蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

亀金

2021年05月18日 | 富貴蘭(金牡丹・黒牡丹)


いわゆる亀谷系金牡丹です。



大型金牡丹の代表格として、絶大な人気を誇る品種ですが、私にはなかなか縁がなくて、
昨秋にやっと、TOKYO酒田のウェブショップで購入しました。


ラベルに亀谷と書いてあっても、あまりあてにならないという話をよく聞く品種ですが、
由来と前作者がはっきりしてる木なので、安心して棚入れしました。


ただ大きいだけではなくて、色艶がいいんですよね。

















手に取って眺める頻度の高い一鉢です。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シダに埋もれた金&黒牡丹

2020年12月24日 | 富貴蘭(金牡丹・黒牡丹)




6月頃に植え替えようと思って、吊り枠に入れて温室通路の足元に置いてあった鉢に生えてるシダが、
あまりにも元気に育ってたのでそのままになってました。













蘭友が「ずっとここにあるけどこれ何?」って聞くから「金牡丹の縞とか漆黒だよ」と答えると、
「またまたそんな・・・えぇ〜!!!」って驚いてました。













ちゃんと植え替えが出来てない我が家では、ミズゴケが傷んでくると当然、生育に影響が出てしまいます。


そんな中、シダがいっぱい生えた鉢は肥料不足にはなるものの、フウランが急に弱ることはありません。


シダの細かい根がぎっしりと張り巡らされて、ミズゴケが軟化するのを支えてくれているからだと思います。


ノキシノブの生えた樹上に居るフウランの根と同じような状態とも言えます。


まぁ、我が家ほど植え替えない棚はないでしょうから、何の参考にもならないでしょうけど。


画像は10月に撮ったもので、きれいに植え替えた状態も撮ってからアップしようと思ってましたが、
まだ植え替えていないので、もうアップしちゃいました。


もう、春までこのままかな。






コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さい金牡丹大きい金牡丹

2020年10月08日 | 富貴蘭(金牡丹・黒牡丹)


先月の撮影です。


世間では大型の金牡丹が人気のようですが、ひねくれ者の私は、小型の方が好きです。













縞もチラチラ










ちょっと大きめの金牡丹と比べると、こんなに違います。




やっぱり小さい方がいいなぁ。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漆黒牡丹からの金牡丹

2019年08月21日 | 富貴蘭(金牡丹・黒牡丹)



刈谷大会の会場で、何人もの方から漆黒牡丹について質問され、
中には
「○○さんが先日売った漆黒牡丹は漆黒牡丹とは思えないけど、本物ですか?」
といった困った質問もありました。

漆黒牡丹は、我が家で一番いい系統の黒牡丹に、ベタ墨が流れた状態のものを私が勝手にそう呼んでるだけですから、
他の方が同じ名前を別系統に対して使ったとしても私がとやかく言うような話ではありませんので、
私が困るような質問はしないでくださいね〜。


さて前回紹介したベッタベタの漆黒牡丹は、相変わらずベッタベタです。








最上芸の墨山みたいです。


このままベッタベタでは縞は出てこないですが、これはこれで観賞価値があるので、
このまま維持してほしいものです。


墨が減って、良い感じ〜な縞の木が今ないので、4年前のこちらの画像を見てください。

今よりずっと作がいいです。


さて後くらみの縞が派手になると金牡丹になるわけですが、この系統は金牡丹にはなりにくくて、
縞の状態をキープする性質が強いです。

また金牡丹になっても、普通の金牡丹とはちょっと違う雰囲気の金牡丹になるので、
総合的に見て、我が家で一番面白い黒牡丹です。

この木は'白金牡丹?'って顔をしてます。






















金牡丹と白牡丹と至楽の良いとこ取りみたいな雰囲気です。


しかもこの木については墨がしっかり残ってます。




少なくとも我が家の白牡丹よりは数倍魅力的です。



この白牡丹は、今年清水会長が大会に出品されてたのと同じ系統の白牡丹ですが、
あれに比べてまぁ貧相なこと。

しかもこの系統の最上柄を2度も真っ青にした実績があるものですから、
我が家の棚の白牡丹との相性の悪さは半端ないです。

この木がもしまた青くなったら、もう2度と(もうすでに四度目だけど)白牡丹は作るまいと思ってます。





コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金牡丹黄縞

2018年12月07日 | 富貴蘭(金牡丹・黒牡丹)


水やりしててシダの葉の隙間からチラリと見えた縞。








何だろ?と思ったら、金牡丹の縞でした。








本当はノキシノブだらけだったのですが、ブチブチッと引抜いてから
「あ、ブログネタにしなきゃ」と思い、戻して撮りました。


我が家では梅系と呼んでいる系統です。

植え替えを怠って根痛みしてしまい、素焼きの厚焼き鉢に植えてあったのを思い出しました。

普通の素焼きと比べると、こんだけ厚さが違います。







欅鉢の断熱鉢をヒントに、愛楽園さんに作ってもらったものです。
根傷みしたものや根の弱いものに使っていて、なかなかいい感じです。

ただ、とにかく重くて、吊り枠だったら曲がってしまいそうです。


さてこの木は根がほとんど傷んでいたため、普通に真ん中には植えずに、
鉢のへりに沿わせるように植え込みました。





すっかり存在を忘れて見てませんでしたが、それなりに順調に回復してくれたようです。

でも、またコケがボロボロになってますね。3歩進んで2歩下がったかも。







コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする