身体にとって「柔軟性と筋力のバランス」はとても大切です。
ストレッチやトレーニングをわけて考えるほうが、皆さんにとっては当たり前かもしれません。
しかし本当は、しなやかさの裏には筋力(安定)があり、
力強さの裏にある伸びるしなやかな身体でなくてはいけません。
私は昔、ものすごく硬い身体でした。
感覚や意識の薄い部位が多く、自分の身体なのにその部分を思うように使えない。
この違和感が私の身体への興味をそそったのです。
自分の身体を使いこなすようにするにはどうすればいいか。
柔らかくなるにはどう動かせばいいのか。
感覚や、意識が一つ一つつながるようになると、自然と人の身体の硬さの原因も見て分るように。
体幹(肋骨)から四肢への動きが連動し、身体と心が連動する。
硬いから使えない部分、やわらかいから使っていない部分。
動きの支点や緊張の部位。細かく見れば見るほど身体は個性がある。
人の身体は一人ひとり生まれながらにして持っている癖や質があります。
それでも共通して必要な感覚や意識が身体にはあるのです。
軸となる身体と心の感覚を育てることで「自分」が見えてくるのです。
これは決して技術者に限った心構えではありません。
難しいことではなく、気づいていないだけなのです。
身体がしなやかで力強いこと。丈夫な身体とはこのことなのではないでしょうか。
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(整体人)