大丈夫、だと思う 2007-05-31 | 黒柴ころたん 遠くで聞こえるゴロゴロゴロ。 散歩も超スピードで済ませたし、プーさんもしっかり味方につけたから、 もう何がどうなっても大丈夫さ~ 怖くなんかないぞ~
千年樹 / 荻原 浩 2007-05-29 | 読書 集英社 2007/03/30 ある地方の神社に立つくすの木は、樹齢千年といわれる巨木だった。このくすの木は「子盗りの木」と呼ばれ、子供が神隠しにあう場所とも言われていた。その大きなくすの木の前で起きたさまざまな人間模様が、現在と過去の出来事を通して語られる。 『萌芽』『瓶詰の約束』『梢の呼ぶ声』『蝉鳴くや』『夜鳴き鳥』 『郭公の巣』『バァバの石段』『落枝』 荻原さんの作品は、いつもユーモアがたっぷりなのですが、この短編集は出会いや別れの他、憎しみや絶望、命のはかなさが描かれていました。時代は変われども、人間の本質はそれほど変わらないのかも知れません。(2007/05/23読了)
夏バージョン 2007-05-28 | 黒柴ころたん 新しくオープンしたホームセンターで、 ころたんの首輪を衝動買いました。 今まで着けたことのない「黄色」です。 黒い毛に良く映えて… 夏バージョンで、good♪ 狂犬病の予防注射済票もつけましょう。 今年は、これも「黄色」。 首輪と見事にお揃いで、いい感じ。 色は「赤」「青」「黄色」を毎年繰り返しています。 忙しい朝の食卓。 ころたんも新聞を読む? そんなわけはありませんね。 ころたんの心は、フレンチトーストに釘付け。 これまた、こんがりツヤツヤの「黄色」。 うーん、見事なコーディネート?
悪人 / 吉田修一 2007-05-26 | 読書 朝日新聞社 2007/04/30 保険外交員の佳乃は「彼と会う」と言って友人たちと別れ、翌朝死体で発見された。実は「彼」などはいないし、会う約束をしていたのは、出会い系で知り合った祐一という青年だった。 その祐一は不器用で無口な青年で、女性と知り合うのはソープや出会い系サイトだったが、いつもその女性たちを真剣に愛していた。しかし、その思いは重すぎてうまくはいかなかった。佳乃の死後、知り合った光代とは互いに必要としあえたが、二人の行く先は、逃避行しか残されていなかった。 物語の前半で被害者と加害者は特定されるのですが、何故殺害したのかという動機と、犯人の心の動きが丁寧に描かれていて、420ページという長編でも一気に読んでしまいました。タイトルの「悪人」とは、いったい誰なのか… 加害者か被害者か、その家族か、彼らに関わった知人たちか? とても興味深い作品でした。(2007/05/15読了)
噛みませ~ん 2007-05-25 | 黒柴ころたん 先週、知らない男が家に来た。 そして、ボクはダイニングに閉じ込められた… その人は、小さい時に犬に噛まれてから、犬が苦手になったんだって! ふーん、ボクは人を噛んだりしないぞ~ みんなで何か話していたから、おとなしくしてやったんだ。 どうでもいいけど、ケッコンって何???
世田谷一家殺人事件 / 齊藤 寅 2007-05-21 | 読書 草思社 2006/06/28 2000年の12月30日の深夜、世田谷の宮澤さん宅で一家全員が惨殺された事件を、ジャーナリストである著者が忍耐強く追い続け、たどり着いた犯人は…。 宮澤さん夫婦と幼い二人の子供たちは、何者かの手によって無惨な姿となり発見された。現場には犯人の指紋や遺留品が多数残され、当初は犯人逮捕は難しいものではないと思われた。ところが、この非情さが怨恨であるとみた初動捜査、警察の縦割り機構、縄張り意識などにより、なかなか犯人が特定されない。 著者は、さまざまな人間から聞きえた情報により、この事件が曽根崎風俗嬢殺し(2001.12)、大分県で留学生の身元引受人が殺された事件(2002.1)、福岡一家四人殺害事件(2003.6)が基となっていたことにたどり着く。それは、外国人の犯罪集団「クリミナル・グループ」の犯行だった。 衝撃的なこの事件は、いまだに記憶に残っています。その事件の結末がこの通りであるなら、いったい何故いまだに犯人は逮捕されないのでしょう。近年、未解決のままの残虐な事件が増え続けていることが歯がゆくてなりません。安全であることに慣れてしまった日本人と、事件の解決に力を発揮できない警察に、未来はあるのでしょうか?(2007/05/08読了)
ママの友達 / 新津きよみ 2007-05-10 | 読書 光文社 2007/03/25 専業主婦の典子のもとへ、中学生の時に4人で交換していた日記が届いた。典子は30年ぶりの突然の交換日記に戸惑うなか、差出人のハセジュンが殺された。彼女の死亡日時と日記が届いた日には隔たりがあり、典子は愕然とした。当時のメンバーのアケは、シングルマザーとなり奮闘し、クミは威圧的な夫との関係に悩んでいた。典子自身も登校拒否をしている14歳の娘との関係がうまくいっていない。友人関係に原因があると思い、何とか娘と友人の話をするが、娘は言う。「ママって友達いるの?」「下の名前は?」「苗字じゃなくて、ファーストネーム」「友達っていうのかな、それ」 ハセジュンの死をきっかけに、30年ぶりに連絡を取り合った典子たちだったが… 殺人事件が起きるとミステリーと思いがちですが、本作はそうではありませんでした。45歳という年齢の女性が抱える様々な問題を通して、自分を見つめ直すという内容でした。40代は、もう若くはないけれど、まだまだ何でも出来る年齢だと思います。私も頑張ろう…(2007/05/03読了)
連休後半・退屈犬 2007-05-07 | 黒柴ころたん 今年の4連休、わが家は何処へも出かけませんでした。 というのは、連休最後の日に地区の野球大会があり、自治会の班長になっているので、応援&慰労会という忙しい予定があったから… それならばと、前々からやりたかった家の中のプチ改装をと、意気込んでフル回転! ころたんにとっては、面白くも何ともない連休になりました。 【1日目 洗面所の壁塗り】 カビが浮き出て、真っ黒になっていた壁をペイント。 前日までに壁を洗剤でよく拭いておいたので、朝からカビ止めを塗り、塗料を二度塗り。 放置時間もあるので、丸1日かかって終了。綺麗だーー。大満足。 何やら不穏な動きをする私たちを、遠くから観察。 落ち着いて昼寝もできない… 「………、まだやるの?」 【2日目 庭の草取りとガーデニング】 鬱蒼としてきた庭をサッパリさせるために、せっせと草取り。 冬場に目を楽しませてくれたビオラ類をから、サフィニアなどに植え替えました。 去年植えたクレマチスが、綺麗に咲き始めています。フェンスいっぱいにしたいな。 「……、まだやるの?」 【3日目 目隠しスクリーン】 オットの仕事がカメラマンのわが家には、撮影の機材がたくさんあり、その収納には手を焼いています。本来は床の間なのに、とんでもない使い方をしているのですが、目隠しのカーテンをスクリーンに変えてみました。 こげ茶色を選んだので、ピリッと締まって見えます。これ、正解! 【4日目 絨毯を取替える】 本来、この日が野球大会だったのに、雨のため延期となりました。 は~、なんだ、ソレ… 思い切り気が抜けましたが、今日は家族4人が家にいたので「そうだ!絨毯を替えよう!」。 家具を全部動かして、掃除をしつつ敷き替え終了。家族が4人で良かった… ころたんの抜け毛がこれから始まるので、それが悩みですが、まぁいいか! ころたんにとって、実に退屈な4日間は、こうして過ぎました。 私たちは、心地よい筋肉痛です。