里山の移ろい

写真付きで日記や趣味を書く

失ったものは大きい

2018-03-11 17:01:48 | 日記

本日の各テレビ局の番組は、特番が組まれ、

例外番組は皆無に近い?

 

7年たって、映像から読み取れることは、

「復興」は道半ば?

「復興した」、などと軽々しく言えないように思った。

家を失い家族を亡くし、その上で仮設暮らしの方々は、

まだまだおられる・・・・・

 

やっと入った、終の棲家になるだろうと思われる、

被災者のための住宅に移り、落ち着いたように見られる、

「何か」が足りないという?

そして、寂しさだけが募るという方もおられる。

 

それは、お隣さんがいない事だという?

やっと、何でも気軽に話し合いるお隣さん、

 仮設でやっと親しくなった、と思えば、また移動しなければならない、

 全く、最初から出直しになると言う!!

 

このようなことを考えてみると、家族もさることながら、

お隣が変わることは、

人間生活にとって、最も不安になる事のようである?

つまり心の支えを失い、精神的不安定が襲うということのようだ。

 

 

私たちは「幸か不幸か」、何事もなく暮らしていると、

さほど、おとなりさんを意識することなく、暮らしている。

 

それで、生活するうえで支障をきたしていない?

そんな暮らしをしていると、

集落の、諸々なことに対し、無関心になりがちになる!!

 

暮らしやすい地域社会の重要性は、

震災等でご苦労され、初めて分るのかもしれない!!