クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

張り替えどき

2017-12-10 | 上の娘ごと

本番が近づいて来ると、考えなければいけないこ

と。

弦はいつ交換しようか。

弓の毛替えはいつお願いしようか。

弦の交換は、毎日数時間以上練習する人であれ

ば、1ヶ月に1度交換するのが理想的、長くても

2ヶ月以内に交換するべきらしいのですが、弦は

4本ありますし、セットで交換するとなるとそれ

なりに費用がかかります。

本番直前には必ず交換するようにしていますが、

しばらく本番がなかったりすると、うっかり2ヶ

月過ぎても使い続けていたなどということは多々
あります。

先月、娘が学外でお世話になっているM先生のレ

ッスンを受けた時のこと。

弾き始めるや否や、

「ちょっとヴァイオリン貸して。」

と、M先生は娘のヴァイオリンを取り上げまし

た。

そして確認するように弾かれると、

「あー、やっぱり。この弦死んでるじゃない。

いつ替えたの?」

「9月の初め?だったと思います・・・」

「ダメだよ、そんなの使ってちゃ!」

M先生はプロのオーケストラに所属されているの

で、1ヶ月に1度、弦が支給されるのだそうです。

1ヶ月使用して、まだ余裕がありそうな時は捨て

ずに保管しておくそうで、その中古の弦1セット

を娘に渡してくださいました。

「これに張り替えて。」

言われるまま張り替え、改めて弾いてみると、音

が見違えるように生き返りました。

弦がヘタってきて、替えなければいけないことは

もちろんわかっていた娘ですが、本番との兼ね合

いを考え、替えるタイミングを計っていたようで

す。

練習だから、少しくらい音質が悪くても・・・

などと思ってはいけませんね。

やはり本来の自分の音で練習しなくては。

それにしても、すぐに気付かれる先生は流石で

す。

以前、娘のヴァイオリンの調子が良くなかった時

も、すぐに気付かれ、調整に出すよう勧めてくだ

さったことがありました。

が、娘は忙しさにかまけて、調整に出さないま

ま、再びM先生のレッスンに行ってしまいまし

た。

すると、

「まだ調整に出してないでしょう? 早く見ても

らった方がいいよ。」

と。

完全にお見通し。

ようやく調整に出すと、思っていた以上に重症だ

ったのでした。

自分の大切な楽器の管理がまだまだな娘です。



「すずめや」のどら焼き。





やっぱり美味しいなぁ。

餡ももちろんだけど、生地が特に美味しい。

モチっとしているけど、ふんわり軽め。

蜂蜜が効いています。













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