愛知県あたりでかなり前から金鵄の名前で作られていたものですが、どなたかが改名され、この名前でデビューしました。
濃い目のレモンイエローといった感じの鮮明な黄色で、数ある富貴蘭の斑入りの中でも貴重な色です。
そしてこのメリハリの利いた中透け柄もまた、富貴蘭界の貴重な柄です。
そんな凄い品種ですが、唯一玉に傷なのが、親木になると天葉が派手になり易く、
時には鎌葉と呼ばれる細く曲がった葉を出して、芯止まりになってしまうこともあります。
そんなわけで、柄の揃った株立ちを作ることは至難の技です。
もう20年近くになると思いますが、ある方とこの品種について話していた際、
「素晴らしい青光墨の変わりですよね」と言うと驚いた顔をされ、その見解は暫く他人には話さないで欲しいと言われ、
まぁ確かめたわけでもない個人的な見解でしたから、言われた通りにしてました。
色んな考え方の人がいますが、個人的にはより安価な品種からより素晴らしい品種が生まれた時ほど、より魅力的に思えます。
この品種や古都の雪がその代表格ですね。
さて十分魅力的なこの品種ですが、もう少しここがこうだったらいいのに、と思える点があります。
そしてそこを補ってくれる品種が既に存在します。
先日秋田に遊びに行った際にいただいた、秋田の『スーバー羆の光』です。
詳しくは三昧さんのブログを御覧ください。
今は超~忙しいようですから、暫く更新されてませんが、あまり止まったままになってるとあちこちから心配されますよ。
と、数日前に予約投稿してあったので、アップしてから書き足してます。三昧さん既に再開されてますね~