つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

ゴゴゴゴゴ……無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!

2005-11-17 14:41:46 | 木曜漫画劇場(白組)
さて、奇妙な世界へ御招待の第352回は、

タイトル:ジョジョの奇妙な冒険(全63巻)
著者:荒木飛呂彦
文庫名:ジャンプコミックス

であります。

扇:背後霊はいないけど、以前同居はしていたSENでーす。

鈴:近寄ってこれないらしいLINNで~す。

扇:そんなことでは、ウリィィィィィィィィと叫ぶことはできんぞ!

鈴:いや、そんな人外にはなりたくはないのでぜんぜんOKだ!

扇:え? 君は人間だったのか?

鈴:そりゃそうだろう。地球外生命体の君とは一緒にしないでくれたまへ。

扇:吸血鬼ごときが土星人に尊大な口をきくものだ。

鈴:ふっ、土星人と言えど噛まれれば僕になるのは変わらないんだがな。
試してみるか?

扇:トマトジュース野郎はほっといて。
一部に熱狂的なファンを持つ、異色の少年漫画です。
初めて読んだ時は、絵に拒否反応が出ました。

鈴:輪っか野郎もほっといて。
一部に熱狂的なファンを持つ、異色の少年漫画です。
初めて読んだ時は、絵に拒否反応が出ませんでした。

扇:ザマス野郎は無視して。
劇画調の絵はともかく、シリアスとギャグを巧みに織り交ぜたテンポのいい作品ですね。
初期の頃は、モロに宮○あ○らの色が残ってて笑えたりします。

鈴:カボス野郎は無視して。
そうねぇ。でも、初代はあまりにもまじめすぎたがね。
テンポのよさは2代目からいかんなく発揮されてるとは思うけどね。

扇:確かに、二代目の主人公、人気あったしねぇ。
だからか知らないけど、三代目のウリは冷静さと力技の使い分けだったな。
まぁその分、納得いかない戦闘も多々あったが……。

鈴:人気あったねぇ。つか、あの情けなさと勝ちっぷりはいい味を出していた。
使い分け……使い分けてたのかあいつ……(笑)
どう考えても、あいつのスタンド、力技LONELYだった気がするが……。

扇:困った時は退却する二代目、詰まった時はゴリ押しの三代目だからなぁ。
ところで、ロンリーって何よ?
三代目はチーム組んで敵を袋だたきにしてたろ?

鈴:まぁ、確かに主人公のクセに「逃げるが勝ち」って言ったからなぁ2代目。
あのせこさ加減がかなりいかしてたんだがな、それでも。
……え? ロンリー? オンリーと同義語ではないのか?(爆)

扇:真面目な話に戻って……。
吸血鬼及びそれに連なる者と戦うジョースターの愉快な方々の話。
二代目はのりぴー語を喋り、三代目はケンシロウも真っ青のイヂワルです。
初代は……真面目すぎたんで語るまい。

鈴:語らなくていいだろう。
にしても、初代、2代目は波紋というけっこう目新しいネタで吸血鬼との戦いなんつーのをやってたが、3代目から一気に毛色が変わったなぁ。
じじいになった2代目も波紋はどうした!? って感じになったし。

扇:捕捉しとくと、波紋というのは太陽エネルギーを相手に叩き込む対吸血鬼専用技です。
他にも使い道はあるんだけど、科学力より遥かに優れているかと言うと……うーむ。
一方、三代目から登場する幽波紋(スタンド)は一種の超能力で、平たく言っちゃうと何でもありになりました。

鈴:波紋はけっこう地味だったよなぁ。初代が使うと余計地味だったけど(笑)
そういう意味では、スタンドは少年マンガらしい派手さがあったけど、波紋のほうが味わいはあったねぇ。
ところで、キャラ紹介はどうするよ?

扇:いらないだろう、多すぎるからなぁ。
何か、これ――って思い入れのある人いる?

鈴:なに、ひとりだけいるぞ。
シュトロハイム。「ドイツの科学力は世界一ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!」はこのマンガ中、最高の名言だと思うぞ(爆)

扇:ふぅむ、名言と言えば、二代目のアレだな。
「逃げるんだよォ~~~~~!!!!!」
ちなみに、ラスボスを前にしての発言。(笑)

鈴:よかったよなぁ、この台詞(笑)
逃げるせこさが2代目のいいところだ(笑)
しかも2代目のラスボスのカーズって倒してないし。

扇:追い出しただけだからな……地球から。
はて、本当は五部まであって、さらに別巻で第六部があるんだけど割愛。
戦闘シーンに関して言えば五部が一番好きだけど。
というわけで、今回はここまで~。サ・ヨ・ナ・ラ~♪

鈴:割愛って、全部書いたらどれだけ長くなるんだ、この木曜劇場(笑)
5部……未知の世界だ……(笑)
まぁでも、このひと、これで一時代は築いたよなぁ。個人的には「バオー来訪者」のほうが好きだったりするけど~(さらに笑)
と言うわけで、この辺で。さ~よぉ~な~らぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~♪