のんびり主婦のPCライフ

黒柴「ころたん」の平凡な暮らしと、
散歩と読書の記録です。

みんな同じ

2015-12-02 | 黒柴ころたん


12月に入り、ますます冷え込みが厳しくなってきました。
夜のシッコのお供が辛いところです。
そんな寒い夜も、ころたんは夜中に起きて、
元気に部屋を歩き回っています。



私は横になりながら、iPadで老犬ブログをチェック。
ころたんより年上のワンちゃんが、頑張っています。
みんな同じ。
夜中に歩き回るのも一緒。
夜中にシッコに連れ出すのも一緒。
飼主さんも、みな努力をされていて、
とても勉強になります。



夕べのころたんは、
9時の散歩後、室内を2時間も元気に歩き、
11時にもう一度散歩に行った後、
私の布団の下の方で、行き倒れたように就寝。
そして、なんと朝8時まで熟睡。
私も何ヶ月ぶりかで、
こんなにまとめて寝ることができました。
目ざめたら、私の目の前にころたんの顔。
いつの間に? 
全然気づかなかった…

ふむふむ。
気のすむまで歩けば、こんなに寝てくれるのか?


ラプラスの魔女 / 東野圭吾

2015-12-02 | 読書
 角川書店 2015/05/15

元警察官の武尾は、天才脳科学者を父に持つ羽原円華という若い女性の警護をするうちに、円華の特殊な能力に気付く。そんな時、北陸の温泉で、硫化水素による中毒死事故が発生する。亡くなったのは映像プロデューサーだが、刑事・中岡は、年若い後妻を疑う。火山ガスの調査をするために、地球化学の研究者・青江はその場所を訪れ、不思議な行動をする女性を目撃する。その後、北海道の温泉地で、売れない俳優が硫化水素の中毒で死亡するという事故が起き、再び調査に出向いた青江は、若い女性に出会う。両方で目撃された女性は、失踪した円華だった。彼女は、何かを知っている。硫化水素の事故に疑問を持ち始めた青江は、被害者の二人の共通点を発見する。それは、二人と接点のある映画監督・甘粕才生という人物が、家族を硫化水素事故で亡くしていたことだった。二人の事故の真相は? 円華はどう関わっているのか?

東野さんの作家デビュー30周年、80作目となる作品です。多くの作品を書いていても、また新しいストーリーを発表できるとは、東野さんの発想力と着眼点はどれほどでしょうか。タイトルのラプラスとはフランスの数学者の名前だそうです。彼のたてた仮説が反映されていて、少し難しい部分もありますが、面白い作品でした。(2015/11読了)