クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

久しぶりに思い出したこと

2015-12-31 | 上の娘ごと

先日の東京都某管弦楽団の演奏会でのこと。

シベリウスの交響曲第4番の演奏が終了、15分の休憩に入りました。

すると、上の娘の隣に座っていらした女性に、

「失礼ですが、○○さんのご家族でいらっしゃいますか?」

と声をかけられました。

全く面識のない方でしたが、「はい、そうです。」と答えると、

夫がコンマスを務めていた時代の元楽団員で、Oさんとおっしゃる方でした。

楽器はヴァイオリンだそうです。

夫が送った何年か前の年賀状の家族写真で、

私たちの顔をなんとなく覚えていらしたのだそうです。

私たちも、「パパ、うちらのこと探してきょろきょろしてるw」

などと喋っていたので、ヒントになっていたのかもしれません。

私たち家族がフランスに駐在していたちょうど同じ頃、

Oさんはドイツに駐在されていたそうで、さらにイギリスに駐在していた元楽団員、

フランスの田舎町に駐在していた元楽団員とも連絡を取り合って、

時々同窓会のように会っていたのですよ・・・というお話をされました。

なるほど、遠い記憶を遡ると、確かに夫は時々一人で旅行に出かけていたっけ。

さらに、こんなことも言われました。

「お嬢さん方は今もヴァイオリンをされているのですよね? 

 上のお嬢さんはフランスのコンクールで優勝されて、

 本当に素晴らしい才能をお持ちで・・・」

は?

全く身に覚えがないので、娘と私、同時に答えてしまいました。

「あ、それ、私じゃないです!」

「たぶん、別の方だと思います。」

が、「いえいえ、絶対にお嬢さんです!」って、おっしゃるのですよ。

いやいや絶対人違いですよーと思っていると、娘が思い当たったようです。

「あー、あれだ! 小っちゃい頃、M先生に言われて受けたあのコンクールだ!」

それを聞いて、私もすぐに思い出しました。

あー、あれか!

そうです、そうです、確かに優勝しましたw

子供のためのヴァイオリンコンクールの、確か8~9歳部門で。

「審査員全員一致の一等賞」という一番上の賞、つまり優勝ですね、

それを頂きました。

額に入れた賞状はきちんと今も保管しています。

すっかり忘れていました。

意外な場所で意外な方から思い出させていただきました。

曲は何を弾いたんだっけ?

思い出せませんが、会場の雰囲気だけは良く覚えています。

フランス人のちびっこだらけの中で、たった1人の日本人でした。

舞台に出ていくと、審査員の一人が出て来て、ちゃんと調弦してくれるのですよ。

娘も臆することなく、堂々とよく頑張ったな。

懐かしい想い出です。



先日、下の娘の仲良しSちゃんのママとランチしました。

池袋のハンバーグ専門店「牛亭」にて。



ここのハンバーグはつなぎなしの牛肉100%。

ミディアムレアで頂きました。

驚きの美味しさでした。

コスパも良いです。


さてさて、2015年ももうすぐ終わり。

今年も「クラシックな音楽的生活」に遊びに来てくだいまして、

ありがとうございました。

2016年もよろしくお願い致します。



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シベリウスイヤー

2015-12-29 | 日記

日曜日は、夫の今年最後の本番でした。

所属する東京都某区管弦楽団の定期演奏会が行われました。

曲目は、

シベリウス 交響幻想曲「ポホヨラの娘」

シベリウス 交響曲第4番

シベリウス 交響曲第1番

今年は、シベリウス生誕150年記念の年。

この1年、各所でシベリウスの曲が演奏されてきました。

上の娘も、シベリウスのヴァイオリンコンチェルトに力を入れて練習してきました。

高校3年生の時に、初めてこの曲に挑戦し、卒業試験で弾きましたが、

今思うと、シベリウスの何たるかも理解しないまま、やみくもに弾いていたように思います。

大学2年生の今は、さすがに自分で考え研究しながら、練習を重ねていました。

それでも、まだ時期尚早だったのでしょうか、本人の努力不足だったのでしょうか。

なかなかこの曲で結果を出すことができませんでした。

非常に難しい曲だということはよくわかっています。

テクニックにしても、音楽性にしても、この作曲家独特の精神性の表現にしても、

足りないことだらけなのも理解しています。

ですが、なぜか努力があまり報われなかったな・・・と。

某コンクールの本選でこの曲の第1楽章を弾く予定だったのですが、

前日の夜中に突然お腹が痛いと言い出しまして。

お腹が痛くなることは多々あるのですが、よくある痛みとは違うと言うので、

様子を見ていたのですが、今度は「気持ち悪い・・・吐きそう・・・」

と言い出しました。

顔色はかなり悪いですし、相当苦しそうで、結局何度も嘔吐しました。

翌日は昼頃まで寝ていましたが、冴えない体調のまま、本番に臨みました。

精彩を欠いた演奏と音程の悪さで、残念ながら、合格点に1点及ばず、

全国大会には進めませんでした。

また、某海外青少年オーケストラのオーディションの時もこの曲だったのですが、

両手の指先の皮がめくれてしまうという致命的な症状に見舞われ、

やはり残念な結果に終わったのでした。

実力不足と言ってしまえばそれまでですが、万全な状態で臨めなかったことが、

娘にとっては非常に悔しく辛いことでした。

シベリウスイヤーももうすぐ終わりです。



先日、上海駐在時代の友達と会いました。

10年という長期に渡る上海駐在を経て、今年本帰国。

お疲れ様でした!

ランチは某所のイタリアンを予定していたのですが、まさかの休み。

というか、ランチは週末だけの営業になってしまったそう。

しかたがないので、もう一つ候補に挙げていた別のイタリアンに行ってみると、

こちらは定休日でした。

2件に振られてがっくり。

他を探すのも面倒で、目についたイタリアン系のファミレスに入りました。

ここではサクッと過ごして、美味しいスイーツを目指しました。

「a la campagne」でお茶。











美味しいケーキと紅茶で、まったりゆっくりお喋りして過ごしました。



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今年最後の本番

2015-12-27 | 上の娘ごと

上の娘、昨日は今年最後の本番でした。

ピアノ演奏家コースの友だちMちゃんのピアノ発表会にゲスト出演しました。

Mちゃんは、ピアノ専攻2年生の中で一番の実力の持ち主です。

ピアノ室内楽の授業で、前期と後期の試験にソナタ曲を選択するのですが、

Mちゃんは、前後期ともヴァイオリンソナタを選択、

ヴァイオリン奏者に娘を指名してくれました。

前期試験は、ブラームスのソナタ第3番でしたが、後期は、フランクのソナタです。

試験は2月ですが、すでに何度か合わせ練習をしています。

今回のピアノ発表会は、試験本番の良い舞台慣らしとなります。

Mちゃんと娘は大トリを務めました。

フランクのソナタを初めて聴いた時は、

その素晴らしさがこれっぽっちもわからなかったのですが、

何度か聴いて行くうちにじわじわと心に沁みてきました。

うーん、素晴らしい。

まあ、オイストラフやアモイヤルやベンゲーロフのような演奏は

できるはずもありませんが、それでも娘なりに頑張って、

なんとか人にお聴かせできるレベルには仕上げていったようです。

ソナタですから、ピアノは決して伴奏ではありません。

ヴァイオリンとピアノが同等で演奏するもの。

Mちゃんは非常に優秀な学生ですし、

これからさらに2人で良い音楽を作っていくんじゃないかな。


素敵な花束を頂きました。
      
        






加賀麩のお吸い物も。




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クリスマス

2015-12-25 | 日記

Merry Christmas!

クリスマスイブの昨日は家族の予定が合わなかったので、

クリスマスの今日、家族そろって食卓を囲みました。

夜ごはんに4人揃うのは久しぶり。

毎年恒例、娘たち2人で作ったクリスマスケーキ。



苺サンタがたくさん詰まり過ぎて、なんだか怖いw



2人も言ってましたが、なぜか毎年クオリティが落ちていくw




グリルチキン、グリル野菜、ディズニーキャラのショートパスタ・トマトソース、

プルーンとクリームチーズの生ハム巻。

お腹いっぱい。



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わけがわからなくなるほど

2015-12-23 | 下の娘ごと

昨日は冬至でしたので、

夜ごはんにかぼちゃを食べ、柚子を浮かべたお風呂に入りました。

夫と上の娘は外食でしたけど。

先日、E先生のレッスンがありました。

大学でのレッスンは、1人あたり約1時間。

何人もの生徒さんが連なっているので、そうそう延長することはないのですが、

最後の順番に割り当てられると、さにあらず。

下の娘はこの日、午後4時半からのレッスンだったのですが、最後の順番だったようです。

レッスンが終わると、いつもLINEで、終わった旨伝えてくるのですが、

なかなかLINEが入らないので、どうしたのかなーと思っていると、

午後7時半頃ようやく 「今終わったー これから先生と帰るー」。

3時間近い、長いレッスンだったようです。

すでに外は暗かったので、いつものようにE先生が駅まで送ってくださったそうです。

最寄駅が違うというのに、本当にいつも申し訳なく思います。

この日のレッスンでは、またまたものすごーく怒られたそうです。

最初から最後まで、ほとんど良いところがなく、ひたすら怒られ続け、

途中からもはや何が何だかわからなくなってしまったらしい。

娘曰く、「自分はもちろんだけど、先生も!」

そのことに先生も気付かれたようで、5分休憩が入ったそうです。

それによってヒートアップしていた空気がクールダウン、

そこからはなんとか穏やかにレッスンは進んだそうです。

中学生の頃は、ガラスのハートで心配したものですが、

E先生に鍛えられてずいぶん強くなったものです。

夕方からのレッスンの時には、E先生はいつもお菓子をくださいます。

「高校生はお腹が空くから。」とおっしゃって、

チョコレートや菓子パンやヨーグルトやプリンなどを。

チョイスのしかたが不思議ですが、この日はキャラメルだったそうですw

冬休み中は、受験生のための冬期講習会が、付属高校と大学、共にあるので、

大学のレッスン室・練習室が使えません。

昨年は、大晦日にご自宅レッスンが入ってびっくりしましたが、

今年は30日にご自宅レッスンだそうです。

それでも十分びっくりです。


もうすぐクリスマス。





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