クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

愛知から

2014-11-18 | 日記

パリ駐在時代の友達で、今は愛知県在住のSさんが、

昨日日帰りで東京に遊びに来ていたので、久しぶりに会いました。

子供たちを見送ってから、速攻名古屋へ向かい、のぞみに乗り込み、

10時半ごろ品川に到着~

お目当ての某舞台(いかにもSさんが好きそう)の開演時間午後2時まで

時間があるということなので、ランチしました。

これ、実は3か月も前から約束していたことなのです。

ずっと先のことだと思っていたのに、あっという間にこの日がやって来た

時間の経過の速さってばもう

場所は彼女の予定に合わせて、東京オペラシティ。



地味なクリスマスツリーだな。


こちらのベーカリーレストランに入りました。



「Le Pain Quotidien」

オーガニック素材にこだわったココロとカラダに優しいメニューだそうです。

2人とも、キッシュとミネストローネのランチセット。



コーヒーもシロップもオーガニック。





野菜たっぷりのスープも、ベジタブルキッシュも、

薄味でホッとするお味。

Sさんも私同様バゲットにはうるさい人ですがw、

ここのバゲットはかなり美味しい!なかなかこの感じってないよね!

と喜んでいましたよ。

さらに良かったのは、オーガニックのコンフィチュール。

8種類ほど用意されていて、好きなだけ選べます。



チェリー、オレンジマーマレード、ホワイトチョコ&ノアゼット。

どれも美味。

久しぶりに会ったので、自分たちの近況と子供たちのことが話の中心。

共通の友人や懐かしい人の名前も出てきて、楽しかったわ

お土産も頂いちゃいました。



岐阜に本店がある「Chez Shibata」のお菓子。

このお店、上海にも進出していて、

上海駐在時代は時々ここのケーキを買っていました。

お馴染みの青い紙袋を見て、これはこれでまた懐かく思いました。



ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!





オペラ発表会

2014-11-16 | 学校ごと

昨日の錦織選手の試合、ご覧になりました?

まさに手に汗握る展開でしたね!

家族4人揃って観戦しましたが、

歓声を上げたり、ため息をついたり、拍手を送ったり、

悔しがったり、固唾をのんで見守ったり・・・

テニスが、メンタルゲームであることを再認識しました。

松岡修造さんの的確で、抑え気味の解説もとても良かったです。

なにより錦織選手への愛が感じられましたね。

世界の超一流選手となった錦織選手、来年の活躍が楽しみです!


土曜日、付属高校声楽科の生徒たちによる「オペラ発表会」が

大学の小ホールにて行われました。

今年の演目は、モーツァルト作曲の「魔笛(抜粋)」。

この「魔笛」と、同じくモーツァルト作曲の「フィガロの結婚」を毎年交互に上演しています。

去年、「フィガロの結婚」を観に行って、

高校生とは到底思えないレベルの高い出来栄えに感動し、

今年もぜひとも行こうと思っていました。

特に今回は、声楽科の教授であり、歌劇の第一人者でもあり、

毎年この発表会の演出及び指導を担当されているK先生が、

ザラストロ役で出演されるので、それも楽しみにしていました。

期待通り、今年も素晴らしい舞台でした

あの夜の女王のアリアを高校生が歌えるのかしらと思っていたのですが、

すごい子がいるのですね

高校1年生にして、コロラトゥーラという超絶技巧を立派に歌い切りました。

あの技巧は人間業とは思えません。

主役のパミーナの第2幕を務めた3年生も、音楽性溢れる美しい歌声でした。

毎度思うことなのですが、

声楽は喉が命、体調管理がどれだけ大変なことでしょう。

常にデリケートな喉を労わって、

本番に向けて最高の状態を保っていかないといけないわけで。

まあ、その辺のことは、他のどの楽器専攻にも言えることですけどね。

そろそろインフルエンザの予防接種を受けさせないと。


下の娘、先週、学校行事でバレエを観に行きました。

教養を高め、芸術性を養い、感性を磨くための授業の一環だそうです。

演目は、「眠れる森の美女」

王道ですね

お席はS席、8列目の真ん中だったそうですよ。

うらやましいですこと~





ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!




 

保護者面談

2014-11-13 | 下の娘ごと

昨日は、下の娘が通う高校に行ってきました。

保護者面談です。

進路のことを中心に、学校生活、友達関係、レッスンについて、

30分程お話ししました。

下の娘は、これまでお世話になったどの担任の先生にも、

判で押したように、「優しくて芯が強い」と称されてきましたが、

今回もやはり同様でした。

幼稚園のころからすでにそう言われていたように思います。

ずーっと、その印象が変わらないというのも面白いし、

毎年、面談で同じことを言われ続けるというのも面白い。

でも、そう言っていただけると、

あ、よく見ていて下さってるな・・・と思って安心するのも事実です。

この日、娘の優しさが表れたエピソードとして、

文化祭でのある出来事をお話ししてくださったのですが、

ん? うちの子、そんなこと言うかなぁ?

そこまで情の深い子じゃないよなぁ。

他の子と間違ってないかな…と、半信半疑で聞いていました。

帰ってから、娘に確認したら、まさしく本人だったわけですが、

ちょっと裏があって、

「最近、○○先生との絡みが少なかったから、優しい子アピールしてみた。」

ですって。

あざといやつめ。

先生、感激していらしたのに。


進路については、そろそろしっかり考えなければいけない時期で、

実際、常にぐるぐるぐるぐる考えています

娘ともよく話し合っています。

上の娘の時は、

もうこれしか選択のしようがないという第1志望1本に決まっていたので、

何も悩む必要がなかったのですが、

下の娘の場合は、そう簡単には行きません。

もちろん本人の希望を一番に考えたいとは思いますが、

難しい問題、乗り越えなければならないハードル等、

諸々ありまして、すぐには決断できない状況です。

いったいどうなることやら。

これまでそうだったように、

やるべきことをしっかりやっていれば、

自ずと道は開かれていくと信じています。



高校の近くに、豆大福が有名なお店があります。

いつも行列、夕方になるまでに売り切れてしまいます。

久しぶりに並んで買って帰りました。



相変わらず美味しい。



ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!
 




試演会

2014-11-11 | 下の娘ごと

今月下旬に、E先生門下発表会を控えている下の娘ですが、

それに先駆けて先週土曜日に試演会がありました。

当日は朝家を出る時からわかりやすくテンションが下がっていて、

すでに自分に負けている感じだったのですが、

予想通り散々な結果に終わった模様で、意気消沈して帰って来ました。

本人の口から、「だめだった」とか「最悪だった」とか、

そういった残念発言も一切出て来なかったので、

これは相当大きな失敗をしたんだなと思い、ぐっと我慢、

おやつを食べてだいぶ時間が経ってからようやく聞いてみました。

娘曰く、

「今思い出しても、胸がつぶれる思い。月曜日、学校に行きたくない。」

ほほう。

これは初めての表現だわ。

「やばい!」とか「最悪!」とかいうのは、実はそこまで悪くない。

今回娘が吐露した言葉には、いかに悪かったか、真実が見えます。

どんなふうに悪かったのか聞いてみたところ、

「間違えてばかりで、思うように手が動かなかった。音楽も流れていなかった。」

先生はなんておっしゃってたの?

「『全然ダメ! 肘が固まってたし、音も悪い。そんなんじゃ試験受からないわよ!』

 って言われた。」

娘の持つ唯一の美点で、E先生がそれだけは褒めてくださる「音」、

これを否定されてしまったら娘には何も残らない。

なぜ、ここまで悪かったのか。

そもそも、今回弾いた2曲は、来年2月の実技試験で弾く曲。

そこに照準を合わせているわけで、今この段階で完璧に弾けなくてもまだ問題ないはず。

実際、試演会の前日にE先生のレッスンがあったのですが、

E先生もこの時点での娘の出来上がり具合を十分承知していらっしゃるわけですし、

そのたった16時間後に飛躍的に上達しているなどとは到底お考えになるはずもない。

つまり、前日までの仕上がり具合から考えられる、

おそらくこのくらいのレベルの演奏はできるであろうという予想を

大幅に下回ったんだろうな。

これはね、娘の性格を知っている私にはわかります。

娘が陥りやすい勘違い。

メンタルな部分ですね。

試演会前に話して聞かせるべきだったな。

うっかりしてたな。

終わってから、気付いた

でも、まあ、今回は試演会。

次の発表会でまた頑張ればいいわ。

この日、午後からの授業に出席するため、娘は試演会の途中で退席。

その時、娘のふがいなさに怒っていらした先生ですが、

おにぎりをそっと手渡してくださったそうです。

厳しくも優しい先生なのです。

同時に、「夜9時半ごろ電話を寄越しなさい。」とささやかれたそうです。

夜、娘がもたもたしていたので、結局先生の方からお電話を頂いてしまいました。

部屋にこもってしまったので、様子はわかりませんでしたが、

40分程、試演会のことも含めていろいろなお話をしてくださったそうです。

大学生の時は、朝3時間、午後3時間、夜3時間、毎日練習していたとのこと。

E先生は、日本で最も権威あるクラシック音楽コンクール(Sくんが2位を獲得したコンクール)

のピアノ部門で、4位に入賞されていらっしゃるのですが、その時のお話も。

当時師事していた先生が、最難関のコンクールだから本選まで行けるはずがないとおっしゃって、

なんと本選の曲の用意をしていなかったそうなのです。

ところが、E先生は3次予選を突破、ファイナリストとなったのです。

E先生ご自身も、師事していた先生も真っ青。

しかし、ここからがE先生のすごいところ。

本選までのたった2週間で、60ページに渡る曲をすべて暗譜して仕上げたのだそうですよ

もちろん過去に一度仕上げたことのある曲でしょうけれど、

それにしてもたった2週間で完璧な仕上がりに持って行くというのは並大抵のことではないはず。

素晴らしい集中力と精神力ですよね。

結果、みごと4位入賞。

ご本人曰く、

本選の曲を事前に用意していたら、もっと上に入賞できたわ・・・とのことですが、

本当にそうでしょうね。

まあ、なんというか、娘には遠すぎて縁のないお話のようですが、

要は、練習の大切さと、本番に対する心構え、ということだと思います。



下の娘と地元タリーズでお茶。




いつのまにか寝てた

     





ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!
 




文化祭3日目

2014-11-09 | 学校ごと

今日は雨の予報の中、

上海日本人学校中学部時代の友達5人で、

1か月以上前から決まっていたディズニーランドに出かけた上の娘。

私の力で曇りにしてみせると宣言していましたが、

相変わらずの晴れ女ぶりを発揮したようです

そんな娘が通う音大の文化祭3日目について、

早くも1週間が経とうとしていますがw、書きますね。

この文化祭、今年で51回目なのだそうです。

その最終日に行われた「プレミアム・オーケストラ」。

文化祭の歴史と共に毎年受け継がれている特別な存在のようです。

学部1年生から大学院生までの幅広い学年層で構成されています。

娘も微力ながら参加させていただきました。

指揮者は、指揮専攻で特別特待奨学生の3年生。

曲目は、

作曲を専攻する院生が、このオケのために作曲した「序曲」

ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調

ドヴォルザーク 交響曲第9番 「新世界より」

の三曲。

二重協奏曲では、この大学の先生であり、第一線で活躍されている

ヴァイオリ二ストの齋藤真知亜先生と、チェリストのドミトリー・フェイギン先生が

ソリストを務められました。

真知亜先生がN響の1stヴァイオリン次席奏者でいらっしゃるのは知っていましたが、

プロフィールの中に、「Y先生に師事」という文言を見つけてびっくり。

娘と同門!…なんて言ったら非常に失礼ですが、

なんだか嬉しいです

この二重協奏曲は曲自体かっこいいので大好きですが、

お二人のソロも実にかっこ良く、聴き惚れてしまいました。

以前より娘から聞いてはいましたが、

フェイギン先生のイケメン振りがそれはそれは素晴らしくて、

音の美しさに聴き惚れ、見た目の美しさに見惚れ、

至福の時間でした。

この二重協奏曲に関しては、

真知亜先生が数回に渡ってオーケストラの指導もしてくださったそうで、

娘もとても勉強になったと喜んでいました。

通常、ソリストはゲネプロくらいにしか登場しませんが、

大学の先生として、きちんと学生の指導もしてくださったようで、

ありがたいことですね。

ドヴォルザークの「新世界より」も一般によく知られている曲ですし、

第二楽章のあの有名なホルンのソロもとても上手でしたし、

聴きごたえがありました。

この日は座席指定でしたが、もちろん満席。

こちらのオケには、夫も聴きに来ることができました。

「さすがに音大ともなると上手いな。」

と、上から目線の感想を言っていました。

娘は2日連続の、しかも異なるオーケストラ出演、

加えてこれらのオケに乗るため、

娘のヴァイオリン史上最大の曲目数を抱えての自主練等で、

疲労困憊しておりました。

あと、お好み焼きの出店のお仕事もありましたしね。

良い経験になりました。

クラシック音楽好きの友達Hさんも聴きに来てくれたので、

帰りにお茶をしました。



見た目はかわいいカップケーキですが、

味の方は、ド不味



ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!