香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

神去なあなあ日常

2012-09-19 20:43:51 | 本のこと
三浦しをんさんの文庫『神去なあなあ日常』

 平野勇気、18歳。高校を出たらフリーターで食って
 いこうと思っていた。でもなぜか三重県の林業の現場に放り込まれてしまいーー。
 携帯も通じない山奥!ダニやヒルの襲来!勇気は無事、一人前になれるのか……?
 四季のうつくしい神去村で、勇気と個性的な村人たちが繰り広げる騒動記!
 林業エンタテインメント小説の傑作。


三浦しをんさんの『舟を編む』は、辞書を作るという未知の世界の
お仕事の話で、とても興味深く、楽しく読んだのだけど
この本も、林業という仕事、過疎の山に伝わる言い伝えと山神様
めっちゃ面白かった
この前読んだ、原田マハさんの『生きるぼくら』の人生くん、
この小説の勇気くん、タイプは違うけど、若いっていいなと素直に思っちゃう
不器用で、ダメなところもたくさんあって、失敗も多いけど
これからドンドン世界が広がっていくんだと希望がいっぱい
気持ちのいい小説を続けて読みました


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2 コメント

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面白い! (ジュリ)
2012-09-20 16:17:24
「神去なあなあ日常」私も読みました。
面白くてあっという間に読んでしまいました。

「生きるぼくら」は読んだことがありませんが、こちらも素敵な小説なんですね。
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ジュリさん ()
2012-09-20 19:47:18
原田マハさんの小説もとってもいいですよ
わたしは、今年になってから嵌りました

「神去なあなあ日常」後日談が11月に
出るようですね
とっても楽しみです

コメント、ありがとうございます
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