斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

エコライフとフットパス

2017-09-23 23:58:36 | 自然と遊ぶ
《第26回全道フットパスの集いin ニセコ》が9月23日(土)に開催されました。
明日24日(日)も開催されます。
23日のコースは「文学歴史の散歩道コース」と「紅葉探索林道コース」の
2つあり、私は「文学歴史の散歩道コース」約11キロに参加しました。






ニセコに住んでいても普段なかなか行かれない散歩道を通って、王子
第1発電所を見学しました。この発電所1か所でニセコ町の総電力使用量を
有に超える電力が作られています。第2発電所と合わせると、ニセコ町の
全消費電力の1.8倍の発電量があります。
清流日本一に10数回輝く尻別川に100年以上の歴史を刻む王子発電所は
まさに日本の自然エネルギーの代表ともいえます。



この後、有島武郎の小説「親子」に登場する急な「親子坂」を通って有島
記念館へ。さらに、カシュンベツ川沿いの遊歩道を通って有島記念館に戻り、
町民センターへ帰る。はずでした。が、私は9キロ地点を過ぎ、遊歩道を
歩き終えた所で、急に両足のふくらはぎに違和感があり、宮山の麓の
「宮山の小径」にあるベンチで休憩を取り、責任者に連絡を取りました。
このまま歩きつづけたら、足が攣ってしまいそうで、歩くのを止めることに
しました。あとたった2キロを残して。これは私とって一大決心でした。

ニセコの救急体制は素晴らしい!!! 
なんと連絡を取った3~4分後にニセコ町の担当課長がニセコ町の車で迎えに
来てくれました。このチームワークの良さ。ニセコ町のいざという時の救急
体制の素晴らしを実感しました。本当に素晴らしい。体験して良かった!
みなさん、ニセコ町に安心して来て下さい。あなたの“いざ”という時に
的確に対応して“安心”を与えてくれる、それがニセコ町です。

 トークショウ

16:30から町民センターで「エコライフとフットパス」と題して
小川巌先生と作家の谷村志穂さんのトークセッションが行われました。
「エコライフ」とは何か、北大で生態学を専攻した谷村さんは:
「ぜんぶが繋がっているのがecology, すべてが愛おしくなる」
「究極のエコツアーがフットパス」と結びました。



谷村さんが8月20日に発行した医療小説「移植医たち」、序章1ページを読んで、
衝撃が走りました。すごい小説です。最先端医療の現場を描く。
誰もが知っておくべきことがここに書かれているように感じます。