富岡町観光協会ブログ「夢咲くら」

警戒区域となった福島県富岡町の現在…
東日本大震災・原発事故・避難に関する新着情報などをお伝えしています。

一時帰宅4巡目 実家

2012-10-04 18:46:52 | 一時帰宅
平成24年7月上旬、4巡目の一時帰宅をしました。
写真は実家です。
2階のサッシ、ベランダが壊れ、屋根の瓦もはがれ、
内部は雨漏り状態…

天井は真っ黒。傘を差さないとダメです。

実家の母は、苦労して買い集めた書籍が雨に濡れる事を
とても憂えて…避難先で日に日に元気が無くなっていました。
この日は私ども家族と一時帰宅日程を合わせ、
まだ濡れていない本類を、私の家(富岡町内)に運びました。

茶の間はもうキノコも生えないくらい水浸し…

3巡目一時帰宅⑰

2012-04-24 14:28:02 | 一時帰宅
四倉パーキングで見つけました。
方言のあれこれ!です。
一緒に同行した中3の娘が大爆笑!写メってました(笑)
友達に見せるんだって!!

四倉パーキングには以前、東北弁でしゃべる
自動販売機もあったんです。
今は関西弁になっているらしい?
小さくても退屈しない四倉パーキングでした!

夕方6時前には自宅に到着し、3巡目の一時帰宅は終了しました。
今度はいつ帰れるのかしら…

3巡目一時帰宅⑯

2012-04-23 14:17:25 | 一時帰宅
10時50分から14時50分までの4時間の間に、
道の駅「ならは」を往復しなくてはならなかった為、
昼食をとる時間も惜しくて荷物整理をしていました。
お腹がすいて仕方なかったので、
常磐自動車道四倉パーキングで遅い昼食タイム。

私たち親子は軽めの蕎麦・うどんの食券を購入。
テーブルに付くと見知った顔ぶれの人々が…
富岡町の方々でした。
写真はその方々が食べてらした定食です。
あまりに美味しそうでしたので、頼み込んで写真をパチリ!
私もこれにすれば良かった~!

四倉パーキングの定食はとっても評判がいいんですって!
ちゃんと水揚げ先の表示もしてあって…今度はコレにします。

3巡目一時帰宅⑮

2012-04-20 14:11:24 | 一時帰宅
6号国道Jヴィレッジ付近で検問。
必ずここで許可書を確認されます。
寒い日も暑い日も、ずっと双葉郡の警戒区域内を
守ってくれています。

よ~く見ると、京都府警や北海道警の文字が…
全国から応援に来て下さっているそうです。
ありがたいことです。感謝です。

3巡目一時帰宅⑭

2012-04-19 14:01:30 | 一時帰宅
道の駅「ならは」にて荷物のスクリーニング検査。
3巡目一時帰宅の今回から、受付もスクリーニング検査も
ドライブスルー方式になり、時間もあまりかからなくなりました。

自宅を出る時に家が傾いている為か、
玄関の鍵が大人1人ではかからなくなっていました。
すでに乗用車に乗り込み防護服を脱いでいたけれど、
手伝う為にむき出しの靴のまま、雨水を踏んで移動、
玄関の鍵をやっとかけて出発。
雨水にぬれた靴底が心配でしたが、スクリーニング検査はOK。
ホッとしました…

もちろん…2巡目の時のように巡回中の警官に
不審者として呼び止められる事もなく帰ってきましたよ。

3巡目一時帰宅⑬

2012-04-14 11:52:10 | 一時帰宅
富岡中央商店街です。
地盤が少し悪い為か、道路にところどころ陥没の後が…

ここは、毎年11月になると「えびす講市」が開催されていました。
3万人くらいの人出で賑わって、露天のお店もた~くさん出て…
運がよければ、えびす様(商店街の人が扮装)に会えました(笑)。

3巡目一時帰宅⑧

2012-04-08 21:47:00 | 一時帰宅
富岡第二中学校校舎です。
車の窓越しに撮影しているので、見づらくてすみません…

昨年の震災当日、3月11日の夜、中学校体育館は避難所となり、
足を伸ばして座れないくらい大勢の町民で溢れていました。
校庭にも沢山の乗用車が並んで…

発電機が設置されるまで、赤ちゃんのミルク用のお湯がなくて…
(ペットボトルの水ではミルクが溶けなかった…)
ぎっくり腰のおばあちゃんも避難して来てた…
(寒い体育館の床に寝ていて痛そうだった…)
津波で糖尿病の薬が流されて危機的状況の患者さんもいました。
家族と離れ離れになり、不安そうな様子で待っていた女子高生。
色々な事が走馬燈のように蘇ります。

3巡目一時帰宅⑦

2012-04-07 21:12:38 | 一時帰宅
富岡第二中学校東側の桜並木。
3月10日の時の写真ですので蕾も小さくて、
今頃はもう少し蕾が膨らんでいることでしょう。

4月に入ってから富岡町観光協会の下部組織である
「桜のとみおか」委員会の有志20名が費用を出し合い、
2010年にこの場所で撮影した夜の森桜並木トンネルの
写真を引き伸ばした大きなタペストリーを、
県内5カ所の絆カフェやサロン、仮設住宅集会所へ贈呈しました。
制作にあたっては富岡町のアド・プロ広芸社さんの協力を頂きました。
富岡町のシンボル「桜」を少しでも楽しんでもらいたいという
故郷を想う気持ちが形になりました。

左側には中学校の校庭がありますが、
除染された土が山積みされていました。
夜の森公園内と夜ノ森駅構内にも、
除染した土が置かれているとの事です。