クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ハンガリー国立フィル&牛田智大さん

2016-10-26 | 日記

今朝の上の娘との会話。

「今日は、K先生のレッスンだ

「あれ? 一昨日もレッスンじゃなかった?」

「一昨日は、Y先生。 レッスンとレッスンの間が1日しか空いてないとかキレる

「なんか先週も同じような会話してた気がするんだけど。」

「そうだっけ?」

「うん、した、した。」

「あ、そうかも! スケジュール帳見てみる。」

先々週末、ユリア・フィッシャーのリサイタルを聴きに行った日、

その日の朝8時に、まずK先生のレッスンが入っていました。

その翌日に、ドン・ジョヴァンニの本番があり、

その翌日に、Y先生のレッスンがありました。

先週末は、E弦楽アンサンブルの本番がありました。

その翌々日に、Y先生のレッスンがあり、

さらにその翌々日の今日、K先生のレッスンがあったのでした。

2週続けて、同じようなスケジュールだったようです。


さて、昨日は、「ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団」のコンサート

がありまして、招待券を頂いていたので、娘2人が鑑賞してまいりました。

2人のスケジュールが合うことはなかなかないので(一方的に上の娘が忙しいのですが)、

今回は姉妹揃って行くことができて良かったです。


     


曲目は、

リスト : 交響詩 「レ・プレリュード」

リスト : 死の舞踏 

ドヴォルザーク : 交響曲 第9番 「新世界より」


ピアノソリストは、牛田智大さんです。

牛田さんは弱冠17歳ですが、小さなころから天才と言われ、

ニュース番組やドキュメンタリー番組などでも取り上げられ、

私たちもその頃から注目していました。

この日の座席は、ちょうど牛田さんの演奏が良く見える場所だったそうで、

特に下の娘は、「すごく良かった! すごく好きな演奏スタイルだった!」

と、感動していました。

脱力ができていて、音もきれいだったし、音楽的にも素晴らしかったそうです。

上の娘の方は、やはりどちらかというと、オーケストラの方により耳を傾けたようです。

この日、オーボエの調子が悪かったそうです。

「たぶん、オーボエのリードの問題だったと思う。」

と娘は推察していました。

管楽器はリードを自分で作りますが、湿度の低い東欧と、湿度高めの日本とでは、

状態にだいぶ差があるかと思います。

その辺の微妙な違いに対応できなかったのではないかと。

オーボエのソロがあったのですが、

正しい音程よりも徐々に下がって行ってしまったそうです。

あー、これは気の毒だなぁ、と思いながら聴いていたそうです。

オーボエソロに続いて、すぐに1stヴァイオリンが入ったのですが、

この1stヴァイオリンが、実際の音程よりも低い音程で弾き始めたそうです。

「とっさの判断でオーボエに合わせたんだよ、さすがだよね~」

と感動していました。



     





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