12月2日のこの投稿に、会員の哲さんから誤記がある、ブログでも訂正版を出すようにとご指導を受けました。
童話と童謡をまちがえていました。指摘されて私は「動揺」しました。
でも、ご指摘には感謝しています。ありがとうございました。
長瀞小の子どもたちの愛唱歌「もんぺの子供」
「思ひついた 時々、子供の真似をして みよう。童話 習作」と、市販されている日記帳のとびらに書いた。国分一太郎ははじめは童謡(訂正→童話)を書こうとしていた。しかし、童謡(訂正→童話)は途中でほとんど書かなくなり、日記帳には童謡が書きつづけられた。「童謡・習作」ノートとなった。そこには、258篇もの童謡が書かれていた。
今回、それを『国分一太郎童謡集』として編集した。この童謡の創作過程は、本書の二部で「『童謡』創作に力を注いだ その背景と影響」でもくわしくふれたように、国分一太郎の教育実践おおきな影響をあてえた。
このあと、国分一太郎は、学級文集を「もんぺの子」「もんぺの弟」と題して発行していくことになる。
それは、若い国分一太郎が村の子どもたちをどのように育てていったらよいか、自身の教育論を創造していった過程であるといってよい。
童謡集のなかでも、記憶にとどめてほしいのが「78 もんぺの子供」である。「もんぺの弟」2号に掲載されて、長瀞小学校の子どもたちに歌い継がれたという。
78 もんぺの子供
雪だ もんぺだ
みんな はけ
もんぺはく子は
寒くない
きりり しめでだ
むすんでだ
もんぺはく子は
しまりよい
雪だ 吹雪だ
雪みちを
学校へ いく子の
行列だ
小さい方から
ならんでだ
もんぺ はく子は
げんきよい。
「北方文選」20号 昭8・2
童話と童謡をまちがえていました。指摘されて私は「動揺」しました。
でも、ご指摘には感謝しています。ありがとうございました。
長瀞小の子どもたちの愛唱歌「もんぺの子供」
「思ひついた 時々、子供の真似をして みよう。童話 習作」と、市販されている日記帳のとびらに書いた。国分一太郎ははじめは童謡(訂正→童話)を書こうとしていた。しかし、童謡(訂正→童話)は途中でほとんど書かなくなり、日記帳には童謡が書きつづけられた。「童謡・習作」ノートとなった。そこには、258篇もの童謡が書かれていた。
今回、それを『国分一太郎童謡集』として編集した。この童謡の創作過程は、本書の二部で「『童謡』創作に力を注いだ その背景と影響」でもくわしくふれたように、国分一太郎の教育実践おおきな影響をあてえた。
このあと、国分一太郎は、学級文集を「もんぺの子」「もんぺの弟」と題して発行していくことになる。
それは、若い国分一太郎が村の子どもたちをどのように育てていったらよいか、自身の教育論を創造していった過程であるといってよい。
童謡集のなかでも、記憶にとどめてほしいのが「78 もんぺの子供」である。「もんぺの弟」2号に掲載されて、長瀞小学校の子どもたちに歌い継がれたという。
78 もんぺの子供
雪だ もんぺだ
みんな はけ
もんぺはく子は
寒くない
きりり しめでだ
むすんでだ
もんぺはく子は
しまりよい
雪だ 吹雪だ
雪みちを
学校へ いく子の
行列だ
小さい方から
ならんでだ
もんぺ はく子は
げんきよい。
「北方文選」20号 昭8・2