斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

感動の一言です!

2020-02-14 01:07:49 | 社会教育
「高校生・アジアの架け橋養成事業」報告会が2月12日(水)ニセコ高校
体育館で行われました。発表者は札幌、登別、帯広、ニセコの高校生
4人が昨年の夏にカンボジアで現地研修に参加した成果を報告しました。
パワーポイントを使って発表が大変よく整理されていました。
4人はそれぞれカンボジアの別な場所に参加して各生徒が研修した場所の
発表を行ないました。


カンボジアの歴史、特にポルポト政権下でのジェノサイド、40年余り前の
1965年~1975年のベトナム戦争時代、4年間に170万人、国民の3人に
1人が殺害されたこと。トゥールスレン収容所はドイツのアウシュビッツ
収容所にも匹敵する虐殺の歴史を伝え、1978年から始まった地雷の撤去が
終わるのは2025年までかかると言われています。

このカンボジアの現実を戦争とは無縁の時代に日本で生まれ育った高校生
たちにはどのように映ったか、高校生の発表の中にその受け止めた思いが
伝わってきて胸を打たれました。本当に深く“感動!”しました。
そしてこう言っています。
何もしなかったら、何もないことになる。忘れられてしまう。
伝えつづけること
。」
これは非常に深い意味を含んでいます。
「今、学校では教師が足りない、教師が殺されてしまったから」
「私たちにできること」「小さいことから国際協力につながると思う。
例えば募金活動、ごみの分別、レジ袋を使わない、ごはんを残さないで
ちゃんと食べる、自分の学校で使わなくなった文房具を集めて送る。
―みんなで集めればたくさんの数になる。」

もっとたくさんの人たちにこの発表を聞いて欲しいと思っています。
同時に一人でも多くの子どもたちがこうした体験を積んで欲しいと願わずに
いられません。なぜか発表を思い出すと感動の涙が溢れてきます。

画像は本人の許可を得て掲載しています。


JMAS(Japan Mine Action Service) ジェーマス 日本地雷処理を支援する会
2002年から地雷不発弾処理を行なっているNOP法人



「第7期ニセコ町社会教育中期計画」の策定を答申しました

2020-02-05 23:59:30 | 社会教育
ニセコ町社会教育委員会議は2019年7月17日に教育長より諮問され
ていた「第7期ニセコ町社会教育中期計画」の策定を答申しました。

昨年7月から今年1月まで6回のワークショップを開催しニセコ町の
社会教育行政の在り方について協議してきました。
この度その結果がまとまり教委長に答申しました。

社会教育は生涯教育であり生まれてからその天寿を全うするまで学校教育
期間も含めて生涯に渡って私たちと関わって来る問題です。人間が社会の中
で生きて行く上で生涯教育の必要性ますます高まって行くと思います。
近年急速に進む少子高齢化社会の中でさらに社会教育を発展させることが
重要になってくると思います。