昨年7月に参議院議員選挙が行われ、間違った敵と主導権争いをした結果、結局政権与党は変わらなかった
連合では参議院選挙が行われた都度、組合員への政治アンケートを実施している。
近年の選挙では、これまでの不在者投票(今も制度としてあるが)から期日前投票が定着し、選挙のたびに期日前投票の投票者数が増加しているこれは、良いことですね~
連合の政治アンケートでも同様の傾向が出ているので間違いはないのだろ~
気になるのは、投票する候補者や政党を決めるために参考にしたのが、「労働組合役員からの働き掛け」「労働組合のチラシやビラ・機関紙」「労働組合の集会」という項目が、政見放送や候補者の演説、更にはマスコミ報道を大幅に上回り全体の80%以上になっているのに
比例代表で投票した候補者名投票の25.8%が自民党候補、政党名で投票した政党名の45.5%が自民党
あり得ない結果
でも、アンケート結果に文句を言っても仕方ない。これが、現在の労働運動の実態ではないかと
労働組合の活動は、政治活動だけではない。日常の労使における社内の取組み、組合員相互とともに勤労者相互の運動としての相互扶助、そして、自らの活動だけでは解決できない生活に関する様々なルールや制度を改善するために行う政治政策の活動
いずれも大切な活動であり、いずれも欠かすことのできない活動
一つ一つの活動それぞれが目的化されるのではなく、労働運動の目的のための手段・手法であることを再度見直していかなければいけない時期なのかな~と思う今日この頃
久しぶりの投稿となった「めざせ明るい農村」でした