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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー

2014年05月07日 | か行 外国映画
私的には、第二次世界大戦前のアメリカの様子がうまーく表されてた前作がとっても面白かったのでした。アメリカの国威高揚や、ヨーロッパとの争い、どこまでも正義を貫こうとする愚直な男!キャプテン・アメリカ!!!!!が。

で、最後に事故で行方不明になって、現代によみがえると。70年経っても、世界はとんと変わらないどころか、技術は進歩しても、人間の方は、とんと停滞したまま。下手すると、わずか70年で、逆行してるんじゃないかと思うほどです。キャップ的には、もっとあきれ返ってほしいもんです。

現代で生きてくしかないので、今についてかないとならないのですが、すっかりなじんでる。70年のギャップみたいな面白さ、とんちんかんさなんかがもっと見たかったかも。なんかすごい真面目なんですよ、このシリーズ。いや、真面目で結構なんですが、硬すぎるような気がするのですが、それはしようがないのかな。

あらすじは公式ページより 以下


“アベンジャーズ”の戦いから2年—。ヒーローたちを集結させた国際平和維持組織“S.H.I.E.L.D.(シールド)”は、未知なる脅威から世界を守るため、新たなる防衛システムの開発を進めていた。“キャプテン・アメリカ”ことスティーブ・ロジャースも、アベンジャーズのメンバーとして共に戦ったブラック・ウィドウらとシールドの一員として活動していた。

キャプテン・アメリカは、ワシントンD.C.にあるシールドの基地で、長官ニック・フューリーから、ある計画について聞かされる。その計画とは、平和維持のために巨大空中母艦ヘリキャリアで世界を監視しようとするものであり、それは、全人類をシールドの監視下に置き、実質的に世界を支配することを意味していた。キャプテン・アメリカは、そんなシールドのやり方に疑問を持ち始める。

突如、ニック・フューリーは、何者かに命を狙われた。その魔の手はキャプテン・アメリカやブラック・ウィドウにも及び、彼らの仲間であるはずのシールドまでもが“アベンジャーズ”である彼らを抹殺しようと動き出したのだ。さらに最強のメタルアームとキャプテン・アメリカに匹敵するほどの戦闘スキルを身に付けた謎の暗殺者ウィンター・ソルジャーが現れ、“アベンジャーズ”を追い詰める。ウィンター・ソルジャーは、第二次世界大戦中に戦死したはずのキャプテン・アメリカの親友の姿によく似ていた…。

巨大な包囲網を逃れ逃亡者となったキャプテン・アメリカとブラック・ウィドウ━そんな孤立無援の彼らに唯一手を差し伸べたのは、自由自在に空中を舞うことができるファルコンことサム・ウィルソンだった。ファルコンは、空軍時代はエリート部隊に所属し、その功績も大きいが、任務中に親友を失ったことをきっかけに退役した男だ。

自分たち以外は誰も信用できない戦いの中で、壊滅の危機を迎えるアベンジャーズ。さらに、シールドの空飛ぶ巨大母艦“ヘリキャリア”を使って全世界2000万人を同時に殺害しようとする、前代未聞の暗殺計画が発覚する。はたして、シールド内部に何が起こったのか? そして、誰がウィンター・ソルジャーを操っているのか。その行く手には、さらなる恐るべき陰謀が待ち受けていた…。   以上


んな読んでも、ほとんど役には立ちません。アベンジャーズ以外は、敵!!ということがキモ。右も左もみんな敵っすよ。さあ、どうしましょ!なんですが、ここはお約束。安心して見てられます。レッドフォードもすっかり悪人顔になったもんだ!

なんだろうなあ~。こういった類は、楽しんで見るのが一番な気がするんですが、とにかくまじめか!って言いたくなるくらい硬い気がします。役柄上、やむを得ないのかもしれませんが、見終わった後、やけに疲れる。もうちょっと気分を高揚させてもらいたいなあ~というのが、率直な感想でした。いや、つまんなくはないのですが。

やっぱ一番受けたのは、このポスター!うまいわあ。



モンテ限定じゃないのね。

◎◎◎●

「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」

監督 アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ
出演 クリス・エバンスス スカーレット・ヨハンソン セバスチャン・スタンバッキー・バーンズ アンソニー・マッキー コビー・スマルダー


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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アメコミは大変 (kon)
2014-05-07 13:52:12
私も前作の古きよきアメリカ編が好きだったので、現代で普通に馴染むキャップに拍子抜け。
『アベンジャーズ』続編に向け見ていますが、それぞれのシーンが何の誰だかわからなくなってきた…。
今作で一番強いのは、ニック・フューリーの車ではないかなあ。
次はイケメン増加でうれしい (風子)
2014-05-08 16:29:08
おまけ映像には、トーマス・クレッチマンにアーロン・テイラー=ジョンソンですからね。
楽しみです。
こんにちは (ナドレック)
2014-05-08 20:16:40
>70年のギャップみたいな面白さ、とんちんかんさなんかがもっと見たかったかも。

そういう方向も面白かったかもしれませんね。
公民権運動前の意識しかないキャップが「黒人と共闘できるか!」とファルコンを拒絶したり、ゲイの存在に悶絶したりした挙句、最後にようやく握手する『夜の大捜査線』路線ができたかも:-)
>konさま (sakurai)
2014-05-13 14:51:34
そうなんですよ。
70年の時を超えて・・・ったら、そのギャップとかいろいろあると思うんですが、あれじゃあ、はるばる過去から来たんだという設定が、生きてないような気がしました。
普通に、今を生きるヒーローで、十分みたいな。
これかいろいろあるのかもしれませんがね。
>風子さま (sakurai)
2014-05-13 14:52:50
いやいや、そこに気づかなかった。
本編みて、どっと疲れたです。あたしゃ、何見てたんだ!!自分の喝!です。
>ナドレックさま (sakurai)
2014-05-13 14:54:03
言いたいこと、言わなきゃなんないこともよーくわかるんですが、とにかくアクション超大作にしちゃ、硬いなあ~という印象でした。
キャップのキャラも関係するかな。
こんばんは (はらやん)
2014-05-17 23:19:33
sakuraiさん、こんばんは!

「アメイジング・スパイダーマン」を個人的には受け付けないのですが、それはピーターがグダグタ優柔不断だから。
キャップのぶれなさ感はヒーローものとして観ていて安心します。
>はらやんさま (sakurai)
2014-05-20 20:17:46
いろんなヒーローがいるもんですね。改めて見ると。
キャップのぶれなさは、本当に魅力です。それを倍増させてるのが、クリスなんでしょうね。
70年? (hori109)
2014-05-29 20:41:24
「音楽についてはこれだけ聴いてればいいから」
とマービン・ゲイのトラブルマンをすすめるあたりの
おしゃれさはいい感じでした。
黒人パワーが当時とは段違いであることの説明にも
なってます。
こんばんは。 (ヒロ之)
2014-09-22 02:09:08
このパロディ的なポスター面白いですね(笑)
自分、前作イマイチだったんですけど、今回は面白く観れました。
キャプテンだけじゃなく他にも活躍する人間が多くいたのが良かったのかも。
ファルコンみたく空を自由に飛びたいな~。

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