ひろしま里山放浪記

自然とのふれあいなど気儘な書込み

莇ヶ岳ー弟見山 往復登山(3)  莇ヶ岳山頂迄

2014-06-30 | 日記

(つづき)

莇ヶ岳(あざみがたけ)と弟見山(おととみやま)の縦走登山は、莇ヶ岳の八合目の分岐に着きました。

右折すれば鎖場コース、直進すれば巻道の急登コースです。

 

 巻き道側への道標、下山時はこのコースを利用しました。

 

二の鎖・三の鎖の方への道標。全員スリル満点の鎖場コースを選択しました。 

 

二の鎖・三の鎖の方へ移動中、綺麗なササユリを一輪、発見しました。

 

さて、どうやって登ろうか・・・、思案中。 

 

勇気ある女性が登り始めました。 

 

 垂直にぶら下がっている長い鎖、

 

鎖が無理な場合は側道も有りました。

 

 

鎖のたもとの輪っか。鉄線の直径は10mm以上有り、切れることは有りません。 

 

二の鎖から三の鎖へ挑戦します。 

 

 

 

三の鎖への道沿いには、沢山のササユリが、今を盛りと綺麗に咲いていました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

今から、三の鎖に挑戦します。 

 

垂直の絶壁を続いて登っています。 三の鎖は2本立て。

 

見ている私も怖くてカメラを持つ手が震えていました。 

 

 上部に人がいなくなるのを待って、次々に登って行きます。 

 

 三の鎖上段側の絶壁にも挑戦。

 

 

 

三の鎖の絶壁の最上部。 

 

同絶壁の最上部と、眼下の、大谷の景色。 

 

頂上ではみんながもう登頂していました。

その途中の短い登山道にも沢山のササユリが群生していました。 

 

 

 

 

 

  

 莇ヶ岳(別名:兄見山)登頂記念撮影。

 

莇ヶ岳山頂に咲く ササユリの姿 をいくつか見て下さい。 

 

開花前 

 

 

 

 

 莇ヶ岳は昭和16年に石鎚神社奥の院として三ケ所の鎖と共に開山されたそうです。

当時建てられた山頂石碑 と 三等三角点

 

 

 

莇ヶ岳山頂石碑石鎚神社奥の院の祠を背景に、三等三角点にタッチのポーズ。 

 

 山頂付近に掲示されていた周辺の略図。

左上、3本の登山道の内、中央を歩きました。

 

莇ヶ岳の真北には、これから向かう、弟見山(おととみやま)がうっすらと見えていました。 

 

莇が岳山頂の石鎚神社奥ノ院周辺 

 

石鎚神社奥ノ院の中には蔵王権現金剛仏が祀られているそうです。

蔵王権現は修験道の主尊だとのこと。

右側の箱はメッセージノート在中。

 

(つづく)

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莇ヶ岳ー弟見山 往復登山(2)  莇ヶ岳八合目(鎖場分岐)迄

2014-06-29 | 日記

(つづき)

6月27日(金) 曇り28/22℃

今回の金曜登山は山口県周南市狩野の莇ヶ岳(あざみがたけ)と弟見山(おととみやま)の縦走登山でした。

この二つの山は兄弟と云われ、兄貴分が弟見山(1085.3m)、弟分が兄見山または莇ヶ岳(1004.2m)です。

中国自動車道筒賀PAで、車3台12名が集合しました。

狩野ICで中国道を下りて国道315号を北上、約10分で右折すると

5分で石鎚神社を通過したあと、10分で車道終点の駐車場に到着しました。

 

9時30分に駐車場を出発。 大きな谷沿いの林道を登って行きます。

 

クマ出没!!注意。 クマよけの鈴を鳴らしながら出発しました。

 

広い立派な林道です。 

 

左の山側に渓流が有りました。 

 

渓流の傍に枝先の葉っぱが白い マタタビの木 が有りました。小さな実も付いていました。

 

鬱蒼とした杉の植林地帯が見えて来ました。 

 

杉林は綺麗に整備されていました。 

 

莇ヶ岳-弟見山縦走路は県境に接していますが、

山口県側は杉林などの植林地帯が広がっていて、

島根県側はブナやミズナラなどの原生林が残っているそうです。

 

 杉など枝打ちされた枯れ枝などで?谷が埋まっていました。

 

莇ヶ岳登山口に着き、ガンバロウ コール。 

 

いきなり、急登です。 

 

 急傾斜の杉林を縫って、ジグザグに登って行きます。

 

ヤマアジサイ が咲いていました。

 

 

かなり登っても、杉林の急登は続きます。 

 

 

 

 

 真っ赤な茸、目立つが怖い。 

 

落差の有る所には木製の梯子が設置されていました。 

 

 

 

 急登が続き、小休止。

 

小休止で元気回復、再出発。

 

 塹壕のように掘り込まれた登山道に変わってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 急登は続いています。

 

なんだろうこの山野草? 

 

 一段と急になって来ました。

いい具合いに岩や、木の根が足場となっていました。

 

 

 

 

 

標識が有りましたが、全く読めません。 

 

更に登り続けます。 

 

莇ヶ岳八合目の分岐が有りました。進路を相談しています。

 

左への道は山道を登り楽に山頂へ行けます。 右へ行けば鎖場です。

全員右側の鎖場方向へ行きました。

 

(つづく)

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莇ヶ岳ー弟見山 往復登山(1)  MAP & 概要

2014-06-28 | 日記

6月27日(金) 曇り28/22℃

今回の金曜登山は山口県周南市狩野の

莇ヶ岳(あざみがたけ)と弟見山(おととみやま)を

縦走して、往復する登山でした。

この二つの山は兄弟と云われ、

兄貴分が弟見山(1085.3m)、弟分が兄見山または莇ヶ岳(1004.2m)です。

中国自動車道筒賀PAで、車3台12名が集合しました。

狩野ICで中国道を下りて国道315号を北上、約10分で右折すると

5分で石鎚神社を通過したあと、10分で車道終点の駐車場に到着しました。

駐車場から約7分程で、登山口が有り急斜面をジグザグに登って行くと

八合目の分岐に着き、鎖場コース巻道コースに分かれ、当然鎖場コースを登りました。

一の鎖は一人、二の鎖は二人、三の鎖は殆どクリアしたようです。

三の鎖を登り切るとすぐ莇ヶ岳の山頂が待っていて、

中央に 石鎚神社の奥ノ院 の祠が鎮座されていました。

山頂には 三等三角点も有り、

山頂周辺のササヤブの中には数えられない程多くのササユリ

丁度今が見頃状態で、薄紫や真っ白に咲いていました。

弟分の莇が岳から約1時間半程かけて兄貴分の弟見山に向かいました。

弟見山頂上にも三等三角点が有り、頂上付近の登山道の傍には

ササユリがずらりと並んで咲いていました。

こんなに美しいササユリが沢山咲いている光景は初めてでした。

弟見山の手前の展望台地で昼食を取りましたが、

正面に弟分の莇ヶ岳がポコンと飛び出ていて、

弟見山迄の縦走コースの稜線が全て見通せました。

下山は、鎖場以外は往路をそのまま引き返しました。

縦走路の周辺の笹薮は殆ど地元の愛山会?により刈られていましたが

刈られていない藪漕ぎ部分も有りました。ブナやミズナラの原始林も多く、

新緑の若葉がミズミズしく繁っていました。

開花時期が済んだイワカガミも二つの山の間で沢山見られました。

全員無難に登山口から駐車場迄戻りました。

駐車場で解散しましたが、帰る途中に石鎚神社に寄りました。

神社正面の石の急階段(8段)には、鉄製の太いくさりが設けられ、

この石の階段を登れば、莇ヶ岳に登ったことに値するのだそうです。

中国道、吉和SAで他の2台とも合流し、反省会?後、本解散をしました。 

 


 

莇ヶ岳-弟見山往復登山MAP 

 

 

莇ヶ岳-弟見山往復登山断面

 

6月27日の参考データ

6月27日の総歩数  : 約18300歩

 駐車場間の総歩行距離 : 約8000m

 駐車場間の総歩行時間 : 約6時間(昼食・休憩含む)

累計標高値 : 約1020m

(つづく)

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安駄山-高鉢山縦走登山(6)  下山・狩留家駅迄

2014-06-26 | 日記

(つづき)

上三田駅から安駄山を登頂し、高鉢槍まで縦走して来ました。

高鉢槍(763m)からは、360度の大パノラマが見れました。

 

山ツツジが咲いていた頂上も気持ち良かったです。 

 

南側の高鉢山へ下りて行きます。 

 

鍬?の標識には志和の小野池方面へと書かれています。分岐が有るようです。

 

 同上登山道。

 

高鉢山への縦走路、はっきりして歩きやすくなりました。 

 

大きな山ツツジの木。 

 

 岩の露出している所も有りました。

 

 

 

大きな根っこの倒木が道を塞いでいる所も。 

 

変わった幹の樹木がいくつか有りました。 

 

はっきりしないピークに着くと、 

 

案内標識があり、高鉢山北峰の山頂へ行きます。

山頂からはここまで戻り、狩留家駅へ下ります。 

 

 

 

高鉢山北峰の山頂の三等三角点(705.8m)です。 

 

頂上の標識が数個掛けられていました 

 

そろそろキノコが、方々で生え始めてきました。 

 

 高鉢山北峰でも、集合写真を撮りました。 

 

再び、分岐迄戻りました。 

 

狩留家駅へ下山開始。 

 

急こう配が続きます。 

 

倒木も乗り越えていくと 

 

綺麗に植林された杉林が続きます。 

 

 

 

 

 

 かなり下りて来たところに登山道の分岐が有りました。標準は左側(北側)から北峰へ出て

右側(南側)の登山道は南峰へ向かっているようです。

 

同上の遠景。 

 

石畳のような林道? 

 

 右上には河内神社が祀られていました。

 

民家か、畑が有ったような空き地。 

 

 

登山道の横には渓流が 流れていました。

圧力ホースが上流から湧水を引き入れていました。、

 

狩留家町の上側の林道の登山口に到着しました。 

 

広くて立派に舗装された林道でした。

林道を横断(直進)して、渓流に沿って 下りて行きます。

 

 

 

 

  

 下側の林道に出ました。

 

ここも林道を横断しました。 

 

石垣も建物も庭の樹木も立派な豪邸の前を通過しました。 

 

真っ直ぐ下りて行くとJR芸備線の踏切に到着。

踏切から狩留家駅のホームが見えて来ました。 

 

表側方面へ周り狩留家駅に到着しました。 

 

健脚組は一本列車を見送り、全員到着迄待機してくれていました。 

 

列車を待ちます。 

 

上三田駅から出発した安駄山から高鉢山ー狩留家駅迄の約12.8kmの大縦走は約3万歩以上、

のべ約8時間(休憩含む)で全員無事で完歩しました。 

 

(終了)

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安駄山-高鉢山縦走登山(5)   高鉢槍山頂迄

2014-06-25 | 日記

(つづき)

安駄山頂上での昼食後、出発前に再度記念写真を撮影しました。

 

 安駄山から次のピークの四等三角点の有る、三ツ掛山へ向かいます。 

 

 雑木林の中の落ち葉ではっきりしない道を探しながら鞍部まで下りて行きました。 

 

まもなく鞍部へ差し掛かりますが、

 

気が付いたらいつの間にか、標高560mの鞍部を通過していました。

黒白のサルノコシカケ 

 

明るい尾根道を登っています。 

 

 青空も見えて来ましたが、涼しいピークに着きました。三ツ掛山だそうです。

 

傍らの樹に黄色のテープに三角点の方向が示されていたので、その方向へ行ってみました。

 

登山道から約15m程離れた所に 三ツ掛山四等三角点(749.5m)が有りました。

 

頂上の広場で 仲間全員の到着を待ちます。

 

しばらく休憩後、高鉢槍へ向かいました。 

 

しばらく緩やかに下りたあと、

 

 

鞍部を過ぎると急登になってきました。 

 

 

 

 

頂上が近づくと、山ツツジがあちこちに咲いていました。

 

 

 

遂に今回の縦走路中で一番高く、見晴らしの良い高鉢槍の頂上(763m)に着きました。 

 

頂上から南側の山々の眺望

曽場ヶ城山-水ヶ丸山--鉾取山-洞所山

八世以山-長者山-藤ヶ丸山-呉娑々宇山?

等が見えていました。 

 

西側には、 白木山 とアンテナ塔 

 

その南側には鬼ヶ城山 が聳えていました。

 

 

長者山ー藤ヶ丸山-呉娑々山が遠くに見えて、中央にはこれから向かう 高鉢山の北峰 が見えています。 

 

高鉢山南峰-北峰- 682峰

今回は南峰には行きませんでした。

 

藤ヶ丸山(左)や、呉娑々宇山(右)などの稜線。 

 

652m峰(左端)や水ヶ丸山(中央)、手前の鉄塔は八世以山 や山陽自動車道が見えます。 

 

 小野池と、西志和農園(社会福祉施設)など

  

 小野池側

 

前安駄山-安駄山-三ツ掛山

 

安駄山の美しい斜面。

 

白木山の稜線から上中野駅-安駄山と一望できました。

 

前安駄山から安駄山、鞍部から三ツ掛山と北方向の稜線

 

前安駄山から安駄山、鞍部から三ツ掛山と北方向の稜線

 

全員高鉢槍に到着しました。 

 

全員登頂して万歳三唱し、お互い歓び会いました。 

 

この後、高鉢槍から高鉢山へ向かいます。

左から高鉢山南峰、少し低いのが高鉢山北峰。 

 

(つづく)

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