斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

第2回 みんなの集い-ニセコ自然公園の建設規制-

2012-07-22 23:05:01 | 地域活動
7月22日(日)第2回「ニセコ公園の建設規制緩和を考える」
みんなの集いに参加しました。

お話は早稲田大学大学院教授 畠山武道氏で
『自然公園法における法の精神について』でした。

ニセコの自然公園地区内でのコンドミニアム等の
建設規制緩和に向けた協議が倶知安町・観光協会ひらふ支部・
後志総合振興局の3者で行われて来ました。

公園地区内での建設規制緩和は素晴らしい自然と景観に
どのような影響を及ぼすのか?
規制緩和は雇用拡大など地元の経済活性化に本当につながるのか。

5月27日に開かれた第1回目の「集い」に私も参加しました。
建設規制緩和に賛成の人、反対の人、もっと勉強したいという人が
活発に意見を出し合い、真剣に話し合いました。

畠山先生は「比羅夫地区における規制基準の緩和に大義はあるか」
とした上で、「(比羅夫地域)は開発を誘導すべき地域ではない」
こと、この規制緩和は全くの法律違反であると結論づけています。

このニセコ自然公園の建設規制緩和がもし認められることになれば
隣接するニセコ町にも将来的影響が懸念されます。
「対岸の火事」と見ることはできないと思います。

私もこの自然公園法の規制緩和問題に関心を持って
見守って行きたいと思っています。



 

マックス・ヴェーバー 「職業としての政治」

2012-07-22 21:10:37 | 議員活動
「善からは善のみが生ずるといまだに信じている者がいるとすれば、
それこそ政治のイロハもわきまえない『政治的未熟児』である。

指導者のよき動機もしばしばその仲間の、あるいは部下の余りに
人間的な動機によって裏切られるというのが、政治の現実である。

「政治にタッチする人間は、権力の中に身をひそめている悪魔の
力と手を結ぶもの」である。
しかもこの悪魔は恐ろしくしつこく老獪である。

「もし行為者にこれが見抜けないなら、その行為だけでなく、
内面的には行為者自身の上にも、当人を無惨に滅ぼしてしまう
ような結果を招いてしまう」。

可測、不可測の一切の結果に対する責任を一身に引き受け、
道徳的に挫けない人間、政治の倫理がしょせん悪をなす倫理
であることを痛切に感じながら、「それにもかかわらず!」
と言い切る自信のある人間だけが、政治への「天職」を持つ ―

心情倫理:自分が正しいと信じるままに行動するのか、
責任倫理:結果への責任を重んじて行動するのか ―。
この二つは絶対的な対立ではなく、むしろ両々相俟って
「政治への天職をもちうる真の人間をつくり出すのである」

〈マックス・ヴェーバー 「職業としての政治」から一部抜粋〉

このヴェーバーの言葉を何度、いや何十回読み返したことか。
「それにもかかわらず!」と言い切れない自分自身に“政治”
への葛藤がある。

「職業としての政治」の訳者、脇 圭平氏は最後にこう結んでいる。
「(ヴェーバーの)『政治と倫理』に関する問題提起・・・・
20世紀政治学の古典として、「君主論」と比べられるこの本を
これから政治学を学ぼうとされる若い方々だけでなく、現に政治を
本業とされている「政治家」の方々にも、「君主論」と並べて読ん
でいただければと願っている。」と。

1919年1月ミュンヘンでおこなったヴェ―バーの講演は100年近く
経った現在も何ら変わることなく「政治」というものの真髄を
実に適切に語っているように思う。

フットパス祭 in ニセコに参加して

2012-07-21 22:29:20 | サークル活動
フットパス祭 in ニセコが7月21日(土)開催され
久しぶりに参加しました。

13:00過ぎニセコ駅前綺羅乃湯を出発「文学歴史の散歩道」
10.6kmのコースを15:30までにゴールの町民センターに向けて
歩きました。

フットパスに参加していつも思うことは歩く速度が早過ぎる
ことです。ただひたすらゴールに向かって歩きつづけます。
もっとゆっくり途中の景色や樹木・草花の種類や名前、
鳥などを見て楽しみながら歩きたいものです。

今日のフットパスは大変ラッキーでした。
私はいつもながら一番最後になりました。
私のフットパスの歩き方と同じ想いで「早すぎる、早すぎる」
と言いながら、途中目にする草花や鳥を次々説明してくれる
お二人の方々とご一緒しました。
私はその名前を懸命にメモして歩きました。
何とその方々は石弘之先生と小川巌先生でした。
石弘之先生は国際環境学の世界的権威として著名な方です。
今日のシンポジウムで講演されました。
石弘之先生を知ったのは12年ほど前、聴講した大学の哲学の
講義で田中教授が学生に石先生の書かれた「地球環境報告」を
推薦書として一番に紹介し読んだ記憶があります。
小川巌先生は現在酪農大学教授で専門は動物生態学、
環境動物学等です。

みんなの列から大幅に遅れをとった3人ですが、
途中有島記念館前でトイレ休憩があり、小川先生のお誘いで
石先生は有島記念館が初めてとのことでフットパスの一行と
分かれて有島記念館を見学することにしました。
私はニセコに移り住んでからこの6年間に何十回も通った
記念館ですが、一緒に同行させていただきました。

石先生は有島武郎の思想・精神に大変感銘を受けられた
ご様子でした。広大な記念館周辺の公園敷地もその素晴らしさを
実感された様子でした。
天候にも恵まれフットパス日和の今日一日でした。

この後につづく石先生のシンポジウム、“人類はなぜ2本足で
歩き始めたか”、地球上に人類が発生した歴史から始まり、
フットパス発祥の地イギリスの“歩く権利”についてその歴史を
たどりながら世界の有名なフットパスのルートを紹介、ちなみに
アメリカではフットパスとは言わずtrail=トレイルと言うそうです。

このあとの片山健也ニセコ町長、若見雅明黒松内町長、
小川巌氏の鼎談はフットパスの推進について今後の計画や問題点
などが話合われ興味ある内容でした。

交流会ははニセコ加工研究会“じゅうごばあ”が準備したお料理が
大変好評でした。たくさんの方々とお料理を楽しみながら交流が
できました。

明日22日(日)は蘭越町民センターらぶちゃんホールで14:00~
15:30まで石弘之先生の~防災講演会~『災害の歴史から学ぶ』が
あります。

6月定例議会一般質問への答弁内容の公表

2012-07-17 22:54:58 | 議会・議員
6月定例議会での私の一般質問への答弁内容は議会で
指名された議員の会議録署名がされなければ公表しては
いけないことになっています。
恐らく約1か月以上後の8月になるのではないかと思います。

今回の答弁内容の感触のみ述べさせていただきます。

昨年6月の定例議会以来、
●「原発」に関する一般質問への町長の姿勢に“進化”は
見られません。首長としての“信念”を確り示して
いただきたいと思います。
●「子育て環境を日本一にしたい」という理想は大変結構
ですが、現実に対する認識の錯誤があります。
●「情報共有の基本原則」については昨年の12月議会から
連続3回同じ質問が行われていますが、不適切な答弁と
言わざるを得ない内容です。
これに関しては「まちづくり基本条例」策定に関わった
専門家の方々のご意見を順次伺っていきたいと思います。

町長の町政への展望が見えないのが現実です。
理想と現実の格差の大きさを感じます。

議員報酬は公費か

2012-07-12 21:52:35 | 議会・議員
議員報酬は各自治体で報酬額を決めて支給されます。
議員報酬は公費かとの問いに“Yes!”であることは間違い
ないと思います。公費として支給された議員報酬は一旦渡
されると議員個人の所得でありその使い途は何に使おうが
自由であるとの考え方が一般的のようです。
本町の議会議員は毎月の議員報酬支給額から所得税と
議員会費が控除されます。
議員会費は議員個人で納めるものだから“何に使おうが
かまわない”、“町からもらっているお金ではない”
だから公費ではないとしています。

「ニセコ町議会議員会会則」には
(目的)第2条 本会は会員相互の親睦融和を図ることを
目的とするほか、議員の研修及び町政の調査研究等の事業を行う。
第2条の事業を行うために要する経費については、ニセコ町
議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例第5条を
準用して支給することができる。 とあります。

私は各議員の報酬の使い途についてあれこれ言うつもりは
全くありません。「会員相互の親睦融和を図ることを目的」
に年数回行われる議員会の席に札幌から“コンパニオン”を
呼ぶことが“慣例”としていることです。この費用は“長”
役職の4~5人(議員10名の半数)のご祝儀からでている
ので“公費ではない”とのことです。

議員の長の“ご祝儀”の慣習は議会の昔からの風習の
ようです。私は僅か10人ほどの議員の懇親会に
″コンパニオン”が果たして必要なのか。札幌から呼ぶ
必要があるのか、どうしてもお酌が必要な場合には地元の
人を頼んではと思っています。

また日帰りできる範囲にある当地で札幌市の“すすきの”
繁華(飲み屋)街に宿泊し意見交換会にコンパニオンを
呼び飲み歩くのでしょうか。
個人として飲み歩くのは自由と思いますが、議員会の活動と
するのは疑問に思います。
今年の研修は「アサヒビール工場」見学と「北海道議会」の
訪問でした。

私は以前ブログで“絶滅危惧種”でこの議員報酬のことを
取り上げました。
事務局からこの“絶滅危惧種”、“匿名電話”、
“平成24年第5回ニセコ町議会臨時会”の3つがコピーされ
全議員に配布されました。
事務局から「議員会費は公費ではない」のでブログで訂正を
求められ、また半数の議員から直接私にこの“ウソ”を訂正
するブログを発信するように言われました。
議員会費は“町からもらっていないから公費ではない”
ことを公表し、間違いを訂正するように言われています。
もし訂正しなければ、議長から7月23日の臨時議会で
「問責決議案」を提出すると言われました。
「問責決議案」とは?!

私は“ウソ”をついているつもりは全くありませんし、
これについて謝罪するつもりもありません。

「議員の品格」を議会で議論することは議会改革への一歩と
考えています。「改革」に痛みを伴うのは避けられないこと
と考えています。