石の上にも三十年

焦らず、気負わず、程程に…。
整体&リフレ+酵母パン屋の自営業一家
何でも手作り、手仕事生活。

パティーカンパーニュ

2010年12月26日 12時04分57秒 | 自家製酵母パン屋 かしこ

一日遅れのクリスマスパティー♪

フランス人の友人に食べてもらいたくて巨大カンパーニュ。

直径27センチの1.5キロ超え。


これから一緒に電車に乗っていい香りプンプンさせてお出かけしてきます~


今日は特に贅沢な配合で粉の香りを充分に感じるカンパーニュ。

昨日の正午から仕込み始めて今焼き上がり。

丸一日、24時間の製作時間。


カンパーニュ用に種を仕込み直して全体の5割に全粒粉とライ麦を配合。



二次発酵も順調。



生地の味見でも酸味もなく、深い全粒粉の味わいにワクワク。



クープ入れがなかなか成長しないなぁ

息止めちゃうし、動きかたくなって恐る恐る入れちゃう(笑)


焼くこと43分。



この迫力!!パーティーまでに冷めるかなぁ?



今日はご主人自慢のハムも持参。

こちらも先ほどゆで上がったばかり。


ん~これは盛り上がるぞ~♪

(かしこ)




レーズン食パン

2010年12月26日 09時28分04秒 | 自家製酵母パン屋 かしこ

レーズン液種をおこした時のレーズンがもったいなくて

必ず食パンを焼くようにしています。


「返り種」でおこす時はレーズンも充分使える状態。

それでも柔らかく、少し味は薄いので自宅用。

混ぜてる時にレーズンがつぶれてしまうので刻んで入れたような感じになっちゃう。


「返り種」とは前回も紹介しましたが作りおきしているエキスを

レーズン液種を新しく仕込む時に5%ほど添加することで一日で発酵が完了する方法。


こした後のレーズンとはいえレーズンも発酵しているエキスをたっぷり含んでいるので

これでもか~と膨らみます。




腰折れするほど柔らかくなるので子供は「一番これが好き~」と最近よく食べてくれてます。


厚切りして焼き立てをバクッ

酵母パンを作り始めたころの幸せな気持ちを思い出す一瞬です。


(かしこ)


メリークリスマス!

2010年12月24日 19時09分00秒 | 我家の食卓

完成しました!試食用クリスマスケーキ


先日お父さんと屋根に出た娘は

「サンタさん、煙突なくてもこの窓から入ってこれるね!!」

あぁ、忘れてしまったこのかわいらしさ。

「うんうん、そうだね。ここから入ってこれるね。」

もう対応が孫に向けての話し方になってるご主人(笑)


そんなやり取りがあったので今年はロフトの小窓の前にプレゼントが置いてあります~


明日の朝が楽しみ。

(かしこ)


クリスマスケーキの練習

2010年12月24日 15時08分26秒 | 我家の食卓

昔はそんなにイベントに執着もなく冷めた女だったのに…(苦笑)

子供が生まれ、友人がふえ、気づけば盛り上がりどころはすべて関わっていこうと

パーティ三昧な私。

せめてどこにも行かれない日々を人と遊んで発散しようというのだから、

健全なアイデアではないか?と今日も自分を慰める。


日曜日に開催される子供のいる家族が集まってのクリスマスパーティに

持っていくケーキの試作会!


子供がいるから濃厚だくだくなものより、シンプルにクリームたっぷり苺どっさりがいい。

持ち運びを考えて大型二段仕込みは諦めてロールケーキにします♪


それでは「かしこ」ケーキ部門。いきま~す!!

まずはカスタードクリームを準備。

卵黄に砂糖を加え白っぽくなるまで撹拌。

小麦粉を加え優くかき混ぜたら、沸騰直前まで温めた牛乳を加え全体を混ぜ合わせます。

    

鍋に戻し、強火で炊いていきます。

焦がさないように隅々までよくまぜて、とろっとした後にサラサラの状態まで火がはいればOK。

ボウルに入れて表面にぴったりラップをかけて最低3~4時間は休ませます。


次にケーキのスポンジ。

今年はふわふわしっとり。とろけるようなイメージで。



この厚み。カステラを思わせるような食感と蜂蜜を入れて香りをアピール。




12月はものすごく忙しいのに暴食もしたから「鶏の丸焼き♪」なんて気分に身体がならない。

醤油の優しい味に癒されたい気分で今夜はお稲荷さんと根菜中心の煮物。

お吸い物に漬物。…でも食後にケーキ。

なんだかなぁ(笑)


では組み立てていきますよ~



冷えて落ち着いたカスタードクリームをもう一度よく撹拌してスポンジに塗ります。





苺を一列に整列させて、生クリームでおおったらくるくるんっ





この状態でクリームが固まるまでしばし冷蔵庫で休眠。



とりあえず味見だけ。カットが汚い~


ほぉぉぉぉぉぉ

蜂蜜が主張しない範囲でいい仕事してますねぇ

おいしい!!もっと苺食べてる感じがほしいなぁ。

どうやって入れようかな?


夜デコレーションして娘にも食べてもらおう♪

(かしこ)


食パンの研究

2010年12月24日 12時58分11秒 | 自家製酵母パン屋 かしこ

ようやく食パンを作る上での注意点が見えてきたのに

ベーコン試食のためちょっと雑に作ってしまった食パン…反省。

それでも香りも食感もまずまず。


一時は食パンは諦めようかと思うほどスランプに陥ったんです。

もちろんまだまだではありますがようやく風味が納得いくものになってきて

ほっとしています(苦笑)


食パンを作る上での注意点として

こねあげ温度、生地の緩さを調整することで見えてきた「窯のび」

国産小麦の穏やかなふくらみを発酵で補っていくことでふんわりと風味良く。


作り手の癖や環境が大きく作用するパン作り。

同じ生地でもこね方や焼成温度、焼成時間を変えるだけで全く別のパンになる奥深さ。


もっともっと何度も季節を繰り返し乗り越えていくことで酵母の癖がつかめていくと

期待しながらひたすらパンを焼いていきます!


「かしこ」のぱん屋は火曜日の10時から売り切れまでの営業をしばらくの間続けていきます。

突き当たりのパン屋に足を運んでくださる皆様においしいパンをお届けしていけたらと思っています。


今日も贅沢な「かしこ」ピザ。



食パンの上にスライスしたベーコンをのせてトースターへ。

焼けていく時に溶けていくベーコンの脂がパンにしみ込んで…

バジルペーストをのせれば出来上がり。

いつもはチーズをのせて焼くけど出来たてベーコンを味わいたくてシンプルに。


これを食べると元気になるんですよね~

うちのご主人がまだ風呂なし四畳半に住んでいた頃からの好物の一つ。

こんなもの食べてるからエンゲル係数がいつまでも高いのよね(笑)

(かしこ)