弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

事務所開設12年目!
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【商標】隠れたあそびごころ

2019年07月31日 08時29分36秒 | 実務関係(商・不)
おはようございます!

7月つごもりです。夏ど真ん中にふさわしい青空な@湘南地方です。

さて、今日はこんな記事

(withnewsより引用)
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KIRINのロゴ、実は変わってました 麒麟のイラストを追加した理由は

テレビCMなどで見かける「KIRIN」のロゴマーク。これまでアルファベットだけだったのが、麒麟のイラストが付くようになりました。いったい何のためなのか? そもそも麒麟が社名になった由来とは? キリンホールディングスの担当者に聞きました。

(中略)
――これまでも麒麟のイラストはよく見かけましたが

CIという概念が導入されたのが1983年で、これまでは「KIRIN」ロゴがCI、聖獣麒麟はキャラクターとして位置づけられていました。
もともと従業員の間で聖獣麒麟の人気は高いのですが、改めて身近に触れる機会が増えて、愛着が増しているように感じます。

――なぜ麒麟を使うことになったのでしょうか

長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」を今年2月14日に発表したタイミングで、聖獣麒麟入りのCIを使い始めました。
新しいコーポレートスローガン「よろこびがつなぐ世界へ」を制定したのに合わせて、改めてグループの歴史をひもとき、聖獣麒麟をグループのシンボルとして「幸せを運び、よろこびと共にある」と定義し直しました。
麒麟は慶事の前触れとして姿を現すと言われており、信頼・伝統・躍動感といったキリングループのイメージをさらに強化し、「よろこび」をもたらす象徴として様々なコミュニケーション施策で活用したいと考えています。
(以下略)
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(引用終わり)

確かに、以前は使われなかった(気がする)ソフトドリンクにも麒麟のキャラクターが使われるようになっている。
あれみるとどうしてもビールのイメージがあるからなぁ。

イメージ刷新のためとか、○○周年で、とか、色々きっかけはあるけど、
CIを変更するというのはなかなか慎重にしなければならないもの。
そんな中、永年キャラクターとして使用し続けてきた「資産」がある企業は、その資産をリファインしながら成長させていくことができる。
(ちなみにキリンホールディングス㈱の麒麟図形を含む登録商標で古いものを調べてみたら、明治40年のものがあった。実に100年以上の重み)
時代に応じたアップデートも必要だけど、普遍の旗印もまたカッコいいもので。

どちらかというと、記事の「おまけ」に書かれている“あそびごころ”のところが好き。
むかーし聞いたことがあったなあ、ともおもったけど。
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【雑記】わかりやすいのは良いけれど…

2019年07月30日 08時55分43秒 | 趣味・その他諸々の雑記
おはようございます!
夏ですね。容赦なく夏ですね、な@湘南地方です。

さて、今日は気になったこんなニュース

(朝日新聞DIGITALより引用)
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「梅田ってどこ?」で「大阪梅田駅」に改称 阪急・阪神

阪急電鉄と阪神電鉄は大阪の玄関口である「梅田駅」を「大阪梅田駅」にそれぞれ変更することを決めた。関係者によると、変更は10月1日から。外国人観光客の利用が増える中、駅が大阪市の中心部にあることをわかりやすくすることが狙いだという。阪急電鉄は同じ狙いで、京都市中心部の河原町駅についても10月から「京都河原町駅」に変更する。
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(引用終わり)

まー確かに、馴染みのない人には「梅田」「河原町」「三宮」といわれても判りにくいとは思うけど、
それが“風情”というものでもあり。

ちなみに…
「梅田」=低湿地を埋めて田畑にしたことから「埋め田」と呼ばれ、そこから転じて「梅田」になった(らしい)
「河原町」=光源氏のモデルとも言われる源融が隠棲した邸宅「河原院」に由来する(らしい)
「三宮」=生田神社(ご縁結びのいくたさん)の“三の宮”に由来する(らしい)

昔からの呼び名は大事にして欲しいな、とは思いつつ、
でも都内のメトロでも、「明治神宮前」はカッコ書きで(原宿)と付されているし。
そもそもJR、私鉄問わず駅のナンバリングがされているし…ナンバリングしてればいいんじゃない?って気もするのだけど。

あと、多分初見で判りにくいのって、
・大手町駅と東京駅(乗り換え可能)
・虎ノ門駅と霞が関駅(直結はしていないが余裕で乗り換え可能)
・永田町駅と赤坂見附駅(乗り換え可能だけど遠い)
・東京駅、京葉線とそれ以外(同じ駅名だけど下手したら800mくらい歩く)
・武蔵小杉駅、横須賀線と南武線(同じ駅名だけど下手したら400mくらい歩く)
・渋谷駅(いつ行っても判りにくい)
あたりだろうか。。

この記事を書こうと思って駅名の改称について調べていたら、
ゆりかもめの駅名が変わってたのね。「国際展示場正門」じゃなくなったんだ。知らなかった。
昔よく使っていただけに感慨深いような寂しいような。



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【自己啓発】倫理研修とかちょっとした運動とか

2019年07月29日 08時14分48秒 | 自己啓発
おはようございます!
さすがに梅雨明けしたんでしょ?でしょ? な空の@湘南地方です。

昨日は、午前中はお仕事、午後はムスメとプール。
今シーズン初プール♪
夏を待ちわびていた子供たちで溢れかえっておりました(笑)

その後、久々打ちっぱなしに行ってみたら5Iのヘッドが飛んでいくトラブル発生。
人にケガをさせなくて良かった…。

で、夜はひたすらe-ラーニング。来月倫理集合研修なので、前もって受講しておかなければならず。
これがそれなりにボリュームがありまして(だいたい映画2本分くらい)。
カタいお話をするにしても講師によって個性がでるよなー、と
内容とは異なるところに着目したり。

さあ、7月最終週。
一歩一歩進んで行きましょう。
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【生活改善】少し立て直せた

2019年07月28日 11時11分53秒 | 生活改善
おはようございます!
夏空が広がる、今朝の@湘南地方です。

今日は今日とてコブ2つきで出勤です。
いや、結構役立つコブだったりします。

昨日は強風の中久々走ってみました。
なんだろう、身体から良からぬものが流れ出ていく感じ(笑)

お陰で、夕方は身体もスッキリ、気持ちもスッキリ。
業務は…これからスッキリさせようと思いますよ。

急な気温上昇。
皆様もお気を付け下さいませ。
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【生活改善】立て直し

2019年07月27日 12時48分39秒 | 生活改善
こんにちは!
台風が近づいている…割にはまだ晴れている@湘南地方です。

さて、ここ数日やや体調が落ちていることを実感(昨日のブログもそんな感じの中身でしたね)。
昨日は本来なら夕方お客様訪問→そのまま夜会合参加、の予定でしたが、
客先訪問の時点でやや息切れ。不義理だなと思いつつ当日ドタキャンさせていただきました。
事務所に戻って最低限仕事こなして帰ろう、と思いつつ、
ほんの少しだけ仮眠しようと思い…気が付いたら日付が変わっておりました。

不摂生をしているつもりはないのですが、
やはり急に暑くなったのと、そうはいってもロクに休日もなく動き回っていたのがイカンかったかな。

ひとまず、ゆるゆると仕事を進めながら、夕方緩めに運動をして老廃物を外に出そうと思います。
…って、結局いつもの土曜日と同じか。
まあ、気持ちアクセルを緩める週末にします。
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【雑記】歳を取ったなあ~、と感じること

2019年07月26日 08時39分15秒 | 趣味・その他諸々の雑記
おはようございます!
いや、もうこれ夏でしょ!? な空模様の今朝の@湘南地方です。

そう。QNK(急に夏が来たので)、身体が追い付いていないです。
これ、たぶん歳取ったからだよなー、と思う。

もう一つ思うのが、
やたらと汗をかくようになった。

…いや、違うな。小学生の頃とかも滝のように汗をかいていたわけで。

流れる汗を気にしていなかった、というのが正直なところか。
おっさんになって、汗を「余計なもの」「はやく拭い去りたいもの」と思うようになった。

流れる汗もそのままに、
わき目も振らず一心不乱

そんな心境で、目の前の業務にあたっていきたいものです。

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【意匠】審査基準改訂の方向性

2019年07月25日 08時27分19秒 | 実務関係(特・実・意)
おはようございます!
まだ梅雨明けないのですね‥でも陽射しはもう夏のそれですけど、な@湘南地方です。

さて、今朝は標記の話題。
こちらに公開されているように、昨日産構審の意匠制度小委員会が開催されたとのことで、さっそく議事と資料がアップされている(こちら)。

ざっと資料に目を通したけど…正直(弁理士が言うな、と言われそうですが)
若干途方に暮れる感もあり。。。これ、法改正というか新法制定に近いよ。

いや、途方に暮れてる場合じゃないな。
集中して週末読み込みます。

さしあたり、審査基準のフォーマットが特実のそれに寄せるようなので、それは歓迎。
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【マネジメント】「強みを磨く」か「弱みを補う」か

2019年07月24日 08時43分55秒 | マネジメント
おはようございます!
ようやく…ようやく夏がやってくる、のでしょうか?
そろそろ本気出すぞ!というやる気が感じられる太陽が覗いている今朝の@湘南地方です。

さて、今日は雑感。
標記の件で常々思っていること。昨日お客様とのミーティングの中で得られたヒントがあったので書き留めておきたい。

強みと弱み。戦略としては「強みを活かす」というのが基本。
だが、本来的に強み/弱みは絶対的なものというよりは相対的なもの。
個別の要素間でも相対的だし、他者との関係で捉えても相対的。角度を変えればたちまち強みは弱みに、また弱みは強みに変換され得る。

だとすれば分析方法としては順番が逆で、
「私の(当社の)強みは○○だから…する」
というよりは、
「…するにあたって私の(当社の)○○は強み/弱みになる」
という考え方の方がしっくりくる。

極力シンプルに考えた方が良い。

・資源(リソース) :持っている素養・能力
・目標(ゴール)  :達成したいこと
・行動(アクション):目標達成のための取組み

仮に、保有リソースでゴールにたどり着くためのアクションが容易に実行できるなら、それはただの「作業」。
見積、つまり、保有リソースを活用して試行錯誤してゴールにたどり着けるかどうか、を測ることは大事。
現状のリソースでは辿り着けない場合に、その要因が「強みの磨き方不足」なのか「弱みの露呈によるドボン」なのか、
を見極めることが必要になってくる。

当初見積では辿り着けないとされていたゴールに、辿り着くことができるようにするための工夫が、
・リソースのグレードアップ なのか
・外部リソースの調達 なのか
・環境要因の変化 なのか
さまざまなんだと思うけど、
ここで「強みを磨く」だけしか選択肢がないのは、いかにも窮屈。
むしろ「弱み」と思っているところを、何かしらの手段でカバーしていくことを考えた方が、目標達成型の思考法としては近道なんじゃないかな、と。

一方で、何らかの機会に恵まれるためには、「強み」が目立つくらいに飛び出していないと難しい。
目標達成型の思考法の中では「強み」の発揮は自然と、それこそひょひょいとできてしまうもの。
いざ実行にあたって必要なのは、常々「弱みを補う」術を模索していること。

「強みを磨く」のは、機会獲得のためのアドバルーン的な意味合いが、ことCGM全盛の今の時代では強いのではないか?

よく「強みを磨きぬくこと」の重要性が語られることが多いけど、それだけでは不十分。
むしろ、「強みを磨く」ことを「嫌なことから逃げること」と混同しているケースもしばしば見受けられる。
何らかの一職業人であるためには、最低限のツールセットというか、期待されている見識と良識というものもある。
全てをできるようにする必要はないし、「なんでもできます」と思っているよりは自分の凹凸を知っておいた方がよいけど、
凹を凹のままにしておくことが許容されている、わけではない。
もちろん、自分一人で解決することがマストでもなく、“何らかの手段でカバー”していければ良い。

なんか最後迷子になったっぽいけど、今日はこんな感じで。
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【雑記】「人の口に戸は立てられぬ…」

2019年07月22日 12時23分35秒 | 趣味・その他諸々の雑記
こんにちは!
少し旅に出ておりました。今日から復帰です。

旅に出ている間に、よしもとの問題が急展開を迎えたり、
だいぶ前だけどNGTの問題があったり、
少し前だけどジャニーズとか能年玲奈の圧力の件があったり。

旧弊というか、“古き良き”ならぬ“古き「悪しき」”文化が露呈した感がある。

昔から「人の口に戸は立てられぬ」といったものだけど、
力で抑え込むとか、思っていることを言わせないとか、
もともと通じるはずがないものがまかり通っていた。
それは片方が拡声器を持ち、片方がマスクを被せられていたから。

時代劇ならば、黄門さまが印籠出したり仕事人に頼んだりして鬱屈を晴らしたのだろうけど。

それが、抑えつけられていた側が“黙っていない”時代になった。
トラディショナルなメディアに依らずとも、
SNSやネットTVを介して即時に発信できる。
不謹慎かもしれないが、とてもライブ感があり、ドキドキする。

と同時に、常にブレず正直に真摯に生きていなければいつ足元をすくわれるかわからない、という嘘寒さも感じる。
発信するものの責任、という側面もある。
でも、「正直に真摯にあれ」という圧力は、ときに暴走する。
本来人は多面的でブレがあって矛盾に満ちているもの。
今まさにブログを書いていても思うが、予想外の角度から監視され意見が投げられるのが今の時代。
正しさを主張するために自分を「ブレず正直に真摯なるもの」に整え続けていると、
いつか心身を病む。
他人に過度に責任を求めれば、いつかブーメランになって帰ってくる。

まして“お笑い”って、
「遊び」というか「ゆとり」というか、そんなずれを許容するから成立する分野だと思うんですけどね。
こんな話題になっちゃってる時点で、具合は良くない。

昨日まっちゃんがしゃべってたように、両者がち○び相撲して解決できれば良いのにね。
もちろん反社会的な行為があったならそこに対する禊は済ませることが前提ではあるけれど。


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【知財記事】テレビ電話で知財相談

2019年07月19日 08時26分38秒 | 知財記事コメント
おはようございます!
…梅雨、なかなか明けませんねぇ。

さて、金曜日。
今日はこんな記事

(日本経済新聞より引用)
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埼玉県産業振興公社、テレビ電話で知財相談可能に

埼玉県産業振興公社は県内企業からの知的財産に関する相談にテレビ電話で応じる仕組みを整えた。まず中小企業の経営相談室「狭山市ビジネスサポートセンターSaya-Biz(サヤビズ)」(狭山市)と、公社が運営する知的財産総合支援センター埼玉(さいたま市)をつなぎ、知財の専門家に遠隔で相談できるようにした。

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(引用終わり)

知財相談、ほんのちょいしたい場合もありますよね。
敷居を下げる、という意味では良い取り組みだと思います。

J-PlatPatの使い方とか、巷にあるツールの活用法についてであれば、
わざわざ直で面談しなくてもよいし、逆に画面共有しながらやり取りができるから優れている面すらある。

ちなみに、弊所でもSkype等を用いた遠隔地相談受け付けておりますよ(事前予約お願いしてますが)。
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