迷宮映画館

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ヨーロッパ映画のちょっとだけ古い奴

2011年08月05日 | 映画  夜話
クラシック。。。と言うほどでもないけど、ちょっと古い・・と言うラインナップを並べてみました。

『デリカテッセン』

私の大好きなジャン=ピエール・ジュネの初長編作品。

91年の作品なのだが、何気に今日的かも。
核戦争後の荒廃した世界で、不気味に営業している肉屋さん。
この映画ではじめてドミニク・ピノンを知ったが、この独特さはちょっとないなああ。

やけに見たくなった。。。





『カストラート』

いわゆる男性のソプラノ歌手。その昔、実際にいたカストラート歌手の生涯を追ったものだが、人間ってのは、なんと貪欲なのか!と言うことを思い知った作品だった。
どうしても綺麗なボーイソプラノを残すためにどんなことをしたのか・・・。
出世のために宦官になること、美しいものを残すために去勢すること。どっちも金かな~。






『ペレ』

ピレ・アウグスト2連チャン。
87年の作品。スウェーデンの貧乏親子がデンマークに移民として移住するが、辛酸と言うか、とことんの貧しさと言うか、とにかくこれでもか!これでもか!と悲惨な目に遇う。
マックス・フォン・シドーが年老いた父親を演じるが、これがまたお見事。
あたしゃ、このマックスが一番だなあ。






『愛の風景』

『ペレ』で、アウグストの名前をインプットした後に、次は3時間の大作。
自分の親の愛憎劇、波乱万丈の物語を描いたもんだが、世の中の評判はいまいちらしい。
アタシはとっても好きだったけどなあ。
自分の妻がヒロイン。素晴らしい女優だなあと強く印象付けられたのだが、次にお目にかかったのは、なんと「スター・ウォーズ エピソード1」!!
アナキンの母になってた!!!


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