クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

幼稚園時代のママ友

2015-10-31 | 日記

下の娘の幼稚園時代のママ友とはちょくちょく会っているのですが、

上の娘の幼稚園時代のママ友とはフランスに転勤して以来、

かれこれ12年以上会っていませんでした。

フランス駐在6年半の間になんとなく連絡が途切れてしまった感じかな。

今みたいにLINEもなかったですし、連絡手段はPCメールでしたしね。

フランス駐在後も、日本に帰ることなくそのまま上海に横移動してしまったし、

上海でも引っ越しに次ぐ引っ越し、そしてまた引越し。

今思い出しても、大変だったなぁ。

引っ越しほど面倒なものはないですよ、ほんとうに。

引っ越しすると、何かしら失っていく気もしますし。

まあ、連絡を取れない人が増えてしまったのは、

半分は面倒くさがり屋の私のせいなんですけど。

そんなこんなで、上の娘の幼稚園時代のママ友とはすっかりご無沙汰していた

わけなのですが、先日、と言ってももうだいぶ前になりますが、

ママ友の一人とイトーヨーカドーの食品売り場でばったり会ったのです。

その時に「みんなでランチしよう!」ということになりまして、

そのママ友が、みんなへの連絡、日程、場所、すべてセッティングしてくれました。

みんなというのは、当時仲良くしていた5人のママ友。

私を除いて、4人は細々ながらお付き合いを続けていたそうです。

子供たちは、女の子3人、男の子2人という割合。

子供同士が仲良しだったというよりも、母同士の仲が良かったのかなぁ。

なんか、その辺り不明。

あの頃は、5つの家を持ち回りで毎週遊んでいました。

家がすぐ近くというわけではなく、みんな車で移動してたかな。

兄弟ももれなく付いて来たから、いつも子供が10人くらいいて、

それはそれは賑やかでした。

あのお子ちゃまたちが、もう20歳ですからね。

時の流れの速さに驚愕ですよ。

ママたちも、同様に年を重ねたわけですが、

「変わってないね!」って思えてしまう摩訶不思議。

確実に老けて、しわも増えて、体型も変わったわけなのですが。

5人揃ったら、あっという間に幼稚園ママに戻った気分。

でも、やっぱり時の流れは残酷で・・・

1人のママ友は、離婚。

もう1人のママ友は、子宮がんを患っていたのでした。

離婚したママ友は、管理栄養士の資格を持っているので、

今はバリバリ働いているのですが、離婚に至るまでの話を聞くと、

ご主人に対して大変な苦労をしているのでした。

2年前に癌が見つかったママ友は、手術と抗がん剤治療を乗り越えてきました。

「あと3年は気が抜けないんだ」と笑顔で言っていました。

そんな大病を患ったとは思えないほど、相変わらず明るくて元気で豪快で。

この事実はとてもショックでした。

やっぱり13年もの間にはいろいろありますね。

子供たちの方は、5人とも大学2年生。

理数系が2人、語学系が1人、国際なんとか系が1人、音楽系が1人。

あの頃のお子ちゃまたちがどんなふうに成長したのか、ぜひとも見てみたいわ。



パンプキンマフィンを焼きました。




かぼちゃをたっぷり使って、ペースト状にはせず、形を残しました。





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スカートを汚した結果

2015-10-29 | 下の娘ごと

昨日は、文化祭の準備のため、いつもより遅い時間に帰ってきた下の娘。

なぜか制服のスカートがありえないほど長い。

膝下10cmくらいある。

「どうしたの? その地方の中学生みたいな格好w」

「スカート汚しちゃったから、借りてきた。」

なんでも、文化祭の準備で小道具の手伝いをしていたところ、

パレットに絞り出されていたたっぷりの絵の具の上にうっかりどっかり座ってしまったらしい。

かなり派手にべっとり付いてしまい、とりあえず保健室に駆け込んだのだそうです。

保健の先生は、「ありゃー、これは取れないよー」と嘆きつつも、

「洗っておいてあげるから、◯◯先生のところに行って、替えのスカートがあるか聞いて来なさい。」

と、面倒な手洗いを引き受けてくださったそうです。

申し訳ないです・・・

ジャージに着替えて、◯◯先生のところに行き、いきさつを話すと、

「なんで最初からジャージに着替えなかったの?」

と怒られたそうですが、真新しいスカートを出してくださいました。

「替えのスカートは置いてないのよ。 これは、来年度の新しいスカートよ。」

3年生であるうちの娘には関係ないことなのですが、来年度から制服が新しくなるらしく、

といっても大きく変わるわけではなく、マイナーチェンジなのですが、

その最終試作段階のスカートなのだそうです。

「仕方がないから、これを貸してあげるわ。」

申し訳ないです・・・

◯◯先生にはいつも、「スカート丈が短い!」とチェックを受けている娘なので、

「新しいスカートなんだから、絶対折っちゃだめよ!」

と念を押されたそうです。

それで、膝下10cmだったというわけです。

スカートと一緒に、新しいブラウスとリボンも渡され、

「明日、これを着て登校して来て。」

突然、試作品のモデルに起用された娘ですww

だけど、なんでわざわざ家に持ち帰って、翌日着て登校しなきゃいけないのかしら?

学校で着ればいいのでは?

謎。



少し前の話になりますが、

先日、12年くらいぶりに、上の娘の幼稚園時代のママ友と5人で会いました。

うちから徒歩8分のジョナサンでランチ。




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Y先生の感想

2015-10-28 | 上の娘ごと

土・日・月と、3日連続でレッスンがあった上の娘です。

土曜日は朝8時半から10時まで、K先生のレッスン、

日曜日は13時半から16時まで、M先生のレッスン、

月曜日は11時から12時10分まで、Y先生のレッスン。

なんとも贅沢な・・・

こんなにレッスンが続いてしまったのは偶然なのですが、

土曜日は弦楽アンサンブル演奏会もありましたし、

レッスン前の準備も含めて、時間的にも精神的にも相当きつかったようです。

月曜日の夜帰宅した時には、精根尽き果てた・・・といった感じでした。

M先生のレッスンは久しぶりだったのですが、今回もまた2時間半も見てくださいました。

そしてこの日、5回目のレッスンにしてようやく、シベリウスのコンチェルト第1楽章を

最初から最後まで通させてくださったそうです。

これまでのレッスンでは、娘の演奏がひどすぎて、数小節弾いては止められてましたから。

Y先生のレッスンでは、土曜日の演奏会の感想を聞かせていただいたそうです。

素人の私から見ても気になっていた部分があったのですが、

やはりY先生もそこに触れて、かなり辛口の意見をされていました。

まあ、ここでは書きませんが、今後も毎度問題点として挙がりそうです。

ヴァイオリンは、1stも2ndも良く頑張っていたと評価してくださいました。

コンサートミストレスを始め、各パートのトップは、

その中で一番上手い学生が務めるわけですが、「どのトップも走りがちだった」

とおっしゃっていたそうです。

後ろのプルトを置いて行ってしまいがちだったと。

Y先生が弾き振りで、必死にそれを制止しようとされていたそうですが、

なかなか効かず、どうしても走ってしまっていたそうです。

トップは、一番後ろのプルトまでしっかり気を配って、後ろが遅れないように

引っ張っていかなければいけないとのことです。

全体として、「もっと仲間意識を強く持たないといけない」とおっしゃっていたそうです。

とはいえ、「選抜メンバーなだけあって、まあ良く弾けていたよ。」

と、合格点は頂けたみたいです。


土曜日は、演奏会の後、帰り道が一緒だった私の両親が、夜ごはんを食べて帰ろうと

誘ってくれたので、下の娘とご馳走になりました。

大学から駅までの中間地点にある中華料理屋さんにて。





       
       ↑通常サイズの2倍以上!
 








焼き豚と青菜と卵のチャーハン、撮り忘れ。


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いろいろ伝わってきました

2015-10-26 | 上の娘ごと

土曜日、大学のホールにて、選抜メンバーによる弦楽アンサンブル演奏会がありました。

夫の両親、私の両親、下の娘と一緒に鑑賞して参りました。

夫は、自分のオーケストラの練習と重なってしまい、そちらに行くことを選びましたw

5月初旬にメンバーが選抜されてから、約半年間練習してきた成果の発表となります。

毎週、Aオーケストラで3時間半練習したすぐ後に、

このアンサンブルでさらに3時間程練習するというハードなスケジュールでした。

娘は、2ndヴァイオリンで参加。

特別特待奨学生の1年生女子がコンサートミストレスを務めました。

指導教授は、娘がお世話になっているY先生。

当日も、コンミスの隣の席に座られ、弾き振りをされました。

曲目は、

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第14番 弦楽合奏用

ベートーヴェン 大フーガ 弦楽合奏用

どちらも、ベートーヴェン最晩年の弦楽四重奏曲の中で、名作と言われている作品だそうです。

娘がレッスンの時に聞いた話ですが、

Y先生は、すべての作曲家の中でベートーヴェンが最もお好きだそうで、

中でもとりわけ、「大フーガ」を愛していらっしゃるそうです。

ベートーヴェンはこの「大フーガ」を創作活動の集大成と考えていたらしいですが、

すでに耳が聴こえなくなってからの作品なわけで、驚愕としか言いようがありません。

演奏する側にとっても非常に難解な曲だそうで、Y先生も挨拶の中でおっしゃっていました。

「とても難しい曲に挑戦させてしまいましたが、学生たちが良く頑張ってくれました。」

娘も、今回はどちらも本当に難しかったと言っていました。

ちょっとでも気を抜くと、とたんに落ちてしまうと。

同じ楽器の中でもなかなか合わなかったり、

1st、2nd、ヴィオラ、チェロの掛け合いもなかなか合わなかったり、

とにかく一筋縄ではいかない難しい曲だったそうです。

前日の最後の練習の後、Y先生は、

「今回の曲は、体力はそれほど使わないけれど、精神力をものすごく使うから、

 今日は早く寝て、ゆっくり休んでね。」

と大学生相手におっしゃったくらいです。

それほど全神経を研ぎ澄ませて集中しないと弾けない曲なのですね。

本番は、とても感動的でした。

もちろんノーミスの完璧な演奏とはいかず、ところどころ綻びはあったようですが、

Y先生がベートーヴェンを、特にこの曲を愛する気持ち、

Y先生がこの曲の真髄をなんとしてでも伝えたいという強い気持ちが、学生たちにしっかり伝わり、

そして学生がそのY先生の思いを精一杯の力で具現化していたように思います。

Y先生と学生たちが一体化しているように感じました。

それは、弾き終わった後のY先生の表情からも知れました。

とても嬉しそうで、満足げなお顔。

はっきり言って学生たちよりも笑顔が輝いていました。

この日で、このアンサンブルは解散です。

そのことにも触れて、Y先生も寂しいとおっしゃっていました。

Y先生は、オーケストラの神様と言われている方です。

そんな方に毎週指導していただいて、その薫陶を少しでも受けられたこと、

学生たちにとっては貴重な経験になったことでしょう。

娘も、

「全身全霊傾けて頑張った。 やりきった感がある。」

と満足そうでした。

娘は、今日早速、Y先生のレッスンが入っています。



夫の両親からの頂き物。







ずっしり濃厚、ハチミツが効いていて美味しかったです。



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心震わす歌声

2015-10-25 | 日記

先週、劇団四季ミュージカル「サウンドオブミュージック」を鑑賞してきました。



とてもラッキーなことに、某所から招待券を頂くことができまして、

ママ友とありがたく行って参りました。

もう、素晴らしい!の一言です。

感動ポイントが随所にあって、そのたびに涙があふれそうになり困りました。

偶然にも、最近、映画の方をDVDで観ていて、あらすじがしっかり頭に残っていました。

修道女見習いだったマリアは、修道院長の指示により、

妻を亡くし7人の子供たちを抱えたトラップ大佐の邸宅で、家庭教師をすることになります。

が、マリアが自由な心と歌声で、固く閉ざされたトラップ大佐の心を開き、

心を通わせるまでの過程が大分省略されていました。

あっという間にほだされ、簡単に恋に落ちてしまった感が・・・

そこが残念だったのですが、あとはどの場面もとても良かったです。

劇団四季はなんといっても歌ですよね。

流石としか言いようがありません。

それは子役だって同じ、子供だからって妥協はありません。

7人の兄弟姉妹が7人とも可愛らしく、一生懸命で、

自分の台詞がない時でも表情でしぐさでしっかり演技ができていました。

子役とはいえプロなんだなと感心しました。

最年長のリーズル役は大人だったかもしれませんが。

10年前、もし日本に住んでいたら、下の娘にはこちらの道にもチャレンジさせたかったな。

本人も、「アニー」のオーディションを受けたかった!と言ってますしww

「アニー」オーディションのドキュメンタリ―番組を見たことがありますが、

この世界も音楽同様、才能と努力がものをいう狭く厳しい世界ですね。

さて、今回はっきり言って主役を食ってしまうほど素晴らしかったのは、

修道院長の心震わす歌声です!

あんなに美しく、力強く、包み込むような優しい歌声を聴いたことがありません。

この方の歌を聴いているだけで、泣けます。

本当に感動します。

素晴らしかった!


お昼の回だったので、鑑賞前にママ友とお昼ごはん。








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