Q:ラウルとの関係は? 
P:よく話をしているし、私はシャルケのファンだよ。試合はすべて見ている。ラウルは、常にプレイするという強い意思をもって、彼にとって最高のことをしている。彼には類まれな価値がある。ディ・ステファノと同じ種類のものだ。レアル・マドリーは彼の家だ。
(シャルケの選手の皆さん、買い物魔が見てます。気をつけて。)

Q:デル・ボスケは、クラブからのより良い扱いに値しないのでしょうか?
P:私たちは、デル・ボスケがレアル・マドリーでしてくれたことに、大きな親愛の気持ちを抱いている。私も常に、代表での彼の成功を称賛している。彼には、私たちの愛情があり、彼はマドリディスタたちの心の中にいる。

Q:彼に何らかのトリビュートを考えましたか?
P:彼に値する処遇を示すために我々は動いているよ。

Q:当時デル・ボスケとの契約を更新しなかったことを後悔していますか?
P:いや、あのときに私がそう決断したのは、我々はそれが正しいと考えていたからだ。

Q:何も勝ち取れなかった場合に、モウリーニョをベンチに残しておきますか?
P:モウリーニョとは4年の契約を結んだ。私は、彼がこの契約を全うしてくれること、そしてさらに長い時間クラブに残ることを確信している。

Q:レアル・マドリーはパレホを取り戻しますか?
P:パレホとカジェホン、この2人が6月に戻る可能性がある。
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リヨン戦、召集選手

2011-02-21 21:12:09 | football


リヨン戦、召集選手

GK:イケル、アダン、デュデク
DF:カルバーリョ、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルビオル、アルベロア、ガライ
MF:ラス、シャビ・アロンソ、ケディラ、グラネロ、カカ、ペドロ・レオン、エジル、カナレス、ディ・マリア、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ベンゼマ、アデバヨール

ここへ来て、ペドロ・レオン、カナレスが召集リスト復帰です。グラネロも。トップ登録の選手で唯一留守番になったのはガゴ……と、負傷による召集外のイグアイン。ガゴ、連れて行ってやればいいのに。



年齢
普段マドリーの選手たちの年齢なんてそんなに細かく気にはしないのですが、この間のエスパニョール戦、カピタンマークをつけたマルセロの年齢が画面表示で「22歳」と出て、改めて「そんなに若かった!?」とびっくりしました。ということで自分参照用に、マドリートップチーム登録選手の生年分布リスト。なんでこんなタイミング…って感じですが。同一生年内では、左に行くほど誕生日が早い並びになっているはず。

1973:デュデク
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1978:カルバーリョ
1979:
1980:
1981:イケル、シャビ・アロンソ
1982:カカ
1983:アルベロア、ペペ
1984:アデバヨール
1985:クリスチアーノ・ロナウド、ラス、アルビオル
1986:セルヒオ・ラモス、ガゴ、ガライ、ペドロ・レオン
1987:ケディラ、アダン、グラネロ、イグアイン、ベンゼマ
1988:ディ・マリア、マルセロ、エジル
1989:
1990:
1991:カナレス

イグアインとベンゼマの誕生日が9日しか違わないって、今日初めて知った……。


フレッシュ

2011-02-20 13:35:01 | football


何が一番驚いたって、ルイ・ファリア(モウリーニョの横に座ってるアシスタントコーチ)の髪の刈り込み具合。

10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 24
Real Madrid C.F. 2-0 Levante

マドリーのゴール:ベンゼマさん、カルバーリョ先生

GK:アダン
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、カルバーリョ、マルセロ
MF:ケディラ、ラス、カカ(アデバヨール)、ディ・マリア(エジル)、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ベンゼマ(ガゴ)

後から振り返ってみれば、レバンテに何もさせず、マドリーも必要以上にエネルギーをロストせず、多少面白さに欠けるとしても良い試合をしたんじゃないかと思います。ただ、個人的には先制点が早い時間に入って、それでやっと安心できた感じ。ほぼ全員でひいて守っているかのようなレバンテ、長い時間うまく守り続けられたら、どんどん焦りだしていただろうと思うので。とにかく先制点の場面、レバンテが人数をかけている場所をディ・マリアがきれいに突破して、ベンゼマのゴールをお膳立て。あれ、本当に大きかったなあと思います。ディ・マリア、たっぷり休めてよかったな。おまけにこのゴールで気持ちが乗ったのか、ベンゼマのその後の動きもかなり良かった。最近、ベンゼマがボールを持つと、少しドキドキするようになりました。何かの変化が起きている……かも。
2点目が入ったタイミングも良かったですね。これだけボール回してて1点じゃ…と思っていたところで。そこでカルバーリョというのが何とも面白いんですが。カルバーリョはベンゼマと同じ、リーガで今期3ゴール目。これはリーガ全体のDFのゴール数でも一番らしい。

ピボーテがラス&ケディラで、攻撃の展開をコントロールする感じではなかったですが、特にラスの相手への寄せ、ボール回収っぷりなんかはすごく良かったと思います。ケディラは、前半はラスと並んでいるだけでしたが、後半になってラスより前にいて、少し攻撃寄りになった感じもしましたが…もう少し攻撃に関わらないと特徴が出ないような。

試合開始前は、雨が降る中で、最終ラインやピボーテもローテーションで、アダンがちゃんとやれるか心配してた部分もありましたが、ほとんどお仕事の場面もなく、セットプレーではきちんと指示を出して落ち着いていて、これも一安心。わりと不安定なところが気になっていたアルビオルも、今日は落ち着いていたなあと思います。これも良かった。

ゴール決められませんでしたが、クリスチアーノもよくボールに絡んでシュートまで持っていってたり、前節で守備を意識するようになったのかボール追いかけたり、よくやってたと思います。というプレイ以上に、今日クリスチアーノが良かった点は、試合開始からずっと絡んできてたバジェステロスの挑発にほとんど乗らなかったこと。これも試合展開次第で、焦るような状況だったらわからなかったかもしれませんが。カカが両チームの絡み合いに入っていって何事か言っていたのは、カカだから騒ぎが大きくならないのかも。余談ですが、バジェステロスって素浪人みたいな着流しとか似合いそう。

散漫な感想はいろいろありますが、とにかく無事に勝利で試合終了。シャビ・アロンソはまるまる休ませたし、エジルも15分だけだし、首位まで2ポイント差だし(暫定ですけど)……で、次は火曜のリヨン戦。
おそらく、いつもの11人が先発になるのだと思いますが、いくつか決まらない部分もあるんじゃないかと思います。ラテラルは、マルセロ-セルヒオ・ラモスなのか、マルセロ-アルベロアなのか、アルベロア-ラモスなのか。ピボーテは、いつものならアロンソ&ケディラだと思いますが、今日のできだとアロンソ&ラスでもよさそうな気がする。そしてFWはベンゼマかアデバヨールか。今朝の試合でアデバヨールをほとんど休ませたので、アデバヨールが先発かもしれませんが、ベンゼマの周囲とのフィット具合も良さそうで、なにしろ古巣リヨンとの対戦で……。試合後のモウリーニョは、今回は事前の先発選手の発表はしないと言っているそうで、火曜日の試合開始1時間前まで待たないといけなさそうです。

ローテ

2011-02-19 23:02:08 | football


もう何時間かしたら、マドリーvsレバンテの試合です。今回は召集が19人なので、GKが誰か1人外れる以外は、フィールドプレイヤーは、下の記事の召集リストに入った全員がベンチ入りのはず。
長期離脱から復帰して間もないペペを温存目的で召集から外し、伝えられている先発予想も、ローテーションを取り入れるということで少しいつもとは違うものになりそうです。セントラルはアルビオルがカルバーリョと組み、右ラテラウにはアルベロアではなくセルヒオ・ラモス、左は前節殊勲のマルセロ。最終ラインの4人は、既にモウリーニョが前日記者会見で言及しています。ピボーテはローテ対象外のようで、シャビ・アロンソ&ケディラの見込み。一方で、前目の中盤ではエジルを休ませてカカ先発、前節出場時間が2分だったディ・マリアも先発の予想。チーム一番の出場時間となるクリスチアーノ・ロナウドは(イケルサスペンションですから)、モウリーニョ曰く、十分やれる状態で休みが必要とは思わない、のだそうです。とにかくアロンソとクリスチアーノはアンタッチャブル。トップには、代表戦では好調なベンゼマに出場機会が回ってきて、アデバヨールはベンチへ。
セントラルの片方がアルビオルになるのと、エジルがベンチスタートだろう、という以外は大きなローテーションには見えませんが、でも、イケルが出ないということが一番大きな違いかもしれない。アダンが初めてベルナベウで先発となります。
レバンテとの対戦は、国王杯もあったので、これで今シーズン4試合目。国王杯の第1戦で、ベルナベウ8-0で勝利したりしたので、大きな差があるような気もしますが、前半戦リーガで対戦した時は0-0、国王杯第2戦は、選手の入れ替えがあったとはいえ、マドリーは2-0で敗戦。実は今シーズン、1勝1敗1分の相手なのです。火曜日のリヨン戦を意識したいところですが、ベルナベウとはいえ、ちょっと数字的にあまり気分のよくない相手というか、気が抜けない感じがあります。

で、今日のこれがローテーションということは、リヨン戦の先発もうっすら予想できるような…エジルが出るんだろうなとか、FWはベンゼマじゃなくてアデバヨールなのかなとか……。



後から追加:試合開始まであと30分
先発が発表されています。ピボーテはラス&ケディラで、シャビ・アロンソはベンチスタート。エジルもベンチスタートで、カカとベンゼマが先発、というのは事前の予測報道どおり。いろいろ新しいですね…。

GK:アダン
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、カルバーリョ、マルセロ
MF:ラス、ケディラ、カカ、ディ・マリア、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ベンゼマ

土曜開催

2011-02-18 20:39:42 | football
土曜に試合って、かなり久しぶりな気がします。久しぶりすぎてなんか変な感じ。

レバンテ戦召集選手
GK:アダン、デュデク、トマス・メヒアス
DF:カルバーリョ、マルセロ、アルベロア、セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ
MF:ケディラ、シャビ・アロンソ、ラス、ガゴ、カカ、エジル、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、アデバヨール、ベンゼマ

試合は2月19日(土)20時、サンチアゴ・ベルナベウにて。

負傷による欠場:ゴンサロ・イグアイン
試合開始2分で赤紙を受けたことによる欠場:イケル・カシージャス
監督判断による欠場:ペペ、グラネロ、カナレス、ペドロ・レオン

なぜグラネロが召集外……。



教え子

2011-02-18 00:55:46 | football
マドリーのトレーニングは、水曜木曜と今週もやっぱり非公開。とりあえず、イグアイン以外は皆元気のようです。
クラブは、エスパニョール戦でのイケルへのロハの取り消しを申し立てていたようでしたが、さすがにこれは通らず。土曜日に行われるレバンテ戦では、アダンが先発する可能性が高くなってきました。以下、ASから。

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シウビーノは、アダンを、イケルに代わる適任者だとみている

先の日曜日、モウリーニョはシウビーノ・ロウロについて、世界で最高のGKコーチだと主張した。自分のボスからの賛辞を受ける少し前から、シウビーノは幸せな男だった。その理由は、彼の生徒であるアントニオ・アダンが素晴らしいリーガデビューを果たしたからに他ならない。しかし、若きGKがエスパニョール戦で見せた安定感は、シウビーノにとって驚くものではなかった。ASが知るところによると、レアル・マドリーのGKコーチであるシウビーノは、彼が大切にしているもののクオリティに好印象を受けていたからだ。マテウ・ラオスが試合終了のホイッスルを吹いた後のこと、アダンの素晴らしいパフォーマンスに祝福を言うために彼に近づいていった最初の人物は、シウビーノだった。彼らはお互いにハグをして、ピッチから去った。
シウビーノがマドリーにやって来て以来、ラ・ファブリカのすべてのGK(アダン、パチェコ、ヘスス、イサック、トマス・メヒアス)が彼の手を経ているが、まさにアダンがもっとも彼の注意を引いている。こうした点から、アダンが、マドリーのGKというポジションで、イケルに代わるのに最適の選手になるだろうということに、何の疑いもない。

もしその期待が満たされたとしたら、マドリーは将来の問題を解決することになるあろう。世界最高のGKに代わる選手を見つけるということだ。アダンはまだ23歳である。今のところ、若きGKは、リーガでデビューをしたという以上のことはなにもない。しかし土曜日、レバンテ戦で、彼は新たなチャンスを得る。シウビーノとモウリーニョが、彼を信頼していることが間違いではないと示すために。
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エスパニョール戦の試合終了直後のあのGKコーチの満面の笑顔、教え子ががんばったのが嬉しくてたまらない、という感じで印象的でした。





注目
バレンシア戦で貴重なゴールを決め、スペイン&ドイツのマスコミは「ラウルの足下にヨーロッパがひれ伏す」みたいな感じで大騒ぎだったようです。BILDがまとめたラウルの短めインタビュー(?)を、ASの力を借りて。
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ゴール記録
「このゴール記録はすごく嬉しくて、とても誇らしく感じる。でも、この記録や僕がスペインに帰還したことについての大騒ぎは、僕には行き過ぎているよ。むしろ僕は、ピッチでの経験を楽しむんだ。」

最初に届いた祝福
「ドーピング・コントロールが終わって、深夜にホテルに着いた時には、僕の携帯電話はいっぱいだった。妻のマメンや子供たち、そしてスペインにいるたくさんの友人たち…皆がショートメールを送ってくれたんだ。」

その伝説的なゴール嗅覚
「その背後には、本能、経験、そして運がある。1人のストライカーとして、少しはギャンブラーにならなければいけない。今回、僕はフラドからグラウンダーのパスがくると推測して、バレンシアのカピタン、ダビ・ナバーロの本の少し前に逃げる動きをした。それからターンして、左脚でゴールの右隅を狙った。幸運なことに、ゴールになったね。」

33歳でのフィジカルのフィットネス
「前にも言ったけれど、フェリックス・マガトのメディシンボール・トレーニングは、僕を5歳若返らせてくれている。でも真面目に言うと、僕はキャリアの中で、深刻な負傷をしたことがないし、1度手術を受けただけだ(虫垂炎の?)。たぶん良い遺伝子があるんだよ。でも、僕はとてもプロフェッショナルな生活をしているということもある。僕は本当に過程にいる人間、お祭りにいる人間ではないんだ。」

2nd legでのシャルケのチャンス
「僕たちは良いスタート位置についけていると思う。でも、まだ何も祝うことはできない。バレンシアは、フエラではメスタージャにいるよりももっと危険なチームだ。2ndレグでは、僕たちはクォーターファイナルに到達するために、最高のパフォーマンスを示さなければいけないだろう。僕は、スペインのクラブとはむしろ対戦したくなかったんだ。でも今となっては選びようがない、ただバレンシアと戦わないといけない…。」

チャンピオンズリーグ勝利でのボーナス(?)
「ないよ、そういうのは僕の契約にはない。でも、当然、QFを勝ち上がりたいという強い気持ちがある。僕たちはただ、このラウンドを勝ち抜けることを考えなければいけない。たぶん、僕たちはサプライズを見せることができるよ。」
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ラウル、ドーピングコントロールに当たってたんですね…お疲れ様。

決める人

2011-02-16 07:19:22 | football
やっぱりラウルの左脚。







ソルダード、静かにしててって言ったのに




後から追加:コメントなど
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あのゴールが記録に値したことがすごく嬉しい
シャルケ04のスペイン人ストライカー、ラウル・ゴンサレスは、チャンピオンズ・リーグにおける70ゴール目を決めたこと、そのゴールがメスタージャでの自身のチームの勝ちある結果(1-1)につながり、「戦闘機」ゲルト・ミュラーの欧州の大会での最多得点記録を上回ったたことについて、「とても喜んでいる」という気持ちを示した。

あのゴールが記録に値したことがとても嬉しいよ。それに、知ってのとおり、この大会は僕にとって特別なものだ。たくさんの人たちの愛情に気づいたし、たくさんのシャルケやマドリーのユニフォームを目にもした。スペインに戻ってくるのはこれが初めてだったけど、とにかくすべてに満足しているよ。僕にできるのは、ただ感謝することだけだ。」 と「7番」は話した。
しかしラウルは、彼のキャリアにおいて彼の性質を定義しているコンスタントさを再び示し、彼のパフォーマンスの重要性を、チームへと集中させた。「何よりも大切なのは、僕たちがポジティブな結果を得たことだ。バレンシアは危険なチーム、フエラであっても僕たちにダメージを与えることができる。」とラウルは警告した。
チャンピオンズリーグでは、スペイン以外のチームと当たりたかったのだと言うラウルは、「僕たちは、勝利のために重大な試合をしなければならなくなるだろう。」 としている。「僕は他のチームと当たりたかったけど、でも幸運なことにゴールできたし、僕たちは良い働きを見せた。難しいことではあるだろうけど、もし前へ進み続けたいのなら、非常に上手に物事をはこばないといけない。」とラウルは指摘した。
また、この試合のカミセタを確保したラウルは、ドイツへ移籍するという決断を下したことに、「とても満足している」とした。「それは僕がした選択だ(レアル・マドリーを出るという決断)。この経験は、プロフェッショナルの面でも家族の面でも、とてもポジティブなものになっているよ。」

別の話題として、ラウルはスペインでのリーガの状況について話をし、彼のレアル・マドリーにはまだすべての可能性があるという見方を示した。「リーガはとても拮抗したものになるだろう。でも、マドリーは大きく向上してきているし、とても競争力が高い。それをこの間のエスパニョール戦で示したね。」
「開始2分で退場者が出た中で、選手たちによって示されたクラブの血統、そして戦うべきリーガの試合はたくさん残っている(ちょっと適当かも)。まだリーガは十分にオープンなものだし、どういうことが起きていくのか見ていく必要がある。僕は、僕のレアル・マドリーには可能性があると見ている。バルサは素晴らしいよ、でも今は厳しい時機が訪れている。何が起こるか見ていくとしよう。」
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ラウルは、そのゴールでメスタージャのブーイングを沈黙させ、記録を破った
多くのラウリスタがスタンドにいて、「7番」への愛情を示していた

ラウルはチャンピオンズリーグでの69ゴール目を決めた。このゴールはシャルケの引き分けと言う結果につながり、元レアル・マドリーの選手に向けられていたメスタージャのブーイングを黙らせる役に立った。このゴールで、「7番」は70ゴールで欧州の大会での最多得点者となり、ドイツのゲルト・ミュラーを上回った。
この日の夜、メスタージャは、ラウルがボールにタッチするたびにブーイングをしていた。「7番」は、レアル・マドリーを出て以来、8ヶ月ぶりのスペインへの帰還だった。スタンドには多くのラウリスタたちがいて、横断幕で彼らのサポートを示していたが、バレンシアニスタのファンたちからは、ただ非難の声が浴びせられていた。
ウォーミングアップ中から既にブーイングは聞こえていたし、先発として名前が呼ばれた時や試合中、またボールにコンタクトした時も必ず、スタンドからのブーイングが、元レアル・マドリーの選手であるというために、ラウルに向けられていた。
他のやり方ではあり得なかった。ラウルは再び、その責任を十分に果たした。64分、左脚のシュートがグアイタを破り、メスタージャでの引き分けを得るのにほとんど何もできていなかったシャルケを救った。
ラウルは記録を破り続ける。彼のゴールコレクションにこの夜のゴールを加え、彼は既に欧州カップ戦での最多出場を記録する選手にもなっている(139試合、マルディーニとタイ)。
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グランデ

2011-02-15 22:40:40 | football

どこかがインタビューでも取りに行ってるんじゃないか…という期待が期待通りに。<<MARCAがこのタイミングで、読者からの質問にモリエンテスが答えます企画をやってくれました。中身はかなり長いというかいろいろな方向に話が飛んでますが、やっぱり含まれていたラウルについての質問だけ最優先で。
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Q:こんにちは、フェルナンド。あれだけの長い間ラウルの傍でプレイしていたことをどう感じてますか? あなたが彼から学んだこと、逆に彼があなたから学んだことは何?
M:僕にとって、スペインの歴史上最高の選手の傍でプレイしていたことは誇りだよ。彼の傍でプレイしていたことだけではなく、友情を築けたことも。僕が彼に何かをもたらすことができたのかはわからないけど、でも彼は僕に多くのものを与えてくれた。彼は勝者であって、それを、彼の回りにいた僕たち全員に伝えてくれていたんだ。

Q:こんにちはモリエンテス。チャンピオンズでバレンシアとの対戦とはいえ、ラウルがスペインに戻ってきたのを喜んでますか? 
M:もちろん、当然だよ。なぜなら、彼もすごく楽しみにしていたのを知っているからね。昨日はホテルでラウルに会ったし、今日は試合を見に行くよ。僕にしてみれば、彼が喜んでいることで十分なんだ。
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この2つだけでした。たいした中身ではないですが、ラウルについてのモリエンテスのコメントは、どうせ賞賛の言葉しか出て来ませんので…。


ここでちょっと、少しCLの流れから外れますが、モリエンテスへのQ&Aから、もう1つ。
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Q:ハイ、フェルナンド。ロナウドの決断をどう思いますか? あなたが既に決断したフットボールを離れるということは、まだ辛いものですか? 復帰するという考えが心をよぎることは?
M:僕は正しい決断なんだと信じているよ。なぜなら、そういう決断をするときには、良く考えなければいけないからだ。彼が、引退しなければいけないという結論に達したのなら、彼が引退しなければならない時ということだ。彼は、僕たちにスペクタクルな時を残してくれた。フットボールを離れるということは、僕にとって辛いものではなかった。なぜなら、良く考えた上での決断だったからだ。僕は、ピッチの中を這っていたいとは思わなかった。僕の頭は、僕にプレイすることを要求していたけど、僕の身体はもうだめだった。それで僕は引退を決断したんだけれど、今日の今まででも後悔はしていない。寂しくなるだろうとは思っていたよ。でも、今は以前できなかったことを楽しむことができているんだ。
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現役にどこまで拘るかは、選手それぞれの気持ち次第でもあり、もちろんフィジカルがどこまでそれを許すか次第でもあります。モリエンテスは、そもそも現役時代から、現役に執着する気配がない感じでしたし、このMARCAのQ&Aの他の箇所では、実際フィジカルがもう思い通りにならなかったんだ、と素直に認めていて……。
ロナウドの会見を日本語記事などで読んでみると、これまでの人生のすべてであったフットボールを、体がもう無理だから引退しなければならない、でも心を残したままで…という状況のようで、とにかく今は辛いことだろうと思います。
マドリー公式のトリビュート記事日本語版

モリエンテス好きでしたので、ロナウドがマドリーにやって来さえしなければ、02/03シーズンに、今のペドロ・レオン並の日干しにされることもなくマドリーでもうしばらく活躍できたんじゃないかとか、ロナウドが心地よくプレイするためにラウルが下がったりサポートしたりでバランス崩してコンディション落としていったのとか、あのゴキブリパフォはなんなんだとか、だいたい大一番前に気合を入れるのになぜあの髪型になってしまうんだとか、未だに愚痴も思い出せる一方で、それでも良いシーンもあれこれと蘇ってきますね。今はただ、お疲れ様フェノメノ、と。




しかし何とも不思議な記事になってしまいました。引退したモリエンテスが引退するロナウドについてコメントし、一方でラウルは今夜の試合に出場すれば、パオロ・マルディーニの持つチャンピオンズリーグ最多出場試合数139に並ぶところまで来ている……。

バレンシアへ

2011-02-15 07:01:26 | football

バレンシアvsシャルケは、ミランvsスパーズと共に、先陣切ってのCL再開となります。もうそんな時期になったんだなあ……。
バレンシアとシャルケ、両チームの戦力を比較してどうこうとかそういう難しい話はできないし、やっぱりここはスペイン帰還が注目されているラウルの話題。
バレンシアのマニセス空港には、100人~150人ほどのマドリディスタ?ラウリスタ?が、マドリーのユニやシャルケユニ、横断幕、カポーテ等でラウルを出迎えてくれたそうです。横断幕には「ラウル、マドリディスタは永遠の7番と共にいる」(くらいの感じ)。



試合前日のプレスカンファレンス、シャルケの選手代表はラウルとなりました。ASから。時間があまりないのでかなり雑ですが。
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Q:空港では素晴らしい出迎えを受けました。特別な旅になりましたね?
R:これはスペシャルな試合だね。8ヶ月がたって、スペインに戻ってくるのはこれが初めてだ。出迎えはとても嬉しかったよ。皆が僕に愛情を示してくれたこと、それに感謝したい。チャンピオンズリーグの決勝トーナメントはいつでも特別なもの、それがバレンシア戦とあってはなおさらだ。プレイするのを楽しみにしているし、良い結果を得られればと思っているよ。

Q:メスタージャはあなたをどう迎えるでしょうか。マドリーにいたときに訪問すると、非常に喜ばれていたという場所ではありませんでしたが。
R:僕は素晴らしいスタジアムでの試合を戦いに来たんだ。自分のベストを尽くしていくつもりでいる。それ以外のことは心配していないよ。

Q:あなたはいつもこのピッチで良い結果を出していました。シャルケの勝機は何でしょうか?
R:僕がメスタージャでいつもすごくうまくいっていたのは本当だね。でも、勝負は非常に接近したものだろう。勝ち抜けのためには、僕たちは物事を本当にうまく運ばないといけない。些細なことで決まるだろう。明日のバレンシアは、高いリズムで押してくるだろう。でも、僕たちも良い試合をしてゴールすることができるはず、それが目標だ。

Q:ソルダードは、あなたは素晴らしいチームメイトだったこと、彼にとってのお手本だったと言っていました(先に行われたバレンシアのプレカン担当だった)。彼と話をしましたか?
R:話してないんだ。彼は素晴らしいストライカーだよ。レギュラーを掴むとすぐに、素晴らしいパフォーマンスができることを示している。彼は、ここバレンシアで重要な選手だ。リーグ戦での彼が何事もうまくいくように、でもこの2試合では静かにしていてくれるように願うよ。

Q:メスタージャで必要なメンタリティとは何でしょうか?
R:チャンピオンズの試合では、非常に敏感でいないといけない。なぜなら、どんなミスも相手にとって有利なものになるからだ。自分たちの長所を有効に使う必要がある。180分間集中すること、それで1つのチームとして戦えれば、僕たちは自分たちの目標、このラウンドの勝ち抜けを実現できるだろうと考えている。

Q:バレンシアについての情報をマガトに伝えましたか?
R:いや。僕たちはビデオを見て、バレンシアがどのようにプレイするか、その長所、高いレベルと自信を持っていることを知った。

Q:スペインのチームとは当たりたくなかったですか? バルセロナやレアル・マドリーと当たりたかったと思いますか?
R:ドローはそういう結果で、受け入れないといけないものだ。スペインのチームでなければいいと僕は思っていたけれど、でも僕たちはここにいる。マドリーとバルセロナは一番強い、でもチェルシーやマンチェスター、インテルを除くこともできない。僕たちは今に向き合って、一歩ずつ進むよ。

Q:ワールドカップが終わり、バレンシアからはビジャ、シルバ、マルチェナがいなくなりましたが、現在リーガでは3位につけています。これについてはどうですか?
R:バレンシアには、チームを非常に強く一貫したものに作り上げた素晴らしい監督がいる。彼は自分の仕事の仕方を維持して、その成果を示しているね。コンパクトなチームで、選手が素早く上がる。相手チームを非常に苦しめるものだ。カーサでは、彼らはFW2枚で勝利を目指して来るんじゃないかと思う。それで彼らは落ち着ける。でも、決勝トーナメントは非常に長いものだ。ここでもドイツでも非常に難しいものになるだろう。僕は、勝負は非常に拮抗したものだと思っている。

Q:ラウルとチャンピオンズリーグ、これはいつでも一緒のものでした。もし来シーズン、シャルケがチャンピオンズに出られないとしたら、チームを出ることを考えますか?
R:僕にはもう1年の契約がある、それを全うするつもりだよ。

Q:リーガとブンデスリーガの違いは何でしょうか?
R:その2つは異なるコンペティションだ。ブンデスリーガでは、どのチームも勝つ可能性があり、よりフィジカルな試合をする。僕は素晴らしい時間を過ごしているし、それを楽しんでいるよ。僕たちのチームには何かのムラがあるけど、スタジアムには素晴らしい雰囲気があり、僕たちは非常に良い試合もしてきている。素晴らしい経験になっているよ。僕は、他のメソッド、他のフットボールの仕方、他のフットボールの生き方を知っていっているところだ。良いものすべてを手にしようと挑戦しているところなんだ。身体に問題がなければ、2年、それかもっとやっていければと思うよ。

Q:レアル・マドリーは、まだリーガを獲れると思いますか?
R:それはまた別の話。-
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スーペル曰く
バレンシア情報でしばしばお世話になるスーペルでは「パブリック・エネミー、7番が戻ってくる」だそうで…。でも画像を充実させてくれるのはさすが。
今回のバレンシア到着の様子ラウルの歴史



おまけ
TVEのとこで見つけた、CLで決めた68ゴールのうちのいくつか

好転の兆し

2011-02-14 20:29:37 | football


エスパニョール戦後のバルダーノのコメント
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レアル・マドリーのGMホルヘ・バルダーノは、エスパニョール戦での勝利に際し、力を尽くした選手たちを祝福することを望んだ。「試合は難しいものであったが、選手たちはすぐに状況に適応していった。我々は、もっと難しい状況であっても勝利してきたのだ。彼らは非常に称賛すべき試合をした。」
バルダーノは、イケル・カシージャスのわずか2分での退場については評価を示さなかった。「あれは厳しいものだったが、審判の仕事について分析を進めるつもりは私にはない。」 同様にバルダーノは、アデバヨールの試合という視点ではなく、チーム全体についての話を好んだ。「私は、チーム全体での話をしたい。私はチーム全体と、個人特性として全員が持っていた素晴らしさを高く評価したい。」 6月の後のアデバヨールの将来については、「彼は来たばかり、その時になったら我々は決断を下すよ。」と付け加えた。
この日の勝利と、バルセロナがスポルティングに引き分けたことで、差は5ポイントに縮まり、バルダーノは最後まで戦っていくことを約束した。「エル・マドリーは、常に、最後の時まで戦う。これは、我々が忘れるはずのない性質だ。我々は、どのタイトル争いも諦めることはしない。」
クラブ内では、ペペの契約延長について問題事項とはしていない。「我々には、このポジションにかなりのものを持っている(かなりの金額をかける)。彼は素晴らしい選手であり、それを今日示していた。我々は、交渉を進めている。昨シーズン、私はイグアインについて同じ質問をされたが、最終的に契約延長となった。我々には時間があり、合意に至るという希望を持っている。クラブは、彼が重要な選手であるということを心得た、責任ある行動を取るだろう。」
最後にバルダーノは、セスクへの興味の可能性について、事態を落ち着かせた。「我々はオファーをだしたこともないし、アーセナルと話をしたこともない。我々はアーセナルと良い関係を築いており、誤解が生じることは望んでいない。」
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ペペ:残りたい
どのタイミングかわかりませんが、たぶん試合後のペペのインタビューASから
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Q:復帰してみてどうでしたか?
P:すごくいいよ。最初からすごく良くフィットできた。

Q:ゲームピッチへの復帰にしてはなんて難しい試合だったでしょうね!
P:とても難しいものになってしまった。エスパニョールが、非常に優れたフットボールというものを知っていたからだ。チームは仕事をした。この勝利で、バルサとの勝ち点差を縮めた、それがとても重要なことだ。

Q:退場のあとで、どうやってこれだけ良いリアクションが取れたのでしょうか?
P:この試合は、次の試合にもっとよくつなげていくための助けになるだろう。俺たちは、最初からこういうエラーをするようなことを繰り返してはいけない。リヨン戦では、俺たちは完璧な試合をしなければならない。

Q:スポルティング・ヒホンとバルサの試合を見てどう思いましたか?
P:俺はプレステで遊んでいて、次の日に引き分けたことを知ったんだ。俺たちは、自分たちの仕事を心配していないといけない。彼らとの対戦がベルナベウである。最後の1分まで俺たちは押していくつもりでいる。

Q:マドリーとの契約延長は?
P:この問題については、俺は話をしないつもりでいる。現時点で俺が言える唯一のことは、俺はマドリーにいて幸せだということ、皆が俺にすごく良くしてくれるということだ。ここにのこるためにできる限りすべてのことをするつもりでいるよ。

Q:バルダーノは試合後に、あなたの契約延長を適切にすすめるとコメントしていました。
P:それはいいことを聞いた(笑)。俺は、ピッチの上での自分の仕事をうまくやらなければいけないんだ。

Q:バルサからのオファーは?
P:俺はレアル・マドリーの選手だ。マドリーの人間をそういう話題に含めるのは敬意を欠いているな。俺はマドリーにいて幸せなんだよ。

Q:カシージャスのカジェホンへの接触は、退場相当ですか?
P:あっという間のプレイだった。それはレフェリーの解釈だし、俺たちはそこでプレイするだけだ。それが良かったのかはわからないが、俺たちがリアクションで来たのは良いことだ。
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ペペの契約延長については絶望的な報道のされ方もしていましたが、バルダーノのコメントが好意的に聞こえること、またペペがとにかく残りたいと言っていること(そして昨夜の素晴らしいパフォーマンス)、うまく落としどころを見つけて契約延長にまで持っていってくれればいいなと思います。