都会生活のサバイバル用品としても必要です。
これまでの防災マニュアルには入っていなかったアイテムの一つがこの斧(アックス)です。
ここで強調しておきたいのですが、現在も起こりうる都市型の災害に対して、これまでの防災知識だけでは不備な面な多いのです。
たとえば、テレビなので関東大震災の時の事例を引き合いに出して防災法が語られますが、70年前と現在とでは、あまりにも状況が異なっていることを忘れてはなりません。
地震がきたら火やガスの始末をすることは当然としても、ガラスが割れたり、タイルが剥げ落ちたり、コンクリート建築が崩落したりといった具体的な状況を想定した防災知識も必要なのです。
仮にあなたの住まいが鉄筋コンクリートのマンションの最上階だとしましょう。
地震がきて、あなたはできるだけ冷静にガスの元栓を閉め、電気製品のコンセントを抜き、ストーブの火を消しました。家族に防災用品を持つように指示して、靴も履きました。貴重品もとりあえず持てるものはすべて持ちました。
そしていよいよ外へ出ようとしたとき、地震によって建物のドアが歪んでいて、いくら押してもドアが開かない・・・・・・
こんな状況に遭遇したらどうすればいいのでしょうか?
家の中にある家具や大工道具では鉄の扉はまず壊せません。鉄筋の住宅に住む人は斧を用意しておくべきなのです。
これは、仮定の話ではありません。
阪神大震災でも見聞したように、現代の建築では充分に起こりうることなのです。
斧の他にもハンマーやバール、自動車用のジャッキなどもできれば常備しておきたいものです。
玄関の空いたスペースに置いて置くだけでいいのです。斧やハンマーは金物屋さんやホームセンターで購入することができますが、スウェーデン鋼を使ったアックスなどは耐久性のある作りで、脱出から救助までいろいろなシチュエーションで使うことができます。
木造建築で、もしもの時の脱出手段がある人は、アウトドア用品と共に斧やノコギリなどを車のトランクに入れておけば、いろいろなシーンで思わぬ動きをしてくれます。
(出典 マグニチュード手帳 [最新改訂版]~地震・災害マニュアル~
より)
避難生活では寒さをしのぐために焚き火は欠かせません。人間は火を囲んでいると生きる気力が満ち溢れてくるといった効果も得られるので、動ける体力があるうちにできるだけ多くの薪を作っておきたいです。そのためにも斧は欠かせません。
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