クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

初めましての方と

2021-04-25 | 日記

人のオーラが見える能力など私にはこれっ

ぽっちも備わっていないけれど、それでもこ

の人のオーラは感じることができました。

とてもパワフルなのに、穏やかで優しくてク

リーン。

そんなイメージの厚みのあるオーラ。

昨日初めてお会いした方のこと。

前向きで、やりたいことに満ちていて、行動

力もある方。

周りが見えなくなってしまう程やたらと熱く

自論を押し付けるのではなく、熱い思いを爽

やかにさらりと語ることのできる人。

共感しながら気持ち良く耳を傾けることがで

きました。

もっと聞いていたいと思わせるってなかなか

ない。

こちらの話も、先入観なしにフラットな気持

ちで聞いてくれているのが伝わりました。

ずっとずっと年下の若い男性。

すでにこれと思ったことをゼロから始め、実

現し、しっかり軌道にも載せていらっしゃ

る。

今またさらに具体的な夢も持っているそう

で。

そのお話も聞かせてくださったけど、きっと

それも近いうちに実現できるのだろうなぁ。

高い志を持った人との会話はとても楽しい。

素敵な時間を過ごさせてもらいました。







久しぶりに母校を思う

2021-04-19 | 日記

先月のこと。

上海駐在時代の友人から久しぶりのメール。

「娘が高校を卒業しました」という報告だっ

た。

卒業証書を手に親子3人晴れやかな笑顔の写真、

卒業記念品のティファニーのネッレスやティ

ファニーのプレート、noix de beurreのクッ

キー缶等の写真、その他枚の写真と共に。

長い歴史を持つその学校の教育理念や環境の素

晴らしさ娘さんがそこで6年間学ぶことができ

たことへの喜びや感謝の気持ち、そうしたこと

文のメールに込められていた。

友人が私にわざわざ報告をしてくれたは、娘

さんが卒業された学校が私の母校であること

ら。

写真に写っている、チャペルや渡り廊下、正門

ロータリーは当時と全く変わらない。

驚くほどに変わらない。

卒業式で身に付けるネイビーのガウンも角帽も

全く同じだ。

ネイビーの布地に金色の校章が象られた卒業証

書も。

卒業証書授与式の式次第、いまだそれを大切に

保存しているので比べることができたのだけ

ど、その表紙デザインさえも変わっていない。

卒業式では毎年、在校生がロッシーニの「希

望」を、卒業生がロッシーニの「愛」を合唱す

る。

私は知らなかったのだけど、132年もの間、

の学校の卒業式で歌い継がれて来たのだと友

が教えてくれた。

なんて素敵なこと。

そして、聖書朗読が、「マタイによる福音書 5

章1節から16節」というのも、これはいつから

のことかはわからないけれど、少なくとも私の

時代から今に至るまで変わっていないことも

知ることができた。

何という素晴らしき伝統。

私はその学校の生徒だったわけだけど、友人は

その学校に通う生徒の母親。

だから目線が違う。

子供だった私が気が付かなかったことを、彼女

は親の視点で話してくれる。

その通り、本当に素晴らしい学校だった。

私も親となった今、深く理解できる。


米粉のチョコチップマフィン。










読書というものを思い出した

2021-04-18 | 日記

子供の頃から本好きで、結婚する前まではよく

読んでいたはずなのに、子育てが始まって、海

外に長く駐在するうちにすっかり読書から遠ざ

かってしまった。

本当にすっかり読まなくなってしまった。

年に1冊読むか読まないか。

下の娘は読書家で、どこに行くにも必ず本を持

ち歩いているし、家でも本を読んでいる姿を見

ることが多い。

たぶん本を読まない日はないんだろうなと思

う。

割と速読タイプでもあるので、かなりの本を読

破していると思う。

身近でそういった姿を見て来ても、特に触発さ

れることもなく、長く本を読まない生活が続い

ていた。

私の特性として、脈絡なく急に思い立って何か

をやったり始めたりすることが多いのだけど、

その時も急に、そうだ、「蜜蜂と雷」を読ま

ないと!と思い立った。

恩田陸さんのこの小説がその年の直木賞の候補

に挙がった時に、面白そう!読みたい!と思い

購入したものの、なぜかすぐに読み始めずその

まま放置。

4年間、本棚に眠っていた。

突然の思い付きで、4年ぶりに手に取ったその

はとてもとても面白かった。

冒頭30ページだけで6回も泣いてしまったので、

先もこの調子で読み進んだら、ティッシュ

箱使い切ってしまうんじゃないかと心配した

ど、さすがにそんなことにはならなかっ

た。

下の娘と違って遅読タイプの私は感情移入が激

しいのかもしれないが、それを差し引いても感

極まってしまう場面や描写があちこちに散りば

められていて、一冊読み切るまでにびっくりす

るほど何回も涙してしまった。

とはいえ読後感は爽やかで、これに気を良く

た私は間髪入れずに、宮下奈都さんの「羊と

の森」を読み、今また、島本理生さんの

「ファーストラヴ」を読み始めている。



米粉を使ったバナナマフィン。








新緑の季節

2021-04-07 | 日記

新緑と青空の組み合わせが好きです。

雲一つない晴れ渡った青空に、芽吹いたばかり

の目にも鮮やかな新緑が映える様は、なんとも

清々しく、活力を与えてくれます。
















美しいなぁ。

新緑に囲まれていると、マイナスイオンをたっ

ぷり浴びているような気がします。


リビングルームの窓から見えるマロニエの木も

つい数日前までは裸ん坊だったのに、枝先が丸

を帯びて来たなと思った途端、次々芽吹き、

今やさわさと葉を揺らしています。

そのスピードたるや😳!驚きます。

季節は確実に移り変わって行きますね。



御一日参り

2021-04-02 | 日記

恥ずかしながら、この年になるまで、「御一日

り(御朔日参り)」というものを知りませ

でした。

月の運行を基準としていた旧暦では、一日は新

月に当たり、物事が新しく始まる日とされてい

たそうです。

毎月一日には早起きをして、氏神様の神社に参

拝し、ひと月無事に過ごせたことを感謝し、新

しい月への祈願をするという御一日参りを大切

にしてきたそうです。

初詣でや観光の時くらいしか神社にお参りする

ことがなかった私ですが、今年に入ってからた

またまそのことを知り、るりと心に入ってく

るものがあったので、仕事や用事のない時はお

参りしてみようと思い立ちました。

そして昨日、4月1日、初めて御一日参りを実践

しました。

毎年初詣でに出かけている地元の神社へ。

鳥居というのは、人間の世界と神様の世界との

境界なのですね。

そんなことも知らなかったです。

聖域に入らせていただくということなので、鳥

居の手前で「お邪魔します」という気持ちを込

てお辞儀をします。

この辺、神様に失礼なことのないよう、予め調

べて行きました。

鳥居をくぐり、参道の真ん中を避けて、端を歩

きます。

手水舎で手を清め、お賽銭箱の前に進みます。

二礼二拍手一礼でお参り。

感謝の気持ちをしっかりお伝えしました。

これは初詣での時もいつであれ変わりません。

私は、家族が健康に過ごせたことへの感謝と引

き続きよろしくお願いしますとの祈り、それだ

けです。

御一日参りをしたことで、気持ちの良い1ヶ月の

スタートを切れたように感じます。



ある日のおやつ。

YATSUDOKIのあんバタークロワッサン。




BRETONNEのフィナンシェ。