クリルカレント、戸崎騎手で３着好走。

6月28日現在、大井競馬場在厩
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6月28日(水)大井10R・ポートサイド賞・Ｂ３(五)組・距離1200m戦へ54kg戸崎騎手で出走しました。馬体重はプラス7kgの489kg、硬めの歩様は変わらずも張り艶は良く、好気配でした。単勝は17.8倍の6番人気。レースでは五分のスタートから押していき、中団からの競馬になりました。道中も追いどうしで残り800mからスピードに乗って先行する2頭に並びかけていきました。2番手の外まで上がって直線に向くと残り300mからしっかりと伸びて抜け出しましたが、ゴール前寸前で追い込んできら2頭に差されてしまいハナ、1/2馬身差で惜しくも３着に終わりました。
戸崎騎手からは「直線で抜けた時には勝ったと思ったのですが、スタート後に無理して出していったぶん、最後は脚色が一杯になってしまいました。調教師の指示通り、スタートから気を抜かせないように乗っただけで、決して難しい馬ではなかったです。注文をつけるなら、スタートからもう少し気持ちが乗って楽に先行できれば、勝てるようになるでしょう。それでも、今日は大外枠からの競馬で頑張って走ってくれています。」と、月岡調教師からは「前走で、このクラスと時計への壁を感じていたのですが、名手戸崎騎手の完璧な騎乗で、不安を覆してくれました。素晴らしいです。次の大井開催での自己条件の1200mは火曜日で、戸崎騎手の騎乗できる水曜日はＢ２クラスとの混合の1400m戦なので悩ましいです。御御本騎手の復帰情報もとりいれながら検討させてください。」とのコメントがありました。
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【レポートの転載につき、サンデーサラブレッドクラブの許可をいただいております】

コメントにもありますが、戸崎騎手素晴らしい騎乗でした！納得の３着となりました。

帝王賞開催に伴い、戸崎騎手で臨むことができたクリルカレント。五分のスタートから先頭集団を伺います。


(大外ピンク帽)

他の騎手とも同じに見えるのですが、柔らかい手綱のおかげかグイグイと先頭に迫ります。



スタート後のワンシーンですが戸崎騎手が内を見ながら出していく様子です。地方の条件戦なんかで見ると、いかによく周りを見ているか？凄くわかりますね。
キョロキョロしてサッカー選手みたいです。



心なしか伸びやかに走れている気がします。
最近この後苦しくなり直線で息切れというシーンを見ましたので、今回は４角からの手ごたえにもそれがなく文字通りスムーズな競馬でしたね！







残り100m付近。
勝ったー！と思いましたけどね(苦笑)
完全に抜け出しましたし、人気馬を先行して交わす完璧な騎乗でした。

最終的には外から来ていた２頭に差されてしまいましたが、これは納得の３着。



帝王・的場文男騎手の激しい追い込みに屈しました！
的場騎手も凄いですね〜あの追い込み見ると本当に実感します。

ということで久々に馬券圏内に来たクリルカレント。
いろいろご意見はあると思いますが、馬７：騎手３とも言われるようにやはり騎手も大事なんだなと実感させられるレースでした。

月岡先生のコメントでも次走も戸崎騎手または御神本騎手への可能性も示唆されました。
是非二人のどちらかに乗ってほしい！

個人的には距離は1,400mに再挑戦ありだと思いますし、今年可能性の幅を広げてほしいと思いますので混合1,400mで戸崎騎手、も楽しみです。

まあこればかりは運と縁なので、次にまた期待いたしましょう。

クリルカレント、お疲れ様。
戸崎騎手、ありがとうございました。