つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

いや、うん、わかるよ、売れるの

2005-11-10 22:53:16 | 木曜漫画劇場(紅組)
さて、ちょいとお試しな回の木曜劇場の第345回は、

タイトル:楽園ルウト(第1巻~第4巻:以下続刊)
著者:槻宮杏
出版社:白泉社花とゆめコミックス

であります。

鈴:兼業作家を目指してるLINNで~す。(←あくまで兼業(笑))

扇:兼業サッカーって何だ? と突っ込むSENでーす。(笑)

鈴:……。
さて、今回の木曜劇場はちょっと趣向を変えて、片方しか知らないマンガをネタにしております。

扇:と言うわけで、今日の担当はカンピューターのLINN。
バックアップはいつもニコニコ論理思考のSENです。

鈴:ロンリー嗜好?(笑)
……ボケはさておき、相棒向けにも少しストーリー紹介行っとこう。
基本的に天使もの。ただし、世界観はごっちゃで、天使の世界は中国風。このあたりの世界観を突っ込んではいけないものと思われる。
さて、主人公の花都(かづ)は天界の姫天使。けれど、ある時、人界に謝って落ちてしまい、天使の力の源である羽を落としてしまう。
おかげでまともに成長できず、一人前の天使になれないため、天界を追放。
落ちた羽はこの話の主人公でもある永塚大峰(たいほう)、笑也(えみや)のふたりに取り込まれていて、花都は偶然このふたりのもとへ。
……と言う具合に話が始まるのじゃ。

扇:アローンかよっ!
何で、中国で天使なんだ? 世界考証がなってねぇな。(それでも突っ込む)
姫天使ってビックリマンですか?
はーはー、つまりこの間抜け天使が、大砲とSHOWYAに人間のことを学ぶ話だな? で、ついでにお約束街道まっしぐらの三角関係とかかましてくれると。

鈴:B'zではないが?
中国ベースなのは、まぁ、いまさら気にしてもしょうがないので、こっちはまったく気にしていない。つか、言い出したらキリないし。
で、人間のことを学ぶ、と言うわけではないな。別に学んでも仕方ないし。
要するに、なんで花都が成長できず、一人前の天使になれないか、そういう方面の話なのでな。
まー、三角関係はそのまんまだが(笑)
ただ、このところ、少年マンガばりに戦ってんぞ、大峰と笑也。えー、ちなみに、大峰は羽の力で身体能力増強、笑也は千里眼。さらに、豪快くんと女ったらしの組み合わせ。ちなみに双子。
花都を差し置いて、人気が出そうな作りにはなっているだろう?

扇:あれ、元曲の洋楽の方が好きだけどな。
てか、髪型変えてチャイナ着てりゃ中国だと思ってるんじゃねぇぞ、読者舐めんな。
つまり、花都のEXPが足りないから戦う、そういうことだな?
ところで、その二人『カルラ舞う!』って呼んでいいか?(笑)

鈴:元? 知らんなぁ。まぁ、こっちもB'zはBad Communication(ただし英語版)でやめたからど~でもい~が。
しかし、チャイナ服着てないぞ、花都(笑) つか、いつもの見た目、小学生だし。
いちおう、双子の力の源である掌の十字架が合わさると本来の16歳の姿に戻るがね。
……って、花都のEXPが足らんってな……。まぁ、足りなさすぎだがな、EXP。
でもまぁ、このちっこいのが健気にがんばる(?)ところがまたよいのではないのかね、読むほうにとっては(冷静)
にしても、『カルラ舞う!』はそのまんまだな。ただし、真ん中のヤツは顔に傷はないし、だらだらと長い髪でもないがね(笑)

扇:それのどこが中国なんだ?
まぁ、以前紹介した『妖怪妖恋譚』も人のこたぁ言えないが。(汗)
てか、魔法少女物だったのか? 「テ○マ○マヤ○ン」とか。
要は、お騒がせで元気120%な天使娘がバトる話なのだな? 何と戦うのか知らぬが。

鈴:いや、チャイナ服で中国かどうかを判断されてもなぁ。趣味疑われるぞ、相棒(笑)
魔法少女ものじゃぁねぇぞ、どう考えても。変身っつっても、基本的にはもとの姿に戻るだけ。
まー、この16歳の姿を見て、双子との三角関係には申し分なし、のキャラにはなるんだが、花都の精神年齢、ちっこいときのまんまだからな。
少女マンガらしい恋愛ものにはちとしにくいかもしれんな。その点、作者は苦労してんのかもしれんが。

扇:常衣着てる娘が出れば和風伝奇物って暗黙の了解もあるぞ。
まぁ、精神年齢ちっこいなりに男センサーが働くということもあるから、恋愛物に出来ないわけじゃないんだろうがな。
双子が16歳の花都見て、胸キュン(死語)になる瞬間もあるのだろうし。

鈴:ほぅ、そういう暗黙の了解もあるのか。
じゃぁ、エルフが出てきたらロー○スもどきって暗黙の了解もあったりするのか?(笑)
あ、双子が胸キュン(死語)なのは、そのまんまだ。まー、とは言うものの、けっこうドライに三角関係やってくれているので、作品の雰囲気には合ってるとは思うけどね。
でも、だいたいは双子ふたり、及びその後に出てきた天界の天使連中の男性キャラ人気に支えられている、と言う側面は否定しきれまいて。

扇:ねぇよ。
ドライに三角ってことは、花都は今のとこどっちにも脈なしってことか?
男性人気に支えられるのは定番なので由とするしかないが、キャラのストック尽きた時に限界きそうだな、某フ○バのように。

鈴:ないのか……。それはざんねん・・・・・・。
脈なし、っちゃぁ脈なしね。まー、いまのところ、双子大事で行ってるんで、どっちに転ぶかはわからんがね。
たぶん、読者の反応から考えると、どちらに転ぶこともなく、花都が天界に帰っておしまいでないと、どちらからのファンにぼろくそに言われるだろうからね。
某○ルバとは……。まぁ、そこまでキャラ出てないから、もう少しくらいは保つんじゃね?(笑)
……と、さておき、そろそろ長くなったし、終わりにしておくかねぇ。
なんか、けっこう木曜劇場にしてはまじめにストーリー解説したり、キャラ解説……してないな……(爆)
まー、いっか。花都と大峰と笑也がいれば何とかなるだろ(笑)
と言うわけで、今回の木曜劇場はこの辺で。さよならさよならさよならっ

扇:某フル○って伏せ字の意味がねーぢゃねーか。
ま、私は読んでないので大したことは言えませんが、相方はここまで言うって事は、売れてるのは確からしいですね。
では、今日はこの辺で