けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

17番の視線

2011-09-30 23:22:57 | football
イケルとアルベロアが競争した

アルベロアの勝ち


ベンゼマ、負傷が確定
金曜午前のトレーニングにも参加できなかったベンゼマ、公式のメディカル情報には、左外転筋、ハムストリングの筋繊維損傷と記事が出ました。ただし、回復期間とか症状の重さについての情報はなし。それでも、ハムストリング損傷なら、今日明日のうちに回復というのはなかなか難しいだろうと思います。無理をしなければならないこともないと思いますし、エスパニョール戦は、イグアインの出番か。
この日は、バランもピッチには出てこられず、室内で調整を行ったようです。ただしエスパニョール戦には間に合う模様。一方で、コエントラン、ペペ、シャヒンは未だそれぞれの負傷からの回復中。


アルベロア「マスコミの一部は、誤った道筋を取っている」
木曜夜に、RealmadridTVで放送されたというアルベロアスペシャルかの抜粋記事、EPから
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レアル・マドリーのDFアルバロ・アルベロアは、白のチームが「非常に一体となっていること」を再び確認し、監督であるジョゼ・モウリーニョが「チームにキャラクター、大志、克服する強い意思を与えている」ことを称賛するのに躊躇うことはなかった。
「レアル・マドリーでプレイすることは、最高の仕事、頂点だ。ファンは、これから5月までの間、僕たちが一体となっていることを見るだろう。モウリーニョはチームに、強いキャラクターと大志、克服する強い意思を与えてくれている。ファンはチームと共にあって、それは多かれ少なかれ、監督のおかげだ。」とアルベロアは、Realmadrid TVの「RealArbeloa」の中で話している。

ロッカールームの中に派閥があると推測されていることについて聞かれ、アルベロアははっきりと答えた。「僕は何度かそのことについて話してきたし、人々は、レアル・マドリーの選手は、チームが分断されているなどと言わないだろうと考えている。」
「この点で僕が唯一気にすることは、ファンがどう考えるかということ、これは3つの選択肢がある。メディアが言うことを信じるか、僕を信じるか、あるいは第3者か。これは僕がお勧めすることだけれど、待って、ピッチの中で僕たちが一体となっているかどうか、今から5月までの間に僕たちが何を示していくかを見ることだ。」
そしてアルベロアは、はっきりと「ロッカールームは特別で、違いがあるもの。僕たちには素晴らしい選手たちがいる、注意深く、素晴らしい雰囲気を作り出し、タイトルに飢えている素晴らしい人たちがいる。」と強調した。

このため、カシージャスとクリスチアーノ・ロナウドとの関係が悪いことについての噂も、理解できないものだ。「スペインには多くの人たちがいる。マスコミも、非常に多くの優れたプロフェッショナルがいる。でも、マスコミの一部では、僕から見れば、誤った道筋を取っている。ファンに誤解させるようなこともできるが、CR7とカシージャスとの間に問題があるとか、それを示すような写真があるとか、言うことはできないだろう。」
「彼らは、誤った道筋を取っていると思う。レアル・マドリーのベンチを撮影した何枚かの写真で、僕がウォーミングアップに出たがらなかった、と言っている。僕たちがふざけていた時で、その時は冗談でミステルが、一度に6人をウォーミングアップに送り出そうとした。でも僕たちは一度には出られない、3人ずつしか行けないんだ(実際、一度にピッチ脇でアップできる人数はチーム3人までと規定があります)。僕たちがアルビオルの誕生祝いにグラネロを招待しなかった、それは彼がモウの友人だからだ、なんて誰も言うことはできないはずだ。エステバンが誕生日に一緒にいる写真があるんだから。」とアルベロアは列挙した。
そしてアルベロアは、マスコミの一部に対する不快感を隠さない。「ジャーナリストは、そういったことに十分に注意すべきだと僕は思う。裏づけが必要な情報があったら、何と伝えればいいかを知るべきだし、その意味では、レアル・マドリーに対して彼らは正確ではない。プリメーラの18人の監督がローテーション策を取っているのに、僕たちだと誰かを罰しているとなる、そんなことは言えないものだろう。こうしたことは、僕たちがもっと客観的なことを必要としていると、人々が理解しなければならないということだ。僕たちは、マスコミに好意的な扱いをしてほしいと望んでいるわけではない。フットボールについて批評されたり議論されることには賛成する。でも、今あることは違うものだ。」

一方で、アルベロアは、彼の監督の人物像について、光を当てることを躊躇わなかった。「モウリーニョは、個人としての対応とプロフェッショナルとしての対応を、うまく切り分けることを知っている人間だ。ピッチの中では、とても気難しくあらゆるものを求める。でも、何でも話すことができる人間でもある。フットボール選手として以上のものを感じる。こうした2つのことを混ぜ合わせるのが重要だ。チームには多くの特性、大志、克服する強い意思を与えている。こうしたことは、僕たち皆にとって重要なことだ。僕たちはとても若いチームで、後押しをしてくれるものが必要だから。」
ポルトガル人FWクリスチアーノ・ロナウドについて、アルベロアは「激しい、センセーショナルな選手だ」と描写する。「彼が話すことは何でも、誇張され、拡大され、何千ものやり方で解釈される。本当に大変なことを負っている。」と、数週間前の騒動について言及した。

まちがいなく、アルベロアがはっきりさせていることがある。「このクラブや選手たちの持つポテンシャルに対する期待は非常に大きく、我々はそれを避けることはしない。昨シーズンはコパ・デル・レイを取ったが、人々はそれ以上を求めているし、僕たちも同じだ。僕たちはすべてに勝ちたいと思っていて、この道筋で手にしたいと思っている。一歩一歩進むことだ。」
個人的なレベルについて、このカンテラーノは、レアル・マドリーにいるということが「プロフェッショナルの最高峰」だとわかっている。「もし最大のものになる、際頂点に到達するということを志向するなら、レアル・マドリーにいることだ。世界でも最高のプロフェッショナルたちがいて、とても重要なプロジェクトがある。ここにいることは、名誉であり誇りだ。」
最後に彼はこの機会を活かして、白のファンたちに「一体となること」を呼びかけた。「僕は、ソーシャルネットワークを通じてたくさんの人たちと触れ合っているし、皆が思っているよりも多くのことを聞いている。ファンはチームと共にいてくれる、それは多かれ少なかれ、監督のおかげでもある。」
「もし今物事がうまくいっていないなら、それは何よりも僕たちにあることだろう。ファンのサポートには感謝したいし、このチームがどれだけ大切なものか、そしてシーズンが終わるときには絶対にがっかりさせないつもりだということを伝えたい。僕たちは皆に、信頼と愛情に基づいたタイトルをお返ししたいと思っているし、シベーレスでタイトルを共に祝うために、すべてを捧げるつもりでいることを示したい。」
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いろいろなことを、すっきりと言ってくれて良かったなあと思います。


ベンゼマ離脱中

2011-09-29 22:07:49 | football
木曜日、トレーニング再開、ベンゼマ別メ
水曜日まる1日お休みをもらったマドリーの選手たちは、木曜日午前中にトレーニングを再開。公式を見たら、一緒にトレーニングをするカスティージャの選手たちも人数が多くて(フィールドプレイヤーだとアレックス、ナチョ、モラタ、ホセル、ルーカス、メルチャン、カルバハル、メンデス)、なかなかにぎやかな感じです。
この日、、今おそらく一番の懸念材料であろうベンゼマは、トレーニングには加われませんでした。火曜日のアヤックス戦で、鼠径部に痛みを感じて自ら交代を申し出ていたベンゼマは、試合後には「用心のためだったんだ。」と言っていたようですが……。ASによれば、今日メディコからOKが出てなければ、モウリーニョは強行することもできず、エスパニョール戦ではイグアインを起用する可能性が高くなるだろう、という状況のようです。
ASには他にも負傷者の回復状況を載せています。まず、10日前のレバンテ戦で左のひらめ筋を痛めたコエントランについては、昨日検査が行われたようで、回復は予定通りとのこと。ただ、即エスパニョール戦に起用できるわけではないとのこと。一方、同じくレバンテ戦で左大腿部の筋肉を痛めたペペは、まだ回復し切れていないとのことで、やはりエスパニョール戦は無理な状況。
エスパニョール戦では、マルセロがディフェンスラインに復帰し、ディ・マリアがラージョ戦でロハ頂いたのでサスペンション、ということになります。


ラファエル・バラン
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昨日(火曜)の試合で、ラファエル・バランは、ラウルとカシージャスに次いで、レアル・マドリーにおけるチャンピオンズリーグ最年少出場の第3位となった。難しい試合ではあったが、守備の場面で、彼は安定し強固だった。
バランは満足して試合を終えた。「18歳で、こんなふうにうまくプレイして、しかも先発だったなんて驚くべきことだよ。僕にとって重要なのは、自分の試合で成長していくことだ。」
彼はチーム内では最年少で、ディフェンスの中央では、チーム最年長のカルバーリョと共にプレイした。この年齢的な不均衡は、この試合で特筆されるものではなかった。既にラシン戦でも共にプレイし、失点を許さなかった。モウは、バランが素晴らしいパフォーマンスを見せていることをわかっている。「モウは、100%集中することを僕に求めている。ミスをしないように、僕は試合を通じて集中を高めていかなければいけないことを、自分でわかっているよ。」
国を越えて言語も異なる中では、レアル・マドリーのようなチームにいることは容易ではない。しかしバランは「ラスやベンゼマと一緒にいることはとても重要なこと。」と話している。
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このコメントのフルバージョン(インタビュー)をASから。
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Q:ジダンの電話を受け、マドリーに移籍して3ヶ月以上がたちましたが、これほど短い期間で、チャンピオンズでプレイできるようになるとは想像できたでしょうか?
A:僕はまだ18歳で、こんな重要な試合にマドリーの先発として戦うとは考えてもいなかった。でも、もうこうなったんだ。リーガで2試合戦ったあとで、チャンピオンズリーグでデビューした。僕ができるのは、ただ指を組み合わせて、この道筋ですべてが続いていくようにと祈ることだけだ。それから、一生懸命練習すること。もちろんね。

Q:ここ3試合続けて先発でプレイしましたが、あなた自身のプレイが成長したと感じることは?
A:本当にそう思う。それが自分でわかるよ。これほどのレベルのコーチ陣と選手たちと一緒にプレイすることで、既にたくさんのことを覚えこむことができている。多くの出場時間を続けて得ることが、僕をセントラルとして成長させている。この3試合で、僕はもうフットボール選手として成長してきているんだ。

Q:そしてあなたはもう、リーグ戦やチャンピオンズリーグで、ベルナベウがどうなるかを理解できたわけですが、あなたが以前所属していたランスと大きな違いがあると思いますか?
A:そうだね。スタッド・フェリクス・ボラールはもっと小さいけれど、でもファンはもっとうるさいかな。雰囲気が違うね。ベルナベウでは、特別なプレッシャー、緊張感がわかるよ。

Q:この3試合で、ジョゼ・モウリーニョがあなたに求めたのは何でしょうか?
A:監督は僕に、ミスを避けるために、十分に集中しなければいけないと言ってくれた。僕のように若くて経験が不足していると、モウリーニョが何よりも必要だと考えるのは、注意不足でミスを犯さないようにすることだ。試合の最初から最後まで、僕は試合に入り込まなければいけない。セントラルのポジションは、非常に力強くあることが求められるし、すぐに守備に入れるように十分に準備しておく必要がある。

Q:マドリーにやってきてわずか数ヶ月ですが、あなたはすでに馴染んでいます。多くの人たちが、伝説的なロッカールームにうまく入り込めるようにサポートしてくれたと思います。
A:その通りで、チームメイトの全員が、僕をすごくよく受け入れてくれた。皆が僕には、驚くほどよくしてくれている。監督とカリムはもちろんだし、ラスもだ。ラスも、まだすごく若い時にフランスからチェルシーへ行った。それで、マドリーと契約したことが僕にとってどういう意味があるのか、といったこの新しい生活について、アドバイスしてくれている。ピッチの中のことで言えば、僕をすごく気遣って、コンスタントにサポートし続けてくれる、十分に経験を積んだ選手たちに囲まれているという幸運がある。

Q:あなたはU-21フランス代表のレギュラーです。フル代表でプレイすることを考えたことはありませんか? 来年6月にEUROを戦うことは想像できますか?
A:現時点で、僕は何も考えていない。僕はただ、レアル・マドリーで自分がすることに集中しているだけだ。僕には、先発でプレイするチャンスがあって、それをわかっている。もしロラン・ブランが僕を呼んだら、僕はものすごく嬉しいだろうと思う。でも、今の僕はそういうことに執着していない。僕の第一番の目的は、ピッチの中で効果的な存在になること、そして自分のプレイスタイルを成長させていくこと。もし僕がフル代表に呼ばれるなら、僕がレアル・マドリーで成したことの延長にあるものだろう。
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カカ
El Paisから、火曜の試合とカカについての記事。最後にチクリとやる辺りは、最近のマドリーがお好みでないエルパイスらしさかも。
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「リカルドは非常に辛いものをやり過ごしてきた。」
カランカはカカを称賛し、選手自身がその回復の立役者であることを強調した。

「リカルドは、本当に悪い時期を過ごしてきた。」とアイトール・カランカは話した。ジョゼ・モウリーニョのアシスタントコーチであるカランカは、ベンチ入り禁止になっているボスの代理のスポークスマンとして、1年半に渡って苦しんでいたカカに同情の気持ちを示した。「彼のようなレベルの選手、、彼のようなキャラクターの人物の復活を見るのは、嬉しくて喜ばしいものだ。希望を感じるよ。そして何よりも、この先のこのチームにとって、彼がどれだけ重要なことか。」
数ヶ月前、マドリーのコーチ陣の話し合いで、カカはシェフチェンコと比較されていた。このブラジル人のメディアプンタは、モウリーニョに、チェルシーで指揮したウクライナのストライカーを思い出させるものだった。ミランからやってきた衰退期のストライカーは、監督の信頼をほとんど満たすことができず、最終的には、修復不可能な亀裂を引き起こす原因となった。シェフチェンコのために、チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチとの間に距離ができたのだ。問題となる選手と関連付けられたカカは、フロレンティーノ・ペレスの、父親のような保護を享受していた。
2006年、シェフチェンコはフィジカル的に難しい状況にあった。しかし昨夜、アヤックス戦でカカは、その目指すところがなおも輝き続けていることを印象付けた。ケディラとアロンソに背後からカバーされることで、モウリーニョは、守備に集中させすぎずに彼の創造性を表現させる場所を見つけたようだ。 「今日は、ラージョ戦とは違う。」とカランカは説明した。「あの時は、そう、カカとエジル、アロンソが中盤を作っていた。今日は、エジルがもっと右サイド寄りで、カカがそのクオリティを中で示した。カカは、彼の回復については最高の立役者だ。」
ゴールが決まったことだけがフィエスタのすべてではない。マドリーはボールのコントロールを失うことなく、ベルナベウにある期待を満足させたようだった。この奔放な状況について、カランカは、計画通りのものだったとしている。「我々のアイディアは、ある時間帯ではプレスを高い位置で、他の時間帯では後ろでプレスすることだった。しかし、チームがポゼッションを取ると、人はボールを奪うことはできず、待つことになるものだろう。我々は非常に良くポジションチェンジをし、それを優位に活かす必要があった。実際、我々はそうして非常に快適にやった。特に危険は感じなかった。」
カランカは、ブリフテルのクロスにも、アヤックスのショッツオンゴールが6本あったことも、そのうち3本はカシージャスがギリギリで防がなければならなかったことにも、危険は感じなかったということだ。しかしオランダの監督フランク・デ・ブールは、マドリーを難しい状態に押し込んだ自身のチームを祝福し、それでもディフェンスの才能に欠けていたことを悔やんだ。「我々は、カウンターアタックをカットできない場面でナイーブだった。対戦相手を見ずにボールを見ていることが多すぎ、それでマークをはずしてしまった。我々の選手たちは非常に若く、彼らは今日学ぶものがあった。しかし、高くつく学習となってしまった。」
あるファンのグループは、グラネロが出場時間を得ないままでいることに苛立っていた。カランカがアルティントップを入れようとするのを見て、ウルトラ・スールのいるエリアからは「カンテラーノがいい、カンテラーノがいい…!」という歌が聞こえてきた。
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さらに3ポイント

2011-09-28 06:53:32 | football
11/12 UEFA Champions League Group stage (Group D)
Real Madri C.F. 3-0 AJAX


試合開始当初こそ、高い位置からしっかりプレスかけられて、ボール奪われてゴール前まで運ばれる、というシーンがいくつかあり、少々不安な立ち上がり。アヤックスのプレスにたじたじでボールもマトモにつなげないでいました。ただ、頭から自分たちのペースで試合を作っていく、という形にならないあたり、まだまだなのかもしれないけど、前線の何人かでキレの良すぎるカウンターアタック、という武器が使えるのが大きいんだろうなあ。点が入ってしまえば、相手もそれまでどおりとはいかなくなるし。
それにしても1点目のカウンターの凄まじさといったら。ASが「選手5人、16秒、11タッチ」と記事を作ってますが、カカ、エジル、ベンゼマ、クリスチアーノで、すごい勢いでボールをつなぎながら前へとラッシュ。迫力でした。
どこも大絶賛してますが、カカのキレ、スピードが時間を追うごとにどんどん効果が出てくる感じで、ゴールという結果も出て、本当に良かったです。中盤でボールを受け、パスを出し、ここぞというポイントで相手に付かれない場所で前線に顔を出したり。これもASの見出しになってますが、カランカの、「彼を信頼してきた私たちは、彼の喜ぶ顔を見て、満足している。」というコメントが、何かいいなあと思います。
あとは…なんだろうな、3点目の崩しも良かったですね。シャビ・アロンソから左のアルベロアへ長いフィード、中へ折り返してカカ、最後はベンゼマと。バランが最終ラインで落ち着いていて、なかなか足元も上手くて、カルバーリョやサイドバックのカバーにきっちり入るのも安心して見てられましたし。
ここのところリーガで不安定な試合が続いていたのが、これでもう少し落ち着けるんじゃないでしょうか。良い試合をしたと思います。

負傷交代のベンゼマについて、カランカのコメントから
「回復がどうなるか、見ていかないといけないが、まずは心配するようなことはない。」



おまけ:シャルケ内田のツイート(ADIDAS経由)が妙に面白かったです。試合内容よりも、ベンチシイートが豪華でいいとか、ピッチに入る前のトンネルが仕切られてるのが良いとか、尊敬する選手はラウルさんだとか。

ラウル、左足首負傷

2011-09-27 21:36:59 | football
フライブルク戦の、フラド変態パスからのラウルゴールを、遅ればせながら喜んでいたのも束の間…

ラウル、左足首を負傷
ラウル・ゴンサレス・ブランコは、シャルケでのトレーニングで左足首を打撲し、今日午前に行われたトレーニングを離脱する羽目になった。ラウルには強い痛みがあり、トレーニングを中止した。
当初、ラウルはピッチの上で治療を受けたが、シャルケのドクターは、トレーニングを中止することがベストだと決断した。
しかしながら、ドクターは未だ診断を下しておらず、ラウルが負った負傷の程度について検討を続けている。このため、ラウルは今週予定されているELマッカビ・ハイファ戦への出場が疑わしい状況だ。
今朝、ラウルは、新監督であるフーブ・ステフェンスの指揮下で初めてのトレーニングに着いたところだった。新監督は、ドクターが様子を見ている間、ラウルの状況について非常に心配をしていた。

記事のつけたし:
「先週、足を打撲していたが、問題があるようには見えなかった。それでも、トレーニングで、用心のために中断した方が良い違和感があった。」
と、ラウルが起用できなくなることを望まないステフェンス監督は話していた。


現時点でスペイン人最多
年月が過ぎ、若い選手たちは強く、フィジカル的にも、そしておそらくテクニック的にもより良くなっていく。しかし、34歳になったラウルは、ゴールについてもワールドレベルであり続けている。
昨シーズン、ブンデスリーガでの1年目、シャルケで19ゴールを挙げた。この数字は、スペイン人のアタッカーたちの中でも、注目されるものだった。元レアル・マドリーのラウルは、今シーズンも、昨シーズンを終わったときのようにスタートした。ゴールだ。
今シーズンが始まり、現時点でラウルは6ゴールと、スペイン人ストライカーの中で最も多くのゴールを挙げている。4点がリーグで、2点はカップ戦だ。続くのは5ゴールのソルダード、4ゴールのアギレチェとビジャ、ネグレドが3ゴールで、もっと離れているのが2ゴールのフェルナンド・トーレスや1ゴールのフェルナンド・ジョレンテ。
ブンデスリーガは既に7試合が終わり、一方でスペインは5試合、プレミアは6試合ということもあるが、「ルロ」の数字は、エリア内での真の殺し屋だということを示す。プレシーズンの間には、前シャルケ監督のラングニックに、この7番には、シャルケのチームで攻撃のトップでプレイするには「スパークが欠けている」と言われたりもした。リーグ戦が始まり、ラウルは彼自身のベストを尽くし、ゴールを決め、そして監督はこの証拠に降伏し、ラウルをスターティングラインナップに置くようになっている。
もしラウルがこの得点率を続けるなら、ビセンテ・デルボスケは再び、ワールドチャンピオンチームのアタッカーを選ぶ上では「ありがたい問題」を抱えることになるかもしれない。。ただ、シーズン開始時点で、フェルナンド・トーレスとジョレンテについては、凡庸な数字ではあるが。

アヤックス戦前

2011-09-26 23:39:33 | football
アヤックス戦、召集選手

GK:イケル、アダン、トマス・メヒアス
DF:カルバーリョ、セルヒオ・ラモス、アルベロア、バラン、アルビオル、ナチョ
MF:エジル、シャビ・アロンソ、カジェホン、ディ・マリア、ケディラ、ラス、カカ、グラネロ、アルティントップ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

負傷欠場:シャヒン、ペペ、コエントラン
この間のディナモ戦でロハ頂戴したのでサスペンション:マルセロ

本日のトレーニングから全体練習に合流したカルバーリョが召集リストに復帰しました。でも一番目新しいのは、アルティントップのリスト入り? ただ、全部で21名呼ばれてますので、最終的に3人がベンチ入りを外れることになるんだろうと思います。
リストを見ればわかるとおり、中盤に並ぶ人数が多く、ディフェンス陣は相変わらず手薄。特に、左ラテラルが……カスティージャからナチョ・フェルナンデスが呼ばれましたが、左アルベロア、右セルヒオ・ラモス、セントラルをカルバーリョかバランかアルベロアで組むんじゃないかな、と思います。中盤から前については…どうなるんでしょうね。この間のラージョ戦で試合の建て直しに有効だった、アロンソピボーテ1枚、カカエジル併用を頭からやるか…やったら面白いかもしれないけど。

この試合、モウリーニョにとってCLでのサスペンション3試合目。ということで、試合前のトレーニングの指揮から始まって、前日公式プレスカンファレンスもカランカがこなしています。モウリーニョは、トレーニングにも姿を見せなかった模様。
ちなみに、アヤックスの監督はフランク・デ・ブールなので、ちょっとだけクラシコな感じ。

初もの

2011-09-25 22:47:57 | football

ぜんぜんわからないと思いますが、手を上げてる白っぽい坊主がユングベリ。


川崎 1-1 清水
昨日、等々力まで行ってきました。同行者がいたおかげで、今回は迷わず着けた(前行った時は、住宅街で迷子になって途中で道を聞くハメになったのです)。
正直言いますと、初リュングベリ(ユングベリ)を楽しみにしていたんですが、コンディションやっぱり良くなかったんですよね。試合前も、ピッチに出てきて清水のサポに挨拶してくれた後は、1人だけ下がってしまってピッチ上でのウォーミングアップ、パス練やシュート練にもぜんぜん参加していなかった。なので、これは出場なくても仕方ないかな…と思ってました。それでも残り15分の出場。短い時間で、身体もまだキレてない感じはするけど、「うわ!」ってシーンに絡んでくれたから、ヨシとしよう。コンディション上がってきた頃に、また見に行きたいです。

で、今日こんな記事がありました。一部抜粋。
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日本のサポーターをたたえるユングベリ「この国にはサッカーへの情熱がある」
SOCCER KING

日本のファン、スタジアムの雰囲気については?
「アメリカでの挑戦は自分にとって必要なものだったけど、そこで寂しく感じたのは、ファンのパッション(情熱)がイングランドに比べて欠けていることだ。日本にはそのパッションがある。パッションはフットボールをプレーするために最も必要なことなんだ。今日もファンが90分を通して、ずっと熱く応援し続けてくれた。本当に素晴らしいことだ。ヨーロッパでも、こういうパッションのあるリーグはそうないと思うよ」
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つくづく応援しに行って良かった。こんなこと言ってもらえると…嬉しいもんですね。

清水の試合自体は…それぞれ選手たちに良いところがあるんですが、現時点では足りないものが気になってしまう状態。特に、負傷でタカ&シンジ(高原と小野)がいないのは辛い。前線では大前、高木、鍋田と若いのがそれぞれ切り崩そうとしてがんばってるんだけど、中でも外でも引いた位置でも、何でもやってくれる強いタカがいてくれたらなあと思うし、攻撃を作るようなパスが中盤からなかなか出てこないのも、シンジがいてくれたらなあと思うし。ほんと、良い選手はいるんです。気に入ったのは、中盤のヨンちゃんこと、オランダ人のカルフィン・ヨンアピン。身体が強くて身のこなしにキレがあって、ちょっとJの試合では異次元。でも、パス出しに優れてるわけではない…。
ま、いろいろ思ったりじれったい思いもしましたが、消化不良感はありつつ、楽しんできました。だいたい川崎さんの方がチャンスの数も多かったし、守備も堅かったし、中村憲剛は良い選手だし。アウェイで引き分けられただけ、まだ良かったのかも。


ちなみに
シャルケの試合に触れないでいるのは、上記の試合観戦後、お疲れさん会をやってしまったので試合時間に間に合わず、ついでに録画も失敗していたため。次の放送は明日の朝方のはず。

建て直し

2011-09-25 10:20:58 | football

11/12 Liga Espanola 1a divicion Jornada 6
Real Madrid C.F. 6-2 Rayo Vallecano

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(39, 51=PK, 84=PK)、イグアイン(45)、バラン(67)、ベンゼマ(73)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、バラン、アルビオル、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、ラス(29、エジル)、ディマリア、カカ(60、ケディラ)、クチスチアーノ・ロナウド
FW:イグアイン(60、ベンゼマ)

結果を見れば大勝ですが、予想外の展開でスタート、不安で怪しい時間が続いて…いたところを、最終的に自分たちの方に流れを持ってこられたということで、意義のある試合だったんじゃないかと思います。
とにかく勝たないといけない試合。と思っていたのに、わずか15秒ほどで失点。ラスの中盤での不用意なボールロストがきっかけでしたが、今期初先発のアルビオルとバランのセントラルもイケルも、まだ十分に準備ができていないというか試合に入ってもいないところでの大ピンチ。誰も止めることはできず、失点してしまいました。これでしばらくの間、マドリーは不安感そのままのプレイ。ピッチ内で修正もできず、落ち着けなくて、ただとにかく急げ急げと闇雲に動いている感じがしました。
ということで、前半30分でのラス→エジルの交代。これほどの手詰まり展開でなければ、この時間でモウリーニョが交代することはなかっただろうと思いますが、これ良かったなあ。ここのとこ不調で先発をカカに譲ることになったエジルも、この場面で使われて意気にも感じただろうし、実際良いキレで攻撃を動かすパスを出していくようになった。チーム全体で、何をすればいいかの意思統一が図られていったというか、ベンチからのメッセージが伝わったという感じがしました。前半39分、カウンター一閃でクリスチアーノがゴールし、1-1。これで流れがつかめてなんとかなるだろうと、本当にほっとしました。
ただ、その後の大きな流れ自体はほとんど変わらなかったと思いますが、それでもいろいろなことが起きたなあ…と思います。運よく前半のうちに2-1にできたけど、イグアインにアシストしたセルヒオ・ラモスのポジションが極めて怪しいとか、後半早々にカカが得たペナルティで3-1とリードを広げだしたのに、セットプレーの守備が甘くて3-2まで詰められたり。ディマリアがまたつまらないハンドで2枚目アマリージャで退場になったり。ここで、好調でエジルと共に攻撃を作っていたカカをケディラに変えることになったのが、残念でした(もっともミッドウィークにCLがあるので、良い休養だと思えなくもないかな)。その後、今期何度目かの数的不利状態から、今日の試合ではさらに加点できたことで試合がようやく決着した感じ。バランのスーペルゴラッソには、ついテレビで見ながら「おめでと~」と声が出てしまいました(※レアル・マドリー史上、外国籍選手の最年少ゴール記録(18歳と152日)となったそうです。これはリーガ全体でも、4番目に若い数字だとか)。
バランは先発2試合目、落ち着いているところ、労を惜しまずよく動くところが良く、それでもまだ詰めや読みが甘いところもあったりしますが、これからが楽しみなDFだと思います。アルビオルも久しぶりで、(責任有無は別として)2失点はしたけれど、全体に堅実でよかったと思います。ただ、守備が不安定になのも事実。怖いのはやっぱりサイド、特にマルセロ側を切り崩されるところでしょうか。今日の途中のように、守備的中盤がアロンソ1人だと、サイドのサポートも十分にいかないだろうし、モウリーニョがいうようにカカエジル共存はリスキーなのも確かで……。

勝たなければいけない試合に勝てたこと、選手交代も当たって、途中からやることがはっきりしたことで、ひとつ落ち着けるんじゃないでしょうか。外からはずっといろいろ言われ続けるんだろうけど、モウリーニョが悔しがったりベンチにいる選手たちが飛び出して抗議の声を上げていたり、バランのゴールを皆が喜んだり、戦術上の理由で下げられたラスやカカ、イグアインの態度も平静で、チームが勝つことが優先されているとも感じます。火曜のアヤックス戦、次節のフエラでのリーガの試合(エスパニョール戦)をうまく乗り越えられれば、安定飛行に入れるんじゃないかと期待しています。(そうであってほしい…)








ラウル・アルビオル
僕はただトレーニングをし助けることを考えるだけ。誰も僕に、お前を戦力にカウントしてないなんて言っていない。ミステルは僕を信頼してくれている。なぜなら、それ以外のことを僕に言わないからだ。12月にチームを出ることなんて考えていない。
またプレイできて、満足しているし嬉しいよ。何よりもチームのためには勝つこと、でも僕が出場してたならなおさら良い。
チームは、どう反応すればいいかわかっていたし、10人になって3ゴールも決めるのは簡単なことじゃない。2つしくじった(試合?失点?)後では、簡単なことではなかった。
良くない2試合をした後で、今日の最初の失点をしてしまって…すべては難しくなったけど、何より良かったのは、すぐに反応できたことだ。
先週は、いつものような輝きがもてていなかった。でも、火曜日に勝利して素晴らしい試合ができたら良いと願っているよ。

ラージョ戦前

2011-09-23 20:28:36 | football
トレーニング2回分の情報をすっ飛ばして、

ラージョ・バジェカーノ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、トマス・メヒアス
DF:セルヒオ・ラモス、アルベロア、マルセロ、バラン、アルビオル
MF:エジル、シャビ・アロンソ、カジェホン、ディマリア、ケディラ、ラス、カカ、グラネロ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

召集は、これで19名です。最終的にベンチ入りから外れるのはおそらくGK1人だけ、後は全員戦力。
いきなりディフェンス陣が手薄になってしまいました。木曜日、金曜日のトレーニング両日とも、ラシン戦で頭部を負傷(外傷)したカルバーリョは参加できず。木曜はサニタス・ラ・モラレハ病院で検査を受けて休養、金曜も別メです。シュスターに怪我は仮病だろうよと言われたペペも、コエントランと共に、未だトレーニングには合流できていません。
ということでラージョ戦のセントラルは、ラシン戦で落ち着いて良いところを見せたバランか、セルヒオ・ラモスのコンバートか、蚊帳の外扱いな感のあるアルビオルか。この中から2人。ラテラルは、セントラルの選択次第で変わる可能性があります。
中盤には、ラシン戦でサスペンションを消化したケディラが復帰。前の方は負傷者はいませんが、エジルやクリスチアーノが、急に不調になってしまっているのが心配なところ。カカ先発とかあるのかな。
水曜に試合したばかりなのに、来週CLがあるため、今週末のリーガの試合は土曜日。サンチアゴ・ベルナベウにて、20時にキックオフです。



ジョゼ・モウリーニョ
試合前日記者会見をQ&A式で、ASから

Q:コエントランとペペは、次のポルトガル代表との試合に出場できるのでしょうか?
A:わからない。私はレアル・マドリーの監督で、ポルトガルの監督ではない。現在、彼らはいない。彼が、2週間、3週間かかるのか私にはわからない。明日の試合と火曜日の試合は、確実に欠場だろう。

Q:今現在、ロッカールームのモチベーションを上げるのは大変なことでしょうか?
A:むしろ容易だ。それが人間の性質だ。ネガティブな結果があるときに、モチベーションを上げるということだ。もし現状に満足しているなら、ネガティブな流れに入ってしまう。意欲と責任を感じているなら、それは、新しいモチベーションと新しい結果に向けたスタート地点に立っているということで、ノーマルなものだ。

Q:ラシン戦の後でのフロレンティーノをどう思いましたか? (試合後ペレスがロッカールームに下りて選手を励ましたり、モウリーニョとハグしたりしていたこと)
A:素晴らしい精神だ。良いものだと見ている。私は、会長が皆と同じようであると考えている。無頓着な人間なら、ネガティブな結果でも何事もなく過ごし、何も起こらないものだ。そうでなければ、ネガティブな時を、手助けをする最善の時と捉える人たちがいる。会長のような人もまた、今のように良くない時期を有効に使い、恐れることはしない。モチベーションを高めてくれる。私にしても同じことだ。私には、監督として積み上げてきたキャリアがある。君たちにはないものだ。私は楽観的だ。

Q:ベルナベウで、ラージョは対等に向かってくると思いますか?
A:彼らがどういう状態でやってくるかわからない。ラージョについて私が言うのは、私が感じたことだ。彼らがどういう状態でやってくるかわからないということだ。昨シーズンは、英雄たちの集団だった。我々皆が、彼らが信じられないくらい厳しいシーズンを過ごしてきたことを知っている。選手たちは英雄だった。ファンも、監督も…全員がそうだった。今シーズンのスタートもポジティブな結果を得ている。彼らは、順位表の中頃にいるが、これは彼らが望んだとおりのものだ。私がラージョに対して唯一言える言葉は、称賛と敬意だけだ。彼らは、手に入れたものを得るために、素晴らしい人々と情熱とを持たねばならない。彼らのファンとプロフェッショナルたちにたいして、喜んで敬意と称賛の言葉を送るだけだ。

Q:ロッカールームの一部が、あなたの手法に疑いを持ち始めているのですか?
A:それを聞いたのはこれが初めてのことだ。ロッカールームの中での、私と選手たちとの関係は、最初の日からのものだ。それを聞いたのは初めてのことだ。ただ、この世界では、何でも売ろうとするものだ。

Q:いくつかのアンケートでは、ファンや人々が、あなたが(最近の悪い結果について)有罪だと指摘し始めていますが……
A:私にしてみれば、パーフェクトだ。もし、あなたの言うとおりならね。パーフェクトだ。私が知るところでは、そうしたアンケートは皆にオープンにされていて、レアル・マドリーのファンに対してだけではないものだ。危機にあるとされていることに興味を持っている大部分は、我々が継続のために戦っていく、という危機について非常に深刻になっている。この危機が長続きすることに興味を持っている人々がいる。現実に顔を向けることから逃げている人々がいる。我々は、先週良い戦いをしていなかった。人は、3試合について、悪い試合をしたことについて3週間話をすることができる。レアル・マドリーは、悪い試合を1週間した。我々は、この状況を継続することを望んでいない。なぜなら、我々は悲観論者ではないからだ。この状況を隠したいとも望んでいないし、良いプレイをしていないと言うことを恐れもしていない。我々にとって、これは危機ではない。私の感覚では、あなたたちの多くがこの状況を喜んでいる。しかし明日、その喜びは終わることだろう。ファンは、このネガティブな時期の責任が私にあると考えている。このような考え方は良いことだ。明日、ファンが選手たちと共にいるということ、私にブーイングして選手たちに拍手をするということが嬉しい。私は嬉しいんだよ。(ちょっと略)

Q:ラニエリはインテルに相応しいでしょうか?
A:第一に、私にとって重要なのはレアル・マドリーだ。私はインテリスタで、エセインテリスタではない。私は、自分自身が何かに影響を与えるようなことはしたくない。だから、インテルの監督は誰でも良い、私はインテルに勝ってほしいと思っている。彼が買ってくれたら嬉しいよ。インテリスタとして、私がそうであったように、彼には幸せになってほしい。

Q:リーガの2極化を否定しますか?
A:同じことを1ヶ月前にも考えている。マドリーは、毎試合難しい試合を戦っている。これは数週間前に私が言ったことだ。絶対的に変わったものは何もない。ベティスはチャンピオンになるだろうか? すべての敬意を込めてだが、ベティスはチャンピオンにならないだろうと思う。今彼らは良い戦いをして勝利している。私は決して、リーガが2極化しているとは言っていない。試合ごとに、難しいぶつかり合いがある。明日我々は、リーガ・アデランテから上がってきたチームと戦う。これは難しいものになる。

Q:先発を教えてくれませんか?
A:ラージョの監督も同じことを望むだろう。ひとつ考えを提供する。もし対戦相手の監督が、どうプレイするつもりかと聞いてきたら、同じことを言う。また、私の選手たちもまだ知らないことだ。ペペとコエントランはプレイしない……なので、正しい推測をするのにそれほど多くの選択肢はない。

Q:マドリーが悪くなっていることに興味をもつ多くの人々がいるようですが?
A:突然、たくさんの人々が、これまで静かだったのに突然皆が現れてきたように見える。彼ら皆がバカンスに行っていたのだと思うほどだ。そういう人々は、悪い時期を待っていたのだろう。3週間の中に悪い試合が3つ。1週間に悪い試合が3つ。そういう人たちの顔を見れたら嬉しいものだ。フットボールの世界での仕事を持たない人々、金を稼がなければならない人々、覚えるために顔を見なければならない人々(?)。話を進めよう。それが悪いことだとは思わない。明日、我々は喜びと共にプレイするだろう。なぜなら、我々は勝ちたくないなどと思っていないからだ。知ってのように、マドリディスタたちは今幸せではない。しかし、彼らが、我々が震え恐れていることを喜ぶとは、私は思わない。マドリディスモは我々に、大志を抱くことや責任感あることを望んでいる。この状況はドラマチックなものではないんだよ。チャンピオンズでは、フエラで勝利を納めた。リーガでは、優勝を狙う一番のライバルと1ポイント差だ。バレンシアまで3ポイント。アトレチコにも同じだ。この状況はドラマチックなものではない。落ち着きと力が、物事を上手く進めてくれるだろう。今日喜んでいる人々は、試合が住んだら喜んではいないだろう。おそらく我々が勝たなければ、そういう人々はさらに数日満足することだろう。難しい試合だと理解しているが、我々が勝つことを私は信じている。

Q:もし人々のサポートを失ったら、期間前に辞めますか?
A:明日我々が勝てば、アンケートは異なるものになる。私にとって、アンケートは多くを語らない。

Q:エジルは輝きやマジックを失っているのでしょうか?
A:チームもまた、輝きやマジックを失っている。エジルのファンタスティックさに慣れた人々は、我々が話したからと言って、彼にイライラしたりはしないだろう。サンタンデールで、ザグレブで、彼は良くなかった。劇的なことではない。現実だ。彼は既に改善していて、その結果を見ることができるだろう。アンケートをして、エジルはレアル・マドリーでプレイするクオリティがないとか言わなければの話だが。数週間で、彼は良くなっていくだろう。我々の仕事は、最高のレベルをできるだけ最大限維持していくことだ。(またちょっと略)

Q:多くの人が、サンタンデールでラモスをセントラルにと見ていました…
A:誰が言ったことだ? 誰からも聞いてはいないことだろう?

Q:多くの考えです。ラージョとの試合では、彼はセントラルでしょうか?
A:それは別の質問になるな。(各記者は質問は1つずつ。ここで2つ続けたのは、テレマドリーの記者)

Q:インテルで、続けて監督が代わっていく状況をどう見ていますか?
A:非常に悪いこと。

ラシン戦

2011-09-22 06:53:15 | football
WOWOWが放送しなかったので、マドリーの某選手の画像2枚の下に、簡単に結果などを。




お題は帽子


11/12 Liga Espanola 1a divicion Jornada 5
ラシン・サンタンデール 0-0 レアル・マドリー


WEBで見てましたが、いやーな予感がそのまんま。あまり画質が良くなかったのでとりあえず印象だけですが、ひどい試合だったと思います。特に前半の入りが悪いっていうか、コンディション悪いのかモチベーションが揃わないのか、なんにもできてない。クーペル・ラシンの守りが徹底してたのもあるかもしれないけど、クリスチアーノもマルセロもエジルも、あんなに好調だったベンゼマも、皆揃って力強さもないし、攻撃をどうしていきたいのかもわからない。前半30分過ぎくらいから、やっと多少自分たちでコントロールして、チャンスが作れるようになった感じでしたが。
この試合、せっかくカジェホン、アルベロア、バランと今期初出場が何人かいたのに…。そんな試合の中なので、カジェホンもあまり目立たなかったのが残念です。カジェホン自体が悪いというのではなかったんですが。シュートもたしか打てていたと思う。
後半は頭からカジェホン→ディマリア。ディマリアがしばらくは良いアクセントになってたと思うんですけど、続かなかった。残り15分で入ったカカは、良い感じでしたが、最後に結果につなげるまでには至らず。
良かった探しをするなら、バラン。安定していたし、カバーに入る動きもいい。アルベロアも、ちょっと荒いところはあったけど、ちゃんとコンディション保てているようで頼もしかった。

ま、次いこ。


イケル・カシージャス
僕たちは2試合続けて、心から、僕たちと争っていない相手に勝てていない。受け入れるのは辛いけれど、でも顔を上げて、今のイメージが正しくないこと、マドリーのようなクラブのレベルにないことを理解する必要がある。
多くの試合が残っている、まだ始まったばかりだ。ただ、これ以上のポイントを逃すことはできないし、二度続けてはいけないことだった。今は前を向く時だ。
ミステルは、選手の誰も責めてはいない。彼の立ち居地を理解する必要があるし、ロッカールームでは彼が本当はどうかということは、僕たちが知っている。


本日マドリーのユニフォームを着て100試合出場となったシャビ・アロンソ
この証拠を否定はできない。ダイナミックサは良いものではなく、できるだけはやく変えていかなければいけない。
僕たちは一体となったチームで、皆が同じ方向を向いて戦わなければいけない。僕たちは分裂することはできないからだ。
僕たちはパンチ力(シュート)を正していかなければいけない。ここのところの試合では勝点を与えてしまい、僕たちが失うことを許されたポイントはほとんどないからだ。ロッカールームの中について言われていることは、僕は気にしていない。僕は良いものを見ている。


アルバロ・アルベロア
2試合で勝点5を失ったのは本当のことで、乗り越えられるもの。でも、ラージョとの試合をファイナルになるものと置き換えてはいけない、リーガのこの時点で、不安やプレッシャーを持ってはいけない。
僕たちはキャラクターを示し、とにかくラージョに勝たなければいけない。会長はいつものように、サポートするためにロッカールームに降りてきてくれた。レバンテ戦の後でたくさんの騒ぎが起きているが、プレッシャーは低減しなければ。

全員連れて

2011-09-21 05:57:25 | football
ラシン・サンタンデール戦召集選手
GK:イケル、アダン、トマス・メヒアス
DF:カルバーリョ、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、アルベロア、マルセロ、バラン、アルビオル
MF:エジル、シャビ・アロンソ、カジェホン、ディマリア、ケディラ、ラス、カカ、グラネロ、シャヒン、アルティントップ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

なにがあったのか全員帯同です。長いことの怪我人も、新規怪我人も、サスペンションの人も、全員。モウリーニョの意図は、わかりません。
試合は9月21日20時キックオフ。


人が多いせいか、こころもち賑やかな感じ。そういえば今シーズンは揃いのスーツ作らないのかな。



モウリーニョ、試合前日インタビューASから)※召集リスト発表前
Q:マドリーはサンタンデールに、ケディラ、コエントラン、ペペを欠いて赴くことになります。チームをどう再構築しますか?
A:3人いない。レギュラーでなかった選手たちを起用しなければならないが、それは問題にはならない。21人の選手たちがいて、彼ら全員がいつもプレイすることはできない。10人だけプラスGKしかプレイできないのだ。しかしチャンスは訪れるもので、重要なことは選手たちがプレイすること、うまくこなすことだ。

Q:レバンテ戦について先週たちと話し合いましたか?
A:まだ話し合っていない。私は試合の後に話すのは好きではない。我々は既にラシン戦に集中している。物事を通して考える時間を取る事はできるだろうが、今はラシン戦の準備をしている。明日ある試合は、この間の日曜よりも重要なものだ。

Q:あなたはロッカールームの最高権力者だが、チームが乱闘に加わるかどうかの責任を感じますか?
A:責任は感じない。ケディラがしたことは、乱闘ではない。乱闘は、スペインvsチリ戦でもあったが、君たちはそれを、スペクタクルで素晴らしいもの、兄弟のようなチームの選手たちのキャラクターを示すものだと言っていた。スペイン代表がやればチームスピリット、マドリーがやると無法者だ。ケディラは非常に静かな選手で、その力や肉体を喧嘩に使ったりしない。ケディラは、ああいうことに加わるのは最後になるような選手だと私は思っていたが、しかし彼は加わり、罰を受けた。心配はしていない。もうやらないだろうし、ケディラにはそういう経歴もないのだから。彼がサスペンションを終えれば、私にとって彼は、私の選手たちの1人となる。

Q:フィジカル的にかなり消耗していることで、選手たちを非難していますか?
A:いや、彼らが弱っているとは思っていない。プロフェッショナルとして、生活し、休養し、うまくやっている。9月の時点でフィジカルやメンタルの疲労を考えなければいけないとは思わない。我々は、ほとんどすべての国で、人々が困難と共に生きているこの社会において、恩恵を受けている。100%でプレイするのを妨げるものは何もない。対戦相手もそうプレイするし、レフェリーも同じことだ。

Q:レバンテ戦ので罠にはまったと話していましたが、ペペの衝動的な行動をコントロールできたのでは?
A:私は何もする必要がない。罠や挑発行為をコントロールするのはレフェリーがすべきこと、各選手やチーム、スタジアムを調べることも。だれもが偉大なレフェリーになれるし、そうでないことも。残りは、各選手たちの個性や、それぞれが自分をコントロールすること次第になる。

Q:なぜ通常あなたのラインナップに、スペイン人選手がこんなにも少ないのでしょうか?
A:なぜなら、たくさん使えないからだ。カシージャスとアダンを同時に起用できない。セルヒオとアルベロアも同時には使えない。シャビとグラネロを同時に使うのも難しい(えー)。そしてそれ以上はない(カジェホンとアルビオルを忘れていますよ)←この付け加えはASの記事自体にあったもの。

Q:引き分けか2敗目となると、チームの近い将来を危機に陥れるものとなりかねません。
A:2敗目は心配なものとなるだろう。計算に入れているポイントがあるが、もしここで3ポイントを落とせば、2試合で6ポイントを失うことになる。これは大きすぎる。多くのものが残っているとしても、心配なことだ。

Q:クリスチアーノがディフェンダーたちの標的になっていて、レフェリーから守られていないということについて、そう考えていますか?
A:そのことについて話すことは多くない、何ヶ月にも渡って言ってきたことだ。私にとっては、同じことについて常に話をするというのは、ポジティブなことだとは思っていない。そこには、事態を見て判断を下すレフェリーたちがいる。なぜディナモが11人で、マドリーが10人で終わることになったのか考えたい。ケディラが子供じみた行動で退場になり、そしてディナモの選手がクリスチアーノにしたこと以前に、退場があった。大会も試合も違うものだが、理解できないものだ。

Q:昨シーズン、レアル・マドリーはサンタンデールで、グラネロと通常より攻撃的な布陣で、素晴らしい試合をしました。これを繰り返すつもりは?
A:それについては答えたくない。

Q:サンタンデールで汚い戦いがあると予想しますか?
A:レフェリーがどうしたいかだ。彼らが導くように進むだけだ。レフェリーがいる。

Q:今日のスポルト紙(バルサ御用紙)のカバータイトルは、「モウを辞めさせるな。彼がマドリーにやってきてから、タイトル、イメージ、支配力を失っている」とありました。どう思いますか?
A:幸いなことに、国王杯のファイナルでは、私は監督ではなかったのだな。

Q:クリスチアーノは、ブーイングを受けるのは「リッチでグアポで素晴らしいから」と言っていました。あなたの場合、なぜ対戦相手のファンはあなたを悪く扱うのでしょうか?
A:何も言うことはない。

Q:レアル・マドリーは、4試合に1人の割合で退場していますが、この値をどう思いますか?
A:この先の4試合で11人で終われるか見ていこう、それなら素晴らしい。2試合で10人で終わっている。これが8試合あたりの値だというなら、誰も退場しないということだ。
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うまいこと記事になるような発言・暴言・ネタを引っ張り出そうとしてる質問ばっかりですね・・・。聞いてもモウリーニョが答えないのかもしれないけど、ラシン戦は中盤どうするつもりだとか、コエントランの中盤起用は正直どうなんだとか、負傷者の情報や離脱期間を聞き出そうとか。そんなの、どーでもいいんだなー。

すぐに次

2011-09-20 02:44:18 | football
ペペとコエントラン、筋肉を痛める
マドリー公式にメディカル情報が出ていまして、
ペペ:左脚半膜様筋の肉離れ
コエントラン:左脚ひらめ筋の肉離れ

だそうです。ペペのは腿裏(内側)、コエントランはふくらはぎ。公式に書いてあるのはこれだけで、負傷がこれで確定なのか、負傷の程度も出ていないので不明。2人とも試合をコンプリートしていたので、少なくとも負傷で動けないという状態ではなかったわけですが…。本当に肉離れということであれば、軽くて1~2週間、重症ならもう数週間の離脱、というのが通例かと思われます。少なくとも水曜のラシン戦は、この2人抜き(+ケディラサスペンション)ということになるんでしょうか。


トレーニング
今週は、ミッドウィークにもリーガの試合があります。マドリーは、水曜にフエラのラシン・サンタンデール戦……なんでフエラの試合が続くかな。マドリーは、レバンテ戦でいろいろな方向にみっともないところを見せてしまいました。どうやればマドリーが手詰まりになって自滅するかということも。ということで、ある意味序盤の正念場、とも言えるのではないかと。月曜日のトレーニングは、怪我のシャヒン、ペペ、コエントランを除いたトップチーム20名とカンテラからイバン・ゴンサレスとGKトマス・メヒアスが入った計22名。トレーニングはGKたち、昨夜の先発/長時間出場組(ストレッチやランニングなどのリカバリメニュー)、他のフィールドプレイヤー、出場時間が長くなかった選手たち(ウォームアップ→スピード、パワーを組み合わせた複数のシュート練)に分けて実施されました。







非二強

2011-09-19 05:34:55 | football
もう負けてしまいました。どうも今のチーム、挽回力(?)ないなあ。


セルヒオ・ラモス
難しい試合だった。僕たちは勝ち点3を目指していたのだから、恥ずかしいことだ。
1人少なくなって、劣勢では試合を作っていくことが重要になる。でも言い訳にはならないし、1人の仲間に注意を集中させるべきではない。僕たち全員に罪がある。
ここでリーガを勝ち取りもするし失いもする。僕たちを厳しい状況に追い込むライバルたちがいる。今僕たちは次の試合のことを考えている。
レバンテの選手たちの態度を批評することはないだろう。僕たちは自分たちを見ている、それで十分だ。(レバンテの選手たちの、大げさに痛がったり時間稼ぎをする態度について)


モウリーニョ
最初の20分は我々が優勢だったが、得点できなかった。これは、良い試合ができなかった昨シーズンとは大きく違うことだ。それからレッドカードが出されて、すべてが変わった。
(レバンテの選手たちの態度について)我々は、彼らのピッチでは多くのことが彼らに許されるだろうとわかっていた。彼らは、コンディションの悪いこのフィールドで、どうシミュレーションするか、どう挑発するか、どう時間を使うかわかっていて、ケディラはひっかかった。私が部分的に彼を責めるのは、罠にはまったという点だ。
(トリエンソ・アルバレス主審について)レバンテのエリア内で非常にはっきりとしたペナルティがあったし、それは2枚目のイエローカードとなっただろう(ハンドがあった)。これは事態を変えたことだろう。

レバンテ戦前2

2011-09-18 11:55:47 | football
モウリーニョの試合前インタビューからいくつか。
Q:ディナモ・ザグレブ戦が終わって、メッシはクリスチアーノより守られているのだと感じましたか?
A:それについては、もう話さない。

Q:ディナモ・ザグレブ戦後のクリスチアーノのコメントで、彼がブーイングを受けるのは、リッチで男前で優れているからだという点に同意しますか?
A:私の罰則が終わるまでは、UEFAについては何も話さない。UEFA関係では動けないので、したがってコメントはできない。

Q:クリスチアーノはどうですか? レバンテ戦ではプレイできますか?
A:何もいえない。今日のトレーニング次第だ(プレカンはトレーニング前だった)。彼が召集リストに載れば、それは彼がプレイできるということ。リストに載らなければ、プレイしないだろうということ。我々は誰もだますつもりはない。

Q:アルビオルが、EUROに向けて出場時間を得るためにチームを出たがっているのは確かですか?
A:私は彼と(そういう)話をしていない。我々には21人の選手がいて、私はまだこれでも少ないと思っている。シーズンを通じて、誰もが重要になることだろう。アルビオルが1,2試合プレイしないからといって話題をつくるというなら、それはあなたたちの問題だ。私は気にしていない。

Q:コエントランは、ラスやケディラ、アルティントップが戻り始めていても、中盤の選択肢となり続けるのでしょうか?
A:我々には全員が必要だ。彼は中盤の選手ではないが、幸運なことに、彼はあらゆるポジションでプレイできる。我々にはそれ以上の選択肢がなくて、彼だけだった。これから選手たちが回復してきて、私には他の選択肢があるし、別の考え方をすることもできる。ファビオ(コエントラン)を別のポジションにも使える。

Q:ラスはチームの中なのか、それとも1月には出て行きたがるかもしれないという恐れがありますか?
A:それは終わった話、チャンピオンズでプレイすらした後なんだ。彼は我々の選手、私はそう望んでいるし、いつもそう望んでいた。彼は出て行くことを望まなかったし、私は彼を戦力とカウントしている。

Q:ローテーションを始めるつもりですか? それとも固定された11人で闘っているこの流れを続けていくつもりですか。
A:私はこの流れを続けるつもりだ。

Q:昨シーズン、レバンテはマドリーを難しい状況に追い込みましたが、今回の試合をどう予想していますか?(レバンテのカーサでは0-0)
A:我々がこの流れを続けていけば、明日は勝てるだろう。タフな試合になるはずだ。昨シーズンはリーガでは勝てなかった。コパでは勝ち抜けられたが、厳しいものだった。十分によく守られて、彼らはカーサでプレイする。レギュレーションの中では、彼らはピッチに水をまかないことも、通常よりもはるかに背の高い芝にしておく権利がある。彼らは良いチームで、競争力があり、アグレッシブだ。明日、勝利するためには、良い試合をしなければならない。私は、サンタンデール戦やアヤックス戦よりも、この試合に集中している。


芝が気に入らない
モウリーニョがインタビューの中で、さりげなく「レバンテ、芝短くしろ、水まいとけ」とか言っておりますが、まあマドリーだって昨シーズン、クラシコ前だったかに、ベルナベウの芝をフサフサさせてるとか言われてましたし…。
これに関連するレバンテの芝関連の記事がMARCAに。それによると、レバンテは16日にピッチの芝刈りをしたものの最低限のカットに留め、マドリーのスピードを殺そうと狙っているのだ、そうであります。ついでに書かれているのが、シウタ・デ・バレンシアの芝は、40年間以上に渡って芝を貼り足したり植え替えたりしているだけなので(総入れ替えや地ならしなどをしてない)、穴ぼこやらイレギュラーな場所があちこちにある模様。
ま、怪我にだけは気をつけてください。


もっとたくさん
ASから、モウリーニョはフエラの試合でも、マドリーのファンがもっと試合を見られるように画策した、というニュース。
今シーズンの第2節(開幕節)、フエラのサラゴサ戦、モウリーニョはラ・ロマレダで試合を見たマドリーファンがわずか100名ほどであったことに驚き、クラブに、マドリーが遠征する先のペーニャ(サポーター集団)に話をするよう求めた模様。要するに、それぞれの遠征先に住んでいるペーニャ・マドリディスタたちに試合を見に来て応援してくれと、ということのようです。
この話を受けたマドリーのペーニャたちのトップであるマヌエル・ゴメスは、バレンシア近辺のペーニャに話をつけ、今夜のレバンテ戦では700人以上のファンが試合を見ることになる模様。ペーニャ・エウロディス・デ・ピカーニャというグループでは、201枚ものチケットを入手し、このペーニャの代表であるマノロ・アンドレス・メストレは、「ペーニャたちはチームに顔を向けるべきであり、我々はスタジアムでそうするつもりだ。」とASにコメントしたそうです。
マドリーは今後も、各クラブ(今回はレバンテ)に対し、マドリーのペーニャが50%オフでチケットを購入できるよう、交渉し合意に持っていくつもりでいるそうで、つまり、チケット代の半額をマドリーが負担するということだと思われます。

Jリーグではアウェイでもけっこうな数のサポーターが来てますし(だいぶ減らされるところもあるけど)、安全なら、こういうのはいいなあと思います。もちろんカーサのファンからしたら「金で侵食するつもりか」とか思われるかもしれませんけど。でも、マドリーやバルサが対戦相手でも、最近はスタジアムが必ずしも埋まりきるわけではないですから…。




レバンテ戦前

2011-09-18 04:22:16 | football
レバンテ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、トマス・メヒアス
DF:アルベロア、カルバーリョ、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、コエントラン、バラン
MF:シャビ・アロンソ、ラス、エジル、カカ、ディマリア、ケディラ、カジェホン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

負傷欠場:アルティントップ、シャヒン
監督判断による欠場:アルビオル、グラネロ

リーガの前節レバンテ戦でかかとを痛めていたカカと、CLで足首削られていたクリスチアーノ・ロナウド、どちらも無事に回復してリスト入り。
なんてことよりも、アルビオルとグラネロが外れたことの方が、インパクトは大きい感じしますね。スペイン人減らされてるよな、って。アルビオル、グラネロ、どちらともCLディナモザグレブ戦では、試合直前にベンチ入りから外されてスタンド観戦になっていました。代表戦も挟みながら、モウリーニョが相変わらずローテーションしそうにもないため、CL後には現地マスコミが騒ぎ出し、アルビオルには、チェルシーが興味を持ってるとか冬の移籍でマラガと合意したなんて話まで出てきたり。なんとなく昨シーズンからの印象ですけど、マスコミが騒ぐとモウリーニョは余計にその選手を遠ざけたがるような…ペドロレオンみたいに。
こんな感じで、リーガ始まったばかりなのに、もう現有戦力の出入りについて噂が立って、どうも微妙に不穏な感じになってる気もします。ただ、グラネロとアルビオルが召集から漏れ、さらに召集リスト20人なので、フィールドプレイヤーが少なくともさらにあと1人外れることになるわけですね。先発のスペイン人がゼロになったとしてもスペイン外の選手だらけになったとしても、現監督であるモウリーニョが、自分が使いたいと思う選手を選ぶだけなわけで。監督チョイスが気に食わないのは、残念ながらよくあることで…いろいろ思い出しちゃいますが、そういう世界だと思うしかない。誰を使えとかこいつは外すなとも思うけど、別の選手を絶対に外せという強い理由があるのでもなく。ま、すっきりしないことは確かですが。
ちなみにモウリーニョ、試合前日会見では、「すべての選手が重要になることだろう。私は、彼(アルビオル)が出て行きたがっているという情報は聞いていない。」だそうです。
で、試合は日曜の20時から。

微妙に話がそれますが、シャルケのフラドがTwitterで「召集もれちゃったよ…」って感じのことを呟いていて(シャルケは日曜にバイエルン戦)、あっちはあっちで「監督判断による~」が微妙すぎて嫌になってしまう(ほんと、選手が活きない使い方をするのが上手い監督だと思う)。このすっきりしなさ感は、マドリーの比ではない。


貴重なスペイン人たち。

3ポイントスタート

2011-09-15 08:01:48 | football




11/12 UEFA Champions League Group Stage (Group D)
Dinamo Zagreb 0-1 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ディマリア(53)

ぱっとしない時間が長い試合でしたけど、アウェイだし、ディナモ強かったし、何より相手GK当たってたし、他にも苦労していたチームもあったことだし、まずは勝点3つ持って帰れてよかったと思います。
結局スタメンはいつもの11人で・・・当分ここは文句言っても仕方ないのか。ヘタフェ戦でもそうでしたけど、エジルがなかなか試合通して存在感が出せないのが、苦しいところ。カカが負傷中なので、がんばってもらわないといけないんですが。逆に、ぱっとしない試合ながらも存在感があったのは、攻撃ではやっぱりクリスチアーノ、あとベンゼマも動きとしては良かったと思います。
守備は、特にセントラルの2人が良く踏ん張ってたと思います。ピボーテのアロンソコエントランも良くやってたと思うんですが、でもマルセロが退場してからそうしたように、アロンソの横はラスを置いた方が安定感が増すような・・・。コエントランも要所でしっかりカバーしてたし、攻撃にも絡めるし、運動量は捨てがたいんですが。ラスは、久しぶりで短い時間だったけど、けっこう良い印象でした。
ゴールのシーンは、前線にマルセロが絡んでいって、ベンゼマ→マルセロ→ディマリア、でゴール。一番シュートチャンスのある人のところまで、きっちりボールが回せたのはちょっと嬉しい。その後マルセロが、あんな退場しなかったら、マルセロもっと褒めてたところですけど。
ま、とにかくディナモも選手1人1人が上手くて身体が強く、ボディコンタクトもハードで、難しい試合だったことは間違いないと思います。途中で何人か選手が痛んだのはヒヤヒヤしました。クリスチアーノがかなりひどい削られ方をして、その後も出続けてましたけど、走らなくなってましたし。で、試合後のコメントによると、足首にタックルを受けたことで出血していて、ロッカールームで縫合しなければならなかったそうです。コメントの内容がかなりらしいので、訳してみました。


---------------------------
クリスチアーノ・ロナウドは、試合終了後、ノルウェイの主審オドヴァル・モエンの判定に怒っていた。「恥だよ。」と、クリスチアーノは、同じピッチの上でまだ熱くなっていた。
クリスチアーノは3針縫うことになった。「理解できない。良い選手たちを守るために彼らはフェアプレイについて議論するのに、僕は決してそれを受けられない。」
観客からのブーイングについては、切り捨てた。「それは、僕がハンサムで(guapo)、リッチで、優れたフットボール選手だからで、彼らは僕に嫉妬しているからだろう。他の説明は思いつかない。」
「まったく理解できない。僕は悲しい。審判たちは、最も技術に優れた選手たちを守ろう、と言うんだから。何人かの選手には、彼らは触れもしない。でも僕には、そう、棒(厳しい対応)が与えられる。」
クリスチアーノは同時に、マルセロが危険な場面に関与していないのに2つの警告で退場になったことも、自分がクロアチアの選手たちのハードなタックルで足首から出血して試合を終えたことも、理解しがたいと考えた。
「彼が僕たちの試合で二度と笛を吹かないよう願っている、恥だ。」
リーガの次節レバンテ戦への出場については、「わからない、足首の回復次第だ。」
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ちなみにモウリーニョ、結局スタジアムで観戦してました。