Garnetの部屋

たそがれGarnet の 独り言
(つれづれ日記より)

2012年、ターシャ・チューダーの日記帳

2011年11月19日 | 鑑賞 贈り物

先日、友人からクリスマスプレゼントを兼ねて、来年2012年の手帳を頂く。
「うわァ~もう今年も終わり~?!」ですか、、、。



Tacha Tudor 1915年 8/28~2008年 6/18
アメリカ 絵本画家、挿絵画家、園芸家、人形作家。
Diaryの見開きに ”ターシャの言葉” が書かれています。
こころに残るいくつかを Pickup してみますね。なるほどと心が休まり、勇気も湧いてきます。


* 生まれてから死ぬまで、愛を与え、与えられたいと思うのが人間です。

* ちょっと周りを見回して御覧なさい。やろうと思えばできる楽しいことが、沢山ありますよ。うかうかしていると、何もしないうちに終わってしまうわ。

* 私の人生哲学は、「世の中の憂鬱は影に過ぎない。その後ろ、手の届くところに喜びがある。喜びをつかみなさい」(フラ・ジョバンニ)

* エミリー・ディキンソンの言うように、本は、どんな船よりも様々な異国へ私たちを運んでくれる素晴らしい乗り物です。

* みんな、悲しい話、つらい話が好きだけど、この美しい世界にいられる時間は短いのよ。楽しく生きなくては、勿体ないわ。

* 昔の失敗や過ちを思い出すことがあります。そんな時は考えるのを急いでやめて、スイレンの花を思い浮かべるの。

* 何事も忍耐よ。焦らないで、ちょっと辛抱すれば、たいていのことはうまく行きますよ。

* 人は誰でも、死に向かって歩んでいるの。だから死を恐れるのではなく、日々の中にある喜びを五感で感じながら、一瞬一瞬を楽しんで生きることよ。

* みんなが本当に欲しいのは、物ではなく心の充足です。幸福になりたいというのは、心が充たされたい、ということでしょう。

* 私は、いつも家の中を花でいっぱいにするのが好きです。秋になって花が無くなったら、紅葉した枝やベリーを活けます。

* 「夢に向かって自信を持って進み、思い描いた人生を生きようと努力するなら、思わぬ成功を手にするだろう」 私の大好きなソローの言葉です。


等々、やさしく書かれています。
私の耳に、目に、生きていた時の ターシャ の声や庭を裸足で歩くその姿が思い出されます。勿論テレビを通しての、、。

2008年6/29 (日曜日)
私の日記を見ると、「hotaruさまのブログにて ”ターシャ・チューダ”の死を知る。残念!」
と書かれている。
6/18日に亡くなられていたのをこの日まで知らなかったのでした。

でも彼女は、「この世は生きている人のもの」って生前に言っていましたね。
2012年は ターシャに始まり、ターシャに終わりたいと思います。

 
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2 コメント

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Unknown (ヨッシー)
2011-11-21 07:50:32
う~ん なるほど そうねーって 感じること
一杯  

日ごろ考えられることでしょうが・・
言葉にして 字にしてみると
そうそう・・・そうだよねと

でも 実行は  やさしそうで 難しいかな
心しておきます  やがて2012年が・・

はやー 一年があっという間に過ぎますねー
光陰矢のごとし! (garnet)
2011-11-21 22:38:10
ヨッシーさま
ホントに、早い。
良い言葉を味わっている暇も
ないくらい 時 は早く過ぎますね。
 ターシャはいつも自然体。
自然の中に溶け込んで。

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