さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

赤白の下帯の男らが激しい吹雪のなかで

2017-01-19 | 日記
会津坂下町初市の大俵を引きあいました。



勇ましい引き子さんたちの名前がすごいスピードで読み上げられ、「おう!」と応える雄叫びがそれぞれにありました。驚きました、大阪・東京・神奈川・千葉・仙台・新潟・・・などなど遠方からたくさんの方が引き子に参加なさっているんです。テレビの取材班の人たちやたくさんのカメラマンの方もお出でになって賑わっていました。




私たちの町では、お祭りやその他のたくさんの催しものがあるんですけどいつもそれに先立って勇壮な俵太鼓が演奏されます。祭り大好きな私は俵太鼓の演奏が大好きで演奏を聞くたび感動で胸がいっぱいになって、ちょっと涙ぐんでしまったりするんです。

当日の俵太鼓の演奏の様子です。あいにくと激しい吹雪の中での演奏でした。

俵太鼓チーム皆さんの演奏です




俵太鼓チームリーダーの方です



皆さんの勇壮であでやかな演奏です。それがうまく写真で表現できなかったのが残念ですけど・・・。
















会津坂下町初市といえば奇祭として有名な大俵引きです。スポーツ少年団の子どもたちの俵引きと、町外の方の参加も頂いている成人の方の大俵曳きが引き続いて行われます。

スポーツ少年団対抗の俵引きです。小雪がちらつくなか元気な子どもたちの入場です。



元気な子どもたちですけども雪が激しくなって寒そうです。回りは可愛い子供の晴れ姿を応援しそして大事な記念の写真を撮りたい保護者の方や、いいショットを撮りたいカメラマンさんの方でいっぱいです。



吹雪くなか元気に俵引く子どもたちです。




終っての記念撮影です。たぶんプロの方が撮影なさるんでしょうけど、可愛い子供や孫の姿を撮りたい方や、それに一般のカメラマンさんの方がわんさと押しかけていました。私などはこんな寒いなかを耐えて長い間並んでいる子どもたちが可愛そうになりました。でも、子どもたちにとっては自分の晴れ姿の大事な記念写真になりますよね。子どもたちがんばっていました。



成人の方の大俵引きです。

引き子さんたちの入場です。赤い下帯姿の男たち、それにお元気な女性の方も見えています。








神聖な大俵引きです。大俵を引きあう前に厳粛な神事があって神主さんのお祓いがあり祝詞がろうろうと奏上され、引き子さんたちは低頭しております。降る雪のなか寒さに耐えている引き子さんたちも応援の人たちも真剣にお祈りをしておりました。



吹雪くなかでの大俵引きです。引き子さんたちはもちろん、大俵にのる町長さんと商工会会長さんも、応援する回りのひとたちも、取材するテレビの方やカメラマンの方も熱気溢れるひとときでした。








初市にはたくさんの出店があって、それにたくさんのカメラマンさんやテレビの取材班の方も見えて賑わいます。

会津坂下町の初市です。市神様が日月神社から役場前の会場に移御されます。お店の方の商売繁盛・農家の方の米価の値上がり・サラリーマンの方の収入の増加などをお祈りする方でいっぱいです。



そして、縁起物の風車や起き上がり小法師を買って今年一年の家内安全無病息災を願う方たちです。



街通りは出店がいっぱい、初市を楽しむ人たちであふれていました。



今年の初市は例年にない猛烈な吹雪の中でした。



激しく吹雪くなか外人さんも見えてます



大俵引きのいい撮影場所を確保しょうと早々と脚立の上に立っているカメラマンさんの姿も見えました



大俵引きを楽しむ人は街通りいっぱいに溢れ身動きも出来なくなります。そんななかで望み通りの写真を撮るのにはいい場所の確保が大事にになります。わたしのような90歳のボケ爺いは俵引きが始まる前に場所を選び寒風の中その場所の確保をするために30分前後立ち続けなければなりません。このときばかりは押し合いへし合い主催の方の厳しい注意などにもめげず鬼心になって場所を確保するのです。そしてとった写真です。興奮してカメラが曲がっていました。お恥ずかしい、修正に苦労しました。



11時頃から午後3時過ぎまで祭り好きな90歳成り立ての爺いはもう嬉しくて嬉しくて歳を忘れて飛び回りました。大俵引きを終わってほっとしてやっと本来の爺いにかえりました。

焼きそば屋さんで\500の焼きそば二つ


きんつば屋で\120のきんつば二つ



帰って家内のばばちゃんと食べながら初市の話を楽しむために買いました。楽しい初市を心いっぱい楽しみました。