のんびり主婦のPCライフ

黒柴「ころたん」の平凡な暮らしと、
散歩と読書の記録です。

年末のご挨拶

2015-12-29 | 黒柴ころたん


2015年もあと僅かになりました。
今年もお付き合いくださり、ありがとうございました。
昨年に引き続き、ころたんの体調に一喜一憂した一年でしたが、
こうして無事に生活できていることを、
本当に嬉しく思います。

何かの問題が解決すれば、また何かが始まる、
そんな繰り返しですが、
その都度、対処していけば良いのですね。

とりあえず今の問題点は…
「ウンは明るいうちに!!」
最近、深夜にするというサイクルになっていて、
午前2時とか3時なんて、暗いし、寒いし、
なんとかしたいね、頑張ろう~




のんびり、ゆっくりのころたんと私ですが、
来年も、どうぞよろしくお願いします。

皆様、よいお年をお迎え下さいね。


2015 通院納め

2015-12-27 | 黒柴ころたん


今日は、ころたんの2015年最後の通院日。
まずは、途中の公園で散歩して…



風は冷たいけれど、空が青くて気持ちがいいね。



最近、ころたんの歩く姿勢が変わったように思います。



少し前までは、うな垂れてばかりだったのに、
首を上げている時間が増えたような?
調子が良いからだといいな~



だんだん、こうなってしまいますが、
まあ良しとしましょう。



『あーぁ、またコレだよ…』



いつも通り、関節のための注射を2本。
お薬をもらって終了です。

数えてみたら、今年の通院日数は、28日!
(来年の動物保険の保険料が上がっちゃうなぁ)
病院は、悲喜こもごもだけれど、
うまく付き合っていきたいものです。


蘇生 / 五十嵐貴久

2015-12-27 | 読書
 PHP研究所 2015/09/25

福島の海沿いの町で暮らしていた小学校5年生の仲良し6人組は、東日本大震災で家族を失い、それぞれを受け入れてくれる場所へと引越していった。中学3年生になったある日、葉月という明るく元気だった女子が自殺したという知らせを受ける。真面目なセータ、サッカー少年タクト、お笑い系のヤッシーの男子3人、しっかり者の真帆と子供っぽかった結菜は、担任のチャコ先生と待ち合わせ、葉月が身を投げた北海道の田舎町へと向かう。その帰り道、先生の運転する車が渡っていた橋が崩れ、川に落ちてしまった。意識のない先生を残し、町まで助けを呼びに行きたいが、人通りのない国道を行くと150キロ、原生林を突っ切れば40キロという状況の中、5人は森を選択して進む。原生林を彷徨いながら、それぞれが震災後に体験してきた秘密を告白することになる。

原生林を選んだことや、アクシデント時の判断によって、命の危険を実感することになる5人。そんな極限状態での告白が悲しいです。自分の思いを吐き出した子供たちは、生きることを改めて強く願います。実際に、震災の被害を受けた子供たちの苦悩を想像すると、やりきれない気持ちになりました。年月が過ぎると思い出すことが少なくなりますが、忘れてはいけませんね。(2015/12読了)


我が家のヒミツ / 奥田英朗

2015-12-27 | 読書
 集英社 2015/09/30

『虫歯とピアニスト』  敦美が働く歯科医院に、ピアニストの大西文雄が、治療に訪れた。敦美は大西の大ファンで親しくなり、悩みを打ち明ける。返ってきた答えは…
『正雄の秋』  53歳で同期のライバル河島との昇進レースに敗れた正雄は、相手に「おめでとう」と、どうしても言えない。
『アンナの十二月』  16歳になったアンナは、自分には実の父親がいることを教えられる。母から居場所を聞いて会いに行くと、実父は裕福な著名人だった。
『手紙に乗せて』  母が急逝し、実家に戻った亨。妹とともに、憔悴しきった父を心配する。そんな時、父と同じ年の職場の上司が、自分と同じだと相談に乗ってくれた。
『妊婦と隣人』  出産間近の葉子は、産休で家にいるようになったが、隣に越してきた男女が気になって仕方がない。昼間は一切外出せず、夜中に動き出す隣人の正体は?
『妻と選挙』  ロハスやマラソンにはまった経験がある妻が、今度は市議会議員選挙に立候補すると言い出した。夫の大塚は作家で、最近仕事が減っている。妻の苦しい選挙戦を見て、応援演説を始めると…
「家日和」「我が家の問題」に続く、家族を描いた短編集。

どこの家庭にも何かしらの問題や秘密がありますが、それを乗り越えていく家族が素敵です。「プランAしかない人生は苦しいと思う。プランBやCを楽しく生きればいい。そう思いませんか?」「もう五十をすぎたんだから、いろんなことを許そうよ」「大人はいいなと思った。みんな支え合って生きている」など、すーっと心に入ってくる言葉も多く、気持ちが軽くなりました。(2015/12読了)


☆ 15歳 ☆

2015-12-24 | 黒柴ころたん


ころたんが、12月23日に無事に15歳を迎えました。
いろいろあるけど、よく頑張りました!
15歳、おめでとう♪



ご馳走やプレゼントはなく、
淡々と、普通に過したけれど、
ころたんの誕生日は、年々、感慨深い日になっています。



普通の日の積み重ねが、今は一番幸せです。
明日も明後日も、ずっとずっと、
普通の日になりますように。



『お母さん、うるさいなぁ~。もう寝るんだから…』

      いつも僕を気にかけてくれる皆さん、
      ありがとうございます。
      15歳の僕もよろしくね。  ころたんより


プラージュ / 誉田哲也

2015-12-24 | 読書
 幻冬舎 2015/09/15

アパートが火事になり住まいを失い茫然とする貴生。彼は、酔った勢いでたった一度手を出してしまった覚醒剤で逮捕され、執行猶予中だった。住所がなければ就職活動もできない。保護司に紹介されたのは、一階がカフェバーで、二階がシェアハウスになっている「プラージュ」。店主で大家の潤子の他に、3人の男性と2人の女性が住んでいる。シェアハウスには扉がなくオープンだった。住民は皆、過去に犯罪を犯し、更生の途中で、それぞれ悩みを抱えていた。一緒に住むうちに、貴生は住民の過去を知ることになる。前科者は、社会復帰ができるのだろうか。

ここに登場する前科のある人たちは、根っからの悪人ではないのですが、それでも犯罪者というレッテルは消えることはありません。それが、運が悪かったり、過剰防衛で犯した罪だとしても、犯罪者に対する社会の厳しさと、更生の難しさが現実なのだと思います。「プラージュ」は、フランス語で海辺という意味。海と陸との境界は、更生しようとする人の立つ位置でしょうか?(2015/12読了)


クルクル

2015-12-21 | 黒柴ころたん


駐車場でのころたんが、
なんだか、品があるように見える!(親ばか全開)



最近、認知症の症状のクルクル回る動作が気になるけれど、
サプリの効果が出ているようで、
頻度は減っているように思います。
それでも、部屋でクルクル活動が始まると、



たまには庭に出て、気分を変えましょう。
たっぷり歩いて…



最後にはよろけてダウン。
今日もよく頑張りました!

老犬生活、いろいろあるなぁ。
QOLを大事にして、穏やかに過したい。
ささやかだけど案外難しい、今の私の一番の願いです。


気になる!

2015-12-14 | 黒柴ころたん


部屋の隅の直角の部分が気になるころたん。
ころたん中心の試行錯誤の部屋ですが、
今度は、柵の先も気になるらしい。



『ん? んん? この先はどうなってる?』



『そっちへ行きたーい!』

最近、円を描くようにくるくる回るという
痴呆症状が出てきたころたん。
また新たな対策が必要かな。
メイベットDCという脳の健康のための、
サプリメントも始めました。
効果はいかに?


  *  *  *  *  *  *  *


12月初旬、孫のAちゃんのお遊戯会を観る前に、
蔵造りの街並みを散歩して来ました。

【小江戸川越・一番街】
鬼瓦の屋根に黒しっくいの壁と分厚い観音開きの扉。
蔵造りの建物が立ち並んでいます。
普段は観光客でいっぱいですが、
流石に朝9時前は、ゆったり時間が流れていました。

[一番街から北を見た風景]



[一番街から南を見た蔵造りの屋根]



[鐘つき通りから一番街を見る]



[蔵造り資料館前]



[横丁の蔵]



【川越のシンボル・時の鐘】
城下の頃の面影を残す時計台。
今でも1日4回、鐘の音で時を知らせてくれます。



うまく紹介できていませんが、
新しいものと古いものが調和した小江戸川越は、
趣きがあって、落ち着ける町だと思います。


ぬくぬく生活

2015-12-11 | 黒柴ころたん


師走に入り、寒暖の気温差が激しいですが、
ころたんの毎日は、ぬくぬく生活。
この気持ちよさそうな寝顔を見ているだけで、
なんだか癒されます。



先日、通販で化粧品を購入したら、
おまけに「膝掛け」が入っていました。
全く知らなかったので、得した感じ。
だけど、いつも思うのですが、
そのプレゼントの分、値引きがいいな~

これは、ころたんのブランケットにしましょう。
肌触りもよく、とっても暖かそう。
和犬に北欧柄。
あら、案外似合うのね♪



あ、寝た! おやすみ~


啼かない鳥は空に溺れる / 唯川 恵

2015-12-11 | 読書
 幻冬舎 2015/08/05

契約社員の千遥・32歳は、愛人の援助を受けてセレブな生活を送っているが、年下のフリーターの功太郎と知り合い、愛されるようになる。千遥は幼少時から母親から精神的な虐待を受けて育ち、進学を機に実家と疎遠になっているものの、今でも母親の暴言に傷ついていた。デザインの仕事をしている亜沙子は27歳。中学生のときに父親が病死し、それから母と二人で生きてきた。今は週末にランチに出掛け、母はそれをブログに綴ることを楽しみにしている。公認会計士の資格を取った功太郎なら母親も認めるだろうと結婚相手として選んだ千遥と、葛藤しながらも、母の選んだ田畑という真面目な男性と結婚することにした亜沙子。その婚約が、二組の母娘の関係を大きく変化させ、新たな問題となっていく。

唯川さんというと、恋愛小説を思い浮かべますが、この作品は全く異なっていました。母娘の関係が、極端ではあるものの息を呑むように描かれていて、娘を想う母の狂気にゾクゾクしました。ホラーのような物語のその先が気になります。引き込まれるように読みましたが、解からなかったのは、タイトルの意味です。鳥が娘で空が母であり、その逆もまた然りでしょうか? 私は母親の年齢に近いのですが、この母親たちには共感できません。反面教師にしようと思います。(2015/12読了)