角川書店・2004.2.5
池袋の繁華街にある雑居ビルで放火と思われる火事が起きた。犠牲者は、そのビルの風俗店で働くホステスや客、16人。東都タイムスの記者、美津濃まゆ子は、そこで働いていた女性たちの取材をすることになる。そこで、遺体の確認にきた一人の青年、島田と出会う。彼の婚約者陽子はその店で働いていて、火事の巻き込まれたらしい。偶然出会ったこの島田を通して、まゆ子は取材を進めていく。一方、警察では、火事のあった店の店長が殺されるという新たな事件も加わり、この火事の真相を、黒田と鳥居が追っていた。
冒頭部分から、過去に歌舞伎町で起きた火事を思い出してしまった。多くの犠牲者を出すこのような事件はなんともやりきれない。ストーリー的には、重要な位置にいる登場人物たちの行動が先に読めてしまったことが残念だった。もう少し、ラストあたりで驚かされると嬉しいのだけれど・・・(04/03/28)
池袋の繁華街にある雑居ビルで放火と思われる火事が起きた。犠牲者は、そのビルの風俗店で働くホステスや客、16人。東都タイムスの記者、美津濃まゆ子は、そこで働いていた女性たちの取材をすることになる。そこで、遺体の確認にきた一人の青年、島田と出会う。彼の婚約者陽子はその店で働いていて、火事の巻き込まれたらしい。偶然出会ったこの島田を通して、まゆ子は取材を進めていく。一方、警察では、火事のあった店の店長が殺されるという新たな事件も加わり、この火事の真相を、黒田と鳥居が追っていた。
冒頭部分から、過去に歌舞伎町で起きた火事を思い出してしまった。多くの犠牲者を出すこのような事件はなんともやりきれない。ストーリー的には、重要な位置にいる登場人物たちの行動が先に読めてしまったことが残念だった。もう少し、ラストあたりで驚かされると嬉しいのだけれど・・・(04/03/28)